OPS (野球)




OPS(オプス、オーピーエス)は On-base plus slugging の略であり、野球において打者を評価する指標の1つ。出塁率と長打率とを足し合わせた値である。




目次






  • 1 概要


    • 1.1 OPS


    • 1.2 Adjusted OPS+




  • 2 OPSによる格付け


  • 3 OPSの注意点


  • 4 OPSに関する記録


    • 4.1 日本プロ野球


      • 4.1.1 通算記録


        • 4.1.1.1 OPS傑出度




      • 4.1.2 シーズン記録


        • 4.1.2.1 OPS傑出度




      • 4.1.3 年度別リーグ平均OPS


      • 4.1.4 年度別個人OPS5傑


        • 4.1.4.1 セントラル・リーグ


        • 4.1.4.2 パシフィック・リーグ






    • 4.2 メジャーリーグベースボール


      • 4.2.1 通算記録


        • 4.2.1.1 Adjusted OPS+ 通算記録




      • 4.2.2 シーズン記録


        • 4.2.2.1 Adjusted OPS+ シーズン記録








  • 5 脚注


  • 6 関連項目


  • 7 外部リンク





概要


セイバーメトリクスの祖、ビル・ジェームズがディック・クレイマー、ピート・パーマーと共同開発した指標である。開発の契機は、得点の多い方が勝つという野球のルールにおいて、攻撃のランキングが常に打率順で掲載されていることに彼らが疑問を持っていたことに始まる[1]



OPS


このように生まれたOPSのメリットは、比較的簡単に求まる数値でありながら、得点との相関性が高い点にある。2000年から2004年のMLBのデータを基にすると、各指標の得点との相関係数は打率が0.849、出塁率が0.910、長打率が0.913なのに対し、OPSは0.955にも達する[2]。日本でも1980年から2010年のデータで得点と打率との相関係数が0.776なのに対し、OPSとの相関係数は0.941に達している[3]


このような得点との相関関係の強さと簡単な算出方法ゆえにメジャーリーグで2000年代以降普及し、現在では打者成績の公式記録に採用されている。


日本プロ野球でもその相関関係の強さが証明されており[3]、2006年よりヤクルト監督に就任した古田敦也が前年にリーグ最高のチーム打率ながら最少得点に終わった打線を強化するため、出塁率と共にOPSを重視することを明言した他、2009年に広島東洋カープ監督のマーティ・ブラウンがOPSを重視した打線を組むと公言したことで注目され[4]、米国球界経験者のG.G.佐藤は西武ライオンズとの契約でOPSに応じた出来高を導入した[5]


2013年のMLBでは、全選手の打撃成績を合計した際のOPSは.714であった[6]。リーグ別では、DH制有りのアメリカンリーグが.725、DH制無しのナショナルリーグが.703である[7][8]



Adjusted OPS+


シーズンやリーグの違う選手同士を比較する場合、リーグ平均からの傑出度を測るOPS+が有用である。
OPS+は平均に対する得点力の大きさをパーセンテージで表している。OPS+が100の打者は平均的であり、OPS+が150の打者は平均より50%高い得点力を持つ[9]


  • OPS+=100×(出塁率÷リーグ出塁率+長打率÷リーグ長打率-1)÷パークファクター補正

もしくは


  • OPS+=100×(出塁率÷リーグ出塁率*+長打率÷リーグ長打率*-1)

 リーグ出塁率*:パークファクター補正されたリーグ出塁率

 リーグ長打率*:パークファクター補正されたリーグ長打率



OPSによる格付け


OPSの開発者であるビル・ジェームズは、OPSを用いて以下のように打者をAランクからGランクまでの7段階に格付けできるとしている[10]











































ランク 評価 OPSの範囲
A 素晴らしい .9000以上
B 非常に良い .8334 - .8999
C 良い .7667 - .8333
D .7000 - .7666
E 平均以下 .6334 - .6999
F 悪い .5667 - .6333
G 非常に悪い .5666以下




OPSの注意点



出塁が過小評価されていること

得点期待値からプレーの得点価値を算出するLinear Weights[11]と比較すると、出塁能力が過小評価されている問題点がある[12]。OPSとチーム得点の相関は非常に高いものの、より正確に打者としての総合力や貢献度を測る指標としてLinear Weightsに基づいたwOBA(Weighted On-Base Average)等が存在する[13]。しかし「野球ファンに広く知られている簡単な指標という点では有用かもしれない[14]」とも評されている。

走塁能力に直結する指標ではないこと

OPSでは選手が出塁した後の進塁・盗塁の成否は問われない。そのため選手の走塁能力を充分に反映した指標とは言えないが、走塁能力によって長打の数が増えたり内野安打になったりするので、走塁能力もある程度はOPSに反映される。

打者のタイプの違いを表す指標ではないこと

二つの数値を足すため「長打はないが出塁率が高い」打者なのか、「出塁率は低いが当たれば大きい」打者なのかは読み取れない。これに対し、米国のメディアは打率、出塁率、長打率の3指標を「打率/出塁率/長打率」と一まとめにして記載することで問題を解決している。さらに詳しく選手の性質を知りたい場合はBatted BallやPITCHf/x等のデータを利用する。



OPSに関する記録



日本プロ野球


※出塁率は1985年以降現在に至るまで採用されている方法によって計算[15]



通算記録


























































順位 選手名 OPS
1 王貞治 1.080
2 松井秀喜 .996
3 アレックス・カブレラ .993
4 落合博満 .987
5 タフィ・ローズ .940
6 張本勲 .9334
7 中西太 .9325
8 小笠原道大 .931
9 松中信彦 .927
10 ブーマー・ウェルズ .9267

  • 2014年シーズン終了時点、通算4000打数以上の選手を対象


OPS傑出度

長打率.380、出塁率.330を標準年とした数値[16][出典無効]


























































順位 選手名 OPS
1 王貞治 1.1044
2 長嶋茂雄 .9795
3 アレックス・カブレラ .9620
4 松井秀喜 .9557
5 落合博満 .9433
6 イチロー .9403
7 張本勲 .9396
8 タフィ・ローズ .9053
9 松中信彦 .9034
10 長池徳士 .9029

  • 12球団時代、通算4000打席以上の選手を対象[16][出典無効]


シーズン記録










































































































順位 選手名 所属球団 OPS OPS+[17]
記録年 備考
1 王貞治 読売ジャイアンツ 1.293 251 1974年
セ・リーグ記録
2 ランディ・バース 阪神タイガース 1.258 235 1986年
3 王貞治 読売ジャイアンツ 1.255 263 1973年
4 落合博満 ロッテオリオンズ 1.244 211 1985年
パ・リーグ記録
5 ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ 1.234 237 2013年
6 落合博満 ロッテオリオンズ 1.232 217 1986年
7 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 1.223 234 2002年
8 王貞治 読売ジャイアンツ 1.211 243 1967年
9 王貞治 読売ジャイアンツ 1.210 261 1966年
10 王貞治 読売ジャイアンツ 1.204 205 1976年

  • 2013年シーズン終了時点


OPS傑出度

長打率.380、出塁率.330を標準年とした数値[18][出典無効]































































































順位 選手名 所属球団 OPS 記録年
1 王貞治 読売ジャイアンツ 1.321 1973年
セ・リーグ記録
2 王貞治 読売ジャイアンツ 1.308 1966年
3 王貞治 読売ジャイアンツ 1.276 1970年
4 王貞治 読売ジャイアンツ 1.269 1974年
5 王貞治 読売ジャイアンツ 1.266 1965年
6 大下弘 東急フライヤーズ 1.257 1951年
パ・リーグ記録
7 王貞治 読売ジャイアンツ 1.240 1967年
8 ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ 1.234 2013年
9 長嶋茂雄 読売ジャイアンツ 1.219 1961年
10 王貞治 読売ジャイアンツ 1.219 1968年

  • 2013年シーズン終了時点


年度別リーグ平均OPS


Baseball-Reference.com参照。























































































年度 セントラル・リーグ
パシフィック・リーグ
1999年 .746 .731
2000年 .726 .749
2001年 .728 .768
2002年 .707 .723
2003年 .752 .790
2004年 .772 .790
2005年 .742 .742
2006年 .715 .709
2007年 .728 .706
2008年 .715 .732
2009年 .703 .740
2010年 .740 .739
2011年 .642 .656
2012年 .648 .658
2013年 .699 .708


年度別個人OPS5傑


規定打席打席到達者のみ。


OPS+の値はパークファクター補正されていない。リーグ出塁率、リーグ長打率はBaseball-Reference.comを参照。



セントラル・リーグ

カッコ内は投手を除いた平均


1999年

リーグ出塁率.334(.344)、リーグ長打率.412(.428)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 ロベルト・ペタジーニ ヤクルトスワローズ 0.469 0.677 1.146 194
2 ロバート・ローズ 横浜ベイスターズ 0.439 0.655 1.093 181
3 松井秀喜 読売ジャイアンツ 0.416 0.631 1.047 168
4 緒方孝市 広島東洋カープ 0.414 0.582 0.995 156
5 高橋由伸 読売ジャイアンツ 0.378 0.588 0.966 147

2000年

リーグ出塁率.325(.335)、リーグ長打率.402(.419)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 松井秀喜 読売ジャイアンツ 0.438 0.654 1.092 187
2 ロベルト・ペタジーニ ヤクルトスワローズ 0.432 0.601 1.033 173
3 金本知憲 広島東洋カープ 0.415 0.544 0.959 154
4 ロバート・ローズ 横浜ベイスターズ 0.418 0.538 0.957 154
5 山崎武司 中日ドラゴンズ 0.372 0.520 0.892 135

2001年

リーグ出塁率.333(.343)、リーグ長打率.395(.408)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 ロベルト・ペタジーニ ヤクルトスワローズ 0.466 0.633 1.099 191
2 松井秀喜 読売ジャイアンツ 0.463 0.617 1.081 186
3 金本知憲 広島東洋カープ 0.463 0.536 0.999 166
4 清原和博 読売ジャイアンツ 0.396 0.546 0.942 149
5 ルイス・ロペス 広島東洋カープ 0.376 0.546 0.922 143

2002年

リーグ出塁率.313(.322)、リーグ長打率.394(.408)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 松井秀喜 読売ジャイアンツ 0.461 0.692 1.153 212
2 ロベルト・ペタジーニ ヤクルトスワローズ 0.438 0.649 1.087 195
3 福留孝介 中日ドラゴンズ 0.406 0.537 0.943 157
4 岩村明憲 ヤクルトスワローズ 0.390 0.531 0.921 151
5 緒方孝市 広島東洋カープ 0.373 0.508 0.881 140

2003年

リーグ出塁率.327(.336)、リーグ長打率.425(.441)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 福留孝介 中日ドラゴンズ 0.401 0.604 1.005 156
2 アレックス・ラミレス ヤクルトスワローズ 0.373 0.616 0.988 151
3 高橋由伸 読売ジャイアンツ 0.379 0.573 0.952 143
4 タイロン・ウッズ 横浜ベイスターズ 0.361 0.559 0.921 134
5 鈴木健 ヤクルトスワローズ 0.392 0.517 0.909 134

2004年

リーグ出塁率.335(.345)、リーグ長打率.437(.453)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 グレッグ・ラロッカ 広島東洋カープ 0.425 0.677 1.102 173
2 阿部慎之助 読売ジャイアンツ 0.391 0.625 1.016 151
3 小久保裕紀 読売ジャイアンツ 0.372 0.641 1.013 149
4 タイロン・ウッズ 横浜ベイスターズ 0.394 0.613 1.007 150
5 金本知憲 阪神タイガース 0.406 0.589 0.995 148

2005年

リーグ出塁率.331(.341)、リーグ長打率.411(.426)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 金本知憲 阪神タイガース 0.429 0.615 1.044 170
2 福留孝介 中日ドラゴンズ 0.430 0.590 1.020 165
3 タイロン・ウッズ 中日ドラゴンズ 0.392 0.571 0.963 149
4 新井貴浩 広島東洋カープ 0.353 0.603 0.956 145
5 多村仁 横浜ベイスターズ 0.369 0.578 0.947 144

2006年

リーグ出塁率.320(.328)、リーグ長打率.396(.409)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 福留孝介 中日ドラゴンズ 0.438 0.653 1.091 193
2 タイロン・ウッズ 中日ドラゴンズ 0.402 0.635 1.037 178
3 李承燁 読売ジャイアンツ 0.389 0.615 1.003 169
4 岩村明憲 東京ヤクルトスワローズ 0.389 0.544 0.933 152
5 アダム・リグス 東京ヤクルトスワローズ 0.343 0.558 0.901 141

2007年

リーグ出塁率.328(.338)、リーグ長打率.400(.416)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 高橋由伸 読売ジャイアンツ 0.404 0.579 0.982 159
2 タイロン・ウッズ 中日ドラゴンズ 0.418 0.530 0.948 151
3 青木宣親 東京ヤクルトスワローズ 0.434 0.508 0.942 151
4 アレックス・ラミレス 東京ヤクルトスワローズ 0.371 0.569 0.940 147
5 村田修一 横浜ベイスターズ 0.376 0.553 0.929 144

2008年

リーグ出塁率.323(.333)、リーグ長打率.391(.405)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 村田修一 横浜ベイスターズ 0.397 0.665 1.062 184
2 アレックス・ラミレス 読売ジャイアンツ 0.373 0.617 0.990 165
3 内川聖一 横浜ベイスターズ 0.416 0.540 0.956 158
4 小笠原道大 読売ジャイアンツ 0.381 0.573 0.954 156
5 森野将彦 中日ドラゴンズ 0.394 0.556 0.950 158

2009年

リーグ出塁率.318(.324)、リーグ長打率.388(.401)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 阿部慎之助 読売ジャイアンツ 0.357 0.587 0.943 156
2 小笠原道大 読売ジャイアンツ 0.384 0.543 0.927 154
3 和田一浩 中日ドラゴンズ 0.382 0.532 0.914 150
4 アーロン・ガイエル 東京ヤクルトスワローズ 0.367 0.533 0.900 146
5 アレックス・ラミレス 読売ジャイアンツ 0.347 0.554 0.891 143

2010年

リーグ出塁率.330(.340)、リーグ長打率.410(.426)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 和田一浩 中日ドラゴンズ 0.437 0.624 1.061 175
2 阿部慎之助 読売ジャイアンツ 0.368 0.608 0.976 151
3 小笠原道大 読売ジャイアンツ 0.394 0.559 0.953 147
4 アレックス・ラミレス 読売ジャイアンツ 0.338 0.613 0.951 143
5 青木宣親 東京ヤクルトスワローズ 0.435 0.509 0.944 148

2011年

リーグ出塁率.303(.312)、リーグ長打率.340(.353)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 長野久義 読売ジャイアンツ 0.379 0.468 0.847 154
2 畠山和洋 東京ヤクルトスワローズ 0.373 0.462 0.834 151
3 鳥谷敬 阪神タイガース 0.395 0.414 0.809 144
4 栗原健太 広島東洋カープ 0.351 0.442 0.793 138
5 ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ 0.314 0.469 0.783 134

2012年

リーグ出塁率.310(.319)、リーグ長打率.338(.351)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 阿部慎之助 読売ジャイアンツ 0.429 0.565 0.994 195
2 ラスティングス・ミレッジ 東京ヤクルトスワローズ 0.379 0.485 0.865 157
3 坂本勇人 読売ジャイアンツ 0.359 0.456 0.815 142
4 長野久義 読売ジャイアンツ 0.382 0.432 0.815 143
5 アレックス・ラミレス 横浜DeNAベイスターズ 0.333 0.473 0.806 139

2013年

リーグ出塁率.323(.333)、リーグ長打率.375(.389)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 ウラディミール・バレンティン 東京ヤクルトスワローズ 0.455 0.779 1.234 237
2 トニ・ブランコ 横浜DeNAベイスターズ 0.416 0.634 1.049 188
3 阿部慎之助 読売ジャイアンツ 0.427 0.564 0.991 173
4 村田修一 読売ジャイアンツ 0.385 0.511 0.896 147
5 マット・マートン 阪神タイガース 0.361 0.484 0.845 133


パシフィック・リーグ

1999年

リーグ出塁率.334、リーグ長打率.397

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 タフィ・ローズ 大阪近鉄バファローズ 0.388 0.627 1.015 174
2 イチロー オリックス・ブルーウェーブ 0.412 0.572 0.984 167
3 フィル・クラーク 大阪近鉄バファローズ 0.354 0.521 0.875 137
4 松中信彦 福岡ダイエーホークス 0.359 0.514 0.873 137
5 松井稼頭央 西武ライオンズ 0.389 0.482 0.872 138

2000年

リーグ出塁率.343、リーグ長打率.406

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 シャーマン・オバンドー 日本ハムファイターズ 0.436 0.616 1.051 186
2 フランク・ボーリック 千葉ロッテマリーンズ 0.424 0.576 1.000 172
3 イチロー オリックス・ブルーウェーブ 0.460 0.539 0.999 173
4 ナイジェル・ウィルソン 日本ハムファイターズ 0.373 0.599 0.973 163
5 松中信彦 福岡ダイエーホークス 0.387 0.582 0.969 162

2001年

リーグ出塁率.341、リーグ長打率.427

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 タフィ・ローズ 大阪近鉄バファローズ 0.421 0.662 1.083 178
2 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ 0.434 0.630 1.064 175
3 松中信彦 福岡ダイエーホークス 0.412 0.620 1.032 166
4 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.385 0.613 0.998 156
5 小笠原道大 日本ハムファイターズ 0.407 0.582 0.989 156

2002年

リーグ出塁率.317、リーグ長打率.406

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.467 0.756 1.223 234
2 小笠原道大 日本ハムファイターズ 0.430 0.601 1.031 184
3 松井稼頭央 西武ライオンズ 0.389 0.617 1.006 175
4 中村紀洋 大阪近鉄バファローズ 0.400 0.597 0.998 173
5 和田一浩 西武ライオンズ 0.357 0.610 0.968 163

2003年

リーグ出塁率.345、リーグ長打率.445

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.418 0.705 1.123 180
2 小笠原道大 日本ハムファイターズ 0.473 0.649 1.122 183
3 和田一浩 西武ライオンズ 0.428 0.632 1.060 166
4 井口資仁 福岡ダイエーホークス 0.438 0.573 1.011 156
5 松中信彦 福岡ダイエーホークス 0.429 0.573 1.002 153

2004年

リーグ出塁率.350、リーグ長打率.440

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 松中信彦 福岡ダイエーホークス 0.464 0.715 1.179 195
2 城島健司 福岡ダイエーホークス 0.432 0.655 1.087 172
3 フェルナンド・セギノール 北海道日本ハムファイターズ 0.413 0.657 1.070 167
4 ベニー・アグバヤニ 千葉ロッテマリーンズ 0.426 0.617 1.043 162
5 和田一浩 西武ライオンズ 0.425 0.607 1.032 159

2005年

リーグ出塁率.328(.330)、リーグ長打率.414(.416)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 松中信彦 福岡ソフトバンクホークス 0.412 0.663 1.075 184
2 フリオ・ズレータ 福岡ソフトバンクホークス 0.392 0.646 1.038 174
3 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.407 0.606 1.013 169
4 和田一浩 西武ライオンズ 0.397 0.573 0.969 158
5 城島健司 福岡ソフトバンクホークス 0.381 0.557 0.938 149

2006年

リーグ出塁率.323(.325)、リーグ長打率.387(.390)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 松中信彦 福岡ソフトバンクホークス 0.453 0.528 0.981 175
2 小笠原道大 北海道日本ハムファイターズ 0.397 0.373 0.970 169
3 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.404 0.564 0.968 169
4 ホセ・フェルナンデス 東北楽天ゴールデンイーグルス 0.370 0.541 0.910 147
5 フェルナンド・セギノール 北海道日本ハムファイターズ 0.356 0.532 0.888 146

2007年

リーグ出塁率.321(.322)、リーグ長打率.384(.385)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 タフィ・ローズ オリックス・バファローズ 0.403 0.603 1.006 182
2 山崎武司 東北楽天ゴールデンイーグルス 0.359 0.577 0.936 162
3 稲葉篤紀 北海道日本ハムファイターズ 0.387 0.505 0.892 151
4 アレックス・カブレラ 西武ライオンズ 0.377 0.512 0.890 150
5 グレッグ・ラロッカ オリックス・バファローズ 0.366 0.505 0.871 145

2008年

リーグ出塁率.328(.329)、リーグ長打率.404(.406)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 アレックス・カブレラ オリックス・バファローズ 0.394 0.593 0.987 166
2 タフィ・ローズ オリックス・バファローズ 0.394 0.583 0.977 164
3 中島裕之 埼玉西武ライオンズ 0.410 0.527 0.937 155
4 G.G.佐藤 埼玉西武ライオンズ 0.368 0.546 0.914 147
5 稲葉篤紀 北海道日本ハムファイターズ 0.380 0.513 0.894 142

2009年

リーグ出塁率.334(.335)、リーグ長打率.406(.408)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 中村剛也 埼玉西武ライオンズ 0.359 0.651 1.010 167
2 サブロー 千葉ロッテマリーンズ 0.377 0.534 0.911 144
3 糸井嘉男 北海道日本ハムファイターズ 0.381 0.520 0.901 141
4 鉄平 東北楽天ゴールデンイーグルス 0.391 0.504 0.895 140
5 中島裕之 埼玉西武ライオンズ 0.398 0.493 0.891 140

2010年

リーグ出塁率.336(.337)、リーグ長打率.403(.405)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 アレックス・カブレラ オリックス・バファローズ 0.428 0.569 0.997 168
2 T-岡田 オリックス・バファローズ 0.358 0.575 0.933 148
3 多村仁志 福岡ソフトバンクホークス 0.374 0.550 0.924 147
4 西岡剛 千葉ロッテマリーンズ 0.423 0.482 0.904 145
5 中島裕之 埼玉西武ライオンズ 0.385 0.511 0.896 141

2011年

リーグ出塁率.303(.304)、リーグ長打率.348(.349)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 中村剛也 埼玉西武ライオンズ 0.373 0.600 0.973 193
2 糸井嘉男 北海道日本ハムファイターズ 0.411 0.448 0.859 161
3 内川聖一 福岡ソフトバンクホークス 0.371 0.485 0.856 159
4 松田宣浩 福岡ソフトバンクホークス 0.344 0.510 0.854 158
5 中島裕之 埼玉西武ライオンズ 0.354 0.433 0.787 139

2012年

リーグ出塁率.311(.311)、リーグ長打率.347(.348)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 李大浩 オリックス・バファローズ 0.368 0.478 0.846 155
2 中島裕之 埼玉西武ライオンズ 0.382 0.451 0.833 152
3 ウィリー・モー・ペーニャ 福岡ソフトバンクホークス 0.339 0.490 0.829 149
4 糸井嘉男 北海道日本ハムファイターズ 0.404 0.410 0.813 147
5 中村剛也 埼玉西武ライオンズ 0.331 0.461 0.792 139

2013年

リーグ出塁率.331(.333)、リーグ長打率.376(.378)

























































順位 選手名 所属球団 出塁率 長打率 OPS OPS+
1 浅村栄斗 埼玉西武ライオンズ 0.388 0.554 0.943 163
2 中田翔 北海道日本ハムファイターズ 0.381 0.550 0.932 160
3 長谷川勇也 福岡ソフトバンクホークス 0.392 0.510 0.903 153
4 井口資仁 千葉ロッテマリーンズ 0.390 0.511 0.902 152
5 ケーシー・マギー 東北楽天ゴールデンイーグルス 0.376 0.515 0.891 149


メジャーリーグベースボール



通算記録









































































順位 選手名 OPS OPS+
1 ベーブ・ルース 1.164 206
2 テッド・ウィリアムズ 1.116 190
3 ルー・ゲーリッグ 1.080 179
4 バリー・ボンズ 1.051 182
5 ジミー・フォックス 1.038 163
6 ハンク・グリーンバーグ 1.017 158
7 ロジャース・ホーンスビー 1.010 175
8 マニー・ラミレス .996 154
9 マイク・トラウト .990 175
10 マーク・マグワイア .982 163

  • 2018年シーズン終了時点、通算3000打席以上の選手を対象[19]


Adjusted OPS+ 通算記録





























































順位 選手名 Adjusted OPS+
1 ベーブ・ルース 206
2 テッド・ウィリアムズ 190
3 バリー・ボンズ 182
4 ルー・ゲーリッグ 179
5 ロジャース・ホーンスビー 175
5 マイク・トラウト 175
7 ミッキー・マントル 172
8 ダン・ブローザース 170
8 ジョー・ジャクソン 170
10 タイ・カッブ 168

  • 2018年シーズン終了時点[20]


シーズン記録










































































































順位 選手名 所属球団 OPS OPS+ 記録年 備考
1 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 1.422 263 2004年
ナ・リーグ記録
2 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 1.382 255 1920年
ア・リーグ記録
3 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 1.381 268 2002年
4 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 1.379 259 2001年
5 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 1.358 238 1921年
6 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 1.309 239 1923年
7 テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 1.288 235 1941年
8 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 1.278 231 2003年
9 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 1.258 225 1927年
10 テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 1.257 233 1957年

  • 2018年シーズン終了時点[21]


Adjusted OPS+ シーズン記録






























































































順位 選手名 所属球団 Adjusted OPS+ 記録年 備考
1 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 268 2002年
ナ・リーグ記録
2 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 263 2004年
3 バリー・ボンズ サンフランシスコ・ジャイアンツ 259 2001年
4 フレッド・ダンラップ セントルイス・マルーンズ 256 1884年
5 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 255 1920年
ア・リーグ記録
6 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 239 1923年
7 ベーブ・ルース ニューヨーク・ヤンキース 238 1921年
8 ロス・バーンズ シカゴ・ホワイトストッキングス 235 1876年
8 テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 235 1941年
10 テッド・ウィリアムズ ボストン・レッドソックス 233 1957年

  • 2018年シーズン終了時点[22]


脚注





  1. ^ マイケル・ルイス著「マネーボール」124-127ページ(邦訳・文庫版)


  2. ^ 李啓充 MLBコラム,2012/11/7閲覧

  3. ^ ab“OPS”. Baseball LAB (2010年12月15日). 2013年3月11日閲覧。


  4. ^ “ブラウン作戦”OPS重視打線で勝負!,スポーツニッポン,2010/03/14閲覧


  5. ^ 西武GGが大トリ更改、OPS出来高導入,ニッカンスポーツ,2010/03/14閲覧


  6. ^ 2013 Major League Baseball Standard Batting


  7. ^ 2013 American League Standard Batting


  8. ^ 2013 National League Standard Batting


  9. ^ “Prospectus Q&A”. Baseball Prospectus (2007年3月11日). 2013年12月17日閲覧。


  10. ^ James, Bill. The 96 Families of Hitters. The Bill James Gold Mine, 2009, p.24.


  11. ^ “Linear Weights”. FanGraphs. 2013年7月2日閲覧。


  12. ^ “OPS and OPS+”. FanGraphs. 2013年7月2日閲覧。


  13. ^ “wOBA”. FanGraphs. 2013年7月2日閲覧。


  14. ^ OPS and OPS+ FanGraphs.


  15. ^ 宇佐美徹也「プロ野球記録大鑑」および各年発行の「ベースボールレコードブック」の個人記録欄より機械的に算出

  16. ^ ab“OPS傑出度のページ”. 日本プロ野球記録統計解析試案「Total Baseballのすすめ」. 2014年3月14日閲覧。


  17. ^ パークファクター補正はされていない。


  18. ^ “単年度総合指標のページ”. 日本プロ野球記録統計解析試案「Total Baseballのすすめ」. 2014年2月26日閲覧。


  19. ^ 通算記録 (MLB) - Baseball-Reference.com


  20. ^ “Career Leaders & Records for Adjusted OPS+”. Baseball-Reference.com. 2018年10月5日閲覧。


  21. ^ “Single-Season Leaders & Records for On-Base Plus Slugging”. Baseball-Reference.com. 2018年10月5日閲覧。


  22. ^ “Single-Season Leaders & Records for Adjusted OPS+”. Baseball-Reference.com. 2018年10月5日閲覧。




関連項目



  • 野球の各種記録

  • ビリー・ビーン



外部リンク




  • MLB 通算記録 - Baseball-Reference.com


  • MLB シーズン記録 - Baseball-Reference.com




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