第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会


































第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会
開催国
日本の旗 日本
参加チーム数
88
優勝
ガンバ大阪
準優勝
名古屋グランパス
試合総数
87
得点王
ルーカス・セベリーノ(8得点)

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第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会(だい89かい てんのうはいぜんにほんサッカーせんしゅけんたいかい)は、2009年9月19日から2010年1月1日に開催された天皇杯全日本サッカー選手権大会である。




目次






  • 1 概要


  • 2 スケジュール


    • 2.1




  • 3 出場チーム


    • 3.1 J1リーグ


    • 3.2 J2リーグ


    • 3.3 JFL


    • 3.4 大学


    • 3.5 都道府県代表




  • 4 試合スケジュール


    • 4.1 1回戦


    • 4.2 2回戦


    • 4.3 3回戦


    • 4.4 4回戦


    • 4.5 準々決勝


    • 4.6 準決勝


    • 4.7 決勝




  • 5 関連項目


  • 6 外部リンク


  • 7 脚注





概要


1996年の第76回大会以来、Jリーグ全チームと都道府県代表にその他のシードチームを加えて最大82チームによるトーナメント戦を行い、その他のシードチームの出場枠により総チーム数を調整してきたが、2009年はJリーグに3チームが加盟した結果、従来のJリーグチームを上位シードとした組み合わせを実施することが困難となった。


そこで今大会からは、決勝大会の組み合わせ方法について以下のように見直した。



  • シードとなるJリーグチームの初戦をラウンド32(=4回戦。J1の上位16チーム)およびラウンド64(=3回戦。J1の下位チーム及びJ2)から、ラウンド64のみ(=2回戦。J1・J2とも)に変更。

  • 本大会での1チームあたりの最大試合数を8から7に変更(旧:5回戦の次が準々決勝、新:4回戦の次が準々決勝)。


これにより、シードを40チームとした88チームでのトーナメント実施が可能となり、Jリーグ36チームに加えて日本フットボールリーグ (JFL) 上位4チームを1回戦免除のシードとした。そうした変更について日本サッカー協会会長(当時)の犬飼基昭は「国内のサッカーレベル向上」と「番狂わせによる大会の質の向上」を期待する発言をしている。


なお、試合方式や優勝チームへの特典は前回までと同様。


ベガルタ仙台がJ2リーグ所属チームとしては第81回の川崎フロンターレ、第86回のコンサドーレ札幌以来、3チーム目のベスト4入りを果たした。



スケジュール


試合会場については後述の試合結果を参照のこと。斜体の日付は予備日(欄外「注」参照)。






































1回戦
9月19日、20日、21日 都道府県代表チーム、大学シードチームの出場
2回戦
10月10日、11日、12日 J1/J2チーム、JFLシードチームの出場
3回戦
10月31日、11月1日、11日[注 1]

4回戦
11月14日、15日
準々決勝
12月12日、13日[注 2]

準決勝
12月29日
決勝
2010年1月1日






  1. ^ 2009Jリーグヤマザキナビスコカップ決勝に出場するFC東京、川崎フロンターレが3回戦に進出した場合の当該試合が対象。


  2. ^ 準々決勝に残ったチームがFIFAクラブワールドカップ2009に出場していた場合、当該チームの試合を12月26日に開催する予定としていたが、これに該当チームがなかったため、同日は試合を行っていない。



出場チーム



J1リーグ






  • モンテディオ山形(18回目)


  • 鹿島アントラーズ(26回目)


  • 浦和レッズ(45回目)


  • 大宮アルディージャ(15回目)


  • ジェフユナイテッド千葉(45回目)


  • 柏レイソル(42回目)


  • FC東京(16回目)


  • 川崎フロンターレ(26回目)


  • 横浜F・マリノス(32回目)[1]






  • アルビレックス新潟(18回目)


  • 清水エスパルス(18回目)


  • ジュビロ磐田(33回目)


  • 名古屋グランパス(33回目)


  • 京都サンガF.C.(27回目)


  • ガンバ大阪(29回目)


  • ヴィッセル神戸(23回目)


  • サンフレッチェ広島(58回目)


  • 大分トリニータ(14回目)







J2リーグ






  • コンサドーレ札幌(29回目)


  • ベガルタ仙台(16回目)


  • 水戸ホーリーホック(14回目)


  • 栃木SC(12回目)


  • ザスパ草津(7回目)


  • 東京ヴェルディ(35回目)


  • 横浜FC(11回目)


  • 湘南ベルマーレ(38回目)


  • ヴァンフォーレ甲府(18回目)






  • カターレ富山(2回目)[2]


  • FC岐阜(4回目)


  • セレッソ大阪(41回目)


  • ファジアーノ岡山(2回目)


  • 徳島ヴォルティス(21回目)


  • 愛媛FC(11回目)


  • アビスパ福岡(18回目)


  • サガン鳥栖(18回目)[3]


  • ロアッソ熊本(10回目)[4]







JFL


第11回日本フットボールリーグの第17節(全34節)終了時点の上位4チーム。





  • SAGAWA SHIGA FC(3年連続3回目)[5]


  • ガイナーレ鳥取(10年連続12回目)


  • 横河武蔵野FC(9年ぶり2回目)


  • ジェフリザーブズ(2年連続4回目)





大学


第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント優勝校。



  • 福岡大学(3年ぶり25回目)


都道府県代表






  • 北海道 - ノルブリッツ北海道(3年ぶり4回目)


  • 青森県 - 八戸大学(2年ぶり8回目)


  • 岩手県 - グルージャ盛岡(2年連続3回目)


  • 宮城県 - ソニー仙台FC(4年連続12回目)


  • 秋田県 - TDK SC(8年連続16回目)


  • 山形県 - FCパラフレンチ米沢(初出場)


  • 福島県 - 福島ユナイテッドFC(2年連続2回目)


  • 茨城県 - 流通経済大学(4年連続6回目)


  • 栃木県 - ヴェルフェたかはら那須(初出場)


  • 群馬県 - アルテ高崎(2年連続8回目)


  • 埼玉県 - 尚美学園大学(2年連続3回目)


  • 千葉県 - 順天堂大学(2年ぶり13回目)


  • 東京都 - 明治大学 (2年ぶり12回目)


  • 神奈川県 - 東海大学(4年ぶり10回目)


  • 山梨県 - FC甲運(初出場)


  • 長野県 - 松本山雅FC(2年連続4回目)


  • 新潟県 - JAPANサッカーカレッジ(2年ぶり9回目)


  • 富山県 - ヴァリエンテ富山(初出場)


  • 石川県 - ツエーゲン金沢(3年連続6回目)


  • 福井県 - サウルコス福井(2年連続2回目)


  • 静岡県 - Honda FC(15年連続34回目)


  • 愛知県 - FC刈谷(2年ぶり13回目)


  • 三重県 - 三重中京大学(3年ぶり4回目)


  • 岐阜県 - FC岐阜SECOND(2年連続2回目)






  • 滋賀県 - びわこ成蹊スポーツ大学(3年ぶり3回目)


  • 京都府 - 佐川印刷SC(3年連続6回目)


  • 大阪府 - 関西大学(3年ぶり13回目)


  • 兵庫県 - 関西学院大学(6年ぶり20回目)


  • 奈良県 - 奈良クラブ(初出場)


  • 和歌山県 - アルテリーヴォ和歌山(初出場)


  • 鳥取県 - SC鳥取ドリームス(初出場)


  • 島根県 - 浜田FCコスモス(初出場)


  • 岡山県 - 三菱水島FC(2年ぶり10回目)


  • 広島県 - 福山大学(2年連続4回目)


  • 山口県 - レノファ山口(2年ぶり8回目)


  • 香川県 - カマタマーレ讃岐(5年連続11回目)


  • 徳島県 - 徳島ヴォルティス・セカンド(4年連続4回目)


  • 愛媛県 - 愛媛FCしまなみ(初出場)


  • 高知県 - 高知大学(7年連続14回目)


  • 福岡県 - ニューウェーブ北九州(2年連続2回目)[6]


  • 佐賀県 - 佐賀東高校(初出場)


  • 長崎県 - V・ファーレン長崎 (2年ぶり3回目)


  • 熊本県 - 熊本学園大学(初出場)


  • 大分県 - 日本文理大学(2年連続5回目)


  • 宮崎県 - ホンダロック(3年連続8回目)


  • 鹿児島県 - 鹿屋体育大学(2年ぶり8回目)


  • 沖縄県 - 沖縄かりゆしFC(3年連続6回目)







試合スケジュール



1回戦



アルテ高崎 v FC甲運



















東海大学 v 順天堂大学



















FC岐阜SECOND v JAPANサッカーカレッジ



















アルテリーヴォ和歌山 v 佐賀東高校



















流通経済大学 v FCパラフレンチ米沢



















ノルブリッツ北海道 v 福岡大学



















福山大学 v V・ファーレン長崎



















福島ユナイテッドFC v 尚美学園大学































三菱水島FC v レノファ山口































カマタマーレ讃岐 v SC鳥取ドリームス



















TDK SC v ソニー仙台FC



















ツエーゲン金沢 v 関西学院大学



















松本山雅FC v FC刈谷



















三重中京大学 v Honda FC



















沖縄かりゆしFC v 徳島ヴォルティス・セカンド



















ホンダロック v 熊本学園大学



















愛媛FCしまなみ v 高知大学



















鹿屋体育大学 v 浜田FCコスモス



















日本文理大学 v ニューウェーブ北九州



















グルージャ盛岡 v 明治大学



















奈良クラブ v サウルコス福井



















びわこ成蹊スポーツ大学 v 佐川印刷SC



















ヴェルフェたかはら那須 v 八戸大学



















ヴァリエンテ富山 v 関西大学



















2回戦



鹿島アントラーズ v アルテ高崎



















愛媛FC v アビスパ福岡































ヴィッセル神戸 v 東海大学



















柏レイソル v ジェフリザーブズ































サンフレッチェ広島 v JAPANサッカーカレッジ



















サガン鳥栖 v 佐賀東高校



















ガンバ大阪 v 流通経済大学



















水戸ホーリーホック v 福岡大学



















V・ファーレン長崎 v 横浜F・マリノス



















セレッソ大阪 v 福島ユナイテッドFC



















川崎フロンターレ v レノファ山口



















カターレ富山 v ファジアーノ岡山































FC東京 v カマタマーレ讃岐



















ザスパ草津 v SAGAWA SHIGA FC



















ソニー仙台FC v 大宮アルディージャ



















ベガルタ仙台 v ツエーゲン金沢



















松本山雅FC v 浦和レッズ



















FC岐阜 v 栃木SC



















大分トリニータ v 横河武蔵野FC































ジェフユナイテッド千葉 v Honda FC



















名古屋グランパス v 沖縄かりゆしFC



















東京ヴェルディ v ホンダロック



















ジュビロ磐田 v 高知大学



















徳島ヴォルティス v 鹿屋体育大学



















モンテディオ山形 v 日本文理大学



















湘南ベルマーレ v 明治大学



















奈良クラブ v アルビレックス新潟



















ロアッソ熊本 v 横浜FC































清水エスパルス v 佐川印刷SC



















コンサドーレ札幌 v ガイナーレ鳥取



















京都サンガF.C. v ヴェルフェたかはら那須



















ヴァンフォーレ甲府 v 関西大学































3回戦



鹿島アントラーズ v アビスパ福岡



















ヴィッセル神戸 v 柏レイソル



















サンフレッチェ広島 v サガン鳥栖



















ガンバ大阪 v 福岡大学



















横浜F・マリノス v 福島ユナイテッドFC



















川崎フロンターレ v カターレ富山



















FC東京 v ザスパ草津



















大宮アルディージャ v ベガルタ仙台



















松本山雅FC v FC岐阜



















大分トリニータ v ジェフユナイテッド千葉



















名古屋グランパス v ホンダロック



















ジュビロ磐田 v 鹿屋体育大学



















モンテディオ山形 v 明治大学



















アルビレックス新潟 v 横浜FC



















清水エスパルス v コンサドーレ札幌



















京都サンガF.C. v ヴァンフォーレ甲府



















4回戦



鹿島アントラーズ v ヴィッセル神戸



















サガン鳥栖 v ガンバ大阪



















横浜F・マリノス v 川崎フロンターレ



















FC東京 v ベガルタ仙台



















FC岐阜 v ジェフユナイテッド千葉



















名古屋グランパス v ジュビロ磐田



















明治大学 v アルビレックス新潟



















清水エスパルス v ヴァンフォーレ甲府



















準々決勝



鹿島アントラーズ v ガンバ大阪



















ベガルタ仙台 v 川崎フロンターレ



















名古屋グランパス v FC岐阜



















清水エスパルス v アルビレックス新潟



















準決勝



ガンバ大阪 v ベガルタ仙台



















名古屋グランパス v 清水エスパルス































決勝


2010年元日の決勝戦は、準決勝でJ2勢初の決勝進出を目指したベガルタ仙台を振り切り、5チーム目(6回目)の連覇を目指すガンバ大阪と、準決勝で清水エスパルスとの激闘をPK戦の末に制し、第79回大会以来10年振りの天皇杯制覇を目指す名古屋グランパスとの対戦となった。


前半6分にルーカス・セベリーノの右足のシュートが決まってG大阪が先制するも、前半は名古屋がゲームを支配、前半40分にはゴール前の競り合いから中村直志が頭で押し込んで同点に追いついて前半を終える。後半はG大阪ペースとなり、後半22分に遠藤保仁がドリブルで持ち込んで勝ち越しゴール、終了間際にも二川孝広と遠藤が立て続けに駄目押し点を挙げて、G大阪が4-1で名古屋を下し、2年連続3度目の優勝を果たした。


G大阪はJ1リーグ戦3位で既にAFCチャンピオンズリーグ2010(ACL)出場権を確保していたが、この優勝でカップウィナーとしての出場となったため、J1リーグ戦4位のサンフレッチェ広島が繰り上がりでACLへの出場権を獲得した。



ガンバ大阪 v 名古屋グランパス



















関連項目



  • 2009年のサッカー

  • 2009年のJリーグ

  • 2009年のJリーグカップ

  • 第11回日本フットボールリーグ

  • 第33回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント

  • AFCチャンピオンズリーグ2010



外部リンク



  • 第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会 組合せ

  • 第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会 会場一覧

  • 第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会 都道府県選手権大会決勝戦(代表決定戦) スケジュール



脚注





  1. ^ 日産自動車サッカー部および横浜マリノスの出場回数を含む。なお、横浜フリューゲルスの出場回数(13回)は含まない。


  2. ^ 前身のアローズ北陸(10回)とYKK APサッカー部(11回)の出場回数は含まない


  3. ^ 鳥栖フューチャーズ(5回)の出場回数を含む


  4. ^ アルエット熊本(5回)の出場回数を含む。


  5. ^ 佐川急便東京SC(4回)と佐川急便大阪SC(1回)の出場回数は含めず


  6. ^ 三菱化成黒崎(4回出場)の出場回数は含めず






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