カロス地方






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カロス地方(カロスちほう)は、『ポケットモンスター』シリーズに登場する架空の地方である。




目次






  • 1 概要


  • 2 地名


    • 2.1 都市・町


    • 2.2 道路


    • 2.3 建物・ダンジョン・自然


    • 2.4 劇場版ポケットモンスターの舞台




  • 3 脚注


  • 4 関連項目





概要


ゲーム『ポケットモンスター X・Y』の舞台である。モデルとなったのはフランス[1]。殿堂入り後にもらえる「カロスバッジ」には本物のフランスに実在するエッフェル塔が描かれている。


カロス地方は大都会ミアレシティを中心に東西に周回ルートがある。また、カロス図鑑は地域によって3種類に分類されており、アサメタウンから地つなぎの洞穴にかけての南部がセントラルカロス、コウジンタウンからヒヨクシティにかけての西部がコーストカロス、13番道路からチャンピオンロードにかけての北部〜東部がマウンテンカロスとなっている。



地名



都市・町



アサメタウン

冒険の始まりの場所である。主人公の家がある。

メイスイタウン

2番目の町で、主人公はここでライバルたちと出会い最初のポケモンを選ぶ。ポケモンセンターはないが、回復やモンスターボールを売る店が個別に存在する。

ハクダンシティ


ロゼリア像の大きな噴水がシンボルとなる町。主人公が初めてジム戦を挑むジムがある。

ミアレシティ

地図の中心のあたりにあるカロス地方最大の都市。この街のシンボルともいえるプリズムタワーはジムを兼ねている。プラターヌ博士の研究所もここにある。ストーリー前半では停電のためサウスサイドストリートしか入る事が出来ないが、発電所復旧後はノースサイドストリートやプリズムタワーにも入れるようになる。他の都市よりも広大かつ複雑に入り組んでおり、ポケモンセンターも3つ存在する。

また、この町のプリズムタワーが『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS』のステージの1つとして、「プリズムタワー」という名前で登場する[2]

アニメ『ポケットモンスター XY』ではこの町の近くに空港がある。

コボクタウン

かつての領主の居城だったショボンヌ城の城下町。姓名判断師はこの町のポケモンセンターにいる。

コウジンタウン

海沿いに位置する街。水族館やカセキ研究所がある。

ショウヨウシティ

崖と海に挟まれた町。起伏を生かした自転車用レースコースが整備されており、途中に地つなぎの洞穴の北側坑口もある。自転車屋があり、ここで自転車を入手出来る。また、マッサージ師の女性がいる。

セキタイタウン

古代遺跡が残る町で、3つの隆起状の石がある。フレア団が最終兵器を起動すると花のような形状の最終兵器が石のあったところに出現し、フレア団壊滅後は大穴が残る。

シャラシティ

北西部の町。マスタータワーがあり、主人公はここでメガシンカについて知ることになる。

ヒヨクシティ

カロス北部の港町。ヒルトップエリアとシーサイドエリアに分かれており、モノレールで移動する。

クノエシティ

カロス地方最北端にある、自然に囲まれた町。技教えの家やポケモン大好きクラブがあり、大好きクラブの女性に話しかけると先頭の手持ちポケモンのなつき度を評価する。モンスターボールが製造されるボール工場もここに建っている。

フウジョタウン

北東部の寒い地域にある、風車がシンボルの町。忘れオヤジとマダムメモリアルがおり、伝説のポケモンについての言い伝えを聞く。

ヒャッコクシティ

オーパーツともいえる日時計がある。ただし、日時計が動いている時間は1時間程度と短い。

レンリタウン

川岸に作られた町。大きな滝がシンボルとなっている。駅も存在するが列車に乗る事はできない。ベンチには若い頃のプラターヌが未来の自分に宛てた手紙が残っている。

エイセツシティ


ユキノオーや町の中央にあるポケモンジムからの冷気のため、一面雪に覆われている。

ポケモンリーグ

カロス地方でのポケモンリーグが開催される場所。建物の中は「火炎の間」「水門の間」「鋼鉄の間」「竜章の間」と呼ばれる4つの部屋に分かれており、それぞれの部屋で四天王が待ち構えている。四天王全員に勝利すると「光の間」へ行くことができ、チャンピオン・カルネとのバトルになる。

また、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』のステージの1つとして、「カロスポケモンリーグ」という名前で登場する。原作同様に乱闘中は4つの部屋に切り替わり、それぞれ異なったギミックを見せる。

キナンシティ

他の町から大きく離れた南東部にある町。殿堂入り後に来られるようになり、ミアレシティからTMVに乗って来られる。町の中心部にはバトルハウスがあり、フレンドサファリもある。道路や水道でつながっていないため、他の町から徒歩(自転車等を含む)やそらをとぶ以外のひでんマシン技では行く事が出来ない。



道路


今作の道路は副名称がついている(道路に入った時と、道路番号が書かれた標識を調べると表示)。前作同様道路番号はリセットされており、シリーズで初めて、水道が一切存在しない。



1番道路(アサメの小道)

アサメタウンとメイスイタウンを結ぶ短い道路。本作の道路では唯一、草むらが存在せず、野生のポケモンが出現しない。

2番道路(アバンセ通り)

メイスイタウンとハクダンの森を結ぶ道。ここから野生ポケモンおよびバトルを挑んでくるトレーナーが現れる。

3番道路(ウベール通り)

ハクダンの森とハクダンシティを結ぶ道。

4番道路(パルテール街道)

ハクダンシティとミアレシティを結ぶ道。道の中ほどに池があり、わきには植え込みの迷路がある。

5番道路(ベルサン通り)

ミアレシティとコボクタウンを結ぶ道。ローラースケートで滑るレールが初登場。

6番道路(パレの並木道)

コボクタウンとパルファム宮殿を結ぶ道。中央のまっすぐな並木道と、東西の草むらが生い茂った道の3つのルートがあるが、東西の道は宮殿側からしか通れない。

7番道路(リビエールライン)

コボクタウンから西の地つなぎの洞穴までほぼまっすぐに延びる道。初めて訪れた時は橋の上にカビゴンが寝ていて、起こさないと通れない。きのみ畑やバトルシャトー、ポケモン育て屋がある。

8番道路(ミュライユ海岸)

海岸通りとその東側の産地の崖の2つに分かれた道で、崖の道は地つなぎの洞穴の南側坑口とコウジンタウンを、海岸の道はコウジンタウンとショウヨウシティを結ぶ。スカイバトルを挑んでくるスカイトレーナーが初登場する。

9番道路(トゲトゲ山道)

コウジンタウンから東に延びる山道。岩肌が荒いためサイホーンに乗って進むことになる。東側には輝きの洞窟の入口がある。

10番道路(メンヒルロード)

ショウヨウシティとセキタイタウンを結ぶ道。石がたくさん立ち並んでいる。セキタイタウンに最終兵器があるときは入れない。

11番道路(ミロワール通り)

セキタイタウンから東の山地のふもとに続く道。ここから映し身の洞窟を通ってシャラシティに行くことができる。

12番道路(フラージュ通り)

シャラシティからヒヨクシティを結ぶ道。川が横切っているため「なみのり」がないと通れない。東の海岸からはアズール湾に行ける。メェール牧場があり、ここでメェークルに乗ることで段差を越えられる。

13番道路(ミアレの荒野)

ヒヨクシティとミアレシティを結ぶ砂漠地帯。ここでは朝と夕刻近く砂嵐が吹いている。ポケモンもダグトリオやナックラー、フカマルが地中に生息している。発電所もここに立っている。レアコイル・ノズパスはここで進化させることが可能。

14番道路(クノエの林道)

ミアレシティとクノエシティを結ぶ林道。途中に沼地があり、深いところは「なみのり」で移動する。北西の民家では怖い話が聞ける。

15番道路(ブラン通り)

クノエシティとフウジョタウンを結ぶ道。「かいりき」で道をふさぐ岩を動かして穴に落とすことで下の16番道路にも行き来できるようになる。

16番道路(トリスト通り)

フウジョタウンとミアレシティを結ぶ道。川下の池のほとりにはつりハウスがある。上の15番道路には道をふさぐ岩を15番道路側から落とさないと通れない。今作で道路同士のつながりがあるのはここ16番道路と上の15番道路のみである。

17番道路(マンムーロード)

フウジョタウンとヒャッコクシティを結ぶ道。一面雪におおわれており、深い雪をマンムーに乗っていくことになる。また、ここでの戦闘は天候が霰になる。

18番道路(エトロワ・バレ通り)

ヒャッコクシティとレンリタウンを結ぶ道。途中には終の洞窟の入り口が3か所あり、民家ではタイプ相性が逆になる「さかさバトル」を挑んでくるトレーナー・サカサがいる。

19番道路(ラルジェ・バレ通り)

レンリタウンとエイセツシティを結ぶ道。沼地に長いつり橋がかかっていて、初めて来たときはそこでサナたちがバトルを挑んでくる。

20番道路(迷いの森)

エイセツシティの南西の森林地帯で、ポケモンの村に通じている。いくつものエリアに複数の出入り口があり、一部は空間がねじれている。エイセツ側のエリアには、イーブイをリーフィアに進化させるためのコケに覆われた岩がある。

21番道路(デルニエ通り)

エイセツシティとバッジチェックゲートを結ぶ道。道自体は長くないが、南西には「かいりき」で動かす岩のパズルが存在する。

22番道路(デトルネ通り)

バッジチェックゲートとハクダンシティを結ぶ道。南の川べりには空ろの間が口をあけている。



建物・ダンジョン・自然



ハクダンの森(ハクダンのもり)

メイスイタウンとハクダンシティの間にある森林地帯。地形はカントー地方のトキワの森に非常に似ている。生息するポケモンもトキワの森を意識しておりピカチュウやキャタピーに加えコフキムシやヤナップ、ヒヤップ、バオップなどが生息。

パルファム宮殿(パルファムきゅうでん)

コボクタウンの北西にある宮殿。見学するには料金が必要。中庭にはレシラムとゼクロムの像がある。

地つなぎの洞穴(じつなぎのどうけつ)

カロス西部の山岳地帯に掘られた洞窟で、コボクタウンとコウジンタウン、ショウヨウシティを結ぶ。最初は南側の道を通ることになるが、ショウヨウ側から入って「かいりき」で道をふさぐ岩を動かして穴に落とすことでショートカット出来るようになる。

輝きの洞窟(かがやきのどうくつ)

コウジンタウン東側の山の中に掘られた洞窟。奥には化石採掘場があり、ポケモンの化石が入手出来る。

映し身の洞窟(うつしみのどうくつ)

シャラシティ南部の山地を貫く洞窟。壁の一部が鏡のようになっており、鏡のような壁に向いているポケモントレーナーでも後ろを通ると目が合うようになっている。中では自転車に乗れない。

アズール湾(アズールわん)

ヒヨクシティ北西部の海域で、12番道路から行く事が出来る。いくつかの島があり、そのうちのひとつには海神(わだつみ)の穴がある。

カロス発電所(カロスはつでんしょ)

13番道路の荒野の中にある、カロス地方の電力をすべて賄う発電所。最初はフレア団に占拠されている。

ボール工場(ボールこうじょう)

クノエシティにあるモンスターボール製造工場で、カロス地方で使われる各種モンスターボールは全てここで生産されている。最初はフレア団に占拠されていた。

荒れ果てホテル(あれはてホテル)

フウジョタウン西にある、ホテルの廃墟。かつて悲しい出来事があり寂れたとされている。15番道路側と16番道路側に分かれている。火曜日にはここのゴミ箱にロトムが潜んでいる事がある。

フロストケイブ

フウジョタウン北部の豪雪地帯にある洞窟およびそれにつながる道路。中は一部床が凍りついている。一室にはイーブイをグレイシアに進化させるための氷の岩がある。ここの奥でユキノオーがフレア団に狙われていた。映し身の洞窟同様、中では自転車に乗れない。

フラダリラボ

ミアレシティのフラダリカフェ地下にある、フレア団の研究施設。B1Fは矢印パネルとワープパネルの迷路となっており、B3Fには最終兵器の起動スイッチがある。

フレア団秘密基地(フレアだんひみつきち)

セキタイタウンの地下にある最終兵器の基地。ここでゼルネアス・イベルタルと遭遇し、またフラダリとの最終決戦が行われる。

イベント後は入り口が崩れ2度と入れなくなる。

終の洞窟(ついのどうくつ)

18番道路の途中にある洞窟。かつては炭鉱だったが、化け物がいると噂されたため閉山していた。奥深くには伝説のポケモン・ジガルデが身をひそめている。

ポケモンの村(ポケモンのむら)

エイセツシティの南西にある森(20番道路)の奥にあり、トレーナーに捨てられたポケモンが暮らしている暮らす自然豊かな場所である。ウルップもよく訪れている場所。一角にはななしの洞窟があり、伝説のポケモン・ミュウツーがいる。木曜日にはここのゴミ箱にジュペッタが潜んでいる事がある。

チャンピオンロード

バッジチェックゲートの北にある山地のダンジョン。山の内外を行き来して進んでいく。一部は遺跡になっている。



劇場版ポケットモンスターの舞台







オルアースの森


ダイヤモンド鉱国


デセルシティ


アゾット王国


フウラシティ




脚注





  1. ^ “【ジャパンエキスポ2013】『ポケットモンスターX・Y』カロス地方のモチーフはフランス・・・増田氏が明らかに”. ニュース&コミュニティサイト「インサイド」 (2013年7月5日). 2016年12月8日閲覧。


  2. ^ “スマブラディレクターズルーム”. 任天堂. 2016年11月14日閲覧。




関連項目



  • カントー地方

  • ジョウト地方

  • ホウエン地方

  • シンオウ地方

  • イッシュ地方





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