公売




公売(こうばい)とは、滞納税庁が、国税徴収法に基づき、滞納税金の回収のために差し押さえた財産(不動産または動産)を換価するための手続きのこと。




目次






  • 1 概要


  • 2 問題点


  • 3 関連項目


  • 4 脚注





概要


民間が行う競売に対し、官公庁が滞納税金の回収のために行うものを公売という。


最近では、東京都主税局が開始したインターネット公売等、新たな公売手法も開発されている。



問題点


公売に関しては、不動産競売と同様、入札参加の規定に、暴力団など反社会的団体を排除する規定が盛り込まれていない。このこともあって、税金滞納で差し押さえを受けた組事務所の土地・建物を、暴力団が公売で買い戻し、再び組事務所などに使用する例が存在し、問題となっている。日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会は、入札参加から暴力団排除を可能とするため、民事執行法の改正を法務省などに求める方針である[1]



関連項目



  • 租税

  • 差押

  • 滞納処分



脚注




  1. ^ 差し押さえられた土地、暴力団が公売で買い戻し 読売新聞 2013年1月6日








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