ヘネピン郡 (ミネソタ州)










































ミネソタ州ヘネピン郡

Hennepin County Govt Center.JPG

ヘネピン郡政府センター、郡庁所在地のミネアポリスにある。郡のロゴに合わせ"H"文字の形にしてある。


ヘネピン郡の位置を示したミネソタ州の地図
郡のミネソタ州内の位置


ミネソタ州の位置を示したアメリカ合衆国の地図
州のアメリカ合衆国内の位置

設立

1852年3月6日
郡名の由来
ルイ・エヌパン、フランシスコ会伝道師、探検家、著作者

郡庁所在地

ミネアポリス

最大の都市
ミネアポリス

面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水


1,571 km2 (606.38 mi2)
1,442 km2 (556.62 mi2)
129 km2 (49.77 mi2), 8.21%
推計人口
 - (2012年)
 - 密度


1,184,576人
774人/km2 (2,048人/mi2)

標準時

中部: UTC-6/-5
ウェブサイト
www.hennepin.us

ヘネピン郡(英: Hennepin County)はアメリカ合衆国ミネソタ州の郡である。郡庁所在地はミネアポリス市であり、ミネアポリス・セントポール都市圏の西部に位置し、州内最大の人口集中地である。ミネソタ州民の5人に1人以上がこの地域に住んでいる。州の人口重心も郡内ロジャーズ市にある[1]。郡名は17世紀の神父でこの地方を探検したルイ・エヌパン(ヘネピン)にちなむ。2010年国勢調査での人口は1,152,425人だった[2]




目次






  • 1 歴史


  • 2 郡政府と政治


    • 2.1 重要な役人




  • 3 地理と固有植生


    • 3.1 主要高規格道路


    • 3.2 隣接する郡


    • 3.3 国立保護地域




  • 4 経済


  • 5 人口動態


    • 5.1 収入




  • 6 都市と町


  • 7 高等教育機関


  • 8 スポーツ


  • 9 文化


  • 10 記録


  • 11 脚注


  • 12 外部リンク





歴史


ヘネピン郡は1852年にミネソタ準州議会が設立した[3]
。ルイ・エヌパン神父はセントアンソニー滝の名前をつけ、地域に関する最初期の記録を残した人物だったので、郡の名前に選ばれた。ヘネピン郡の初期歴史はミネアポリス市とセントアンソニー市の設立に密接に関わっている.[4]



郡政府と政治


















































































大統領選挙の結果 1960年-2012年[5]


民主党

共和党

2012年

62.34% 423,982
35.30% 240,073

2008年

63.42% 420,958
34.81% 231,054

2004年

59.33% 383,841
39.43% 255,133

2000年

53.60% 307,599
39.32% 225,657

1996年

54.4% 285,126
33.2% 173,887

1992年

47.5% 278,648
30.6% 179,581

1988年

54.4% 292,909
44.6% 240,209

1984年

51.5% 272,401
48.0% 253,921

1980年

47.4% 239,592
38.6% 194,898

1976年

53.2% 257,380
43.8% 211,892

1972年
46.5% 205,943

51.6% 228,951

1968年

54.1% 220,078
41.8% 170,002

1964年

60.8% 241,020
39.0% 154,736

1960年
48.5% 188,250

51.3% 198,992

ミネソタ州の全ての郡と同様に、ヘネピン郡は無党派選挙で選出される「郡政委員会」によって統治されている。通常は委員数5人だが、ヘネピン郡の場合は7人である(他にラムゼー郡、ダコタ郡、アノーカ郡、セントルイス郡が該当)。各委員は人口をほぼ等しく分けた選挙区の代表である。ヘネピン郡では、監察医、郡監査官、財務官、記録官を指名する。保安官と郡検察官も無党派選挙で選出される。郡庁はミネアポリス中心街の'ヘネピン郡政府センターにある。郡はヘネピン郡図書館体系(2008年にミネアポリス公共図書館体系と合併)およびヘネピン郡医療センターを管理している。



重要な役人


ヘネピン郡の通常の運営は、郡管理官デイビッド・ハフ、郡運営管理官補ジュディ・リーゲンシャイド、郡人事と公共医療管理官補レックス・A・ホルゼマー、郡医療管理官補ジェニファー・デキューベリス、および郡公共事業管理官補デブラ・R・ブリスクが調整している。



地理と固有植生


アメリカ合衆国国勢調査局に拠れば、市域全面積は606.38平方マイル (1,570.5 km2)であり、このうち陸地556.62平方マイル (1,441.6 km2)、水域は49.77平方マイル (128.9 km2)で水域率は8.21%である[6]。ヘネピン郡は、サバンナの土地がプレーリーや森林地よりも多いことで、ミネソタ州16郡の1つであり、ライト郡と並んで、その大地の75%以上がサバンナである。固有植生については、自然資源保全局のデータがある。ミシシッピ川では最高落差の滝であるセントアンソニー滝はルイ・エヌパン神父が発見したものであり、ミネアポリス中心街に隣接してあるが、19世紀に一連のダムに形を変えられた。ダムの上下を繋ぐためにある閘門を使ってバージなどが移動している。



主要高規格道路








  • I-35W.svg 州間高速道路35号線西


  • I-94.svg 州間高速道路94号線


  • I-394.svg 州間高速道路394号線


  • I-494.svg 州間高速道路494号線


  • I-694.svg 州間高速道路694号線


  • US 12.svg アメリカ国道12号線


  • US 52.svg アメリカ国道52号線(州間高速道路94号線の下を走る)


  • US 169 (MN).svg アメリカ国道169号線


  • US 212 (MN).svg アメリカ国道212号線


  • MN-5.svg ミネソタ州道5号線


  • MN-7.svg ミネソタ州道7号線


  • MN-47.svg ミネソタ州道47号線





  • MN-55.svg ミネソタ州道55号線


  • MN-62.svg ミネソタ州道62号線


  • MN-65.svg ミネソタ州道65号線


  • MN-77.svg ミネソタ州道77号線


  • MN-100.svg ミネソタ州道100号線


  • MN-101.svg ミネソタ州道101号線


  • MN-121.svg ミネソタ州道121号線


  • MN-252.svg ミネソタ州道252号線


  • MN-610.svg ミネソタ州道610号線


  • Hennepin County 81.svg ヘネピン郡道81号線


  • Hennepin County 122.svg ヘネピン郡道122号線




隣接する郡




  • アノーカ郡 - 北東


  • ラムゼー郡 - 東


  • ダコタ郡 - 南東


  • スコット郡 - 南


  • カーバー郡 - 南西


  • ライト郡 - 北西



























国立保護地域



  • ミネソタ・バレー国立野生生物保護区(部分)

  • ミシシッピ川国立河川レクリエーション地域(部分)



経済


ヘネピン郡にはミネアポリス中心街とブルーミントンに大きな経済中心がある。



人口動態

















































































































人口推移
人口

1860 12,849
1870 31,566 145.7%
1880 67,013 112.3%
1890 185,294 176.5%
1900 228,340 23.2%
1910 333,480 46.0%
1920 415,419 24.6%
1930 517,785 24.6%
1940 568,899 9.9%
1950 676,579 18.9%
1960 842,854 24.6%
1970 960,080 13.9%
1980 941,411 −1.9%
1990 1,032,431 9.7%
2000 1,116,200 8.1%
2010 1,152,425 3.2%
2012(推計) 1,184,576 2.8%
U.S. Decennial Census[7]
2012 Estimate[2]



人口ピラミッド、2000年データ




ヘネピン郡政府センターとは通り向かいにあるヘネピン郡公衆安全施設、郡監獄を収める


以下は2000年の国勢調査による人口統計データである。







基礎データ



  • 人口: 1,116,200 人

  • 世帯数: 456,129 世帯

  • 家族数: 267,291 家族


  • 人口密度: 774人/km2(2,005人/mi2

  • 住居数: 468,824 軒

  • 住居密度: 325軒/km2(842軒/mi2


人種別人口構成




  • 白人: 80.53%


  • アフリカン・アメリカン: 8.95%


  • ネイティブ・アメリカン: 1.00%


  • アジア人: 4.80%

  • 太平洋諸島系: 0.05%

  • その他の人種: 2.06%

  • 混血: 2.60%


  • ヒスパニック・ラテン系: 4.07%


先祖による構成



  • ドイツ系:22.8%

  • ノルウェー系:12.0%

  • アイルランド系:7.6%

  • スウェーデン系:7.2%



年齢別人口構成



  • 18歳未満: 24.0%

  • 18-24歳: 9.7%

  • 25-44歳: 33.7%

  • 45-64歳: 21.7%

  • 65歳以上: 11.0%

  • 年齢の中央値: 35歳

  • 性比(女性100人あたり男性の人口)

    • 総人口: 97.0

    • 18歳以上: 94.7




世帯と家族(対世帯数)



  • 18歳未満の子供がいる: 28.8%

  • 結婚・同居している夫婦: 45.3%

  • 未婚・離婚・死別女性が世帯主: 9.9%

  • 非家族世帯: 41.4%

  • 単身世帯: 31.8%

  • 65歳以上の老人1人暮らし: 8.4%

  • 平均構成人数

    • 世帯: 2.39人

    • 家族: 3.07人






収入


収入と家計



  • 収入の中央値

    • 世帯: 51,711米ドル(2007年推計では60,115ドル)

    • 家族: 65,985米ドル(2007年推計では79,970ドル)

    • 性別

      • 男性: 42,466米ドル

      • 女性: 32,400米ドル





  • 人口1人あたり収入: 28,789米ドル


  • 貧困線以下

    • 対人口: 8.3%

    • 対家族数: 5.0%

    • 18歳未満: 10.5%

    • 65歳以上: 5.9%





ヘネピン郡はミネソタ州で最も裕福な郡であり、国内でも100傑に入っている。


郡内で話される外国語としては、アラビア語、モン語、クメール語、ラオ語、ロシア語、ソマリ語、スペイン語、ベトナム語がある[8]



都市と町
















都市
郡区
未編入の町


  • ブルーミントン

  • ブルックリンセンター

  • ブルックリンパーク

  • チャンプリン


  • チャンハッセン‡

  • コーコラン

  • クリスタル

  • デイトン†

  • ディープヘイブン

  • イーデンプレーリー

  • イーダイナ

  • エクセルシア

  • ゴールデンバレー

  • グリーンフィールド

  • グリーンウッド

  • ハノーバー‡

  • ホプキンス

  • インディペンデンス

  • ロングレイク

  • ロレット

  • メイプルグローブ

  • メイプルプレーン




  • メディスンレイク

  • メディナ

  • ミネアポリス

  • ミネトンカ

  • ミネトンカビーチ

  • ミネトリスタ

  • マウンド

  • ニューホープ

  • オロノ

  • オセオ

  • プリマス

  • リッチフィールド

  • ロビンスデール

  • ロックフォード‡

  • ロジャーズ

  • ショアウッド

  • スプリングパーク

  • セントアンソニービレッジ†

  • セントボニファシウス

  • セントルイスパーク

  • トンカベイ

  • ウェイザタ

  • ウッドランド



  • ハッサン郡区(現在はロジャーズの一部)


  • フォートスネリング

† 大半はヘネピン郡に入っているが、他郡にも領域が掛かっているもの

‡ 他郡にあるが、一部がヘネピン郡に入っているもの





高等教育機関



  • アウグスバーグ・カレッジ、ミネアポリス市

  • ダンウッディ工科カレッジ、ミネアポリス市中心街

  • ヘネピン工科カレッジ、ブルックリンパークとイーデンプレーリー

  • メトロポリタン州立大学、ミネアポリス市中心街

  • ミネアポリス芸術デザインカレッジ、ミネアポリス市

  • ミネアポリス・コミュニティ工科カレッジ、ミネアポリス市中心街


  • ミネソタ州立大学マンケイトー校、イーダイナ市

  • ノーマンデール・コミュニティカレッジ、ブルーミントン

  • ノースセントラル大学、ミネアポリス市中心街

  • ノースヘネピン・コミュニティカレッジ、ブルックリンパーク

  • ノースウェスタン健康科学大学、ブルーミントン

  • セントメアリーズ・ミネソタ大学、ツインシティーズ・キャンパス、サウスミネアポリス


  • ミネソタ大学、ツインシティーズ・キャンパス、ミネアポリス市

  • セントトマス大学、ミネアポリス・キャンパス、ミネアポリス市中心街



スポーツ


2006年8月、郡政委員会は4対3の票決で、ミネソタ・ツインズのための野球場費用大半を郡費で賄うために0.15%の消費税を課することを決めた。州議会では2005年から2006年の会期末に通過し、州知事ティム・ポーレンティが署名した法により、住民投票無しでヘネピン郡におけるこの課税を承認した。また、郡のために球場を建設し管理するミネソタ野球場公社も設立した。税金は30年間有効であり、郡政委員会によって増税できる規定もある。その結果としてターゲット・フィールドが2010年4月にオープンした。



文化


ヘネピン歴史博物館は1957年に設立され、郡の歴史に関する展示を行っている。



記録


ヘネピン郡の記録は研究用に利用できる[9]。これには学校教育、地区と市の裁判記録、郡検察官記録、郡保安官記録、出生死亡記録、結婚記録、課税リスト、機関歴史記録が含まれている。



脚注





  1. ^ Population and Population Centers by State: 2000

  2. ^ ab“State & County QuickFacts”. United States Census Bureau. 2011年7月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年9月1日閲覧。


  3. ^ http://www.house.leg.state.mn.us/hinfo/govseries/No32.htm


  4. ^ JoEllen Haugo and Mary Jo Laakso (2001年). “History of Minneapolis”. Minneapolis Public Library. 2007年8月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2007年9月7日閲覧。


  5. ^ Dave Leip's Atlas of U.S. Presidential Elections. Uselectionatlas.org. Retrieved on 2013-08-16.


  6. ^ “Census 2010 Gazetteer Files”. 2013年7月2日閲覧。


  7. ^ “U.S. Decennial Census”. Census.gov. 2013年9月1日閲覧。


  8. ^ "Welcome Languages." Hennepin County Public Library. Retrieved on July 8, 2010.


  9. ^ Records



10. ^Nelson, Steven (2011). Savanna Soils of Minnesota. pp. 49 - 52. ISBN 978-0-615-50320-2.



外部リンク








  • Hennepin County Government website - 公式サイト

  • Hennepin County Library website

  • Bloomington Convention & Visitors Bureau

  • Minneapolis Northwest Convention & Visitors Bureau



座標: 北緯45度00分 西経93度28分 / 北緯45.00度 西経93.47度 / 45.00; -93.47







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