中日新聞

























































中日新聞

中日新聞本社
中日新聞本社(名古屋市中区三の丸)

種類
日刊紙
サイズ
ブランケット判



事業者
中日新聞社
本社
名古屋本社
〒460-8511愛知県名古屋市中区三の丸1-6-1
東海本社
〒435-8555静岡県浜松市東区薬新町45
代表者
白井文吾(会長)
大島宇一郎(社長)
創刊
1942年9月1日
(創業1886年)
前身
新愛知、名古屋新聞
言語
日本語
価格
1部 朝刊130円、夕刊50円
月極 朝夕刊セット3,925円
統合版(名古屋本社管内)3,000円
統合版(東海本社管内)2,900円
発行数
(朝刊)227万2933部
(夕刊)36万9453部
(2018年5月、日本ABC協会調べ[1]
ウェブサイト
http://www.chunichi.co.jp/
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中日新聞(ちゅうにちしんぶん)は、日本の新聞社・中日新聞社が東海地方を中心とする地域で発行する日刊新聞である。


戦時統合により新愛知と名古屋新聞が統合して創刊。その関係で、今なお大島家と小山家の2オーナー制が続いている。名古屋圏では圧倒的なシェアを誇っており2017年9月現在、中日新聞単独部数は235万部(朝刊)[2]だが、中日新聞東京本社が発行する東京新聞や中日新聞北陸本社が発行する北陸中日新聞などを併せれば約302万部(朝刊)[2](ABCレポート、但し日刊県民福井は自社公称)に達し、地方紙ながら全国紙である産経新聞(約155万部)、日経新聞(約260万部)、毎日新聞(約294万部)を上回り全国第3位の部数となる。




目次






  • 1 沿革


  • 2 特色


  • 3 県版


    • 3.1 愛知県版


    • 3.2 岐阜県版


    • 3.3 三重県版


    • 3.4 静岡県版


    • 3.5 長野県版


    • 3.6 滋賀県版


    • 3.7 福井県版




  • 4 題字の地紋


  • 5 不祥事


  • 6 番組表


    • 6.1 テレビ欄


    • 6.2 テレビ欄に関する備考


    • 6.3 ラジオ欄


    • 6.4 週間テレビガイド




  • 7 中日新聞プラス


  • 8 備考


  • 9 発行所


  • 10 海外拠点


  • 11 印刷工場


  • 12 主催する主なスポーツイベント


  • 13 縮刷版


  • 14 関連放送事業者


  • 15 イメージキャラクター


  • 16 脚注


  • 17 関連項目


  • 18 外部リンク





沿革




  • 1886年(明治19年) 前身である『無題号』『金城だより』を創刊。


  • 1887年(明治20年) 『無題号』が『愛知絵入新聞』に改題。


  • 1888年(明治21年) 『愛知絵入新聞』が『新愛知』に改題。


  • 1906年(明治39年) 『名古屋新聞』を創刊(金城だよりを継承)。


  • 1942年(昭和17年)9月1日 政府の新聞統制により、『新愛知』と『名古屋新聞』が合併して『中部日本新聞』を創刊。


  • 1944年(昭和19年)1月1日 一面のコラム欄を『中日春秋』とする[3](現在も継続中)。


  • 1950年(昭和25年)2月 森永ミルクキャラメルの「におい付き色刷り広告」を掲載、印刷技術新開発に成功。


  • 1954年(昭和29年)2月25日 『中日スポーツ』を創刊。


  • 1956年(昭和31年)2月23日 東京に進出し『東京中日新聞』を創刊。




中日新聞東京本社の旧社屋(東京都港区港南)。現在は解体。




  • 1960年(昭和35年)11月1日 株式会社北陸新聞社と提携して『北陸中日新聞』を創刊。(『北陸新聞』を買収の上改題。)


  • 1963年(昭和38年) 『東京新聞』(1942年、『都新聞』と『國民新聞』が合併して創刊)を発行する東京新聞社の経営に参加。


  • 1965年(昭和40年)1月1日 題字を『中部日本新聞』から『中日新聞』に改題[4]


  • 1967年(昭和42年)10月1日 『東京新聞』の編集・発行を東京新聞社から承継(東京支社が『東京本社』に昇格)。


  • 1970年(昭和45年)3月1日 『東京中日新聞』が『東京中日スポーツ』に改題。


  • 1971年(昭和46年)9月1日 株式会社中部日本新聞社から『株式会社中日新聞社』に社名を変更(社名変更までは「中日新聞」の題字下に小さく「中部日本新聞」と表記されていた)。名古屋市中区三の丸一丁目に現在の社屋が完成。


  • 1972年 (昭和47年) 『中日新聞縮刷版』の刊行開始。


  • 1973年(昭和48年)4月 東京都千代田区内幸町二丁目に「日比谷中日ビルディング」(現在の東京本社所在地)完成。


  • 1981年(昭和56年) 静岡県浜松市に東海本社を開設。静岡県版の印刷・発行を名古屋本社から承継。


  • 1986年(昭和61年) 創業100周年。名古屋本社のCTS(電子写真植字システム)『センチュリー』計画完了。


  • 1993年(平成5年) 『日刊福井』の発行を株式会社日刊福井から継承(北陸中日新聞の福井版と統合)。


  • 1994年(平成6年)6月 『日刊福井』が『日刊県民福井』に改題。


  • 2000年(平成12年) 1月1日号より発行者名義を「中日新聞本社」から「中日新聞社」に変更(同時に社章が添付される)。

  • 同年2月 岐阜総局が岐阜支社に昇格。


  • 2003年(平成15年) 各種のコンピュータ機能を1台のパソコン端末に集約、整理記者が1人で紙面編集できる編集組版システム『サムライ』に全面移行。


  • 2006年(平成18年) 創業120周年。

  • 同年10月1日 東京本社が港区のJR品川駅港南口の旧社屋から、日比谷中日ビルディングに移転。


  • 2007年(平成19年)7月 朝刊の4コマ漫画「ちびまる子ちゃん」連載開始(2011年12月31日まで)。


  • 2008年(平成20年)12月 長年金曜日の朝刊に折り込まれていた別刷り「週間テレビガイド」が廃止、2009年1月から「週間テレビガイド」はサンデー版に内包される。


  • 2010年(平成22年) 朝日新聞社との提携で新聞相互委託印刷を行うことで基本合意。

  • 同年10月12日 北陸本社が石川県金沢市南町から、同市駅西本町の新社屋に移転。

  • 同年12月 旧東京本社跡地(港区港南)に再開発ビル「品川フロントビル」が完成。


  • 2011年(平成23年)8月 子供向け週刊新聞『中日こどもウイークリー』を創刊。


  • 2012年(平成24年)2月 朝刊の4コマ漫画「おーい 栗之助」連載開始。


  • 2014年(平成26年)1月 元日付より紙面リニューアル。フォントの拡大や天気予報掲載箇所の変更などを実施。


  • 2015年(平成27年)1月1日 戦後70年企画として、読者投稿による「平和の俳句」(選者:金子兜太・いとうせいこう)を東京新聞と共同で1面で掲載。当初は1年間の掲載を予定していたが、好評により2016年以降も継続される。


  • 2016年(平成28年) 創業130周年。


  • 2017年(平成29年)4月1日 朝刊の4コマ漫画「ねえ、ぴよちゃん」連載開始。




中日新聞東京本社(2006年10月に移転)



特色



  • 東海3県を中心に、滋賀県(湖東、湖北)、長野県(南信、中信)、静岡県(西部、中部)、福井県(一部地域)、和歌山県(新宮市、東牟婁郡の一部)を販売エリアとする。東海3県では「新聞は中日」のキャッチフレーズが浸透するほど購読率が高く、全国紙を大きく上回っている、但し東海本社では「読みたい中日 読まれる中日」をキャッチコピーにしている。東京新聞が中日新聞社発行となったこともあり、東京に大きな取材拠点があることや、ブロック紙3社連合の北海道新聞、西日本新聞と相互に海外に数多くの特派員を送り出しており、全国紙でないにもかかわらず通信社の記事だけに依存していないことも特徴である。また、社説などを執筆する論説委員は系列紙の東京新聞を合わせると30人近くであり、全国紙並みの人数を有している[5]

  • 宅配エリアは下記の通り(出典:購読者向け「2015CALENDAR」)。

    • 愛知県・岐阜県・三重県・福井県・・・全域

    • 滋賀県・・・下記を除く全域

      • 高島市の旧今津町以外、大津市北部


    • 静岡県・・・下記を除く静岡市以西

      • 湖西市、川根本町、静岡市葵区の旧井川村地区


    • 長野県:長野市・麻績村・筑北村・青木村・松本市・下諏訪町・諏訪市・茅野市・原村以西


    (小川村、千曲市、坂城町、富士見町を除く)




  • 東京新聞、北陸中日新聞、日刊県民福井など自社の別媒体で、一部地域を除く東海地方や北陸地方(富山県、石川県、福井県)、関東地方及び近畿地方(滋賀県のほぼ全域と和歌山県の一部)までの広大な地域をカバーしており、全国紙ほどではないものの、複数の地域をカバーするブロック紙と呼ばれている。

  • 「中部日本新聞」発足後、当時は東京を中心に東日本を販売対象としていた読売新聞と編集協定を結んでいたが、経営難に陥った東京新聞社の経営に関わることになったために、協定関係を解消した。[6]




  • 岐阜県については、地元紙である岐阜新聞と激しい競合関係にあり、地元では(特に旧名古屋新聞系の小山派とは)犬猿の仲とも言われていた。これは、紙面における岐阜放送(ぎふチャン・GBS)(岐阜新聞傘下の放送局)の扱いや、ぎふチャンテレビの愛知県方面へのスピルオーバー制限などに現れている。愛知県向けラジオ欄での同局のサイズは、2010年9月30日までは極小サイズだったが、10月1日からは拡大した。詳しくは後述。


  • 静岡県については、中日系の新聞の発行エリアが地域によって重複する。東京新聞(静岡版)は全県が「統合版」エリアであるため、朝刊のみの発行である。ちなみに、全国紙は軒並み東京本社[7]のエリアであり、岐阜県同様、地元紙の静岡新聞とはライバル・競合関係である。

    • 西部(浜松・磐田・掛川など)は、中日(東海本社版)のみの販売。ちなみに浜松市には東海本社がある。

    • 中部(静岡・藤枝など)では中日(東海本社版)と東京(静岡版)との併売。ちなみに東京(静岡版)は、静岡市内など、大井川以東の都市部で宅配で購読出来るものの、駅売店・スタンド・コンビニなどでの1部売り、いわゆる「駅売り」は最近はほとんどしていない(平成当初は静岡駅での駅売りは存在した)。また、専売所では併売はしているが、昭和末期は静岡大学図書館など一部の定期購読先では郵送対応で時差配達だったところがあった。なお、夕刊希望者には朝刊統合版と一緒に翌朝の配達になり、降雪等のアクシデントが起きた場合は朝刊時間帯には中日東海本社版の配達とお詫び文が添付され、夕刊時間帯に朝刊を再送する専売所もあった。

    • 東部(沼津・御殿場など)では、富士市以西で中日(東海本社版)と東京(静岡版)との併売だが、沼津市・裾野市以東は東京(静岡版)のみの販売。

    • 伊豆(熱海・伊東・下田など)は、東京(静岡版)のみの販売。




  • 長野県については静岡県とは事情が異なり、全国紙は東京本社のエリアとなっているが、中日新聞系は読売新聞提携時代、東北信を読売(東京版)、中南信を中日(名古屋版)と住み分けていた名残から、中日(名古屋版)の単独エリアである。
    そのため提携解消後は読売→読売本社→東京本社版・中日→中日本社版で統一されているが、中日新聞の東北信版は未だ発行されていない。また、1975年までは、同県地方紙の信濃毎日新聞が東北信偏重報道を行っていた影響から、主に飯田市・下伊那郡で購読トップという逸話がある。
    2007年上半期時点で、県内での発行部数(約4.8万)は、信濃毎日新聞の10分の1(日本新聞協会調べ)(信濃毎日の発行部数(約48万)には東北信も含まれる)。


  • 中部地方(甲信越地方)である新潟県と山梨県では、東京中日スポーツが山梨県の大部分の地域、新潟県の一部地域で購読出来るが、中日・中スポ・東京は販売エリア外である。


  • 滋賀県では、主に湖東・湖北で購読されている。滋賀県は大阪を中心とした関西圏だが、県紙と呼べる新聞がなく、名古屋からも比較的近いので中日新聞が進出しており、京都新聞と共に県紙の代役となっている。名古屋に近い長浜市・米原市・彦根市等では中日のシェアが高い。ただし、大阪や京都に近い大津市や高島市の湖西地域では京都新聞が主力となるため、中日の購読率は低い。


  • 福井県は北陸本社(北陸中日→日刊県民福井)の担当地域であるが、嶺北地方では中日(名古屋版)と併売している。


  • 2005年12月15日から、「通信と放送の融合ならぬ新聞と漫画のコラボレーション」として、税・予算記事の解説に漫画『現在官僚系 もふ』のキャラクターを起用している。

  • スポーツ欄のプロ野球関連の記事は、自社が親会社になっている中日ドラゴンズが中心である。そのためドラゴンズ関連の記事は試合の勝敗に関係なくほとんどカラーで扱われる。2011年の日本シリーズでは福岡ソフトバンクホークスに敗れたにも関わらず、落合博満監督の退任も重なり、日本一のソフトバンクよりも写真が大きく扱われた。



県版



愛知県版


題字は「県内版」。愛知県内のみ「県内版」と称する。



  • 市民版(名古屋市) - 名古屋市内のみ市民版と称する。(また春日井市、尾張旭市、長久手市、日進市、豊明市の一部が市民版の発行区域になっている。)[8]


  • 尾張版 - 一宮市、江南市、稲沢市、津島市他

  • なごや東版 - 瀬戸市、日進市、豊明市他

  • 近郊版 - 春日井市、小牧市、犬山市他


  • 知多版 - 半田市、東海市、大府市他


  • 西三河版 - 岡崎市、刈谷市、安城市他


  • 東三河版 - 豊橋市、蒲郡市、新城市他


  • 三河版 - (※三河地区については、基本的には上記の「西三河」「東三河」に分けて掲載しているが、月曜日、年末年始、大規模選挙(国政選挙、並びに統一地方選挙など)の翌日などは西三河・東三河・豊田地区の記事をまとめて載せるため、統合した「三河版」となる。またそれ以外の日であっても、相互に東三河・西三河・豊田地区の記事が掲載される場合も統合した「三河版」とする場合がある。)


  • 豊田版 - 豊田市、みよし市他



岐阜県版


題字は「岐阜県版」



  • 岐阜近郊版 - 岐阜市、各務原市他


  • 西濃版 - 大垣市、羽島郡、不破郡他


  • 東濃版 - 多治見市、土岐市他


  • 中濃版 - 関市、美濃市他


  • 飛騨版 - 高山市、飛騨市他



三重県版


題字は「三重版」




  • 北勢版 - 四日市市、桑名市、いなべ市など

  • 津市民版 - 津市など。元中勢版。市町村合併により自治体が津市のみとなり、「津市民版」と改題した。

  • 亀山・鈴鹿版 - 亀山市、鈴鹿市

  • 松阪・紀勢版 - 松阪市など


  • 伊勢志摩版 - 伊勢市、鳥羽市など


  • 伊賀版 - 伊賀市、名張市

  • くろしお版 - 尾鷲市、熊野市、和歌山県新宮市など。元牟婁版。熊野市以南では、「三重版」の題字を「紀州版」に差し替え。



静岡県版


題字は「県内版」



  • 浜圏版

  • 浜松市民版

  • 浜松北部版

  • 湖西版

  • 中・東遠版

  • 遠州版

  • 静岡版

  • 西部版


西部以外の静岡県内では東京新聞との併売(中部都市部では宅配のみで駅売りはない)だが、東京新聞静岡版は中日新聞東海本社(浜松市)が編集している。


長野県版


題字は「信州版」(旧・長野中日)




  • 木曽版

  • 松本版


  • 南信版



滋賀県版


題字は「滋賀中日」。



  • びわこ版


福井県版


題字は「福井中日」




  • 嶺北版


  • 嶺南版



題字の地紋



  • 中日新聞の題字の地紋には、発行エリアの名古屋市や東海3県内の自然、歴史、文化、産業などを象徴する名所名物などの絵が描かれている。「中部日本新聞」時代は稲穂をバックに名古屋城、愛知県庁、工場、船舶、蒸気機関車などの絵が描かれていた。1965年1月1日に「中日新聞」と改題された時からは、名古屋城、愛知県庁、船舶に加え、名古屋テレビ塔、東海道新幹線の絵が題字の地紋として使われてきた。2001年3月から、題字右側に出ていた名古屋城が左側に移動、新たにJRセントラルタワーズ、ナゴヤドーム、二見興玉神社の夫婦岩、日本アルプスとライチョウの絵に変わった。


  • 東海本社版(静岡県内限定)の題字の地紋は、富士山、静岡茶の壺、みかん、オートバイ、ピアノ、四輪乗用車、浜名湖の静岡県の自然、歴史、文化、産業などを象徴する絵が1981年の発刊から使われている(四輪乗用車の絵は、2001年3月からフェンダーミラーだったものがドアミラーに変更された)。

  • なお、各県版(地域面)にも各県に合わせた地紋[9]がある。



不祥事




  • 2005年3月から1年間、生活部記者が署名入りで書いていた連載記事において、掲載したイラストの約8割が他社の書籍のイラストの無断転載であることが発覚。記者ではなく、上司に処分が下された。また加藤幹敏編集局長が「チェックに甘さがあり、イラストの著者と講談社、医学芸術社、読者にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします。著作権に対する管理を厳格にし、再発を防止したい」とコメントした。

  • 2016年5月に掲載した記事「新貧乏物語 第4部 子どもたちのSOS」内の記事で事実無根の記事や写真が掲載されたとして同年10月12日に謝罪した。この記事は反貧困ネットワーク主催の「貧困ジャーナリズム賞」を受賞しており、グループの東京新聞などにも掲載された。記者は「原稿を良くするために想像して書いてしまった」と想像で記事を書いたことを認めたが、具体的にどの記者が関わったかは非公表であり、また連載を打ち切る予定はないとした[10][11]
    • 中日新聞社は同年10月30日付朝刊に検証結果を2ページで掲載。また同社は、管理・監督責任として取締役名古屋本社編集局長を役員報酬減額、同本社社会部長と社会部の取材班キャップをけん責、執筆した記者を停職1ヶ月とする懲戒処分を決めた。いずれも11月1日付[12][13]


  • 2018年5月、記者が暴力団の恐喝のための呼び出しに随行したり、記者の地位で得た警察の情報を渡していた。中日新聞社は記者倫理に反すると記者の処分を決めた[14][15]。中日新聞社は、当該記者を停職1か月とする懲戒処分を決めた。また監督責任として、平田浩二名古屋本社編集局長と寺本政司同局次長兼社会部長をけん責処分とした。いずれも6月1日付[16]



番組表



テレビ欄


  • 中日新聞の朝刊テレビ欄は、愛知・岐阜・三重の中京地方各県内は中京広域圏内であるが、番組表の配列が異なっている。これはテレビ愛知が愛知県、ぎふチャンが岐阜県、三重テレビが三重県の県域放送局であるため(岐阜・三重・静岡県西部でも一部を除き視聴可能)の配慮であるとされている。またこれとともに、三重県も全県で統一した版とはせずに、関西広域圏内の放送が受信できる地域を配慮して、東紀州・伊賀地方向けの配列が他の三重県版とは大きく異なっている。なお夕刊も東海地方ではかつて県別のフォーマットがあったが現在は統一されている。以下、朝刊について記述する。

全域掲載(最終面)



フルサイズ



  • NHK総合

  • NHK Eテレ




ハーフ以下



  • NHK BS1

  • NHK BSプレミアム

  • BS日テレ

  • BS朝日

  • BS-TBS

  • BSジャパン

  • BSフジ

  • BS11

  • BS12 トゥエルビ


全域掲載(中面 すべてハーフ以下)



  • WOWOWプライム・ライブ・シネマ(静岡版は最終面に掲載)


  • スターチャンネル1(静岡版は最終面に掲載)

  • BSスカパー!


  • J SPORTS1・2・3・4

  • Dlife


  • BS日本映画専門(静岡版は非掲載)


  • 放送大学テレビ・ラジオ



































































収録局(NHKと衛星放送は除く)
局名末尾の数字はリモコンキーID
掲載地域 フル(レギュラー)サイズ ハーフサイズ 備考

愛知県

CBCテレビ 5
東海テレビ 1
テレビ愛知 10
メ〜テレ 6
中京テレビ 4

三重MTV 7
ぎふチャン 8
東海3県向け夕刊もこの配列(三重・ぎふは中京テレビの右隣にハーフサイズ)で収録している。

岐阜県
CBCテレビ 5
東海テレビ 1
メ〜テレ 6
中京テレビ 4
テレビ愛知 10
ぎふチャン 8
三重MTV 7
テレビ愛知は岐阜県の山間部など一部の地区で受信出来ないため[17]、非中日系(中日資本のない)のメ〜テレ、中京テレビの次に配列し、ぎふチャンは岐阜新聞系列という理由でハーフサイズに配置した。アナログ放送時代は飛騨地域の地方版に、北日本放送の番組表を掲載していたことがあった[18]

三重県
三重版
(伊賀・紀州地域を除く)
CBCテレビ 5
東海テレビ 1
三重MTV 7
メ〜テレ 6
中京テレビ 4
テレビ愛知 10
ぎふチャン 8
三重テレビは中日資本で揃えるためにCBCテレビ、東海テレビの隣に配列。また三重県の一部地域で受信出来ない所があるためテレビ愛知をハーフにしている。アナログ時代は、中勢・松阪・紀勢地区の地方版で、ケーブルテレビを含め受信不可であるテレビ大阪[17]を除く、在阪民放4局の番組表をスペースの関係で午後以後のみ掲載した。
伊賀版

(名張市、伊賀市)



MBSテレビ 4
ABCテレビ 6
カンテレ 8
読売YTV 10
CBCテレビ 5
東海テレビ 1

三重MTV
メ〜テレ
中京テレビ
三重テレビは地元局であるが、関西広域圏も受信できる地域を配慮し、ハーフ扱いとなっている。在名局は中日資本のあるCBCテレビと東海テレビをフルサイズ、非中日系のメ〜テレ及び中京テレビをハーフサイズで掲載。三重テレビとメーテレと中京テレビのリモコンキーIDは非表示である。テレビ愛知とテレビ大阪はケーブルテレビ再配信を含め受信不能[17]なので非掲載。またNHK総合に関しては大阪局の番組欄を掲載しているが、地域面に津放送局の差し替え番組欄を掲載している。またアナログ時代は、地域面に奈良テレビの番組欄が掲載されていた。
紀州版

(熊野市など)


CBCテレビ 5
東海テレビ 1
メ〜テレ 6
中京テレビ 4
MBSテレビ 4
カンテレ 8



三重MTV

テレビ和歌山


ABCテレビ


読売YTV


三重テレビ、テレビ和歌山は地元局であるが、中京広域圏も受信できる地域を配慮し、ハーフ扱いとなっている。関西広域圏では中日系のCBCテレビ及び東海テレビの在阪準キー局であるMBSテレビ、カンテレを非中日系のメ〜テレ、中京テレビの次に配列。ハーフサイズでは中日系の三重テレビ、地元局のテレビ和歌山の次に、非中日系のメ〜テレ及び中京テレビの在阪準キー局であるABCテレビ、読売テレビを掲載。テレビ愛知とテレビ大阪はケーブルテレビ再配信を含め受信不能[17]のため非掲載。和歌山県新宮市版は関西広域圏4局・CBCテレビ・東海テレビをフルサイズ、三重テレビ・テレビ和歌山・メ~テレ・中京テレビをハーフサイズで掲載している。

静岡県

テレビ静岡 8
あさひテレビ 5
SBS静岡放送 6
Daiichi-TV 4
CBCテレビ
東海テレビ
テレビ愛知
メ〜テレ
中京テレビ
※中面に掲載
フルサイズの収録局は発行全地域共通。中日資本を有するテレビ静岡、静岡朝日テレビ(静岡新聞も出資)を最初に配列し、その次に静岡新聞系列であるSBS静岡放送、静岡新聞も出資しているDaiichi-TVを配列。西部版は中京広域圏の準キー局を、中部版は関東広域圏のキー局をハーフサイズで掲載。なお、系列紙・東京新聞(県東部・中部都市部で発売)では静岡県域局を県域版でハーフサイズで掲載している。またかつては中部地方版に日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京の番組欄が掲載されていたが、2017年1月の紙面刷新で西・中部で異なっていた番組欄を県内共通版に統一されたため掲載を打ち切り、全域で在名局のみの掲載に移行した。これは、在京キー局の静岡県内においてのケーブルテレビ再送信を行わなくなったのに伴うものである。

福井県

福井テレビ 8
FBCテレビ 7

MBSテレビ 4


ABCテレビ 6


MROテレビ 6


HAB 5



KBS京都 5

びわ湖BBC 3


石川テレビ


テレビ金沢


中日資本を有する福井テレビ(福井新聞も出資)を最初に配列、次にFBCテレビを配列する形になっている。2017年に嶺北版と嶺南版を統合し、MBS・ABC・MRO・HABをフルサイズに、KBS京都・びわ湖BBCを46行、石川テレビ・テレビ金沢を33行に掲載を変更した。統合前は嶺北版は石川4局をフルサイズ、関西広域圏4局をハーフサイズで掲載していた。嶺南版は読売YTV以外の関西広域圏3局とKBS京都・びわ湖BBCをフルサイズ、読売YTVをハーフサイズで掲載していた。統合により、カンテレ・読売YTVの掲載を廃止した。

滋賀県
MBSテレビ 4
ABCテレビ 6
カンテレ 8
読売YTV 10
びわ湖BBC 3
KBS京都 5
テレビ大阪 7
CBCテレビ
東海テレビ
メ〜テレ
中京テレビ
関西広域圏の在阪準キー局(テレビ大阪を除く)と中日資本を有するびわ湖放送をフルサイズで掲載。一部地域又はケーブルテレビによる視聴が可能であるKBS京都、テレビ大阪、及び中京広域圏の準キー局がハーフサイズで掲載。かつてはKBS京都はフルサイズ、びわ湖BBCはハーフサイズで掲載され、テレビ大阪は非掲載だった。中京広域圏のリモコンキーIDは非表示である。

長野県

長野放送 8
信越放送 6
テレビ信州 4
長野朝日放送 5
CBCテレビ
東海テレビ
メ〜テレ
中京テレビ
テレビ愛知
ぎふチャン
テレビ東京
中日資本を有する長野放送を最初に配列。在名局と在京キー局のリモコンキーIDは非表示である。なお2014年7月24日まで日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日の番組欄も掲載されていたが、ケーブルテレビに於いての再送信を行わなくなったことを踏まえて、在京キー局は県内に系列局が無いテレビ東京のみの掲載となった。また、ぎふチャンは過去には地方面に極小サイズで掲載されていた。


テレビ欄に関する備考


2011年7月24日に地上デジタル放送の完全移行が行われることに伴い、同日付からテレビ欄のレイアウトをリニューアルした。アナログ放送終了によりGコードが廃止され、午前・午後の番組枠の行数がこれまでの4行から3行に再編された。また、これまで中面で掲載されていた民放系BSデジタル局の内、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジが最終面に移動した。中面にはスターチャンネル1、BS11、トゥエルビが掲載されている他、一般紙では珍しくJ SPORTSの4つのチャンネル(1・2・3・4)を掲載。さらに、2011年10月1日にWOWOWの再編でプライムは最終面、ライブ・シネマは中面に掲載されている。同時にBSスカパー!及び放送大学テレビ・ラジオの番組欄も中面に掲載されるようになった。2012年3月17日からはDlifeも追加されている。2017年1月1日付から、前日まで最終面に掲載されていたWOWOWプライムが中面に、同じく中面に掲載されていたBS11、トゥエルビが最終面にそれぞれ掲載位置が入れ替わった。



ラジオ欄


2010年9月30日24時の放送終了を以ってRADIO-i(愛知国際放送)が事実上閉局したため、中京3県を中心に配置が一部変更された。


ラジオ(全域掲載)


  • NHK第1

  • NHK第2

  • NHK-FM


  • CBCラジオ(地域によりサイズが異なる)


  • 東海ラジオ(地域によりサイズが異なる)


  • ラジオNIKKEI(地域によりサイズが異なる。三重版〈伊賀・紀州除く〉は非掲載)


各県ごとの配置


  • 愛知・岐阜・三重の中京圏ではNHK第1(CKと表記)・NHK第2(CBと表記)・NHK-FM・CBCラジオ・東海ラジオを大サイズで掲載している。@FM(エフエム愛知)は愛知県版では大サイズ、岐阜県版と三重県版では中サイズで掲載。ZIP-FMは愛知県版と岐阜県版では大サイズで掲載し、三重県版では中サイズでの掲載になっている。岐阜県版ではFM GIFU、三重県版ではFM三重を大サイズで掲載。岐阜県版のぎふチャンは、前述の通りに中サイズで掲載されている(愛知県版は岐阜県版と同様に中サイズで掲載、三重県版は掲載なしだが、夕刊では中京圏共通のため掲載)。伊賀版と紀州版のラジオ欄はNHKの他すべての局が中サイズ(CBCラジオ、東海ラジオ、FM三重、@FM、ZIP-FM、FM OH!(エフエム大阪)、FM802)で掲載されている。伊賀・紀州版には在阪局のMBS、ABC、大阪OBCと兵庫県のラジオ関西が小サイズで掲載されている。なお、伊賀・紀州以外の三重県版では在阪3局が小サイズ(2010年9月30日付までは極小サイズ)で掲載されている。


  • 2014年4月1日に開局したRadio NEO(旧・InterFM NAGOYA)は、中日新聞では愛知・岐阜・三重3県とも当初は同局の番組欄掲載を見合わせていたが、同年4月21日付から小サイズ(愛知県版)で掲載されるようになった。但し、夕刊には未だ掲載を見合わせている。

  • 滋賀県版はNHK3波とKBS滋賀、e-radio、α-station、FM OH!、FM802、Kiss FM KOBEを中サイズで掲載(FM COCOLOを除いた関西の主要FM局を全局掲載)、MBS、ABC、大阪OBC、ラジオ関西を小サイズで掲載。CBCラジオ、東海ラジオ、@FM、ZIP-FMは極小サイズで掲載されている。ぎふチャンは送信所が名古屋より近いにも関わらず掲載されていない。滋賀版の夕刊はNHK3波とKBS滋賀、e-radioの他はFM OH!、Kiss FM KOBE、α-STATION、CBCラジオ、東海ラジオ、ぎふチャンの掲載となっている。

  • 福井県版はNHK3波、FBCラジオと、FM福井、MROラジオ、FM石川、FMとやま、MBS、ABC、大阪OBC、ラジオ関西を中サイズ、CBCラジオ、東海ラジオを極小サイズで掲載。

  • 長野県版はNHK3波、信越SBC、FM長野、CBCラジオ、東海ラジオ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本RF、ぎふチャンを中サイズ、FM-FUJIを極小サイズで掲載。

  • 静岡県版は、NHK3波とSBS静岡、K-MIX(静岡エフエム放送)、CBCラジオ、東海ラジオ、@FM、ZIP-FM、FM Haro!を中サイズ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、ラジオ日本RFを小サイズで掲載。

  • また、愛知県東三河版で東三河欄にエフエム豊橋を小サイズで掲載しているなど、コミュニティ放送のうち中日新聞と関わりの深いものについては掲載されることもある。なお東海本社版ではFM Haro!がラジオ欄に載っている。


  • ラジオNIKKEIの掲載の扱いは、各県版ごとに異なる。愛知・岐阜・三重(伊賀・紀州を含む)・滋賀は極小サイズで掲載されていたが、RADIO-iの閉局に伴い2010年10月1日付から愛知・岐阜では中サイズでの掲載になった。しかし、2014年4月21日付からは先述のRadio NEO(旧・InterFM NAGOYA)の番組欄掲載のため極小サイズに格下げされた。なお、三重は極小サイズ、伊賀・紀州と福井は小サイズ、長野は中サイズでの掲載となっている。静岡県版は2007年12月1日からBS11とトゥエルビを掲載するためにスペースが確保できなくなったためラジオNIKKEIの掲載を打ち切ったが、2010年10月1日付から先述のRADIO-iの閉局に伴い空いたスペースに再び掲載されるようになった。

  • ラジオ欄には2011年7月23日付まで在京キー局系のBSデジタル5局が掲載されていたが、先述の通り7月24日付から最終面に移設した。空いたスペースに先述のJ SPORTSの4つのチャンネルが掲載されている。



週間テレビガイド


サンデー版の3・6ページ目に地上波の放送局、4・5ページ目にBSデジタルの放送局を掲載。
月曜から翌週の日曜までを日別に掲載。


  • 配列

    • 愛知・岐阜・三重版
      • NHK総合(名古屋)、NHK教育(名古屋)、CBCテレビ、東海テレビ、テレビ愛知、メ〜テレ、中京テレビ、ぎふチャン、三重MTV


    • 伊賀・紀州(新宮市のみ)版
      • NHK総合(名古屋)(大阪)、NHK教育(名古屋)(大阪)、MBSテレビ、ABCテレビ、カンテレ、読売YTV(以上ハーフサイズ)、CBCテレビ、東海テレビ、メ〜テレ、中京テレビ、三重MTV、テレビ和歌山(以上1/4サイズ)

      ※テレビ大阪、及びテレビ愛知は収録されていない。


    • 滋賀版
      • NHK総合(大津)、NHK教育(大阪)、MBSテレビ、ABCテレビ、カンテレ、読売YTV、びわ湖BBC、KBS京都(ハーフサイズ)

      ※テレビ大阪、及び中京広域圏の放送は収録されていない。


    • 静岡版
      NHK総合(静岡)、NHK教育(静岡)、テレビ静岡、あさひテレビ、SBS静岡放送、Daiichi-TV(以上フルサイズ)、CBCテレビ、東海テレビ、テレビ愛知、メ〜テレ、中京テレビ、テレビ東京(以上ハーフサイズ)


    • 福井版
      NHK総合(福井)、NHK教育(福井)、福井テレビ、FBCテレビ、MROテレビ、HAB、MBSテレビ、ABCテレビ


    • 長野版
      NHK総合(長野)、NHK教育(長野)、長野放送、信越放送、テレビ信州、長野朝日放送


    • 東京新聞(関東)

      NHK総合(東京)、NHK教育(東京)、日本テレビ、テレビ朝日、TBSテレビ、テレビ東京、フジテレビ、TOKYO MX1

      ※2018年9月30日から静岡県内向けに限り、上述の「静岡版」の掲載に切り替わった。



    • 北陸中日新聞(石川・富山)
      NHK総合(金沢)、NHK教育(金沢)、石川テレビ、MROテレビ、テレビ金沢、HAB、BBTテレビ、チューリップ、KNBテレビ


    • BSデジタル

      NHK BS1、NHK BSプレミアム、BS日テレ、BS朝日、BS-TBS、BSジャパン、BSフジ、WOWOWプライム、BS11、TwellV





中日新聞プラス


中日新聞グループ各地方紙(中日新聞、中日新聞静岡版、北陸中日新聞、日刊県民福井)購読者を対象としたネット会員サービスであり、購読者は一般会員に無料で登録することができ、当該新聞の記事の詳細を閲覧できるほか、地方版が主となるが、紙面をパソコン・スマートフォンで閲覧できる紙面ビューアがある。また「プレミアム会員(別途月額税込み324円)」への登録を済ませると、東京新聞の電子版も閲覧できる特典がつく。なお東海3県、北陸3県と、長野県[19]・静岡県[20]・滋賀県[21]の一部地域では東京新聞電子版は中日新聞プラスプレミアム会員限定となっている(それ以外の地域は中日新聞プラスの会員でなくても東京の電子版は申し込みの上で閲覧可)。





備考




  • 愛知県、岐阜県、三重県(一部地域除く)、滋賀県(一部地域除く)、静岡県は朝・夕刊セット、その他の県は「統合版(夕刊発行なし)」。


  • 静岡県では、東部・伊豆の全域と、大井川以東の中部の都市部で、中日新聞東京本社が発行する東京新聞静岡版(統合版)と併売されている。


  • 福井県では、一部地域で日刊県民福井(中日新聞福井支社が発行)と併売されている。

  • 天気欄の掲載順は、基本的に名古屋→豊橋→岐阜→高山→津→尾鷲の順であるが、長野県版(旧・長野中日)では長野→松本→飯田→名古屋→豊橋→岐阜→高山の順で掲載されている(滋賀県版については後述)。
    • 2014年元日の紙面リニューアル以降、朝刊天気予報は1面下部「中日春秋」の右隣に掲載されている。



  • 滋賀県版(滋賀中日)では2004年3月頃から、地元密着の情報を掲載するため、1面、社会面で随時滋賀のニュースをカラー写真付きで大きく伝えている。また天気欄を滋賀県向けに差し替えており、掲載順は(前述したように)大津→彦根→京都→大阪→名古屋→豊橋の順になっている。滋賀県版の第二県版「びわこ版」では、京阪神のイベント・ショッピング情報も掲載している。

  • 滋賀県内では、基本的には朝夕刊セット地域(彦根市、長浜市、米原市など湖東・湖北地域が中心)だが、一部地域で朝刊だけの配布地域もあることを考慮して、朝刊統合版とほぼ同じ内容の記事(夕刊の小説、投書欄、コラム、ニュースダイジェスト他)が掲載されているため、記事重複が生じる。

  • 滋賀県版・長野県版・福井県版朝刊の1面題字下には2014年1月の紙面リニューアルから「滋賀」「長野」「福井」と表記されている[22]


  • ジャパンタイムズや週刊STなど、ジャパンタイムズ社の刊行物は、全国的には朝日新聞の流通網で配達されるが、愛知県、岐阜県、三重県では中日新聞の流通網で配達される。

  • 大阪支社は大阪市北区の紀陽銀行ビルに入居しており、1階の掲示ブースで当日発行の新聞(中日新聞・東京新聞・中日スポーツ・東京中日スポーツの一部)が閲覧できる。新聞販売機(販売されるのは中日新聞・中日スポーツの愛知版最終版と東京中日スポーツの最終版)も設置されている。(但し週末・休刊日は除く)



発行所


名古屋本社 

  • 名古屋市中区三の丸1-6-1 郵便番号460-8511

東海本社

  • 静岡県浜松市東区薬新町45 郵便番号435-8555


海外拠点



海外総局・支局:


  • ソウル:辻渕智之、城内康伸

  • 北京:安藤淳、朝田憲祐、渡部圭

  • 上海:今村太郎

  • 台北:迫田勝敏

  • マニラ:吉枝道生

  • バンコク:杉谷剛、古田秀陽

  • モスクワ:原誠司

  • ベルリン:弓削雅人

  • ロンドン:松井学、有賀信彦、小杉敏之

  • パリ:清水俊郎

  • カイロ:今村実

  • ニューヨーク:阿部伸哉、加藤美喜

  • ワシントン:嶋田昭浩、古川雅和、岩田仲弘


海外通信員

  • ウラジオストク:A・ポルトフ



印刷工場


  • 本社(名古屋市中区)、金城(名古屋市北区)、辻町(名古屋市北区)、豊田、岐阜、中津川、浜松

※東海地方の中で唯一三重県内に印刷工場が存在しない。しかし過去に天候障害(雪による道路通行止めなど)による新聞輸送の影響などを考え津市のサイエンスシティ(津市あのつ台)に印刷工場を建設する計画もあった。

※2009年6月1日に辻町(中日プリンタリ)、豊田(シー・ピー・エス)、岐阜(中日岐阜オフセット)、東濃中津川(中日岐阜オフセット)の各工場が経営統合され、「中日新聞印刷株式会社」となり新会社として再スタートを切った。


主催する主なスポーツイベント



  • 名古屋ウィメンズマラソン

  • 中日クラウンズ

  • 大相撲名古屋場所

  • 伊勢志摩中日ウォーク



縮刷版


中日新聞の縮刷版は1972年2月に創刊(1972年1月分)されている。最終版(=名古屋市民版)の一カ月分の全紙面をA4サイズに縮小し、一冊の書籍にして毎月下旬に発行されている。東海3県を中心に中部地方の図書館や国立国会図書館で閲覧ができる。


なお、中日新聞東京本社が発行する東京新聞と、中日新聞北陸本社発行の石川県の北陸中日新聞・福井県の日刊県民福井の系列各新聞は縮刷版を発行していないが、関東地方・北陸地方でも東京新聞・北陸中日・県民福井の販売店を通じて中日新聞縮刷版(名古屋版)の申し込みが可能である。



関連放送事業者


東海地方



  • CBCテレビ


  • 東海テレビ放送 (THK)


  • テレビ愛知 (TVA)


  • 三重テレビ放送 (MTV)


  • テレビ静岡 (SUT)


  • 静岡朝日テレビ(SATV)

  • CBCラジオ


  • 東海ラジオ放送 (SF)


  • エフエム愛知(FM AICHI)

  • ZIP-FM


  • 三重エフエム放送(radio cube FM三重)


  • 岐阜エフエム放送(Radio 80)


  • 静岡エフエム放送(K-MIX)


滋賀県




  • びわ湖放送(BBC)


  • エフエム滋賀(e-radio)


関東地方




  • 東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)


  • テレビ神奈川(tvk)


  • テレビ埼玉(テレ玉 TVS)


  • 千葉テレビ放送(チバテレビ ctc)


  • 群馬テレビ(GTV)


  • とちぎテレビ(GYT)


長野県



  • 長野放送(NBS)

北陸地方




  • 福井テレビジョン放送(FTB)


  • 石川テレビ放送(ITC)


  • テレビ金沢(KTK)-北國新聞系列だが、資本関係がある。


  • 北陸朝日放送(HAB)- ニュース提供関係はないが、資本関係がある。


  • 富山テレビ放送(BBT)


  • チューリップテレビ(TUT)- ニュース提供関係はないが、資本関係がある。


  • 福井エフエム放送(FM福井)


  • エフエム石川(HELLO FIVE)


  • 富山エフエム放送(FMとやま)


北海道地方



  • エフエム北海道(AIR-G')


イメージキャラクター


※中日新聞のテレビCMなどのイメージキャラクターは、2002年から設定された。東京新聞も中日新聞のキャラクターを共用している。北陸中日新聞は2018年2月から石川県能美市出身の中日ドラゴンズ・京田陽太選手を起用している。




  • 高橋尚子(岐阜県出身)


  • 吉瀬美智子(2013年3月 - 2014年2月)


  • 米倉涼子(2014年3月 - 2016年2月)


  • 又吉直樹・遼河はるひ(2016年3月 - 2017年2月)


  • 杉咲花・遼河はるひ・住田隆(2017年3月 - )



脚注





  1. ^ “18年5月ABC部数”. 新聞情報. (2018年6月16日) 

  2. ^ ab“中日新聞社広告局メディアガイド” (日本語). 中日新聞社広告局. 2011年6月25日閲覧。


  3. ^ 中日春秋 - 中日新聞、2014年1月1日配信[リンク切れ]


  4. ^ なお、「中部日本新聞」時代後期(昭和20年代後半頃-1964年12月31日)は、「新」の字の偏が「立+未」になっていた


  5. ^ 朝倉敏夫『論説入門』中公新書より。


  6. ^ 1967年9月30日、東京新聞社が行っていた東京新聞の編集・発行を承継。読売新聞は1975年4月、「中部読売新聞」として名古屋でも発行を始め、1988年6月に読売本体に合流。中日新聞と同じブロック紙の西日本新聞も、読売が前身の『九州日報』の経営に関っていたことから、読売と編集協定を結んでいたが、読売の九州進出(読売西部本社)に伴い協定を解消した。


  7. ^ 朝日新聞は大井川より西の浜松地域については名古屋本社管轄、それ以外は東京本社管轄である


  8. ^ “各紙面対象エリア一覧” (日本語). 中日新聞社. 2012年8月19日閲覧。


  9. ^ 例として、「(愛知)県内版」の場合、本紙の地紋をベースに左肩部分に航空機をあしらい、ライチョウは乗用車、夫婦岩は名港トリトンにそれぞれ差し替えたものを使用。


  10. ^ 「想像で執筆」取材班は『貧困ジャーナリズム賞』受賞 中日新聞おわび 産経新聞 2016年10月12日


  11. ^ 中日・東京両新聞、貧困連載記事の「ねつ造」で謝罪 「原稿よくするため想像で書いた」 J-Cast 2016年10月12日


  12. ^ 「新貧乏物語」の削除問題を検証 中日新聞 2016年10月30日


  13. ^ 中日新聞社:子どもの貧困関連記事の検証掲載 記者ら処分 毎日新聞2016年10月30日


  14. ^ [1]元暴力団員に警察広報文を提供 中日新聞記者を処分へ


  15. ^ [2]記者が警察発表文を元組員に複数回提供‥「記者倫理に反する」中日新聞社


  16. ^ 中日新聞、記者を停職1か月 元組員に警察広報文漏洩 朝日新聞 2018年5月23日

  17. ^ abcd受信出来ない所でもコミュファ光テレビの再送信により視聴可能(三重県の名張市のみサービス対象外のため除く)。


  18. ^ 富山県との県境にある飛騨市、高山市など限られた地域では受信することができる地域があるため


  19. ^ 北信・東信は対象外


  20. ^ 東京新聞のみ発行する東部は対象外


  21. ^ 西部は対象外


  22. ^ 滋賀県では競合紙の京都新聞でも滋賀県版では朝刊1面題字下に「滋賀」(夕刊は『滋賀夕刊』)と表記されている。このような例としては他に中国新聞(広島県)の「備後」「山口」や西日本新聞(福岡県)の「北九州」「佐賀」「長崎」の各県版の1面題字下も滋賀・長野と同じである。




関連項目


※ニュース配信に関するもののみ掲載。それ以外のものは中日新聞社の項目を参照。


  • 中日新聞ニュース

  • 三重テレビ ワイドニュース


  • CBCテレビ「イッポウ」


  • 東海テレビ「中日新聞テレビ日曜夕刊」


  • 東京新聞(中日新聞東京本社が発行する新聞)


  • 北陸中日新聞(中日新聞北陸本社が発行する新聞)


  • 日刊県民福井(中日新聞福井支社が発行する新聞)

  • 中日スポーツ

  • 東京中日スポーツ

  • ブロック紙3社連合

  • 全国紙


  • ちびまる子ちゃん(2007年7月1日から2011年12月31日まで4年半連載された4コマ漫画。2012年1月31日までは傑作選が掲載された)


  • おーい 栗之助(2012年2月1日から2017年3月31日まで5年余にわたって連載されていた4コマ漫画)


  • 伊勢志摩ホームニュース(三重県伊勢志摩地域の中日新聞に折り込まれているミニ新聞)



外部リンク


  • 中日新聞 CHUNICHI Web











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