Π










































































































Pi uc lc.svg

ギリシア文字
Αα
アルファ
Νν
ニュー
Ββ
ベータ
Ξξ
クシー
Γγ
ガンマ
Οο
オミクロン
Δδ
デルタ
Ππ
パイ
Εε
エプシロン
Ρρ
ロー
Ζζ
ゼータ
Σσς
シグマ
Ηη
イータ
Ττ
タウ
Θθ
シータ
Υυ
ウプシロン
Ιι
イオタ
Φφ
ファイ
Κκ
カッパ
Χχ
キー
Λλ
ラムダ
Ψψ
プシー
Μμ
ミュー
Ωω
オメガ
使われなくなった文字

Digamma uc lc.svg
(Pamphylian digamma uc lc.svg)

ディガンマ
San uc lc.svg
サン
Heta uc lc.svg
ヘータ
Sho uc lc.svg
ショー

ギリシアの数字
Stigma uc lc.svg
スティグマ

Sampi uc lc T-shaped.svg
(Sampi uc lc.svg)

サンピ

Qoppa uc lc.svg
(Qoppa new uc lc.svg)

コッパ


Π, π(パイ、ピ、ピー、希: πι / πῖ, 英: pi)はギリシア文字の一つで、伝統的な配列では、その第16番目に置かれる。古典ギリシア語ではピー、現代ギリシア語ではと発音されるが、日本やアメリカなどでは英語式発音に倣ってパイと呼び習わされている。
ラテン文字の P 、キリル文字の П はこの文字に由来する。




目次






  • 1 音価


  • 2 記号としての用法


  • 3 異字体


  • 4 符号位置


  • 5 注釈


  • 6 出典





音価


通常 [p] 音を表す。また現代ギリシア語で μπ の組み合わせは /b/ (語頭において)または /mb/ (その他の場所において)を表す。



記号としての用法



  • 一般に小文字で書いて円周率を表す。ギリシア語 περίμετρος[1][2][3](ペリメトロス)あるいは περιφέρεια[4](ペリペレイア、ペリフェーリア)の頭文字から取られた[注 1]。いずれも周辺・円周・周などを意味する。


  • 基点付き空間 (X, x) の n 次ホモトピー群を πn(X, x) と表す。

  • 数学で、π(N) のように書いて、素数計数関数を表し、N 以下の素数の個数を示す。

  • 数学で、大文字で用いて集合族の直積や数列の (product) を表す。 例:
    i=1nai=a1×a2××an{displaystyle prod _{i=1}^{n}a_{i}=a_{1}times a_{2}times cdots times a_{n}}{displaystyle prod _{i=1}^{n}a_{i}=a_{1}times a_{2}times cdots times a_{n}}


  • 大文字でルート系の単純ルートの集合


  • 素粒子物理学で、パイ中間子を表す。

  • 場の理論(場の古典論、場の量子論)では、場に共役な運動量を表す。


  • 化学で、浸透圧を表す。

  • π結合」(化学)

  • 数文字としては、80 を表す。

  • ミクロ経済学で、Πは利潤関数などで利潤を表す。

  • マクロ経済学で、πはフィッシャー方程式などで期待インフレ率を表す。


なお、直径を表す記号⌀(Boundy diameter.svg )(まる)の代用記号で一般に「パイ」と呼称されている記号には Φ が用いられているため、混用に注意する必要がある(「パイ」は「ファイ」の転訛)。



異字体






π の異字体 ϖ{displaystyle varpi }varpi (TeX では varpi) は、レムニスケート周率、(基本)ウェイト、uniformizer 等に用いられる。



符号位置

























大文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 小文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考

Π

U+03A0

1-6-16

Π
Π
Π

π

U+03C0

1-6-48

π
π
π
























記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
ϖ U+03D6 -
ϖ
ϖ
ϖ
GREEK PI SYMBOL
U+220F -
∑


(数学記号)


注釈


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  1. ^ ただし、これは明らかな根拠がない話であり、適切に表現すれば定まらないというのが正しい、という主張も見られる[5]




出典





  1. ^ 日本数学会 2007, pp. 94–95.


  2. ^ Boeing, Niels (14 March 2016). “Die Welt ist Pi” (ドイツ語). Zeit Online. http://www.zeit.de/zeit-wissen/2016/02/pi-tag-mathematik-pi-kreiszahl. 


  3. ^ 「円周率」 - 世界大百科事典 第2版(コトバンク)


  4. ^ Simon Singh The Simpsons and Their Mathematical Secrets


  5. ^ πの文字使用について









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