50メートル競走








50メートル競走(ごじゅうメートルきょうそう, 英語: 50 metres)は、50メートルをいかに短い時間で走るかを競う陸上競技のトラック競技で、短距離走に分類されるが正式種目ではない。また、この種目は学校等において、授業や体力テスト、新体力テスト等にも頻繁に実施される種目である。陸上関係者の間では50m(50メートル)50と略される場合がほとんどである。また、小学校・中学校・高等学校の運動会や体育祭、体力測定などでは50メートル走と呼ばれることもある。この種目は記録自体を重視するというよりも、計測時のコンディションを把握するという点で大きな指標となるものでもある。




目次






  • 1 室内記録


  • 2 屋外記録


  • 3 参考


  • 4 注釈


  • 5 脚注


  • 6 関連項目


  • 7 リンク





室内記録


  • タイムの横にある+は60メートル競走の途中計時、Aは標高1000メートル以上の地点において記録された高地記録を意味する



















































































男子[1]
記録 タイム 名前 所属 場所 日付
世界 5秒56A ドノバン・ベイリー
カナダの旗 カナダ

アメリカ合衆国の旗 リノ

1996年2月9日
アフリカ 5秒61 デジ・アリウ
ナイジェリアの旗 ナイジェリア

フランスの旗 リエヴァン

1999年2月21日
アジア 5秒69+ ゲンナジー・チェルノヴォル
 カザフスタン

フランスの旗 リエヴァン

2002年2月24日
南米 5秒75+ ビセンチ・デ・リマ
ブラジルの旗 ブラジル

フランスの旗 リエヴァン

2009年2月10日

ヨーロッパ
5秒61 マンフレート・ココット(英語版)
東ドイツの旗 東ドイツ

東ドイツの旗 東ベルリン

1973年2月4日
5秒61+ [注 1]
ジェイソン・ガードナー
イギリスの旗 イギリス

スペインの旗 マドリード

2000年2月16日

北中米カリブ
5秒56A ドノバン・ベイリー
カナダの旗 カナダ

アメリカ合衆国の旗 リノ
1996年2月9日
5秒56 [注 2]
モーリス・グリーン
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

アメリカ合衆国の旗 ロサンゼルス
1999年2月13日

日本
5秒75[3]
朝原宜治

日本の旗 日本

日本の旗 日本
2002年5月2日













































































女子[4]
記録 タイム 名前 所属 場所 日付
世界 5秒96+ イリーナ・プリワロワ
ロシアの旗 ロシア

スペインの旗 マドリード

1995年2月9日
アフリカ 6秒04+ チオマ・アジュンワ
ナイジェリアの旗 ナイジェリア

フランスの旗 リエヴァン

1998年2月22日
アジア 6秒31+ スサンティカ・ジャヤシンゲ
スリランカの旗 スリランカ

フランスの旗 リエヴァン

2001年2月25日
南米 6秒31 ジェニファー・イニス
ガイアナの旗 ガイアナ

アメリカ合衆国の旗 デイリーシティ

1983年2月11日
ヨーロッパ 5秒96+ イリーナ・プリワロワ
ロシアの旗 ロシア

スペインの旗 マドリード
1995年2月9日
北中米カリブ 6秒00 マリーン・オッティ
ジャマイカの旗 ジャマイカ

ロシアの旗 モスクワ

1994年2月4日
オセアニア(英語版) 6秒3 パム・キルボーン
オーストラリアの旗 オーストラリア

カナダの旗 トロント

1965年1月29日
日本 6秒47 小西恵美子
烏山女高教員

日本の旗 神戸

1985年3月9日


屋外記録






















男子
記録 タイム 名前 所属 場所 日付
世界最高 5秒47+[注 3]
ウサイン・ボルト
ジャマイカの旗 ジャマイカ

ドイツの旗 ベルリン
2009年8月16日





















女子
記録 タイム 名前 所属 場所 日付
世界最高 5秒93+[注 4]
マリオン・ジョーンズ
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国

スペインの旗 セビリア

1999年8月22日


参考


日本における児童、生徒の標準的な記録は小学校(6歳)の男子で11.57秒、女子で11.94秒、高校生(15歳)の男子で7.51秒、女子で8.98秒であった。平均からして、年々タイムが遅くなっている。また、クラスまたは学年の1番速い人達のタイムは、小、中、高問わず、だいたい速くなっている傾向があるが、下位の人達は、遅くなっている場合が殆どで、上位と下位の記録の格差が大きくなっている[7]


日本の他のスポーツ選手の中には陸上選手の記録と同等以上の記録が報道される選手が存在するが、これらは陸上競技のルールに則った適切な状況下での計測事例ではない。



注釈





  1. ^ ドーピング検査が不十分なため、ヨーロッパ記録として公認されていない[2]


  2. ^ ドーピング検査が不十分なため、世界記録として公認されていない[2]


  3. ^ 100メートル競走時の途中計時[5]


  4. ^ 100メートル競走時の途中計時[6]




脚注





  1. ^ 50m indoor men records by discipline - IAAF

  2. ^ abWORLD & CONTINENTAL INDOOR RECORDS SOPOT 2014 statistics e-book 2014年5月10日閲覧


  3. ^ “IAAF: Nobuharu ASAHARA | Profile”. iaaf.org. 2018年9月18日閲覧。


  4. ^ 50m indoor women records by discipline - IAAF


  5. ^ IAAF-World-Championships-Beijing-2015.pdf


  6. ^ IAAF-World-Championships-Beijing-2015.pdf


  7. ^ 文部省による「平成17年度体力・運動能力調査」(抽出)




関連項目



  • 陸上競技の世界記録一覧

  • 陸上競技のアフリカ記録一覧(英語版)

  • 陸上競技のアジア記録一覧(英語版)

  • 陸上競技の南アメリカ記録一覧(英語版)

  • 陸上競技のヨーロッパ記録一覧(英語版)

  • 陸上競技の北中米カリブ記録一覧(英語版)

  • 陸上競技のオセアニア記録一覧(英語版)



リンク




  • 日本記録 - 日本陸上競技連盟


  • MEN INDOOR 50 METRES RECORDS - 国際陸上競技連盟 (英語)


  • WOMEN INDOOR 50 METRES RECORDS - 国際陸上競技連盟 (英語)





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