マリオカートシリーズ





マリオシリーズ > マリオカートシリーズ









































マリオカート

Mario Kart logo.png
ジャンル
レースゲーム
アクションレースゲーム
開発元
任天堂
インテリジェントシステムズ
バンダイナムコゲームス
レトロスタジオ
発売元
任天堂(家庭版)
ナムコ(アーケード版初代)
バンダイナムコゲームス(アーケード版2以降)
主な製作者
宮本茂
紺野秀樹
杉山直
大八木泰幸
1作目
スーパーマリオカート
(1992年8月27日)
最新作
マリオカート8 デラックス
(2017年4月28日)
公式サイト
ソフトコレクション|マリオポータル
テンプレートを表示

マリオカートシリーズ(MARIO KART Series)は任天堂が開発・発売している、アクションレースゲームのシリーズである。




目次






  • 1 概要


  • 2 シリーズ一覧


    • 2.1 家庭版


    • 2.2 アーケード版


    • 2.3 アプリ版




  • 3 プレイヤーキャラクター


    • 3.1 シリーズ別 登場キャラクター




  • 4 コース説明


  • 5 歴代コース一覧


    • 5.1 スーパーマリオカート


    • 5.2 マリオカート64


    • 5.3 マリオカートアドバンス


    • 5.4 マリオカートダブルダッシュ‼


    • 5.5 マリオカートDS


    • 5.6 マリオカートアーケードグランプリ


    • 5.7 マリオカート アーケードグランプリ2


    • 5.8 マリオカートWii


    • 5.9 マリオカート7


    • 5.10 マリオカート アーケードグランプリDX


    • 5.11 マリオカート8 / マリオカート8 デラックス


      • 5.11.1 追加コンテンツ第1弾 / デラックス版


      • 5.11.2 追加コンテンツ第2弾 / デラックス版






  • 6 アイテム


    • 6.1 攻撃アイテム


    • 6.2 トラップアイテム


    • 6.3 パワーアップアイテム


    • 6.4 その他




  • 7 特殊な操作方法


  • 8 備考


  • 9 著作権・商標問題など


  • 10 脚注


  • 11 関連項目


  • 12 外部リンク





概要


このシリーズでは、マリオとその仲間達がジャンプしたり水中を走行したり空を飛んだりするレーシングカートやオートバイ風の乗り物に乗り込み、マリオシリーズの世界観をモチーフにした多彩なコースで速さを競う。従来のレースゲームと一線を画しているのが、強いアクション性・ギャンブル性が盛り込まれている点である。走行するコースはグライダーによる飛行や水中走行など道路だけではなく多彩であるほか、コース上に多彩なギミックが配置されており、レースを有利に展開するための様々な効用を持つアイテムが入手出来るアイテムボックスなどの仕掛けが存在している。このアイテムボックスから手に入るアイテムはその時の順位またはトップとの距離によって種類が異なり、さらにアイテム自体もランダムで決定する。つまり、各プレイヤーの力量に加えて運も最終的な勝敗を大きく分けるシステムになっている。


このため、一人用のタイムアタックモード以外ではプレイヤーは単純にどれだけ速く走れるかだけではなく、そのような不確定要素に対処した上で高順位をマークするためのテクニックや戦略を要求される。このシステムによって、ギリギリのコース取りでコンマ1秒を争うようなコアなレースゲームユーザー以外の一般ユーザーにも広く受け入れられ、高い人気を得ている。


特にスーパーファミコン用に発売された『スーパーマリオカート』、NINTENDO64用に発売された『マリオカート64』は、共に日本国内における各ハード向けの全ソフト中最高の販売本数を記録し、さらにWii用に発売された『マリオカートWii』はビデオゲーム史上世界で最も販売本数の多いレースゲームになるなど、このシリーズが任天堂ハード普及へ果たす貢献は大きく、キラーソフトの一つとして位置づけられている。Wii U用に発売された『マリオカート8』では、国内のシリーズ累計販売本数が2000万本を達成し、ダウンロードコンテンツの配信が行われた。



シリーズ一覧


このシリーズは家庭版とアーケード版、スマートフォン向けアプリ版の3種類がある。



家庭版

































































































作品順 タイトル 発売日 対応機種 売上本数 日本の旗
売上本数 世界
本項目での略称
1
スーパーマリオカート
1992年8月27日
スーパーファミコン 382万本 876万本 SFC版
2
マリオカート64
1996年12月14日
NINTENDO64 224万本 987万本 64版
3
マリオカートアドバンス
2001年7月21日
ゲームボーイアドバンス 94万本 591万本 GBA版
4
マリオカート ダブルダッシュ!!
2003年11月7日
ニンテンドーゲームキューブ 87万本 700万本 GC版
5
マリオカートDS
2005年12月8日
ニンテンドーDS 400万本 2360万本 DS版
6
マリオカートWii
2008年4月10日
Wii 370万本 3714万本 Wii版
7
マリオカート7
2011年12月1日
ニンテンドー3DS 301万本 1811万本[1]
3DS版
8
マリオカート8
2014年5月29日
Wii U 128万本 842万本 Wii U版
8.5
マリオカート8 デラックス
2017年4月28日
Nintendo Switch 239万本 1502万本[2]
Deluxe版


アーケード版

































作品順 タイトル 稼働日 本項目での略称
1
マリオカート アーケードグランプリ 2005年12月中旬
AC版
2
マリオカート アーケードグランプリ2
2007年3月中旬
AC2版
3
マリオカート アーケードグランプリDX
2013年7月25日
ACDX版
-
マリオカート アーケードグランプリVR
2017年7月14日
VR版


アプリ版















作品順 タイトル 配信日 本項目での略称
1
マリオカート ツアー 2019年夏予定 スマホ版


プレイヤーキャラクター


グランプリモードではシリーズ全作において、後述するキャラクターの中から選ばれた8人ないしは12人(AC版は6人)でレースを行う仕様になっている。
シリーズによって差異はあるものの、基本的に各キャラクターごとに軽量級・中量級・重量級とで分類されており、それぞれ性能も異なっている。また、複数台ある中からマシンを選択出来る作品では乗れるマシンの種類、固有アイテムが存在する作品では使用出来る固有アイテムの種類がキャラクターによって異なる場合がある。最新作の『マリオカート8デラックス』まででレーサーとして登場しているキャラクターは以下の通り。



シリーズ別 登場キャラクター


○…基本キャラ
△…隠しキャラ
◇…有料DLC(ACDX版はアップデート)で出現
▽…スペシャルコード・キャンペーン等で追加(ACDX版)
※…ダウンロードプレイ時の子機のみ使用可能
●…NPCのみ(選択不可)
×…使用不可(登場しない)







































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































キャラクター名 S
F
C
6
4
G
B
A
G
C
D
S
W
ii
3
D
S
W
ii
U
D
e
l
u
x
e
A
C
A
C
2
A
C
D
X
V
R

マリオ
ルイージ
ピーチ
ヨッシー
クッパ
ドンキーコングJr. × × × × × × × × × × × ×
ノコノコ × × × × ×
キノピオ ×
ドンキーコング × ×
ワリオ ×
デイジー × × × × × ×
ディディーコング × × × × × × × × × × ×
ワルイージ × × × × × ×
キャサリン × × × × × × × × × × ×
パタパタ × × × × × × × × × × × ×
クッパJr. × × × × × × × × ×
ベビィマリオ × × × × × × × ×
ベビィルイージ × × × × × × × × ×
キノピコ × × × × × × × × ×
ボスパックン × × × × × × × × × × × ×
キングテレサ × × × × × × × × ×
ヘイホー × × × × × × × × ×
カロン × × × × × × × × × ×
HVC-012 × × × × × × × × × × × ×
ベビィピーチ × × × × × × × × ×
ベビィデイジー × × × × × × × × × ×
ファンキーコング × × × × × × × × × × × ×
ロゼッタ × × × × × × × ×
ほねクッパ × × × × × × × × ×
Mii × × × × × × × × ×
メタルマリオ × × × × × × × × ×
ハニークイーン × × × × × × × × × × × ×
ハナチャン × × × × × × × × × × × ×
ジュゲム × × × × × × × × ×
ラリー × × × × × × × × × × ×
レミー × × × × × × × × × × ×
ロイ × × × × × × × × × × ×
イギー × × × × × × × × × × ×
ルドウィッグ × × × × × × × × × × ×
モートン × × × × × × × × × × ×
ウェンディ × × × × × × × × × × ×
ベビィロゼッタ × × × × × × × × × × ×
ピンクゴールドピーチ × × × × × × × × × × ×
タヌキマリオ × × × × × × × × × × ×
ネコピーチ × × × × × × × × × × ×
ファイアマリオ × × × × × × × × × × × ×
アイスルイージ × × × × × × × × × × × ×
あかヨッシー × × × × × × × × × ×
あおキノピオ × × × × × × × × × × ×
ゴールドマリオ × × × × × × × × × × ×
リンク × × × × × × × × × × ×
むらびと × × × × × × × × × × ×
しずえ × × × × × × × × × × ×
ボーイ / ガール × × × × × × × × × × × ×
パックマン × × × × × × × × × ×
ミズ・パックマン × × × × × × × × × × ×
アカベイ × × × × × × × × × × ×
まめっち × × × × × × × × × × × ×
どんちゃん × × × × × × × × × × × ×
勇者どんちゃん × × × × × × × × × × × ×
イチゴどんちゃん × × × × × × × × × × × ×


コース説明


コースはマリオサーキット等のオーソドックスなサーキットコース、モトクロスサーキット、市街地、高速道路、建造物の中を走るコース、さらには自然、海、氷、雪、空など非常に多彩である。いずれも一連のマリオシリーズの世界観を崩すことなく表現しており、様々なキャラクターやギミックも登場する。また、マリオサーキット、レインボーロードのコースは家庭版の作品にのみ全て登場している。それに加えて、クッパキャッスルはシリーズ全般で登場している唯一のコースである(両者一部の作品では名前が異なっている)。


家庭版では、シリーズを通して「キノコ」、「フラワー」、「スター」、「スペシャル」の4つのカップが用意されており、SFC版は4カップ×5コース、64版は4カップ×4コースで編成されている。GBA版は、これに「サンダー」のカップを含めた5カップ×4コースで編成される。また、GBA版・DS版・Wii版・3DS版・Wii U版は過去の作品のコースをリメイクして再収録している。GBA版は5カップ×4コースで編成され、DS版以降は4カップ×4コースで編成されている。DS版・Wii版は、レトログランプリ、3DS版はクラシックコース、Wii U版ではレトロコースというグループでオリジナルと区別され、「こうら」、「バナナ」、「このは」、「サンダー」で登場している。また、追加コンテンツに増やす事も可能。レトロコースによっては、オリジナルのコースと構造や周回数が変わっているものもある。


アーケード版では家庭版とは異なっており、AC版では「マリオカップ」、「DK(ドンキー)カップ」、「ワリオカップ」、「パックマンカップ」、「クッパカップ」、「レインボーカップ」と6カップある。AC2版ではAC版のカップに加えて、「ヨッシーカップ」、「ワルイージカップ」の8カップとなっている。ACDX版からは一新して「キノピオカップ」、「マリオカップ」、「太鼓の達人カップ」、「クッパJr.カップ」、「クッパカップ」の5カップとなる。そして、AC版は6カップ×2コース(1コースで条件の異なるレースが2回ずつ行われるため、実質4コース)、AC2版は8カップ×2コース(1コースで条件の異なるレースが2回ずつ行われるため、実質4コース)、ACDX版は5カップ×2コース(1コースで条件の異なるレースが2回ずつ行われるため、実質4コース)で編成されている。



歴代コース一覧


コース名のみ表記。詳しい内容とクラシックコースは各作品のページを参照。



スーパーマリオカート


キノコカップ


  • マリオサーキット1

  • ドーナツへいや1

  • おばけぬま1

  • クッパじょう1

  • マリオサーキット2


フラワーカップ


  • チョコレーとう1

  • おばけぬま2

  • ドーナツへいや2

  • クッパじょう2

  • マリオサーキット3


スターカップ


  • ノコノコビーチ1

  • チョコレーとう2

  • バニラレイク1

  • クッパじょう3

  • マリオサーキット4


スペシャルカップ


  • ドーナツへいや3

  • ノコノコビーチ2

  • おばけぬま3

  • バニラレイク2

  • レインボーロード


バトルコース


  • バトルコース1

  • バトルコース2

  • バトルコース3

  • バトルコース4



マリオカート64


キノコカップ


  • ルイージサーキット

  • モーモーファーム

  • ノコノコビーチ

  • カラカラさばく


フラワーカップ


  • キノピオハイウェイ

  • フラッペスノーランド

  • チョコマウンテン

  • マリオサーキット


スターカップ


  • ワリオスタジアム

  • シャーベットランド

  • ピーチサーキット

  • クッパキャッスル


スペシャルカップ


  • DKジャングルパーク

  • ヨッシーバレー

  • ヒュードロいけ

  • レインボーロード


バトルコース


  • ビッグドーナツ

  • ブロックとりで

  • ダブルデッキ

  • まてんろう



マリオカートアドバンス


キノコカップ


  • ピーチサーキット

  • ヘイホービーチ

  • リバーサイドパーク

  • クッパキャッスル1


フラワーカップ


  • マリオサーキット

  • テレサレイク

  • チーズランド

  • クッパキャッスル2


サンダーカップ


  • ルイージサーキット

  • スカイガーデン

  • プクプクアイランド

  • サンセットこうや


スターカップ


  • スノーランド

  • リボンロード

  • ヨッシーさばく

  • クッパキャッスル3


スペシャルカップ



  • レイクサイドパーク

  • オンボロさんばし

  • クッパキャッスル4

  • レインボーロード


バトルコース


  • バトルコース1

  • バトルコース2

  • バトルコース3

  • バトルコース4



マリオカートダブルダッシュ‼


キノコカップ


  • ルイージサーキット

  • ピーチビーチ

  • ベビィパーク

  • カラカラさばく


フラワーカップ


  • キノコブリッジ

  • マリオサーキット

  • デイジークルーザー

  • ワルイージスタジアム


スターカップ


  • シャーベットランド

  • キノコシティ

  • ヨッシーサーキット

  • DKマウンテン


スペシャルカップ


  • ワリオコロシアム

  • ディノディノジャングル

  • クッパキャッスル

  • レインボーロード


バトルコース


  • クッキーランド

  • ブロックシティ

  • ゲームキューブ

  • どかんひろば

  • ルイージマンション

  • ぐらぐらマリオ



マリオカートDS


キノコカップ


  • エイトクロスサーキット

  • ヨッシーフォールズ

  • プクプクビーチ

  • ルイージマンション


フラワーカップ


  • サンサンさばく

  • モンテタウン

  • ワルイージピンボール

  • キノコリッジウェイ


スターカップ


  • DKスノーマウンテン

  • チクタクロック

  • マリオサーキット

  • キラーシップ


スペシャルカップ


  • ワリオスタジアム

  • ピーチガーデン

  • クッパキャッスル

  • レインボーロード


バトルコース


  • ニンテンドーDS

  • ゆうやみハウス

  • サザンリーフ

  • スイートタルト



マリオカートアーケードグランプリ


マリオカップ


  • マリオハイウェイ

  • マリオビーチ


DKカップ


  • DKジャングル

  • バナナン遺跡


ワリオカップ


  • ダイヤモンドシティ

  • スノーパニック


パックンカップ


  • パックマウンテン

  • パックラビリンス


クッパカップ


  • クッパキャッスル

  • キャッスルウォール


レインボーカップ


  • レインボーコースター

  • レインボーダウンビル



マリオカート アーケードグランプリ2


ヨッシーカップ


  • ヨッシーパークコース1

  • ヨッシーパークコース2


ワルイージカップ


  • スタジアムアリーナ

  • ワルイージスタジアム



マリオカートWii


キノコカップ


  • ルイージサーキット

  • モーモーカントリー

  • キノコキャニオン

  • キノピオファクトリー


フラワーカップ


  • マリオサーキット

  • ココナッツモール

  • DKスノーボードクロス

  • ワリオこうざん


スターカップ


  • デイジーサーキット

  • ノコノコみさき

  • メイプルツリーハウス

  • グラグラかざん


スペシャルカップ


  • カラカラいせき

  • ムーンリッジ&ハイウェイ

  • クッパキャッスル

  • レインボーロード


バトルコース


  • ブロックひろば

  • アクアリゾート

  • ファンキースタジアム

  • ワンワンルーレット

  • ドッスンさばく



マリオカート7


キノコカップ


  • キノピオサーキット

  • デイジーヒルズ

  • プクプクラグーン

  • ヘイホーカーニバル


フラワーカップ


  • ウーフーアイランド1

  • マリオサーキット

  • ミュージックパーク

  • ロックロックマウンテン


スターカップ


  • パックンスライダー

  • ワリオシップ

  • ネオクッパシティ

  • ウーフーアイランド2


スペシャルカップ


  • DKジャングル

  • ロゼッタプラネット

  • クッパキャッスル

  • レインボーロード


バトルコース


  • ハニービーハウス

  • シャーベットリンク

  • ウーフータウン



マリオカート アーケードグランプリDX


キノピオカップ


  • ピーチキャッスル

  • キングダムウェイ


マリオカップ


  • スプラッシュサーキット

  • トロピカルコースト


太鼓の達人カップ


  • ぼんおどりストリート

  • おまつりサーキット


クッパJr.カップ


  • エアリアルロード

  • スカイアリーナ


クッパカップ


  • クッパファクトリー

  • クッパキャッスル



マリオカート8 / マリオカート8 デラックス


キノコカップ


  • マリオカートスタジアム

  • ウォーターパーク

  • スイーツキャニオン

  • ドッスンいせき


フラワーカップ


  • マリオサーキット

  • キノピオハーバー

  • ねじれマンション

  • ヘイホーこうざん


スターカップ


  • サンシャインくうこう

  • ドルフィンみさき

  • エレクトロドリーム

  • ワリオスノーマウンテン


スペシャルカップ


  • スカイガーデン

  • ホネホネさばく

  • クッパキャッスル

  • レインボーロード



追加コンテンツ第1弾 / デラックス版


たまごカップ


  • GCヨッシーサーキット

  • エキサイトバイク

  • ドラゴンロード

  • ミュートシティ


ゼルダカップ


  • Wiiワリオこうざん

  • SFCレインボーロード

  • ツルツルツイスター

  • ハイラルサーキット



追加コンテンツ第2弾 / デラックス版


どうぶつカップ


  • GCベビィパーク

  • GBAチーズランド

  • ネイチャーロード

  • どうぶつの森


ベルカップ


  • 3DSネオクッパシティ

  • GBAリボンロード

  • リンリンメトロ

  • ビッグブルー


バトルコース(デラックス版)


  • バトルスタジアム

  • スカイスイーツ

  • ドラゴンドージョー

  • ムーンステーション

  • SFC バトルコース1

  • GC ルイージマンション

  • 3DS ウーフータウン

  • デカライン高架下



アイテム


家庭版のマリオカートシリーズの全アイテムを掲載する。



アーケード版では殆どのアイテムがオリジナルとなっている。



☆印が表記されたものは装備できるアイテムで、★印は投げ分けができるアイテムである。



  • アイテムはコース上にある、「アイテムパネル」か「アイテムボックス」を通過すると入手できる(アイテムパネルは1つのパネルにつき1回だけアイテムを入手できる)。GC版・Switch版では一度に2つアイテムが手に入る「ダブルアイテムボックス」も登場する。

  • GC版、AC版、Wii U版、Switch版ではアイテムを入手するとキャラクターが手に持つため、相手の持っているアイテムを直接確認出来る。

  • アイテムの出現確率は順位・コースによって変わる。下位ほど強力なアイテムが出やすく、特定のコースでは決して出ないアイテムもある。

  • SFC版、GBA版、3DS版、WiiU版、Switch版ではアイテム攻撃を受けてスピンするとコインを4枚(3DS版は所持コイン数により異なり最大3枚、WiiU版、Switch版は3枚)落とす。

  • Wii U版、Switch版では64版から3DS版まで続いていた「順位が下になる程、良いアイテムが出やすい」という法則がなくなり、「1位との距離」によって出現するアイテムが変わるようになる他、アイテムの出現範囲も大幅に変更された。これにより、今まで下位でしか出なかったサンダーやスター、パワフルダッシュキノコが中位でも出るようになり、逆に状況によっては最下位でもバナナや緑甲羅が出る場合がある。

  • Wii U版ではアイテムを装備している状態でも左上にアイテム枠が残るようになり、使うまで別のアイテムを取ることが出来なくなった。(Switch版にも同様の仕様があるが、アイテムを2個持つことができるようになった)

  • なお、攻撃・妨害アイテムにおける命中時の反応は以下の通り。



スピン - スピードダウンし、横回転する。作品によっては完全にスピードダウンする。

転倒 - 空中回転し、マシンの速度がかなり落ちる。作品によっては慣性が働き前後左右に飛ばされることもある。

クラッシュ - 大きく空中に跳ね上がり、マシンが完全に停止する。



攻撃アイテム



ミドリこうら(シングル)(シリーズ全般)☆★

発射すると直進し、命中したカートを転倒させる(SFC版ではスピン)。壁に当たると跳ね返ってくる。十字キーorスティック下+ボタンで後方にも発射可能(SFC版では「トラップアイテム」(後述)と同様の設置となり、CPUのノコノコはこの方法でしか使用しない)。

64版以降の家庭版はボタンを押しっ放しにするとカートの後ろにストックも可能で、後方からの攻撃に対する防壁としても使える。なお、装備中にサンダーなどで攻撃されると、こうらが静止した状態でコースに落ちる。壁で跳ね返る回数の上限は、SFC版・64版だと無制限、GBA版では6回、GC版・DS版では前に発射すると10回程度/後ろに発射すると5回程度、Wii U版では5回で、それ以降は消滅する。(バトルよりグランプリのほうが跳ね返る回数が多い)

トリプルミドリこうら(64版以降)☆★

ミドリこうらが3つセットになったもの。一度ボタンを押すとカートの周囲を旋回し、ストック状態になり、ボタンを押すたびに1個ずつ発射される(Wii U版、Switch版は自動的に旋回する。GC版以降の家庭版は後方発射も可能)。ストック中は全方位に対して防壁を張れるため、ストックしたまま体当たりによる攻撃も可能。Wii U版、Switch版では装備してもアイテム枠に残るため、初めてトリプルミドリこうらを一つだけ使った甲羅が2つのグラフィックが登場した。GC版ではノコノコ・パタパタのスペシャルアイテムとして登場し、カートの周りを旋回せず手に持つため、前述のようなガード効果はない上、2,3つ持った状態で攻撃を受けると1つに減ってしまう。

アカこうら(シングル)(シリーズ全般)☆★

カートを追尾する機能を持つこうら。発射すると、レースでは一つ前の、バトルの場合は一番近いカートを追撃する。レースで1位の状態のときに使用すると、SFC版では8位のライバルを追尾、64版以降は誰かに命中するまで機械的にコース中央を通り続けて一切追尾もしない。また、バトルではまわりにライバルがいない時はそのまま直進する。壁やアイテムに当たると消滅する。

GBA版では設置も可能で、側を通ったカートを狙うが、追尾時間が有限で、命中までに時間がかかるため回避されやすい上、減速せず走り続ければぎりぎりで逃げ切れるため、ドリフトなどで障害物に誘導して消滅させることも可能。GC版以降は後方発射も可能だが、その場合は追尾しない。GC版では誘導性能と速度が低下しており、CPUの回避行動も上がったため他のシリーズより命中しにくい。

発射された甲羅の挙動は、SFC版では常に・64版では5位以内の場合、ライバルまでの最短距離を通る。それ以外はコース中央を巡回しながら、狙ったライバルとの距離が近づくと追尾する。GC版以降では一つ前のライバルに近づくまではコースの中央を走り、ライバルに接近したら最短距離で追尾する仕様に変更された。3DS版では一つ前を行くカートに接近した際、そのライバルがスーパースターで無敵になっていた時に限り、そのライバルを無視してもう一つ前のライバルを狙うように設定されているほか、狙ったライバルが空中にいる場合も浮遊して追跡するようになった。Wii U版では3DS版のスーパースターの無敵無視を引き継ぎ、ダッシュボードで飛ぶ場所を過ぎると落ちて壊れるが、グライダー地点では追って飛んでくるという仕様になり、3DS版より少し追尾性能が低めになった。

トリプルアカこうら(64版以降)☆★

アカこうらが3つセットになった状態のアイテム。一度ボタンを押すとカートの周囲を旋回し、ストック状態になり、ボタンを押すたびに1個ずつ発射される(Wii U版、Switch版は自動的に旋回する。GC版以降は後方発射も可能)。ストック中は全方位に対して防壁を張れるため、ストックしたまま体当たりによる攻撃も可能。Wii U版、Switch版ではトリプルミドリこうら同様、甲羅が2つだけのグラフィックが初登場した。GC版ではノコノコ・パタパタのスペシャルアイテムとして登場し、カートの周りを旋回せず手に持つため、前述のようなガード効果はない上、3つ持った状態で攻撃を受けると1つに減ってしまう。


トゲゾーこうら(64版以降)☆★

発射すると猛スピードでコースを巡回しながら1位のカートを追撃する。GBA版ではコース上に設置可能で、1位のカートが近づくと追尾する。2位以下の無関係のカートに当たっても消えないため通常のアイテムでは回避できない。1位の状態で使うと自分に当たる。[3]。GBA版以降は命中時のクラッシュが大きいため、ジャンプ中などに命中してしまうとタイムロスが大きい。バトルでは、一番ポイントが多いカートを追尾する。

発射後の挙動が作品によって大きく異なる。64・GBA版では常にコースの中心に沿って1位に当たるまで進み、他のプレイヤーを巻き込むこともあるが、GC版以降は甲羅に羽が付き、コースの中央上空を超高速で飛行し、1位のプレイヤーに近づくと追尾を始め(以後は対象を固定される)、命中すると大爆発してカートをクラッシュ(タイミングによってはスピン)するようになった。このため、他のプレイヤーに直接ぶつかる事は無くなったが、1位付近が混戦だと爆風で多くのライバルが巻き込まれる。なお、1位がゴール済みで対象が固定されていない場合は、ゴールしていないトップのカートに命中する。64・GBA版ではボタンを押した状態でカートの後ろにガード用として使える(通常のアイテムが命中しただけで消えるが、他のトゲゾーこうらをも防げる)。3DS版以降は1位のプレイヤーに命中すると爆発する点は変わらないが、羽が無くなりコースに沿って低空飛行するため、2位以下のレーサーに当たることもあり、その場合も1位カートに命中するまでは消えないというGBA版以前の特徴も兼ねている。

速度の遅いGBA版ならまだしも、それ以外では対処が困難。特にGC・Wii版ではワープ装置に乗るなど以外はほとんど回避できず、無敵アイテム以外のアイテムやドライビングテクニックでの回避は難しい。ただし、Wii版以降では爆発寸前にダッシュキノコを使って回避する方法があり、Wii U版、Switch版ではスーパークラクションを使えば破壊できる。

3DS版以降では、羽がなくなったこともあり、爆発した際に宙を舞うことはなくなった。

イナズマ(SFC版) / サンダー(64版以降)

SFC版からGBA版ではGPとVSでのみ登場。自分以外の全員をスピンさせる上、一定時間小さくさせる(SFC版では小さい状態でこれを受けると元に戻る)。小さくなっている間はスピードなどの性能が落ちる。Wii版以降は小さくなっている間は電撃エフェクトがかかる。DS版以降では上位のカートほど効力が長く、DS版以降ではクリボーなどのコース上にいる障害物も若干の時間のみ影響を受けるが、設置されたアイテムは影響を受けない。

一部作品では通常状態のカートに体当たりされると潰されて多大なタイムロスになる。SFC版・DS版では小さくなったCPUカートを潰してもスピンのみ(GBA版はプレイヤーもスピンのみ)で、小さいカート同士が衝突しても何も起こらない。64版では小さいカート同士が衝突すると両方とも潰れる。

作品によってはアイテムまで失わされる(GC版ではトゲゾーこうらを落とすと自動的に発射される)。3DS版までは下位でしか出現せず(Wii U版では中位でも出る可能性がある)、スターを使うかタイミング良くコースアウトする以外ほとんど回避できないという非常に強力なアイテム。GC版まではバナナやコウラ、トゲゾーこうらなどでスピン・クラッシュしているカートには効果がなかったが、DS版からはそれらのカートにも効果があるようになった。また、Wii版まではワープ装置や大砲で移動中のカートには効果がなかったが3DS版以降はグライダーで飛ぶ仕様になったため、サンダーを食らうと落下してしまう。またWii U版、Switch版では今までより小さくなった時のスピードダウンが大きくなり、ある程度スピードが出ないとドリフトもジャンプアクションも出来ない。


ボムへい(GC版以降)☆★

コース上に投下すると、アイテムやカートの衝突や接近、一定時間の経過によって爆発する。カートは爆風に入り込むとクラッシュする。3DS版以降は、投げた後にボムへいが歩き、近くのマシンの方に若干移動する。前方に投げた場合はターゲットとの距離に応じて爆発時間が決まる。十字キーorスティックの前を押しながらだと長距離の投下も可能。甲羅などと同様にボタンを押しっ放しにすればカートの後ろにストックできる(ストックしている間は爆発しない)が、攻撃を受けたりコーナリング中の体当たりを受けると爆発してしまうため、速度がないと自分も巻き込まれる。GC版ではワリオ・ワルイージのスペシャルアイテムになっている。


ファイアボール(GC版)★

マリオ・ルイージのスペシャルアイテムで、色はマリオが赤・ルイージが緑となり、投げると5個に分裂し、接触するとクラッシュする。後方に投げることも可能。

ヨッシーのたまご/キャサリンのたまご(GC版)★

ヨッシー・キャサリンのスペシャルアイテムで、色はヨッシーが緑・キャサリンはピンクとなり、アカこうら同様に前方のライバルを追尾する。障害物または相手に命中すると殻が割れ、中から幾つかのアイテムが出現する。しばらく障害物にぶつからないと、自動的に割れる。

クッパこうら(GC版)★

クッパ・クッパJr.のスペシャルアイテムで、投げると巨大化して直進し壁に当たると跳ね返る。非常に大きい為、命中しやすい上にタイムロス自体大きい。


POWブロック(Wii版)

小さい揺れの後に大きい揺れが起き、自分よりも上位の地上にいるカート(バトルでは相手チームのマシン全て)を飛び上がってスピンさせ、アイテムを落とさせる。スーパースターやキラーの無敵状態や巨大キノコ使用時、空中にいる時は回避できる。また、大きい揺れの瞬間にジャンプアクションの操作を行うと減速を軽減できるが、アイテムは落としてしまう。バトルではこの回避操作を行うとポイントが減らない。


ファイアフラワー(3DS版以降)★

一定時間、10発程度のファイアボールを前か後ろに投げられる(投げられる時間と発射回数は反比例の関係にある)。ファイアボールは壁などに当たると反射し(一定時間で消える)、当たったカートはスピンする。3DS版ではファイアボールは画面上に3発までしか出せず、4発以上出すと古い物から消えていくが、Wii U版、Switch版では何発出しても画面から消えない。Wii U版、Switch版では使える残り回数と残り時間がアイテム欄で確認出来る。また、全く撃たずに効果時間が過ぎても必ず1発だけは残るようになっている。


ブーメランフラワー(Wii U版以降)★

3回までブーメランを前か後ろに投げることが出来、当たったカートはスピンする。戻ってくる時にも当たり判定がある他、貫通性能があり、こうらなどを装備していても攻撃を食らってしまう。ブーメランを投げている間に別のアイテムを取ると、戻ってきた時に消滅する。またスター状態のライバルやキラーに当たると壊れてしまう。


パックンフラワー(Wii U版以降)

使うと一定時間カートの前にパックンフラワーを装着する。パックンフラワーが出ている間、近くの前方にいるカートに噛みついて転倒させる他、落ちているバナナや飛んできた甲羅、墨をかけようとしたゲッソーなども食べてくれる。コインも自動で回収する。噛みつくたびに加速がかかり、止まっている状態からでもすぐに復帰出来る。出していれば自動で噛みついてくれるが、アイテムボタンで任意的に噛みつかせることも可能(ただ、自動で噛みついた時の方が加速は少し長い)。また、出している時にジャンプアクションを決めるとパックンフラワーもポーズを取り、ブーメランに当たったり、爆風などに巻き込まれたりすると一瞬気絶したりする。使っている時はアイテム欄にて残り時間が確認出来る。

スーパークラクション(Wii U版以降)

使うと大音量を出し、自分の近くにいるプレイヤーを転倒させる。また、落ちているアイテムや飛んできた赤甲羅、ライバルが装備しているアイテム、トゲゾーこうらも破壊することができる。



トラップアイテム



バナナ(シリーズ全般)☆★

コース上に設置でき、接触するとスピンする[4]。上方向+アイテムボタンで前方に投げられる。また、64以降(GC以外)ではボタンを押しっ放しにすることでカートの後ろにストックでき、後方からの攻撃(こうらなど)に対する防壁として使える(Wii U版ではストック時にアイテムが取れない)。64版では踏んでからスピンするまでに猶予時間が存在し、それまでにブレーキを掛ければスピンを防ぐ事が出来る。GC版以降はスピンする時間が短くなっているが、3DS版では2回スピンするようになり、Wii U版、Switch版ではボム兵やトゲゾーこうらに続いて減速効果が高いアイテムとなった。SFC版のCPUはドンキーコングJr.のみ使用する。Wii U版、Switch版では下位でも出るようになった。

バナナセット(64版) / トリプルバナナ(DS版以降)☆★

バナナの皮が64版では5つ、それ以外では3つセットになったもの。前方にも投げられる。一度ボタンを押すとカートの後ろに1列にストックされ、ボタンを押すたびに1本ずつ設置する。マシンが攻撃を受けると、それより後ろにぶらさげていた分がばら撒かれてしまう(64版では体当たりでも同様で、無条件に全てばら撒かれる)がDS版以降では、攻撃を食らってもバナナ自体に当たらない限りストックが続く。Wii U版、Switch版では、取得すると同時にカートの周囲を旋回し、ストック状態になるというWii U版以降のトリプルこうら仕様になった。なお、一部の作品では追突した場合などに2つ以上のバナナを踏んだ際、2回スピンする仕様になっている。

ジャンボバナナ(GC版)★

ドンキーコング・ディディーコングのスペシャルアイテム。狭い場所にあると回避困難な巨大バナナで、ぶつかるとバナナ3つに分裂する。通常のバナナと同様、上位で出やすい。

火の玉(SFC版)

CPUのクッパのみが使用可能で、命中するとスピンする。小さな円を描いて回転するため回避しにくい。

卵(SFC版)

CPUのヨッシーのみが使用可能で、命中するとスピンする。

毒キノコ(SFC版)★

CPUのピーチ・キノピオのみ使用可能なアイテムで、触れるとイナズマ同様に一定時間小さくなってしまう。小さくなっている状態で触れると元の大きさに戻れる。

にせものアイテム(64版) / にせアイテムボックス(GC版 - Wii版)☆★

外見はアイテムボックスにそっくりで、触れると転倒する。64版以外ではアイテムをぶつけても貫通する。

外見の違いはシリーズによって異なり、64版では「?」マークが上下逆(¿型)になっていることぐらいなので識別が困難。GC版では接近するとやや赤くなる。DS版ではアニメーション効果が無く、「?」マークもない上、タッチスクリーンでもアイテムボックスと別アイコン(赤)で表示される。Wii版では本物より赤く、ぶつかると電撃のようなエフェクトがかかる。また、チーム戦では使用したプレイヤーのチーム色で表示される。

また、ボタンを押しっ放しにするとカートの後ろにストックできるが、64版以外では攻撃を貫通するため防御には使えない。後ろにストックしたまま体当たりで攻撃することも可能。64版では投げ分け不可。



パワーアップアイテム



キノコ(DS版まで) / ダッシュキノコ(Wii版以降)

一瞬だけカートを加速させるアイテム。この加速の勢いを利用した突進で相手カートを弾き飛ばすことも可能。また、オフロードも速度が落ちず、高速で通過できるため、ショートカットに使える。SFC版やGBA版では加速時にジャンプ台を踏むことで大ジャンプが可能。SFC版では小さくなった時でもダッシュ中なら潰されない。GBA版では使用時のバックファイアでアカこうらの攻撃、Wii版以降ではトゲゾーこうらの攻撃を回避できる。GC版ではダッシュ中にライバルに激突するとアイテムを奪える(GC版以降のバトルモードでも同様に風船などを奪える)。

シリーズによってはタイムアタック時に最初から持っている。64版・Wii版では次の「トリプルダッシュキノコ」参照。GC版では操縦者2名が持っている。DS版では使用するカートの性能によって数が変動する(最大で3個)。

トリプルキノコ(64版まで) / トリプルダッシュキノコ(Wii版以降)

ダッシュキノコが3つセットになった状態のアイテム。SFC・GC版を除くタイムアタックでは最初から所持しており、GBA版ではタイムアタックのみの登場。Wii U版では取得すると同時にキノコ3つがカートの周りを回るようになる。回っているキノコはライバルにぶつかるとミニターボと同等の加速(ダート無視がない加速)を与える(キノコはなくならない)。タイムアタックでは従来どおりの使い方をする。

パワフルキノコ(64版・GC版・DS版) / パワフルダッシュキノコ(Wii版以降)

アイテムボタンを押してから64版は約10秒間、GC版は約5秒間、それ以外の作品では約8秒間ボタンを押すたびに加速できるアイテム。ただし使用中であってもライバルがテレサを使用すると奪われてしまう。Wii U版、Switch版ではアイテム欄にて残り時間が表示されるようになった。GC版ではキノピオ・キノピコのスペシャルアイテム。

きょだいキノコ(Wii版)

一定時間巨大化して速度が上がる(BGMは『New スーパーマリオブラザーズ』と『スーパーマリオ 3Dワールド』での同名アイテムと同様)。この状態で誰かに接触すると踏み潰すことができる(潰されると一定時間速度が下がる)。また、巨大化している間はバナナやトゲゾーこうらなど、ほとんどのアイテムやトラップによるダメージを受けなくなる。ただし完全な無敵になれるわけではなく、スーパースターやキラー状態のライバルに体当たりされると転倒してしまうほか、サンダーを受けると強制的に元のサイズに戻る。

スーパースター(SFC・64・Wii・3DS・Wii U・Switch版) / スター(GBA・GC・DS版)

約8秒間無敵となり、加速力・最高速度が上昇し、ライバルに接触するとクラッシュ(SFC版ではスピン)させる他、一部の障害物を破壊もしくは弾き飛せるが、コース外へ落下すると効果が切れる(64版では崖などで踏み外して転倒すると効果が切れる場合もある)。Wii U版、Switch版ではジュゲムの救助の変更ゆえにスター状態で落ちても効果が切れずにそのまま復帰が出来る(ただし救助中も効果時間が減っていく)。オフロードを通過してもスピードが低下しないためショートカットにも使用できるが、SFC版の場合はオフロードを通過するほど時間切れが早くなる。キラー及びスター状態のライバルと接触した場合はクラッシュなどはなく単純に衝突するため、小型カートの場合は押されてコースアウトする危険もある。SFC版ではCPUの場合マリオ・ルイージのみが使用可能だが、通常と異なり速度は上がらない。比較的下位で出るアイテムだが、Wii U版、Switch版では中位以上でも出る。また、スター状態で体当たりされた時の転倒時間が短くなった。

GC版では相手カートに接触したときにアイテムを奪える(運転キャラが持っていた場合はばら撒かれるか消滅する)。


キラー(DS版以降)

レースのみ登場。プレイヤー自身がキラーに変身して無敵になり、一時的に操作をほとんど受け付けず、超高速でコースに沿って進みながら衝突したカートをクラッシュさせる(スター状態のライバルと接触しても平気である)。変身中はアイテムは一切取得できない。一定の数だけ順位を上げるか一定時間(順位により変化)経過する、もしくは1位になると効果が切れる(切れる場所は若干調整され、穴の上などでは切れないが、急カーブで切れることはある)。浮遊中に壁などに突っ掛かった場合、効果の持続時間が短くなる事がある。通常のルートに沿って進むため、ショートカットルートは通らない(ショートカットルートに入った後に使用した場合はそのまま直進する)。3DS版では時間が経過するとスピードがどんどん速くなっていくほか、グライダーで飛行する場所で効果が切れた場合は自動的にグライダーが開いた状態になる。3DS版までのキラーは誰かが持っている、もしくは使っている状態だとアイテムボックスから出なくなる仕様だったが、Wii U版、Switch版では最大3つまで同時にでるようになった。また、Wii U版、Switch版での性能はWii版に近くなり、使っている間もスティックを傾けることで少し操作が出来る。

低空飛行しているものの、上昇能力は薄い。このため、落下中に使用した場合、落ちかけた程度ではすぐにコースに復帰するが、ある程度落下していると上昇せずそのまま落ちることが多い。


ワンワン(GC版)

ベビィマリオ・ベビィルイージのスペシャルアイテム。ワンワンが鎖で繋がったカートを一定時間引っ張ってくれる。専用のBGMと共に高速でコースに沿って進みながら衝突したライバルをクラッシュさせていくが、完全な無敵ではなく攻撃されると鎖が切れるが、ワンワンはしばらくコース上を走り続ける。

スーパーこのは(3DS版)

約10秒間カートにタヌキのしっぽが付き、しっぽを振ってまわりのカートを攻撃したり、ライバルからの攻撃アイテムや設置されたバナナを撥ね返すことが可能(静止中のこうらを動かすこともできる)。一部の敵キャラも倒すことができる。ただし、攻撃を受けると時間内でも効果が解除されてしまうほか、しっぽを回さずにこうらに当たると相殺される。また、1位の場合、トゲゾーこうらが飛んでくる際に強制的に効果が解除される。



その他




テレサ(SFC - GBA・DS版・Switch版)

キャラクターとカートが半透明になり、相手の画面から一定時間姿を消し(装備しているアイテムは見える)、ライバルが持っているテレサ以外のアイテムをランダムに奪える(GBA版ではテレサでテレサを奪う事も可能。64版のGPでは自分の順位に応じたアイテムを入手する)上、障害物や攻撃アイテム、オフロードの影響を受けなくなる(SFC版を除く。Switch版はオフロードの影響を受ける)。当然だが、アイテムを持っているライバルが居なければ奪えない。チーム戦では敵チームのアイテムを優先して奪う。

また、SFC版ではVS・バトルのみの登場で、64版のGPではプレイヤーのアイテムは狙われず、GBA版では1位のカートに取りつき減速させてコインをばら撒く。また、GBA版・DS版では悪路を走っても減速しない。

なお、DS版ではアイテムを奪われる際に画面上にテレサが現れてから一瞬であるが猶予があり、その間にアイテムを使い切れば奪われることはない。


ゲッソー(DS版以降)

使用すると自分より上位のプレイヤーの画面にゲッソーが現れ、イカ墨をかけて一定時間視界を眩ませる(この間はカートとキャラクターが真っ黒になる)。ただし、ダッシュボードや大砲、一部のアイテムで急加速すると強制的に墨を振り落とせる。Wii U版、Switch版では、喰らったあと水中に入ることでも強制的に墨を洗い落とせる。なお、1位の時に使用すると対象が本人だけになってしまう。CPUにイカ墨をヒットさせると、強さの設定に関わらずスピードが落ちてハンドル操作がふらつく。 Wii版ではダッシュしている途中でもヒットするので、イカ墨を食らってからダッシュする必要がある。3DS版では、順位により墨をかけられる箇所が変化する(1 - 3箇所)ほか、後述のラッキー7で攻撃を食らって落としたゲッソーに触れると、触れたカートのみが墨をかけられる。Wii U版、Switch版では、視界を眩ませる他、墨がかかっている間は滑りやすくなる。

ハート(GC版)

ピーチ・デイジーのスペシャルアイテム。トリプルこうらのように自分の周囲を回転し、ぶつかったバナナやライバルが投げたこうらなどを吸収・強奪して、2回まで自分のアイテムとして使える。強力なガードアイテムだが、下位でしか出現しない。また、スター(所持者がサンダーなどを喰らってコース上に落としたものは拾える)・サンダー・トゲゾーこうら・ワンワンなどは吸収できない。

カミナリぐも(Wii版)

入手すると強制的にカミナリぐもに覆われる。一定時間速度が上がり、ダートを走行しても減速しないが、雲はどんどん発達していき最後には自分にサンダーが落ちてしまう。ただしサンダーが落ちる前に他の誰かに接触するとなすりつけられる。また、タル大砲や「レインボーロード」のワープ装置に乗ると振り落とせる。

なお、同名のアイテムがアーケード版でも登場するが、そちらは攻撃用アイテムとなっている。

ラッキー7(3DS版)/ミラクル8(Wii U版・Switch版)

使用すると7つのアイテム(ミドリこうら・アカこうら・バナナ・ダッシュキノコ・ボムへい・ゲッソー・スーパースター)がカートの周囲を回り、前方に来たアイテムを一つずつ使うことができる。ただし、ライバルにスーパースターを横取りされたり、ライバルがボムへいと衝突する可能性もある。なお、アイテムを落とす攻撃を浴びるとこれらを全て落としてしまう。

ミラクル8はラッキー7にコインが追加され、8つのアイテムがマシンの周囲を回り、前方に来たアイテムを1つずつ使用することができる。前作のラッキー7とは違い、攻撃や爆風を食らったりしてもアイテムが消えたりすることはなくなったが、横取りされたり、サンダーでアイテムを落としてしまう危険性はある。

羽根 (Switch版での表記は「ハネ」)(SFC版・Switch版)

使用するとミニジャンプより大きくジャンプする。攻撃を避けたりショートカットしたりすることが可能。Switch版ではバトルモード専用のアイテムで、相手を飛び越える形で使用すると、相手の風船やコイン、シャインを奪うことが出来る。ミニジャンプでは越えられない段差等を飛び越えられるが、SFC版よりジャンプ力が下がっている。攻撃を避けることが出来るのは変わっていない(但し、一部のアイテムは避けきれない)。ジャンプアクション扱いの為、使用後に着地すると加速する。

コイン(SFC版・GBA版・Wii版以降)

GP・VSのみ登場。コース上に設置されており、持っていればいるほどカート性能が上がる。ライバルと接触する(3DS版以降を除く)・コースアウトする・攻撃を受けると減る。SFC・GBA版では0枚になるとライバルに接触しただけでスピンする。

SFC版、Wii U版、Switch版の場合はアイテムの一種としても登場し、使用するとコインが2枚増える。Wii版や3DS版ではバトルの「あつめてコイン(コインバトル)」などでも登場。

3DS版以降は1コースにつき10枚まで貯められ、取ると一瞬加速する。また、レース開始時の順位により最初に所持しているコイン数が決まる(3DS版は0 - 7枚。Wii U版、Switch版は0 - 5枚)。攻撃を受けるとコイン(3DS版は1 - 3枚、所持コイン数により変化。Wii U版、Switch版は常時3枚)をコースにばらまいてしまう(コースアウト時はばらまかれない)。また、コイン累計獲得枚数が記録され、枚数によってパーツが入手可能。

なお、DS版にミッションランでのみ登場している。こちらはすべて集められればステージクリアとなるもので、集めてもプレイヤーに何ら影響は及ぼさない。

ルピー / ベル(Wii U版・Switch版)

マリオカート8の追加DLCに登場する『ハイラルサーキット』『どうぶつの森』のみ登場するコインの代わりのアイテム。効果は両方ともコインと同じ。



特殊な操作方法


家庭版のマリオカートシリーズの特殊な操作方法を記載する。



ロケットスタート(シリーズ全般)

スタート前のシグナル点灯時に特定のタイミングでアクセルボタンを押すと、スタートと同時にダッシュする(タイミングはシリーズによって異なる)。ただし、ボタンを押しすぎるとエンジンストールやスリップを起こしタイムロスとなってしまう。

GC版のタッグプレイでは2人のタイミングが合うと「ダブルダッシュ!!」となり、更に効果を発揮するがタイミングが非常にシビア。DS版以降ではロケットスタートに成功すると、ボタンを押していた時間に応じた分だけ最高速を保てる。

エンジンブレーキ(シリーズ全般)

アクセルを離すと、徐々にスピードが落ちていく。ブレーキを使わずにコーナーを曲がる場合等に利用される。


スリップストリーム(64版・GC版以降)

現実にも存在する、前を走るライバルの真後ろに入ることで空気抵抗をなくして加速するテクニック。真後ろに付くと風を切るエフェクト(GC版のみ無し)が現れ、それをしばらく続けると一定時間急加速できる。ただし、敵カートの真後ろにいるため、攻撃の格好の的になる。空気の特性を利用したアクションであるが、水中や宇宙でも発動できる。

正確にはDS版からできるようになったアクションだが、実際は64版から存在している。


ドリフト(シリーズ全般)

コーナーを曲がる時にタイヤを横滑りさせることでスピードを落とさずにカーブを走るテクニック。グリップ走行では曲がりきれない急カーブも曲がれるため全シリーズでの必須テクニックだが、キャラクターやマシンのセッティングごとに効果や制御に違いがあるため、発動タイミングには注意を要する。

SFC版ではミニジャンプなしでもドリフト可能で、Rボタンの使い方も他のシリーズと少々異なる。

Wii版では、深くハンドルを切ると後述のミニターボは出ないものの自動的にドリフトが発動する「オートドリフト」と、従来通りだがグリップ走行では曲がりづらくなる「マニュアルドリフト」から操作方法を選べる他、一部のバイクではドリフト時に滑ることなくインに切れ込むハングオンタイプが存在する。

3DS版ではオートドリフトとマニュアルドリフトが統合され、SFC版の仕様にやや近くなっている。

ミニターボ(シリーズ全般)

ドリフト中にカーブの方向と逆にハンドルを切り、すぐに戻す操作(=カウンター(後述))を行うと青い煙(or火花)が出るが、この際にドリフトを解除すると一時的にスピードが上がる現象。発動時間はマシンの性能により異なる。SFC・GBA・Wii・3DS版ではドリフトを一定時間以上続けることで発動する(GBA版の時間は固定、Wii版以降は急なドリフトであるほど発動が早くなる)。

なお、カウンターを3回繰り返す(Wii版以降はドリフトをさらに続ける)と煙(or火花)が赤色になり、ここでドリフトを解除すると発動時間が長い「スーパーミニターボ」が出せる(Wii版のバイクでは不可)。

Switch版では、さらに長時間ドリフトを続けることにより、スーパーミニターボよりも発動時間が長い「ウルトラミニターボ」が出せるようになった。

DS版ではロケットスタートの瞬間にミニターボを発動し続けると、ミニターボの加速が切れない限り路肩に入ってもスピードが落ちない。

SFC版でも存在しており、説明書に書かれていないが公式ガイドブックには書かれている。割と長めのコーナーを立ち上がる時、ミニジャンプせずにカウンターのみで立ち上がるとエンジン音が甲高く聞こえる。この間のみ最高速がかすかに上がるうえ、路肩に入っても減速しない。

カウンター(シリーズ全般)

ドリフト解除時、そのままだと遠心力によってカートが外側に膨らんでしまう。この時、ドリフト解除直後にジャンプしたり、ドリフトボタンを押したまま逆ハンドルを切ったりすると解消できる。

緊急回避(SFC版・64版・GBA版・DS版)

150ccクラスなどカートのスピードが速く、左右のハンドルのでの回避が難しい時、ハンドルを切るとき軽くジャンプすることにより横っ飛びする形で回避できる。SFC版のチョロプーやGBA版のテレサを振り払う時にはこれを応用したボタン連打が有効。

スピンターン(64版以降)

停止時にアクセル+ブレーキボタン同時押し(GC版はL・Rボタン同時押し+Aボタン)でハンドルを切ると、その場でカートが回転するため緊急回避に利用できる。ロケットスタートと組み合わせることで、スタート直後に別方向にダッシュもできるが、これは特に64版以降のバトルモードにおいて重要で、当たり負けでも風船を失う軽量級のキャラがスタート直後のライバルの体当たり攻撃を避けるテクニックとして重宝する。Wii版ではスピンターンを続けるとミニターボを発動できる。Wii U版ではスピンターンをしている間でも少しずつ前に進む。

ジャンプアクション(Wii版以降)

ジャンプ台に乗ったときや一部の足場などから飛び出した時に、特定の操作をするとジャンプアクションを行い、着地時に一時的にダッシュする。

ジャンプターン(シリーズ全般)

停止時にハンドルを切りながらジャンプすると、同時に方向転換が可能。バック機能のないSFC版では特に効果的。

立ち直り(64版・GBA版)

スリップする寸前に、ブレーキをかけるとすばやく立ち直る。

急スタート(64版)

カートが転倒した時(または停止時)などアクセルボタンを2・4回連打してから加速すると通常より2倍の速さで加速できる。

ジュゲムダッシュ(64版から3DS版)

コースアウトするとジュゲムに吊り上げられるが、その際に特定のタイミングでアクセルボタンを押すと着地と同時にダッシュができる。タイミングは難しいが、成功すればリカバリーになる。64版・GBA版ではアクセルボタンを押しすぎるとエンジンストールを起こしてしまう。GC版以降ではジュゲムが途中でキャラを落とす都合上、着地した瞬間にアクセルボタンを押すと発動する。

バック(64版以降)

カートが停止時、ブレーキボタン(64版、GBA版ではB+↓)を押すとバックする。目の前に障害物があった時や、壁に直撃してアクセルだけでは身動きが取れない場合に使える技。

アイテム奪取(GC版)

ミニターボ発動・キノコダッシュ・スター無敵中は、接触したライバルからアイテムを奪える。また、GC版のタッグプレイ時では後ろのプレイヤーも、LまたはRボタンを押してライバルに接触してアイテムを奪う「スライドアタック」が使用可能。

Uターン(Wii U版・Switch版)

ドリフト中にアクセルボタンを離すとUターンができる。バトルのみのテクニックであり、レースでは使用できない。

スピンターボ(Wii U版・Switch版)

反重力中にライバルやオブジェクトにぶつかることでスピードアップする。

ドリフトブレーキ(Wii U版・Switch版)

ドリフト中にブレーキをかけると一瞬だけスピードを落としてコーナーを曲がれる。



備考



  • DS版は世界初のニンテンドーWi-Fiコネクションに対応したタイトルである。

  • パーティゲーム性が人気の高さというのは「概要」でも述べたが、宮本茂はさらに「『マリオカート』は基本的にコミュニケーションゲームで、レースでなくてもいい」というコメントをしたことがある[5]

  • アイテムルーレットは、スーパーマリオカートの任天堂公式ガイドブックに掲載された記事によると、パチスロをモチーフとして作られているという。ボタンでルーレットを止められる仕様なのはそのためと考えられる。

  • 過去には『スーパーマリオカート パーフェクトビデオ』、『マリオカート64 パーフェクトビデオ』(発売元:パイオニアLDC(現NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン))というテクニックや裏ワザを収録した攻略ビデオも存在した。

  • 芸能関連で本シリーズが題材とされた例もある。


    • 陣内智則が車のコントでマリオカートを使用したこともある(カーナビ、自動車教習所等)。また、無敵の音楽も使用している。

    • お笑いコンビのインパルスは、『エンタの神様』で【マリオ教習所】というコントを行ったことがある。


    • ザ・プラン9の1人である浅越ゴエの持ちネタである単独コント「しっくりこないニュース」でマリオ関連のネタをしばしば取り上げることがある。2006年の『第4回R-1ぐらんぷり』では「マリオカートを再現するため道路を工事中」という一節を使ったことがある。


    • TBS系『しあわせ家族計画』の宿題に、『マリオカート64』のコースをクリアするという宿題が出されたことがある。その内容は「マリオサーキットを1分30秒以内にゴールする」というものであり、挑戦者は内山信二の父であった。はじめはまともにコースも走れなかったが、みるみるうちに上達していき、本番前日の夜には1分30秒台のタイムを出した。だが結局、本番ではクリアできず宿題達成とはならなかった(3周目の終盤の土管のところでタイムオーバーとなった)。

    • TBSの『オールスター感謝祭』2007年秋に、大塚愛の「PEACH」が流れた後、「ピーチはどれでしょう?」という問題で、マリオカート64の映像が問題として出題された。最後残り3秒ぐらいにキャラクターの顔が出てきたが、もちろん下の名前の部分にはモザイクがかけられていた。

    • TBS系『水曜日のダウンタウン』では「ゲーム×現実 ミックス企画」として『マリオカート8』のコースと実際のカートのコースを交互に1周ずつする「ミックスカート」なる対決企画が行われた。編集で実際のカートに乗っているシーンもマリオカート風の演出が行われた。2016年4月20日の放送ではバカリズムと小林可夢偉が[6]、同年6月15日の放送では高橋名人と片山右京が対決している[7]



  • 自動車レースのフォーミュラEでは、2018 - 2019シーズンより本シリーズを参考にしたという「アタックモード」が導入される[8]



著作権・商標問題など


東京都内の企業『MARIモビリティ開発』(旧社名・マリカー)は、観光客向けにマリオの衣装を貸し出してのツアーを実施するなどしているが、このサービスに対し任天堂は、サービス自体が著作権侵害である上、マリオカートの略称である『マリカー』を無断使用しているなどとして、同社に1,000万円の支払いを求め、東京地方裁判所に提訴した[9]。2018年9月27日、東京地裁は任天堂の請求通りMARIモビリティ開発に対し1000万円の支払いを命ずる判決を下した[10]


また、マリカー社は、『マリカー』の呼称について、特許庁へ商標を申請し、2016年6月に商標登録された。これに対し任天堂は、「当社ではゲームの呼称を略して表記することがあり、商標がゲームとの誤認や混同を意図するものだ」などとして特許庁に異議を申し立てたが、特許庁は「『マリカー』の呼称は広く浸透しているとは認められない」として却下した。任天堂は知的財産高等裁判所への提訴など、さらなる法的措置を求める方針である[11]



脚注


[ヘルプ]




  1. ^ “株主・投資家向け情報:販売データ - 主要ソフト販売実績 ニンテンドー3DS専用ソフト”. 任天堂. 2018年10月30日閲覧。


  2. ^ “株主・投資家向け情報:業績・財務情報 - 主要タイトル販売実績 Nintendo Switch専用ソフト”. 任天堂. 2018年1月31日閲覧。


  3. ^ 作品によっては1周回ってから1位のカートに命中する。


  4. ^ 本物のバナナのように低摩擦力を作り出すわけではない。たとえ直進状態でも「バナナ」に接触すればスピンする。


  5. ^ “社長が訊く『マリオカートWii』”. 任天堂. p. 5. 2017年3月4日閲覧。


  6. ^ “可夢偉がバカリズムとミックスカート対決。「水曜日のダウンタウン」に出演”. AUTO SPORT web. (2016年4月20日). http://www.as-web.jp/f1/11154 2018年2月1日閲覧。 


  7. ^ “実車の運転も見事!高橋名人の底知れぬカリスマ性にファミコン世代が大興奮 「かっけー」「ハンパねえ!」”. AOLニュース. (2016年6月16日). https://news.aol.jp/2016/06/15/takahashimeijin/ 2018年2月1日閲覧。 


  8. ^ フォーミュラE、”アタックモード”運用法発表。日本のゲームを参考に!? - motorsport.com 2018年12月5日


  9. ^ 「マリオ」の衣装で「カート」ツアーは著作権侵害 任天堂が東京の会社を提訴 産経新聞 2017年2月24日


  10. ^ “公道カートのレンタルサービスに伴う当社知的財産の利用行為に関する東京地裁判決について”. 任天堂 (2018年9月27日). 2018年9月28日閲覧。


  11. ^ 「マリカー」商標止められず、任天堂の異議却下 読売新聞 2017年3月8日




関連項目







  • マリオシリーズ

  • キッズカート

  • レーシングカート



外部リンク



  • スーパーマリオカート

  • マリオカート64

  • マリオカートアドバンス

  • マリオカート ダブルダッシュ!!

  • マリオカートDS

  • マリオカートWii

  • マリオカート7

  • マリオカート8

  • マリオカート8 デラックス

  • マリオカート アーケードグランプリ

  • マリオカート アーケードグランプリ2

  • マリオカート アーケードグランプリDX

  • マリオカート アーケードグランプリVR

  • ソフトコレクション | マリオポータル | Nintendo


  • Mario Kart Wii Experience(マリオカートシリーズの歴史)(英語)













Popular posts from this blog

サソリ

広島県道265号伴広島線

Accessing regular linux commands in Huawei's Dopra Linux