星槎道都大学
星槎道都大学 | |
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札幌キャンパス 「ハマナス門 (正門)」 | |
大学設置 | 1978年 |
創立 | 1964年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人北海道星槎学園 |
本部所在地 | 北海道北広島市中の沢149番地 |
キャンパス | 札幌キャンパス(北海道北広島市) |
学部 | 社会福祉学部 経営学部 美術学部 |
ウェブサイト | 星槎道都大学公式サイト |
星槎道都大学(せいさどうとだいがく、英語: Seisa Dohto University)は、北海道北広島市中の沢149番地に本部を置く日本の私立大学である。1978年に設置された。大学の略称は道都・道都大。
目次
1 概要
2 沿革
3 基礎データ
3.1 所在地
3.1.1 かつてあったキャンパス
3.2 特色
3.3 象徴
3.3.1 校章
3.3.2 スクールカラー
3.4 花
4 教育および研究
4.1 組織
4.1.1 学部・学科
4.1.2 通信教育課程
4.1.3 附属機関
4.1.4 研究
5 学生生活
5.1 スポーツ
6 大学関係者と組織
6.1 大学関係者一覧
7 対外関係
7.1 他大学との協定
7.1.1 業務連携協定
7.1.2 業務連携協定に基づく高大連携協定
7.1.3 高大連携協定
7.1.4 国際交流
7.1.4.1 学術・文化交流協定
7.2 地方自治体との協定
8 脚注
9 外部リンク
概要
大学は社会福祉・経営・美術の3学部4学科からなる文科系と芸術系を持つ星槎グループの大学である。
学校法人北海道櫻井産業学園(現在の学校法人北海道星槎学園)が母体となり、1978年(昭和53年)に北海道の紋別市に道都大学として社会福祉学部と美術学部の2学部で開学した。社会福祉学部は当初の独立学部としては日本福祉大学(第一部・二部)、日本社会事業大学、東北福祉大学、淑徳大学に次いで全国で5校6番目、美術学部は全国で7番目にできた学部であり、当初の北海道ではどちらも初めて設立される学部であった。
その後、1996年(平成8年)4月1日に美術学部の札幌キャンパス(北広島市、移転当時は広島町)への移転[1]、2001年(平成13年)に札幌キャンパスに道都大学短期大学部を改組することにより経営学部が新設される。
社会福祉学部も2004年(平成16年)をもって札幌キャンパスへの移転を表明し、2005年(平成17年)からは札幌キャンパスに3学部が集約される形となった[2]。
2016年により運営する学校法人が星槎グループに加入したことにより学校法人北海道星槎学園と改称。2017年4月から学校名を星槎道都大学と改称した。
建学の精神(校訓・理念・学是)は、「百折不撓と奉仕の精神を有する人に」「限りなき前進-Ever Onward-」など。
沿革
1964年(昭和39年)
- 11月30日 - 北海道知事より学校法人北海道産業学園設立認可
- 12月15日 - 学校法人北海道産業学園法人登記。北海道産業専門学校本科及び予科高等部を設置
1965年(昭和40年)4月 - 北海道産業専門学校開設
1966年(昭和41年)
- 1月 - 北海道産業短期大学設置認可
- 4月 - 北海道産業短期大学開設(経営科、建設科)(広島村)
1968年(昭和43年)9月1日 - 町制施行により北海道産業大学所在地が広島村から広島町となる
1976年(昭和51年) - 北海道産業短期大学を道都短期大学と改称。法人名を北海道櫻井産業学園と改称
1978年(昭和53年)
2月10日 - 道都大学開設(社会福祉学部社会福祉学科、美術学部デザイン学科・建築学科)
4月1日 - 道都大学が開学。初代学長として、櫻井淳が就任
1984年(昭和59年) - 北海道櫻井産業学園に総長制を敷き、櫻井淳が初代総長に就任
1985年(昭和60年) - 道都大学に保母養成課程開設
1991年(平成3年) - 道都短期大学を道都大学短期大学部と改称
1992年(平成4年)12月 - バンコク大学との姉妹校提携に調印[3]
1996年(平成8年)
- 4月1日 - 美術学部を紋別キャンパスから札幌キャンパスに移設[1]
- 9月1日 - 市制施行により道都大学札幌キャンパス所在地が広島町から北広島市となる
- 4月1日 - 美術学部を紋別キャンパスから札幌キャンパスに移設[1]
2001年(平成13年) - 札幌キャンパスに経営学部を設置
2002年(平成14年)4月 - 道都大学短期大学部を廃止
2005年(平成17年) - 社会福祉学部を紋別キャンパスから札幌キャンパスに移設[2]。これにより全ての学部を札幌キャンパスに集約[2]
2008年(平成20年) - 紋別キャンパスの土地・建物が紋別市へ譲渡
2009年(平成21年) - 全学部学科をコース制から専攻制へと更改
2013年(平成25年)
- 2月15日 - 学校法人国際学園と業務連携合意書に調印
- 4月11日 - 北広島市と連携協定を調印
- 5月24日 - 北広島市と災害時における相互協力・相互支援に関する覚書を締結
- 7月5日 - 星槎国際高等学校との高大連携協定に調印
- 7月25日 - 北海道北広島西高等学校と高大連携協定に調印
- 8月22日 - 北海道教育大学と「教員養成の高度化に関する協力協定」を締結
- 9月19日 - 旭川福祉専門学校と専大連携協定を締結
- - 地域総合研究所設置。教職センター設置
2014年(平成26年)
- 4月1日 - 道都大学通信教育科(指定保育士養成課程・精神保健福祉士養成課程[短期])開設
- 9月19日 - 旭川福祉専門学校と「専大連携協定」を締結
- 12月4日 - 北海道名寄産業高等学校と高大連携協定を締結
- 12月15日 - 法人設立創立50周年
2015年(平成27年)
- 4月 - 道都大学通信教育科(社会福祉士養成課程[一般]・精神保健福祉士養成課程[一般])開設。由仁町と包括連携協定を調印。美術学部の建築学科に建築士専攻を、デザイン学科に染色・テキスタイル専攻を開設
- 5月21日 - 旭川明成高等学校と高大連携協定に調印
- 6月21日 - 法人創立50周年式典挙行
- 12月 - 学校法人国際学園と包括連携協定調印
2016年(平成28年)
- 4月 - 設置者を学校法人北海道星槎学園に改称
- 4月13日 - 神恵内村と包括連携協定を調印
- 5月16日 - 北海道札幌平岸高等学校と高大連携協定を調印
- 9月6日 - 北海道石狩翔陽高等学校と高大連携協定を締結
2017年(平成29年)
- 4月 - 道都大学を星槎道都大学に改称。星槎道都大学留学生別科日本語専攻開設
- 4月24日 - 札幌新陽高等学校と高大連携協定を締結
- 9月28日 - 一般社団法人北海道中小企業家同友会と連携協定調印
- 10月 - 星槎道都大学留学生別科日本語専攻受け入れ開始
基礎データ
所在地
- 札幌キャンパス(北海道北広島市中の沢149番地) - 社会福祉学部、経営学部、美術学部
- 第2キャンパス(北海道北広島市中の沢149番地) - 運動場、学生寮
かつてあったキャンパス
- 紋別キャンパス(北海道紋別市落石町7丁目1番地)
- 紋別市が所有して企業招致などを目指しているが、2012年(平成24年)4月時点でも進出する企業などはなく、遊休地化している[4]。
札幌サテライトキャンパス(北海道札幌市北区北9条西4丁目)
特色
社会福祉学部は、現在(2005年)全国に33存在する社会福祉学部(4年制大学)の内、日本では6番目(北海道では最初に設立された)に設置された。2007年現在4200人のOBを輩出している。卒業生の進路は道内外の社会福祉協議会・教育機関・養護学校・社会福祉施設・病院・老人福祉施設など。
象徴
校章
校章は、「大學」の象形文字とキャンパス内(紋別)に自生するハマナス(バラ科バラ属)をモチーフとして図案化したものを掛け合わせてデザインされたものである。
スクールカラー
スクールカラーは大学公式には決定されていないが、旗や看板、公式サイト・パンフレット類・チアリーダーのユニフォームなどに青が多用されており、慣習的には、「スカイブルー」とされている。
花
学校の花は、「紋別市の花」や「北海道の花」にも指定されているハマナスで、校章のモチーフとなっている。
教育および研究
組織
3学部4学科、5附置研究所等からなる。
学部・学科
2009年度より、各学部5コース制度から専攻制度へと変更された。尚、専攻は受験時ではなく、入学後に選択する。
社会福祉学部
社会福祉学科
- 社会福祉専攻
- 福祉心理専攻
- こども保育専攻
- 特別支援教育専攻
経営学部
経営学科
- ビジネスクリエイション専攻
- コミュニティデザイン専攻
- スポーツビジネス専攻
美術学部
デザイン学科
- 造形芸術専攻
- デザイン専攻
- 染色・テキスタイル専攻
建築学科
- 建築士専攻
- 建築デザイン専攻
通信教育課程
通信教育科
- 指定保育士養成課程
社会福祉士養成課程(一般)
精神保健福祉士養成課程(短期・一般共に北海道在住者のみ)
附属機関
- 地域連携推進センター
- キャリア支援センター
- 通信教育事務センター
- 教職センター
- 図書情報館
研究
1993年には同大学の主催により世界9か国(スウェーデン・デンマーク・大韓民国・カナダ・米国・オーストリア・オランダ・ドイツ連邦・日本)の専門家を集めて、国際社会福祉シンポジウムを開催した。
学生生活
スポーツ
野球
- 硬式野球部は、かつては紋別キャンパスのチームが北海道学生野球連盟・札幌キャンパスのチームが札幌学生野球連盟にそれぞれ所属していたものの、キャンパス統合に伴いチームも一本化された。札幌学生野球連盟では1部リーグに所属している。
- 春季リーグ戦優勝・全日本大学野球選手権への出場は現チーム7回(1971 - 北海道産業短大として, 2008, 2009, 2011, 2012, 2013, 2014)、旧紋別キャンパス3回(1984, 1988, 1994)。2009年に春季リーグ戦にて全勝優勝している。全日本大学野球選手権での最高成績はベスト8(2011年)。公式記録上両者の成績は合算されていない。
- 秋季リーグ戦優勝は11回、明治神宮野球大会には6回出場している。最高成績は準優勝(2017年)。
- 出身者としては、石川晃(1986年南海ホークス入団、元千葉ロッテマリーンズ執行役員球団副代表)、日笠雅人(中退、1995年中日ドラゴンズ入団、元福岡ダイエーホークス)、2012年度プロ野球ドラフト会議にて指名された投手・佐藤峻一(オリックス・バファローズ2巡指名)と内野手・大累進(読売ジャイアンツ2巡指名)らがいる。道内外の社会人野球チームや軟式野球強豪チームへも選手を輩出している。
サッカー
- サッカー部は北海道学生サッカー連盟に加盟、1部リーグに所属している(2013年現在)。天皇杯全日本サッカー選手権大会北海道代表6回(2013年現在)。全日本大学サッカー選手権大会出場4回(2012年現在)。
ボクシング
- 当校ボクシング部の出身者に、全日本アマチュアボクシング選手権大会で活躍した伊藤辰史など。
柔道
柔道部は北海道における強豪校であり、2012年の全日本学生柔道体重別選手権大会では北海道代表のうち男子は22人中13人、女子は13人中8人を同校の選手が占めた。
大学関係者と組織
大学関係者一覧
- 星槎道都大学の人物一覧
対外関係
他大学との協定
業務連携協定
学校法人国際学園(星槎大学)(2013年2月15日調印)[5]
業務連携協定に基づく高大連携協定
星槎国際高等学校(2013年7月5日調印)
高大連携協定
北海道北広島西高等学校(2013年7月25日調印)
国際交流
学術・文化交流協定
海外の提携姉妹校(16か国29校)
アメリカ合衆国
アラスカ大学アンカレッジ校(アラスカ州:1980年4月12日)
オレゴン州立大学(オレゴン州:1981年11月23日)
ガードナーウェッブ大学(ノースカロライナ州:1989年8月15日)
テネシー州立工科大学(Tennessee Technological University)(テネシー州:1988年11月27日)
ハワイ・パシフィック大学(ハワイ州:1987年9月2日)
フランクリン大学(オハイオ州:1988年8月15日)
ベーカー大学(カンザス州:1988年8月12日)
ラ・バーン大学(カリフォルニア州:1988年8月10日)
カナダ
カルガリー大学(アルバータ州:1980年11月20日)
チリ
フェデリコ・サンタ・マリア工科大学(チリ:1995年6月23日)
フランス
- 国立パリ・エコール・スペリエール・デザール・デコラティフ(パリ:1983年10月19日)
スウェーデン
- 国立ストックホルム大学(ストックホルム:1985年1月1日)
アイスランド
- 国立アイスランド大学(レイキャビィック:1987年11月12日)
ドイツ
- 州立バンベルク大学(バンベルク:1994年4月12日)
イタリア
ローマ国立美術アカデミオ(ローマ:1994年4月12日)
フィンランド
ラップランド大学(ロバニエミ:1997年12月13日)
ロシア
ユジノサハリンスク国立教育大学(1994年4月12日)
サハリン国立総合大学(ユジノサハリンスク)
極東国立経済経営アカデミー(ウラジオストック:2001年4月12日)
タイ
バンコク大学(タイ:バンコク:1992年12月12日)
フィリピン
マニラ大学(マニラ:1977年4月7日)
韓国
慶熙大学校(ソウル:1972年12月8日)
東義大学校(プサン:1981年6月3日)
中国
- 国立瀋陽大学(瀋陽市)
- 国立瀋陽工業大学(瀋陽市:1994年6月13日)
黒竜江省対外貿易学校(黒竜江省:1996年9月1日)
黒竜江省対外貿易幹部学校(黒竜江省:1996年9月1日)
ベトナム
ベトナム国家大学ホーチミン市校(ホーチミン:1996年11月11日)
オーストラリア
マーティンカレッジ(クイーンズランド:1994年8月19日)
グリフィス大学(クイーンズランド:1995年4月13日)
地方自治体との協定
- 地域連携協定
北広島市(2013年4月11日)
由仁町・由仁町教育委員会(2015年4月8日)
脚注
- ^ ab“わがキャンパスにビーナス像 広島”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2005年4月2日)
- ^ abc“道都大撤退 地元に不安 残念、さみしい… アパート経営者痛手 「ステータスだったのに」”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2004年4月22日)
^ “東欧、アジアからも学べ…広がる姉妹校提携-札幌学院大、リトアニアと交流。道都大、タイなどの大学と”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (1993年1月8日)
^ “紋別 メガソーラー誘致促進 市有地貸与 半額に 条例改正 遊休地活用を狙う”. 北海道新聞 (北海道新聞社). (2012年4月21日)
^ “道都大学、星槎大と業務提携へ”. YOMIURI ONLINE. (2013年2月3日). http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20130201-OYT8T00763.htm
外部リンク
- 星槎道都大学
- 道都大学紋別キャンパス
- 研究開発支援総合ディレクトリ
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