ストフェル・バンドーン










































































ストフェル・バンドーン

Stoffel Vandoorne - Malaysia GP 2017.jpg
バンドーン (2017年マレーシアGP)

基本情報
略称表記
VAN
国籍
ベルギーの旗 ベルギー
出身地
同・ウェスト=フランデレン州
コルトレイク
生年月日
(1992-03-26) 1992年3月26日(26歳)

F1での経歴
活動時期
2016,2017-2018
所属チーム
'16,'17-'18 マクラーレン
車番
2
出走回数
42 (41スタート)
タイトル
0
優勝回数
0
表彰台(3位以内)回数
0
通算獲得ポイント
26
ポールポジション
0
ファステストラップ
0
初戦
2016年バーレーンGP
最終戦
2018年アブダビGP
テンプレートを表示

ストフェル・バンドーン[1]Stoffel Vandoorne, 1992年3月26日 - )は、ベルギー出身のレーシングドライバー。


マスメディアによっては「ストッフェル・ファンドーネ(ファンドールネ)」や「ストフェル・ヴァンドールン(バンドールン)」と表記されることもある。愛称は「ストッフ[2]」。




目次






  • 1 経歴


    • 1.1 カート


    • 1.2 フォーミュラ・ルノー


    • 1.3 GP2


    • 1.4 スーパーフォーミュラ




  • 2 F1での経歴


    • 2.1 マクラーレン時代


      • 2.1.1 2014-2015年


      • 2.1.2 2016年


      • 2.1.3 2017年


      • 2.1.4 2018年






  • 3 レース戦績


    • 3.1 略歴


    • 3.2 フォーミュラ・ルノー 3.5 シリーズ


    • 3.3 GP2シリーズ


    • 3.4 スーパーフォーミュラ


    • 3.5 F1


    • 3.6 フォーミュラE




  • 4 出典


  • 5 外部リンク





経歴



カート


ベルギーのウェスト=フランデレン州コルトレイクで生まれ、6歳となった1998年からカートレースを始めた。10年後となる2008年には、ベルギーのKF2クラスでチャンピオンに輝く。翌年は、CIK-FIA ワールド・カップKF2クラスで総合2位となる。



フォーミュラ・ルノー




ストフェル・バンドーン (2013年)


2010年には、F4 ユーロカップ1.6シリーズに参戦。シングルシーターとしての一歩を踏み出した。シーズンを通じて優勝6回、表彰台圏内9回と圧倒的な速さを見せ、ルーキーながらもいきなり初タイトルを獲得する。


2011年からは、カート・モルケンズ(英語版)率いるKTRチームからユーロカップ・フォーミュラ・ルノーへ参戦する。第4戦ハンガロリンク第2レースで3位に入り、シーズン初の表彰台を獲得する。中盤戦からは毎回ポイント圏内でフィニッシュし、総合5位となる。同時期にフォーミュラ・ルノー・ノーザン・ヨーロピアン・カップにも出場する。ポールポジション3回、表彰台圏内が8回と好成績を挙げた。優勝こそならなかったが、総合順位では3位と躍進した。


2012年は、ジョセフ・カウフマン・レーシング(英語版)からの参戦が決まり、昨年在籍していたKTRチームを離れる事になった。この年はコイラネン・モータースポーツ(Koiranen Motorsport)のダニール・クビアトと共にタイトル争いを繰り広げた。優勝回数ではクビアトに敗れたものの、表彰台圏内フィニッシュの数はヴァンドールンが上回った。最終的に僅か10ポイント差でクビアトを破り、ユーロカップ・フォーミュラ・ルノーのタイトルを獲得した。同じく2年目となるフォーミュラ・ルノー・ノーザン・ヨーロピアン・カップでは、前年とは違いフル出場は無かったものの、7回の出走で5度の優勝を飾る活躍を見せる。


2013年、ヴァンドールンはフォーテック・モータースポーツ(英語版)よりフォーミュラ・ルノー3.5へ参戦を開始する。母国・ベルギーのスパ・フランコルシャンでの優勝を含む4勝(表彰台圏内10回)と安定した速さを発揮して、タイトルを獲得したケビン・マグヌッセンに次ぐ総合2位を獲得した。



GP2





2014年GP2第5戦イギリスラウンドにて。


2014年1月、ARTグランプリからGP2への参戦を発表する。開幕戦バーレーンの第1レースにおいて、いきなり優勝を果たす。シーズン後半は4戦連続でポールポジションを獲得するなど好調を維持し、最終的には優勝4回、表彰台圏内10回という速さを見せる。ランキングではルーキーイヤーにも拘らず総合2位となる。


2015年も、ARTに残留しチャンピオンシップを争うことになる[3]。チームメイトは全日本F3選手権でタイトルを獲得した松下信治[4]。11ラウンド中ポールポジション4回、21レース中優勝7回、表彰台圏内16回という成績を残し、ランキング2位のアレクサンダー・ロッシに160ポイントの大差をつけてシリーズチャンピオンを獲得した。



スーパーフォーミュラ


2016年はF1マクラーレン・ホンダのレギュラーシートが空いていない状況で進路が注目されたが、本人はレースの実戦感覚を保つことを希望し、日本のスーパーフォーミュラ(SF)にダンディライアン(ホンダエンジンユーザー)から参戦することになった[1]。予定外のF1デビュー(後述)を果たして注目される中、SFデビューとなった開幕戦鈴鹿では3位表彰台を獲得。第3戦富士ではポールポジションを獲得するもブレーキトラブルでリタイアに終わる。第5戦岡山のレース1で優勝。スーパーフォーミュラでの初勝利を飾った。最終戦鈴鹿レース2において2勝目。通算27ポイント、シリーズランキング4位でスーパーフォーミュラの活動を終えた。



F1での経歴



マクラーレン時代


2013年2月、マクラーレンの若手ドライバープログラムに加入した[5]。2014年1月には、GP2への参戦と並行してマクラーレンのリザーブドライバーに起用される[6]



2014-2015年


マクラーレンのリザーブドライバーとして活動。



2016年




F1デビュー戦となった2016年第2戦バーレーンGPにて。


前年と同様、マクラーレンのリザーブドライバーとして、開幕を迎えた。この年は、日本のスーパーフォーミュラと掛け持ちをすることとなる。


開幕戦オーストラリアGPで負傷したフェルナンド・アロンソの代役として、第2戦バーレーンGPでF1デビューを果たした。カーナンバーは「47」。スーパーフォーミュラのテストを行っていた岡山から急遽バーレーン入りしたが、予選ではチームメイトのジェンソン・バトンを上回る12番手タイムをマークした。迎えた決勝レースでも、随所にオーバーテイクを決めるなど上々の走りを見せ、見事に10位でF1初ポイントを獲得した。



2017年





2017年第10戦イギリスGPにて。


2016年9月3日、バトンに代わり2017年からレギュラードライバーに昇格することが発表された[7]。カーナンバーは2010年に、F4ユーロカップ 1.6でシングルシーターでレースをスタートしたときに最初に付けていたナンバーである「2」をつける[8]。前年よりも競争に絡めないマシンで苦戦を強いられていたが、アジアラウンドでアロンソが失速していた間、自身は入賞し獲得ポイントを一時アロンソを上回るなど、一定の結果を残してシーズンを終えた。



2018年


序盤は悪くなかったが、第5戦のリタイアをきっかけに成績が下降し始め、他チームが調子を上げてきたことや自身のマシンにトラブルが集中したこともあり、フリー走行から低迷し、決勝では一時的な入賞圏内の走行すら出来ないほど苦戦を強いられている。母国ベルギーGPでは全セッションで最下位、続くイタリアGPでも予選で最下位に終わるなど状況は好転しなかった。イタリアGPの翌日にランド・ノリスとカルロス・サインツの両氏契約の発表に伴い、2018年限りでマクラーレンを離脱することが発表された[9]。その後はメキシコGPで8位に入ったものの、アロンソに対して予選では全レースで敗れ、ポイントでも12対50と大差を付けられた。



レース戦績



略歴














































































































































































シリーズ
所属チーム
レース
勝利

PP

FL
表彰台
ポイント
順位
2010

F4 ユーロカップ1.6

オートスポーツ・アカデミー
14
5
5
4
9
151

1位
2011

ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0

KTR
14
0
0
0
1
93
5位

フォーミュラ・ルノー2.0 NEC
20
0
3
0
8
328

3位
2012
ユーロカップ・フォーミュラ・ルノー2.0
ヨセフ・カウフマン・レーシング
14
4
6
3
11
244

1位
フォーミュラ・ルノー2.0 NEC
7
5
4
5
6
176
9位
2013

フォーミュラ・ルノー3.5

フォーテック・モータースポーツ
17
4
3
2
10
214

2位
2014

GP2シリーズ

ARTグランプリ
22
4
4
3
10
229

2位

フォーミュラ1

マクラーレン・メルセデス
テストドライバー
2015
GP2シリーズ
ARTグランプリ
21
7
4
7
16
341.5

1位
フォーミュラ1

マクラーレン・ホンダ
テストドライバー
2016

スーパーフォーミュラ

ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング
9
2
1
0
3
27
4位
フォーミュラ1

マクラーレン・ホンダ・フォーミュラ1・チーム
1
0
0
0
0
1
20位
2017
20
0
0
0
0
13
16位
2018

マクラーレンF1チーム
21
0
0
0
0
12
16位
2018-19

フォーミュラE

HWA・レースラボ
1
0
0
0
0
0
16位*


  • * : 今シーズンの順位。(現時点)


フォーミュラ・ルノー 3.5 シリーズ


















































チーム
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
順位
ポイント

2013年

フォーテック・モータースポーツ

MNZ
1

1

MNZ
2
3

ALC
1
8

ALC
2
3

MON
1
9

SPA
1
13

SPA
2
1

MSC
1

1

MSC
2

1

SPL
1
Ret

SPL
2
Ret

HUN
1
4

HUN
2
3

LEC
1
2

LEC
2
Ret

CAT
1
3

CAT
2
2

2位

214


  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)


GP2シリーズ























































































エントラント
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
DC
ポイント

2014年

ARTグランプリ

BHR
FEA
1

BHR
SPR
22

CAT
FEA
13

CAT
SPR
10

MON
FEA
14

MON
SPR
13

RBR
FEA
2

RBR
SPR
15

SIL
FEA
3

SIL
SPR
9

HOC
FEA
2

HOC
SPR
3

HUN
FEA
7

HUN
SPR

1

SPA
FEA

2

SPA
SPR
6

MNZ
FEA

1

MNZ
SPR
13

SOC
FEA

5

SOC
SPR
2

YMC
FEA

1

YMC
SPR

5

2位

229

2015年

BHR
FEA

1

BHR
SPR
2

CAT
FEA

1

CAT
SPR

2

MON
FEA
1

MON
SPR

8

RBR
FEA

1

RBR
SPR
2

SIL
FEA
3

SIL
SPR
9

HUN
FEA
5

HUN
SPR

2

SPA
FEA

1

SPA
SPR

4

MNZ
FEA
2

MNZ
SPR
3

SOC
FEA

3

SOC
SPR
4

BHR
FEA

1

BHR
SPR
2

YMC
FEA
1

YMC
SPR
C

1位

341.5


  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)


スーパーフォーミュラ
































チーム
1
2
3
4
5
6
7
順位
ポイント

2016年

ドコモ・チーム・ダンディライアン・レーシング

SUZ
1
3

OKA
1
12

FUJ
1

Ret

MOT
1
6

OKA
1
1

OKA
2
7

SUG
1
6

SUZ
1
17

SUZ
2

1
4位
27


  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)


F1






















































































































エントラント
シャシー
エンジン
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
WDC
ポイント

2016年

マクラーレン

MP4-31

ホンダ RA616H 1.6 V6 t

AUS

BHR
10

CHN

RUS

ESP

MON

CAN

EUR

AUT

GBR

HUN

GER

BEL

ITA

SIN

MAL

JPN

USA

MEX

BRA

ABU
20位
1

2017年

MCL32

ホンダ RA617H 1.6 V6 t

AUS
13

CHN
Ret

BHR
DNS

RUS
14

ESP
Ret

MON
Ret

CAN
14

AZE
12

AUT
12

GBR
11

HUN
10

BEL
14

ITA
Ret

SIN
7

MAL
7

JPN
14

USA
12

MEX
12

BRA
Ret

ABU
12

16位
13

2018年

MCL33

ルノー R.E.18 1.6 V6 t

AUS
9

BHR
8

CHN
13

AZE
9

ESP
Ret

MON
14

CAN
16

FRA
12

AUT
15

GBR
11

GER
13

HUN
Ret

BEL
15

ITA
12

SIN
12

RUS
16

JPN
15

USA
11

MEX
8

BRA
15

ABU
14
16位
12

(key)



  •  : リタイアだが、90%以上の距離を走行したため規定により完走扱い。


フォーミュラE












































チーム
車両
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
順位
ポイント

2018-19年

HWA・レースラボ

スパーク-ヴェンチュリー・VFE05

ADR
16+

MRK
Ret+

STI


MEX


HKG


SYX


ROM


PAR


MON


BER


BRN


NYC


NYC

18位*
0*



  • 太字はポールポジション、斜字はファステストラップ。(key)


  • + : ファンブースト。


  • * : 今シーズンの順位。(現時点)



出典






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  1. ^ ab“2016年Hondaモータースポーツ活動計画の概要” (プレスリリース), 本田技研工業, (2016年2月12日), http://www.honda.co.jp/news/2016/c160212.html 2016年5月1日閲覧。 


  2. ^ “「ストッフと呼んでくれ」。バンドーンが鈴鹿に登場”. AUTOSPORTweb. (2016年3月12日). http://www.as-web.jp/super-formula/2188/2 2016年5月4日閲覧。 


  3. ^ “バンドーンのART残留が決定「タイトルを獲る」”. as-web.jp (2015年1月15日). 2015年9月30日閲覧。


  4. ^ “松下信治、ARTグランプリからGP2に参戦”. F1-Gate.com (2015年2月13日). 2015年9月30日閲覧。


  5. ^ “ストッフェル・ファンドーネ、マクラーレンの育成プログラムに加入”. F1-Gate.com (2013年2月19日). 2015年9月30日閲覧。


  6. ^ “マクラーレン、ストッフェル・ファンドーネをリザーブドライバーに起用”. F1-Gate.com (2014年1月23日). 2015年9月30日閲覧。


  7. ^ “マクラーレンが異例の「3人体制」を発表、バンドーン昇格でバトンはリザーブに”. AUTO SPORT web (2016年9月4日). 2016年9月4日閲覧。


  8. ^ “2017年 F1エントリーリストが発表”. F1-Gate.com (2016年12月7日). 2016年12月7日閲覧。


  9. ^ “マクラーレン、ストフェル・バンドーンの2018年末での離脱を発表”. F1-Gate.com (2018年9月3日). 2018年9月3日閲覧。




外部リンク



  • 公式ウェブサイト


  • Stoffel Vandoorne (@svandoorne) - Twitter























































































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