ニューデリー









































































ニューデリー
New Delhi
नई दिल्ली

Delhi Montage.jpg
位置

ニューデリーの位置の位置図
ニューデリーの位置

ニューデリーの位置（デリー首都圏）の位置図
ニューデリーの位置（デリー首都圏）

座標 : 北緯28度36分49.7秒 東経77度12分31.8秒 / 北緯28.613806度 東経77.208833度 / 28.613806; 77.208833
歴史
建設
 1911年
創設者
エドウィン・ラッチェンス
行政

国
インドの旗 インド
 直轄地域
デリー連邦直轄地
 行政区
ニューデリー
地理

面積
  
  行政区域
 42.7 km2 (16.0 mi2)

標高
 216 m (709 ft)
人口

人口
 （2011年現在）
  行政区域
 249,998[1]人
    人口密度
   5,855人/km2（
15,160人/mi2）
  都市圏
 21,753,486人
その他

等時帯
インド標準時 (UTC+5:30)
市外局番
 +011

ニューデリー（英語: New Delhi、ヒンディー語: नई दिल्ली Naī Dillī、パンジャブ語: ਨਵੀਂ ਦਿੱਲੀ）は、インドのデリー連邦直轄地内にある行政区で、事実上ここに首都機能が置かれる。インドを代表する世界都市の一つ。




目次






  • 1 概要


  • 2 歴史


  • 3 地理


  • 4 政治


  • 5 産業


  • 6 交通


  • 7 気候


  • 8 観光


  • 9 教育


  • 10 スポーツ


  • 11 友好都市


  • 12 脚注


  • 13 関連項目





概要


アジア有数の大都市である。2014年にアメリカのシンクタンクが公表したビジネス・人材・文化・政治などを対象とした総合的な世界都市ランキングにおいて、世界第57位の都市と評価されており、インドではムンバイに次ぐ第2位であった[2]。
イギリス領時代の1911年、コルカタからデリーにインドの行政府所在地が移された。その際に、デリー市街（現オールドデリー）の南方約5km程の場所に行政都市として建設されることとなった。これがニューデリーの始まりである。都市計画はイギリス人エドウィン・ラッチェンスによって行われた。道路は整然と配置され、沿道は大きく育った街路樹と庭園の緑に包まれている。また、建物もイギリス植民地様式が多くなっている。街の東西の軸がラージパト（Rajpath, 「王の道」の意）と呼ばれる大通りである。これはインド門（India Gate, 第一次世界大戦出征記念碑）から大統領官邸（Rashtrapati Bhavan）まで続いている。両者を焦点として放射状に街路が延びている。コンノートプレイスは放射状街路が作り出すもう一つの焦点であり、商業業務の中心となっている。


ニューデリーはインド独立後はインドの首都となり、国会議事堂や中央官庁、大使館街もニューデリーに集中している。


現在ではデリー大都市圏は大きく拡大し、行政機構改革によってオールドデリーもニューデリーもその中心部を構成する一地区となっている（首都機能が移転したわけではない）。そのため、日本で2002年に発行された『世界の国一覧表』（編集発行・世界の動き社、編集協力・外務省）では、インドの首都が「ニューデリー」から「デリー」に修正され、この変更が文部科学省の学習指導要領にも反映されているため、教育現場ではインドの首都は「デリー」と指導されるようになった[3][4]。ただし日本の外務省のサイト[5]、インド政府の公式サイト[6]、国連の地名標準記法一覧表においては[7]、首都は「ニューデリー」と表記されている。ニューデリーと同様に従来の首都が拡大した都市圏の一部に包摂された事例としては、南アフリカ共和国の行政首都とされるプレトリアとツワネ都市圏の関係がある。


ニューデリーが単独で市制施行しているわけではないが、行政組織としてはデリー連邦直轄地の大部分を管轄するデリー市行政自治体（MCD）とは別個にインド政府の直轄組織として置かれているニューデリー市行政委員会（NDMC）がニューデリーを管轄しているため、地理的にはデリー連邦直轄地に包摂されながらも行政面では独立した存在となっている。



歴史


イギリス領インド帝国で1911年まではコルカタに首都がおかれた。デリーはそれまでムガル帝国をはじめ各王朝で都となったり経済的・政治的な中心都市の1つであった。


1900年代はじめ、イギリス領インド帝国の首都をデリーに移転すべきだ、という提案がなされた。コルカタは帝国の東に偏りすぎていた。1911年12月12日、インド皇帝であった大英帝国のジョージ5世は首都をデリーに移転すると宣言、副王の宮殿でその礎石を置いた。ニューデリーはオールドデリーの南に位置し、シャー・ジャハーンが建設した町であったが、多くの時代に数々の歴史的建造物を残してきた。エドウィン・ラッチェンスがハーバード・ベイカーとともに新都の都市計画を担当する契約を結び、1912年にニューデリーにやってきた。新都市の建設は第一次世界大戦後に開始され、町は「ラッチェンスデリー」などと呼ばれた。イギリス帝国様式でまず町の中心に行政機関が作られた。


ラージパト大通りがインド門から伸び、それに平行した通りにハーバード・ベイカーの設計により国会議事堂など行政機関が配された。



地理







政治







産業







交通


インドで2番目に利用者が多いニューデリー駅よりインド国内各地に多くの列車が発着する。またコンノートプレイスなどから、デリー市内各地へのバスが発着する。


地下鉄（デリー・メトロ）は2002年に開通、現在3路線がある。


インディラ・ガンディー国際空港があり、南アジア最大級の利用者を数えている。2010年8月1日より国際線をメインとする新ターミナルがオープン。



気候


温帯夏雨気候(Cwa)。夏は4月に始まり5月にピークを迎える。 摂氏45度に達する日もある。6月から9月は雨季。11月から1月が冬季である。冬は濃霧になることが多い。







ニューデリー

雨温図（説明）
































1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

 

 

20

 

21

7

 

 

25

 

24

10

 

 

16

 

30

15

 

 

6.7

 

36

22

 

 

18

 

40

26

 

 

55

 

39

28

 

 

232

 

35

27

 

 

259

 

33

26

 

 

128

 

34

24

 

 

36

 

33

20

 

 

5

 

28

13

 

 

7.8

 

23

8
気温（°C）
総降水量（mm）
出典：IMD





































観光


ニューデリー駅のすぐ西側のパハールガンジには、格安ホテルやゲストハウスなどが多くあり、世界中からバックパッカーや旅行者が多く集まる。



教育







スポーツ







友好都市




  • アメリカ合衆国の旗 シカゴ（アメリカ合衆国）


  • アメリカ合衆国の旗 ワシントンD.C.（アメリカ合衆国）


  • セルビアの旗 ベオグラード（セルビア共和国）


  • 日本の旗 福岡県（日本）



脚注


[ヘルプ]




  1. ^ “Cities having population 1 lakh and above”. censusindia. The Registrar General & Census Commissioner, India. 2017年2月3日閲覧。


  2. ^ 2014 Global Cities Index and Emerging Cities Outlook (2014年4月公表)


  3. ^ インドの首都は「ニューデリー」か「デリー」か?（二宮書店）, 2016-07-03閲覧。


  4. ^ インドの首都はニューデリー? デリー?（平凡社地図出版）, 2016-07-03閲覧。


  5. ^ インド(India) 基礎データ（外務省）, 2016-06-12閲覧。


  6. ^ Travel Advisory（india.gov.in）2012-08-24, 2016-07-03閲覧。


  7. ^ Geographic Names（国際連合）, 2016-07-03閲覧




関連項目





ウィキメディア・コモンズには、ニューデリーに関連するメディアおよびカテゴリがあります。


  • 日本航空ニューデリー墜落事故

  • 国立博物館 (ニューデリー)

  • 国際かんがい排水委員会


  • オープンストリートマップには、ニューデリーに関連する地理データがあります。



































  • 表

  • 話

  • 編

  • 歴


アジアの首都
東アジア


  • 大韓民国

  • 中華人民共和国


  • 中華民国（台湾）4

  • 朝鮮民主主義人民共和国


  • 日本1

  • モンゴル国
東南アジア

  • インドネシア

  • カンボジア

  • シンガポール

  • タイ

  • 東ティモール

  • フィリピン

  • ブルネイ

  • ベトナム

  • マレーシア

  • ミャンマー

  • ラオス

    		•
    南アジア

  • インド

  • スリランカ

  • ネパール

  • パキスタン

  • バングラデシュ

  • ブータン

  • モルディブ

    		•
    中央アジア

  • ウズベキスタン

  • カザフスタン

  • キルギス

  • タジキスタン

  • トルクメニスタン

    		•
    西アジア


  • アゼルバイジャン2

  • アフガニスタン

  • アラブ首長国連邦


  • アルメニア2

  • イエメン


  • イスラエル2

  • イラク

  • イラン

  • オマーン

  • カタール


  • キプロス2

  • クウェート

  • サウジアラビア


  • ジョージア2

  • シリア


  • トルコ2

  • バーレーン

  • ヨルダン

  • レバノン

    		•
    その他


  • アブハジア2


  • アルツァフ（ナゴルノ・カラバフ）2


  • 北キプロス2

  • パレスチナ


  • 南オセチア2

    		•
    海外領土


  • アクロティリおよびデケリア2


  • クリスマス島3


  • ココス諸島3

    		•

    各列内は五十音順。「その他」は国家の承認を得る国が少ない、または無い国であり、国際連合非加盟。事実上独立した地域一覧も参照。




    • 1日本の首都も参照。


    • 2ヨーロッパにも分類され得る。


    • 3オセアニアにも分類され得る。


    • 4元国連加盟国。「事実上独立した地域」にも分類され得る。


    アジア | オセアニア | アフリカ | ヨーロッパ | アメリカ | その他









    • 表

    • 話

    • 編

    • 歴


    首都特別地域(首都連邦直轄地等)
    連邦直轄地



    • アブジャ, 連邦首都地区 (ナイジェリア)


    • ブラジリア, ブラジリア連邦直轄区


    • ブエノスアイレス (アルゼンチン)


    • キャンベラ, オーストラリア首都特別地域


    • カラカス, 首都地区 (ベネズエラ)


    • イスラマバード, イスラーマーバード首都圏 (パキスタン)


    • クアラルンプール (マレーシア)


    • ニューデリー, デリー連邦直轄地 (インド)


    • メキシコシティ, 連邦区 (メキシコ)


    • ワシントンD.C. (アメリカ合衆国)


    • マニラ (フィリピン)






    座標: 北緯28度36分49.7秒 東経77度12分31.8秒 / 北緯28.613806度 東経77.208833度 / 28.613806; 77.208833 (ニューデリー)







    -

    Popular posts from this blog

    サソリ

    Image
    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。 出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。 （ 2019年1月 ） 「 サソリ 」のその他の用法については「サソリ (曖昧さ回避)」をご覧ください。 「 スコーピオン 」と「 スコルピオン 」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「スコーピオン」をご覧ください。 サソリ目 生息年代: 430–0 Ma PreЄ Є O S D C P T J K Pg N シルル紀前期-現世 ダイオウサソリ（ Pandinus Imperator ） 分類 界 : 動物界 Animalia 門 : 節足動物門 Arthropoda 亜門 : 鋏角亜門 Chelicerata 綱 : クモガタ綱 Arachnida 目 : サソリ目 Scorpiones 学名 Scorpiones C. L. Koch, 1837 英名 Scorpion 上科 Pseudochactoidea キョクトウサソリ上科 Buthoidea Chaeriloidea Chactoidea Iuroidea Scorpionoidea サソリ （ サソリ類 、 蠍 、 蝎 、 scorpion ）は、鋏角亜門・クモガタ綱の サソリ目 （ Scorpiones ）に属する節足動物の総称である。体の前端に鋏型の触肢、後端に毒針を有する捕食者である。 1700種以上を含め、最古の化石記録は4億3千万年前のシルル紀まで遡る。有毒生物として広く知られるが、人間の命にかかわる毒を持つものはごく一部の種類に過ぎない。 目次 1 形態 1.1 前体 1.2 後体 1.2.1 中体 1.2.2 終体 2 雌雄 3 生態 3.1 天敵 3.2 生殖 4 分布 5 毒 6 蛍光現象 7 分類
    Read more

    広島県道265号伴広島線

    Image
    一般県道 広島県道265号伴広島線 路線延長 km 起点 広島県広島市安佐南区伴東7丁目 終点 広島県広島市中区榎町 接続する 主な道路 （記法） 広島県道38号広島豊平線 広島県道71号広島湯来線 山陽自動車道五日市IC 国道183号（ 国道261号重複） ■テンプレート（■ノート ■使い方） ■PJ道路 広島県道265号伴広島線 （ひろしまけんどう265ごう ともひろしません）は広島県広島市安佐南区から広島県広島市中区を結ぶ一般県道である。 目次 1 路線データ 2 通過する自治体 3 見どころ 4 接続道路 4.1 本線 4.2 旧道 5 別名 6 関連項目 路線データ 本線 起点：広島市安佐南区伴東7丁目・大原下橋南詰交差点（広島県道38号広島豊平線（本線・旧道）交点） 終点：広島市中区榎町・十日市交差点（国道183号（国道261号重用）交点） 総延長： 旧道 起点：広島市安佐南区伴東4丁目・新細坂交差点（広島県道38号広島豊平線交点） 終点：広島市安佐南区伴中央4丁目・寺組橋(南)交差点（広島県道265号伴広島線（本線）交点） 総延長： 通過する自治体 広島県 広島市（安佐南区、佐伯区、西区、中区） 見どころ 広島高速交通広島新交通1号線（アストラムライン） 広島広域公園 広島広域公園陸上競技場（広島ビッグアーチ） 己斐峠 己斐橋（太田川放水路） 天満橋（天満川） 接続道路 本線 広島県道38号広島豊平線（本線・旧道）（広島市安佐南区伴東7丁目・大原下橋南詰交差点〔起点〕） 広島県道71号広島湯来線（本線）（広島市安佐南区伴中央2丁目・伴交番入口交差点 - 広島市安佐南区伴中央4丁目・寺組橋(南)交差点間で重用） 広島県道71号広島湯来線（旧道）（広島県道265号伴広島線（旧道）重用）（広島市安佐南区伴中央4丁目・寺組橋(南)交差点） 広島県道71号広島湯来線（広島市安佐南区伴中央4丁目・寺組橋(南)交差点 - 広島市佐伯区五日市町石内・五月が丘(南)交差点間で重用）
    Read more

    Setup Asymptote in Texstudio

    Image
    0 Good time of the day! I am trying to compile the following file: documentclass[12pt]{article} usepackage[inline]{asymptote} begin{document} Here is a venn diagram produced with Asymptote, drawn to width 4cm: defA{A} defB{V{B}} begin{figure} begin{center} begin{asy} size(4cm,0); pen colour1=red; pen colour2=green; pair z0=(0,0); pair z1=(-1,0); pair z2=(1,0); real r=1.5; path c1=circle(z1,r); path c2=circle(z2,r); fill(c1,colour1); fill(c2,colour2); picture intersection=new picture; fill(intersection,c1,colour1+colour2); clip(intersection,c2); add(intersection); draw(c1); draw(c2); //draw("$A$",box,z1)
    Read more