ポケモンの一覧 (599-649)





本項では、任天堂のゲームシリーズ『ポケットモンスター』に登場する架空の生物「ポケモン」809種のうち、『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』から登場し、シリーズ共通の全国ポケモン図鑑において599から649までの番号を付与されている種を掲載する。





目次























































No. 名前
599
ギアル
600
ギギアル
601
ギギギアル
602
シビシラス
603
シビビール
604
シビルドン
605
リグレー
606
オーベム
607
ヒトモシ
608
ランプラー















































No. 名前
609
シャンデラ
610
キバゴ
611
オノンド
612
オノノクス
613
クマシュン
614
ツンベアー
615
フリージオ
616
チョボマキ
617
アギルダー
618
マッギョ















































No. 名前
619
コジョフー
620
コジョンド
621
クリムガン
622
ゴビット
623
ゴルーグ
624
コマタナ
625
キリキザン
626
バッフロン
627
ワシボン
628
ウォーグル















































No. 名前
629
バルチャイ
630
バルジーナ
631
クイタラン
632
アイアント
633
モノズ
634
ジヘッド
635
サザンドラ
636
メラルバ
637
ウルガモス
638
コバルオン















































No. 名前
639
テラキオン
640
ビリジオン
641
トルネロス
642
ボルトロス
643
レシラム
644
ゼクロム
645
ランドロス
646
キュレム
647
ケルディオ
648
メロエッタ















































No. 名前
649
ゲノセクト









脚注



ギアル



















ギアル No. 599

分類: はぐるまポケモン

タイプ: はがね

高さ: 0.3m

重さ: 21.0kg

特性: プラス/ マイナス

かくれ特性: クリアボディ

進化前: なし

進化後: ギギアル

2つの歯車が合わさった姿形をしたポケモン。それぞれの歯車に顔が存在する。2匹が歯車の歯をかみ合わせ、回転することで生きるのに必要なエネルギーを生み出し、生命活動を維持している。この2匹の組み合わせはギアル1組で決まっており、ちゃんとした組み合わせでないとうまく歯が噛み合わず回転しない。アララギ博士の話によると、ギアルが確認された記録はここ100年以内のものしか存在せず、100年以内に誕生した新生物の可能性が高いという調査結果が出ている。


キャラクターデザインの面においては、それまでの作品におけるダグトリオやレアコイルなどのような「複数体で一つのポケモンを成している」系列のポケモンとしてデザインされた[1]


専用技として、「ギアソーサー」と「ギアチェンジ」を覚える唯一のポケモンである。ギアソーサーは命中率80%のはがねタイプの二回連続攻撃わざで、ギアチェンジはすばやさを二段階上げ、こうげきを一段階あげるわざ。


TVアニメ版では『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』のモーモントのポケモンとして登場し、楽器やヘリコプターの動力となっている。『ベストウイッシュ シーズン2』でもバージルの所有する飛行機の動力として活用されていた。



ギギアル



















ギギアル No. 600

分類: はぐるまポケモン

タイプ: はがね

高さ: 0.6m

重さ: 51.0kg

特性: プラス/ マイナス

かくれ特性: クリアボディ

進化前: ギアル

進化後: ギギギアル

ギアルの進化形。進化前と同様に複数の歯車が合わさった姿形だが、大小さまざまな歯車型ポケモンが更に合体して身体ができた構造となっており、外見は進化前と同サイズの2つの歯車に、後ろ側へ巨大な歯車1つが加わった姿をしている。顔の片方も後ろの巨大歯車に移っている。この各パーツの回転は制御することができ、仲間同士でコミュニケーションをとる際は回転方向や速度で感情を伝えている。また、歯車の一部のうち「ちびギア」という小型のパーツを高速回転、分離し射出することで攻撃することもできるが、ちびギアが本体に戻れないと生命エネルギーの生産を行えず命への危険が及ぶ。


TVアニメ版では『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』のモーモントのポケモンとして登場し、楽器やヘリコプターの動力となっている。『ベストウイッシュ シーズン2』でもバージルの所有する飛行機の動力として活用されていた。



ギギギアル



















ギギギアル No. 601

分類: はぐるまポケモン

タイプ: はがね

高さ: 0.6m

重さ: 81.0kg

特性: プラス/ マイナス

かくれ特性: クリアボディ

進化前: ギギアル

進化後: なし

ギギアルの進化形。さらに追加された赤い歯車はエネルギーコアで、コア周辺のトゲからエネルギーを発射する。


『ブラック・ホワイト』ではプラズマ団のNが最後の決戦において使ってくる。また、バトルサブウェイではノーマルランクでサブウェイマスターのノボリ・クダリが使用してくる。


TVアニメ版では『劇場版ポケットモンスター ベストウイッシュ ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』のモーモントのポケモンとして登場し、楽器やヘリコプターの動力となっている。『ベストウイッシュ シーズン2』でもバージルの所有する飛行機の動力として活用されていた。



シビシラス



















シビシラス No. 602

分類: でんきうおポケモン

タイプ: でんき

高さ: 0.2m

重さ: 0.3kg

特性: ふゆう

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: シビビール

レプトケファルスのようなシルエットを持つポケモン。身体の側面には、絶え間なく光る心電図のようなラインが走る。発電器官を持ち、危険が迫ると防衛のために放電を行う。単体での発電量は少ないが、群れで行動して一斉に放電することで補い、大量のシビシラスが連結しての放電は落雷に匹敵する出力を持つ。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第50話でライモンジムリーダー・カミツレの手持ちポケモンとして登場したが、興奮状態だったピカチュウには勝てなかった。声優は古島清孝。


デザインは大村祐介が担当し、シビビールおよびシビルドンよりも後に作られ、「本物のウナギの成長と同じ流れを、ポケモンの進化で表現したい」「ポケモンでも生き物として正しいことを守る」ということでのウナギの稚魚を調べてデザインされた[2]



シビビール



















シビビール No. 603

分類: でんきうおポケモン

タイプ: でんき

高さ: 1.2m

重さ: 22.0kg

特性: ふゆう

かくれ特性: なし

進化前: シビシラス

進化後: シビルドン

シビシラスの進化形。吸盤状の大きな口をしたウナギ(ヤツメウナギ)のような姿をしている。体の黄色い模様が発電器官になっており、敵に巻きついてから模様を押しつけて感電させる。食に対して貪欲で、電気攻撃は狩りの際にも使われる。



シビルドン



















シビルドン No. 604

分類: でんきうおポケモン

タイプ: でんき

高さ: 2.1m

重さ: 80.5kg

特性: ふゆう

かくれ特性: なし

進化前: シビビール

進化後: なし

シビビールの進化系。シビビールのときにはなかった腕を持ち、腕力は強く海辺にいた獲物を一気に海中へ引き込んでしまう。シビビールと同様に身体の黄色い模様は発電器官となっている。シビシラスとは違って浮遊移動はせず、後ろ足のようになった尻鰭でジャンプする。口は円形の吸盤状で、内側に鋭い牙が並ぶヤツメウナギのような構造となっている。獲物を攻撃する際は、口で吸い付いた上で牙を食い込ませ、獲物に至近距離から電流を流して仕留める。


『ブラック・ホワイト』ではプラズマ団のゲーチスとエンディング後にサザナミタウンで登場するシロナ(『ブラック2・ホワイト2』では使用しない)、バトルサブウェイのサブウェイマスター・クダリ(スーパーダブルトレイン、スーパーマルチトレインのみ)の手持ちとして登場するほか、『ブラック2・ホワイト2』ではエンディング後にライバルが使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第48話でサブウェイマスター・クダリの手持ちとして初登場。声優は渡辺明乃。



リグレー



















リグレー No. 605

分類: ブレインポケモン

タイプ: エスパー

高さ: 0.5m

重さ: 9.0kg

特性: テレパシー/ シンクロ

かくれ特性: アナライズ

進化前: なし

進化後: オーベム

リトル・グレイの様な姿をしたポケモン。50年前に砂漠の彼方から突然やってきたと図鑑で紹介されている。リグレーが怒ると、強力なサイコパワーで相手の脳みそを絞めつけて頭痛を起こさせるという。


テレビアニメ版では『ポケットモンスター ベストウイッシュ』第30話で初登場。



オーベム



















オーベム No. 606

分類: ブレインポケモン

タイプ: エスパー

高さ: 1.0m

重さ: 34.5kg

特性: テレパシー/ シンクロ

かくれ特性: アナライズ

進化前: リグレー

進化後: なし

リグレーの進化形で、茶色い身体のベムのような姿をしたポケモン。3本の指は赤、黄、緑の3色に分かれており、これらを点滅させることで仲間と会話をする。サイコパワーによって相手の脳を操り、記憶した映像を書き換え操作する能力を持つ。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第45話で夢泥棒・レオン(声 - 高木渉)の手持ちとして登場。『ベストウイッシュ シーズン2』第49話では乗っていた円盤がオオキナ島に墜落。町の住民をオーベムにし、おまもりこばんに似た宇宙船の部品を探していた。



ヒトモシ



















ヒトモシ No. 607

分類: ろうそくポケモン

タイプ: ゴースト/ ほのお

高さ: 0.3m

重さ: 3.1kg

特性: もらいび/ ほのおのからだ

かくれ特性: すりぬけ

進化前: なし

進化後: ランプラー

青い炎を灯した小さな蝋燭型のポケモン。頭の炎は、周囲の人やポケモンから吸い取った生命力を燃やしているもの。真っ暗な場所を歩く人やポケモンの前に現れ、明かりを灯して道案内をしているかのように装い、生命力を吸い取り霊界へと誘う習性を持つ。公式には「火は幻のようなもの」と示唆されている[3]


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第26話で野生のものが4体登場(声優はたかはし智秋)。屋敷を秘密基地にしようとしたロケット団の指示に従っているかのように見えたが、実は屋敷で最初からリーダー格のランプラーと共に悪さを働いており、屋敷へ雨宿りに来たサトシたちやロケット団、そのポケモンたちを霊界へ誘おうと企んでいた。



ランプラー



















ランプラー No. 608

分類: ランプポケモン

タイプ: ゴースト/ ほのお

高さ: 0.6m

重さ: 13.0kg

特性: もらいび/ ほのおのからだ

かくれ特性: すりぬけ

進化前: ヒトモシ

進化後: シャンデラ

ヒトモシの進化形。カンテラのような外見をしており、内部で燃える青紫の炎に顔が浮かび上がっている。死者の魂を糧にしており、周囲を徘徊して臨終の際の者を探し、見つけると魂が肉体から離れた瞬間に吸い取ってしまう、不吉なポケモンとされている。かつては森の奥深くに棲んでいたが、今際の際の人間の多い病院付近を狙って、大きな街にも棲み付き始めた。稀にヒトモシとともに人やポケモンの生命エネルギーを能動的に吸い取り、霊界へ道案内することもあるといわれる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第22話でシューティーのポケモンとして登場。第26話では野生で別個体のものが登場し、屋敷で悪さを働いていた。声優は西村ちなみ。


初期段階でのヒトモシの系列は「焚き火 ⇒ ろうそく ⇒ ランプ」という進化順序で、ランプラーが最終進化形となる予定だった[1]



シャンデラ



















シャンデラ No. 609

分類: いざないポケモン

タイプ: ゴースト/ ほのお

高さ: 1.0m

重さ: 34.3kg

特性: ほのおのからだ/ もらいび

かくれ特性: すりぬけ

進化前: ランプラー

進化後: なし

ランプラーの進化形。青紫色の炎を頭頂部や腕に灯した黒いシャンデリアのような姿をしているポケモン。人やポケモンの魂を吸い取って燃やし、糧にしているといわれている。シャンデラの怪しげな炎に包まれた人やポケモンは魂を吸い取られて燃やされ、跡には抜け殻や骨だけが残り、燃やされた魂は行き場をなくしてこの世を永遠に彷徨うと云われる。両腕に灯っている炎を揺らすことで、相手を催眠状態にすることができる。


『ブラック・ホワイト』から登場。ランプラーに「やみのいし」を使用して進化させることにより入手が可能。四天王のシキミが切札として使用するほか、殿堂入り後のベルが手持ちに入れている。また、バトルサブウェイのサブウェイマスター・ノボリとクダリがスーパートレインで使用する。『ブラック2・ホワイト2』のPWTではワールドリーダーズトーナメントでエンジュジムリーダーのマツバとフエンジムリーダーのアスナが使用し、チャンピオンズトーナメントではイッシュ地方の元チャンピオン・アデクが使用する。『X・Y』では四天王のパキラ、『オメガルビー・アルファサファイア』では四天王のフヨウ(強化後)が使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第48話でサブウェイマスター・ノボリの手持ちとして初登場。


初期段階でのヒトモシの系列は「焚き火 ⇒ ろうそく ⇒ ランプ」という進化順序で、ランプラーが最終進化となるはずであったが、「形態を照明器具で統一する」ということから焚き火のポケモンが除外され、新たな最終進化形としてシャンデリアをモデルにデザイン・追加されて誕生したポケモンである[1]



キバゴ



















キバゴ No. 610

分類: キバポケモン

タイプ: ドラゴン

高さ: 0.6m

重さ: 18.0kg

特性: とうそうしん/ かたやぶり

かくれ特性: きんちょうかん

進化前: なし

進化後: オノンド

灰色と濃灰のボディに、口から突き出た大きな2本の牙が特徴的なポケモン。縄張り意識があり、この特徴的な牙で樹木に傷をつけ、縄張りの目印を作るという。これやバトル等で牙が折れてしまうことがあるが、すぐに生えてくる。何回も生えると、立派な牙になる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』でアイリスのポケモンとして登場。性別はオス。声優は津田美波。また、アイリスの故郷である竜の里で、何匹ものキバゴが放牧のような形で育てられている様子が第9話の回想シーンやシーズン2の第16話で描かれている。



オノンド



















オノンド No. 611

分類: あごオノポケモン

タイプ: ドラゴン

高さ: 1.0m

重さ: 36.0kg

特性: とうそうしん/ かたやぶり

かくれ特性: きんちょうかん

進化前: キバゴ

進化後: オノノクス

キバゴの進化形で、2本の牙がさらに大きくなったポケモン。縄張り意識がとても強く、オノンドたちの争いは激しいという。キバゴと違い折れた牙は二度と生え変わらないので、戦いの後には河原の岩で牙を磨ぐ。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第6話にてアイリスのキバゴの夢の中で初登場。キバゴがムシャーナが放つピンク色の光を浴びたことで眠ってしまい、マコモ博士のムンナに助けられる際に夢がサトシたちに見えるように顕現した。この際キバゴは自分が進化する夢を見ていたようであり、この後さらにオノノクスに進化している。



オノノクス



















オノノクス No. 612

分類: あごオノポケモン

タイプ: ドラゴン

高さ: 1.8m

重さ: 105.5kg

特性: とうそうしん/ かたやぶり

かくれ特性: きんちょうかん

進化前: オノンド

進化後: なし

オノンドの進化形。緑がかった黄色と灰色の体色を持つ。オノンドの頃から顔の側面にある斧状の牙は更に大型化し、頭部自体が巨大な両刃斧のような形となり、牙は鋼鉄も切断するほどの強度と鋭さがある。巨大な体格と威圧的なフォルムとは裏腹に、普段は心優しいポケモンであるが、縄張りや仲間を傷つける敵に対しては容赦はしない面も持つ。


『ブラック・ホワイト』の開発最初期にデザインされたポケモンの一体で、「かっこよくて恐竜のようなポケモン」というオーダーでデザインされた。キバゴとオノンドはオノノクスから逆算される形でデザインされた。なお、デザインの担当者はダルマッカやプルリル、マッギョなどと同一である[1]


『ブラック・ホワイト』ではソウリュウシティのジムリーダー(『ブラック』ではシャガ、『ホワイト』ではアイリス)が切り札として使用し、エンディング後においてはライバルのチェレンも使用する。またバトルサブウェイにおいては、サブウェイマスターのノボリとクダリがスーパートレインで使用してくる。『ブラック2・ホワイト2』ではシャガとノボリ・クダリが引き続き使用する他、チャンピオンになったアイリスが切り札として使用。『オメガルビー・アルファサファイア』では四天王のゲンジが強化後に使用する。


TVアニメ版では、1進化前のオノンドと同様に、『ベストウイッシュ』第6話におけるアイリスのキバゴの夢の中で初登場。また第33話にてシャガの手持ちとして登場。圧倒的なレベルの差を見せつけ、アイリスのドリュウズに勝利している。



クマシュン



















クマシュン No. 613

分類: ひょうけつポケモン

タイプ: こおり

高さ: 0.5m

重さ: 8.5kg

特性: ゆきがくれ

かくれ特性: びびり

進化前: なし

進化後: ツンベアー

子供のホッキョクグマのヌイグルミの様な姿をしたポケモン。頭は青く、体は白い。常に鼻水を垂らしており、これが技の源となるため、技を出す際には鼻水をすする。体調が悪くなると鼻水が水っぽくなり、氷技の威力が減退してしまう。


『ポケモンスマッシュ!』とのタイアップで、2010年10月22日 - 11月29日までの期間中ニンテンドーWi-Fiコネクションで「お助けクマシュン」が配信された。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第46話で野生のポケモンとして初登場。



ツンベアー



















ツンベアー No. 614

分類: とうけつポケモン

タイプ: こおり

高さ: 2.6m

重さ: 260.0kg

特性: ゆきがくれ

かくれ特性: すいすい

進化前: クマシュン

進化後: なし

クマシュンの進化形で、2足歩行のホッキョクグマのような姿をしたポケモン。進化前より身体や腕が大きくなっているほか、鼻水がなくなりかわりに顎から氷柱が伸びて顎鬚のようになっている。主に北の寒い土地に生息しており、得意の水泳で北の海を泳ぎまわって獲物を捕らえる。吐息を自在に凍らせる能力を持ち、これにより氷でできた爪や牙を作り武器として扱う。


『ブラック・ホワイト』ではセッカシティのジムリーダー・ハチクが切り札として使用する。『オメガルビー・アルファサファイア』では四天王プリムが強化後に使用。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第33話にてドラゴンバスターのラングレーのポケモンとして初登場。第78話ではハチクの手持ちポケモンとして登場。リンゾーのブルンゲル2体を相手にしても圧勝するほどの強さをもつ。



フリージオ



















フリージオ No. 615

分類: けっしょうポケモン

タイプ: こおり

高さ: 1.1m

重さ: 148.0kg

特性: ふゆう

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

雪の結晶のような身体に、目(上の二つ)と口(下側)がついた外見をしており、口からは氷の結晶でできた2本の鎖が伸びており、これにより獲物を捕らえる。雪雲の中で身体が結晶化して誕生したポケモンで、通常体温が下がっている時は結晶状の個体だが、体温が上がると身体が気化して水蒸気になり、姿を消す事が可能。


『ブラック・ホワイト』ではセッカシティジムリーダーのハチクが使用する[注釈 1]。『ブラック2・ホワイト2』ではプラズマ団のヴィオが、『X・Y』ではエイセツシティジムリーダーのウルップが使用している。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第79話でセッカシティジムリーダーのハチクが使うポケモンとして登場。声優は三木眞一郎。



チョボマキ



















チョボマキ No. 616

分類: マイマイポケモン

タイプ: むし

高さ: 0.4m

重さ: 7.7kg

特性: うるおいボディ/ シェルアーマー

かくれ特性: ぼうじん

進化前: なし

進化後: アギルダー

灰色の殻に入っている赤いカタツムリのような姿をしたポケモン。おちょぼ口のまま2足歩行で移動する。カブルモが天敵だが、この2匹が共に電気的エネルギーを浴びることで進化が始まる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第49話でベルのポケモンとして初登場。第63話で再登場し、アララギ博士のカブルモとの交換でアギルダーに進化して、そのままアララギ博士のポケモンとなった。声優は古島清孝。



アギルダー



















アギルダー No. 617

分類: からぬけポケモン

タイプ: むし

高さ: 0.8m

重さ: 25.3kg

特性: うるおいボディ/ ねんちゃく

かくれ特性: かるわざ

進化前: チョボマキ

進化後: なし

チョボマキの進化形。チョボマキの頃の特徴であった鋼鉄の貝殻を脱ぎ捨てており、進化前から姿が一変して忍者や特撮ヒーローを思わせるシャープな風貌をしているが、巻貝形の頭部、おちょぼ口といった、チョボマキの名残も見られる。強固だが重い殻を脱ぎ捨てたことにより身軽さを得て、戦闘時は忍者のような軽快かつ高速のフットワークを見せる。ただし、そのぶん防御力が犠牲となっており、同様に乾燥に弱い軟体が剥き出しとなっているので、薄い粘液の膜を分泌して乾燥を抑えている。首にあるマフラーのように見えるものは、何層にも巻きつけた粘液である。


『ブラック・ホワイト』から登場。チャンピオンのアデクが先鋒として使用してくる。チョボマキとカブルモをペアで通信交換した際のみ進化するという非常に特殊な進化条件を持つ。なお、この際にはカブルモも自動的にシュバルゴへと進化する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第57話にてチャールズ(声 -細谷佳正)のポケモンとして登場。チャールズが扮する快傑ア☆ギルダー(仮面ライダーシリーズのパロディ)のポケモンとしてホドモエシティの平和を守っていた。第63話ではアララギ博士のポケモンとして登場。元はベルのチョボマキであったがアララギ博士のカブルモと交換し、進化する事で進化しそのままアララギ博士のポケモンとなった。


上記のように、アギルダーは貝殻を「脱ぎ捨てた」という設定だが、デザインは貝殻をカブルモに「奪われて」やさぐれたというコンセプトで、不良などのテイストが見られる[4]



マッギョ



















マッギョ No. 618

分類: トラップポケモン

タイプ: じめん/ でんき

高さ: 0.7m

重さ: 11.0kg

特性: せいでんき/ じゅうなん

かくれ特性: すながくれ

進化前: なし

進化後: なし

チョウチンアンコウなどの平べったい底生魚類のような姿のポケモン。泥に埋まって獲物を待ち構え、電気で痺れさせる。皮膚は硬いので、待っている間に獲物でない者に踏みつけられても平気である。背中に足跡のような模様があり、踏んだ者に電流を放つとき時折笑うようなしぐさを見せる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第32話で野生の個体が登場し、デントがゲットした。声優は石塚運昇。


当初はみず・でんきタイプの予定だったが、ゲームバランスの観点からじめん・でんきタイプに変更された。また、体色も初期設定では青色だった[1]



コジョフー



















コジョフー No. 619

分類: ぶじゅつポケモン

タイプ: かくとう

高さ: 0.9m

重さ: 20.0kg

特性: せいしんりょく/ さいせいりょく

かくれ特性: すてみ

進化前: なし

進化後: コジョンド

東アジア風の道着のように見える体毛が生えており、顔と手、胴は黄色で、脚と腕はピンク色をしている。鋭い爪を武器に、流れるような華麗で素早い連続攻撃で戦い、精神統一するとより攻撃のキレとスピードが増す。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第46話で保安官・クリフ(声 - 松本保典)の手持ちとして登場。声優は西村ちなみ。


ゲーム開発後期に「かくとうタイプのポケモンが足りないので1匹(一系統)増やしてほしい」というオーダーを受けて考案されたポケモンであり、既存のかくとうポケモンと違うものをと考えた杉森建の「人型ではなく動物型」「まだ題材としたことが無い格闘技」という案から、オコジョとカンフーを組み合わせてデザインされた[2]



コジョンド



















コジョンド No. 620

分類: ぶじゅつポケモン

タイプ: かくとう

高さ: 1.4m

重さ: 35.5kg

特性: せいしんりょく/ さいせいりょく

かくれ特性: すてみ

進化前: コジョフー

進化後: なし

コジョフーの進化形。薄紫色のオコジョのような姿をしている。進化前と比べて、妖艶でしなやかな体つきになった。顔もキツネのようになり、アイシャドーを塗ったような切れ長の目をしている。腕部の体毛が振袖のように長く伸びており、この体毛を鞭のように扱い、敵に超高速で叩きつけて攻撃する。連続攻撃の間は、誰にも止められないという。


『ブラック・ホワイト』では四天王のレンブ[注釈 2]と、幼馴染のベルが使用。『ブラック2・ホワイト2』ではレンブが引き続き使用し、『X・Y』ではフレア団ボスのフラダリが使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第71話の「ドンナマイト」でドモンのポケモンとして登場。マサオミのナゲキとバトルするが「ともえなげ」で倒された。


コジョフーとともに開発後期に、カンフーやテコンドーなどアジアの格闘技とオコジョを組み合わせてデザインされたポケモンである[2]



クリムガン



















クリムガン No. 621

分類: ほらあなポケモン

タイプ: ドラゴン

高さ: 1.6m

重さ: 139.0kg

特性: さめはだ/ ちからずく

かくれ特性: かたやぶり

進化前: なし

進化後: なし

青い体と赤い頭部を持つドラゴン型のポケモン。腕や尻尾に無数の赤いトゲを持ち、このトゲや顔などの赤い部位は非常に硬く、岩石以上の強度を持つ。背中に大きな翼を持つが飛行能力はなく、イワークやドリュウズが掘ったトンネルや洞穴を住処として、走り回って獲物を追いかけ、剛腕と鋭い爪を武器に狩りを行う。ただし、翼は日光を受けて身体を温める器官として役立っており、クリムガンは一定以上身体が温まっていないと活動することができない。


『ブラック・ホワイト』では、ソウリュウシティのジムリーダー(『ブラック』ではシャガ、『ホワイト』ではアイリス)やチャンピオンのアデクが使用する。『ブラック2・ホワイト2』でもソウリュウシティジムリーダーのシャガやチャンピオンのアイリスが引き続き使用し、『X・Y』ではフレア団のアケビや四天王のドラセナが使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第27話でエミー(声 - 阿澄佳奈)のポケモンとして登場。声優は三宅健太。クリムガンをまだ使い慣れていないエミーのために、サトシのポカブとバトルをすることになる。また、『シーズン2』ではソウリュウジムのジムリーダー・シャガの手持ちで登場。アイリスのカイリューとの激戦の末、勝利した。声優はエミーのクリムガン同様、三宅健太。『デコロラアドベンチャー』では色違いの個体が登場。最終的にイブキがゲットした。声優は最上嗣生。



ゴビット



















ゴビット No. 622

分類: ゴーレムポケモン

タイプ: じめん/ ゴースト

高さ: 1.0m

重さ: 92.0kg

特性: てつのこぶし/ ぶきよう

かくれ特性: ノーガード

進化前: なし

進化後: ゴルーグ

全身が岩や土のような素材でできたポケモンで、ロボットや人形のような姿をしている。身体の構成は、円形をした胴体から頭・腕・脚が直接生えている。高度な科学力を持つ超古代文明が生み出した人工のポケモンだと言われており、体内で何かのエネルギーを燃焼させて動力としているようだが、それが何なのかは全く解明できていない。なお、英語版の分類名は「ゴーレム」ではなく「オートマトンポケモン(Automaton Pokémon)」となっている。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第38話から登場。ゲストキャラ、ルークの手持ちポケモンの一匹。


バニプッチやバルチャイと同じく、3Dグラフィックデザイナーのジェイミー(ジェイムス・ターナー)がデザインを手掛けた[5]



ゴルーグ



















ゴルーグ No. 623

分類: ゴーレムポケモン

タイプ: じめん/ ゴースト

高さ: 2.8m

重さ: 330.0kg

特性: てつのこぶし/ ぶきよう

かくれ特性: ノーガード

進化前: ゴビット

進化後: なし

ゴビットの進化形。大幅に巨大化するとともにゴビットでは胴と一体化していた下半身が生じるなどゴビットよりもより人間に近い体格になり、上半身が大きな体型や太い前腕などスーパーロボットのようなシルエットを持つ。ゴビットとともに古代人が生み出した人工のポケモンだとされ、人間やポケモンを守護する命令を受けているといわれている。動力が何なのかは不明のままだが、胸の止め具のようなパーツが動力制御用の封印具であり、外すとその下にある亀裂のような部位からエネルギーが暴走してしまうことが分かっている。手首から先の腕と腰から下の脚を体内に格納し、その箇所から動力のエネルギーをロケット噴射することで、人型をしていながらも音速での飛行が可能。


『ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』での四天王のシキミや『X・Y』でのAZが使用する。


2011年公開の『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』にジャンタの所持するポケモンとして登場し、これにあわせて2011年6月17日 - 9月8日の期間限定で『ホワイト』にニンテンドーWi-Fiコネクションで色違いのゴルーグが配信された(『ブラック』では色違いのサザンドラとなる)。おや名は「ジャンタ」。


デザインは、ゴビットと同じくイギリス人デザイナーのジェームス・ターナーが担当。ヨーロッパ出身のジェームスはゴーレムの原意に詳しいため、「遺跡に出るゴーストポケモン」というオーダーを受けてゴーレムを題材に提案した。同時に詳細な設定案も多数行い、そのスケッチの中に飛行シーンや変形機構があり、それを採用したため上記の設定が加わったエピソードがある[2]



コマタナ



















コマタナ No. 624

分類: はものポケモン

タイプ: あく/ はがね

高さ: 0.5m

重さ: 10.2kg

特性: まけんき/ せいしんりょく

かくれ特性: プレッシャー

進化前: なし

進化後: キリキザン

各所が刃物でできた小人のようなポケモン。両手がナイフ状で、腹部にH字状の刃を2つ持ち、ヘルメット状の頭部からは出刃包丁のような角が生えている。刃物は刃こぼれすると、河原で石を見つけて研磨する。進化形であるキリキザンをボスとした群れを作り、獲物に対してはキリキザンの指示を受けて集団で襲い、対象に刃物を食い込ませる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第39話にてラングレーの手持ちポケモンとして登場。性別はメス。声優は大谷育江。72話時点でキリキザンに進化している。



キリキザン



















キリキザン No. 625

分類: とうじんポケモン

タイプ: あく/ はがね

高さ: 1.6m

重さ: 70.0kg

特性: まけんき/ せいしんりょく

かくれ特性: プレッシャー

進化前: コマタナ

進化後: なし

コマタナの進化形。進化前から身長と頭身が大幅に上昇して、ほぼ完全な人間体型となり、全身スーツ風の姿でプロテクター状のパーツが生じるなどスーパー戦隊かメタルヒーローのヒーローや怪人のような風貌をしている。なお、分類の「とうじん」とは「刀刃」のことである[注釈 3]トサカのような頭部の刃が大型して金色の斧のようになり、腹部にある2つの三日月形の刃も大型化、腕の刃も指先に加えて、体内に格納することができる[注釈 4]曲刀状のカッターが前腕からも生えるなど、より攻撃的な刃物で全身が覆われている。大勢のコマタナを引き連れて、自身が群れのボスとして君臨する。戦闘時は部下のコマタナたちを指示して戦い、トドメをキリキザン自身が刺すのをルールとしている。ボスの座を巡って他のキリキザンと戦うことがあり、敗北すると権威を失墜、群れから追い出されてしまう。


『ブラック・ホワイト』から登場。四天王のギーマとプラズマ団のゲーチス(『ブラック2・ホワイト2』ではドクロッグに変更されている)が使用してくる。『ブラック2・ホワイト2』ではギーマが引き続き使用する他、プラズマ団のダークトリニティの3人がエンディング後にコマタナから進化する形で使用する。『X・Y』ではフレア団のバラが使用。


コマタナとともに「あく・はがね」というタイプ構成と「都市にいるポケモン」という案に「刃物だらけで攻撃的」というオーダーを加えてデザインされ、フォルムには武将や虫のテイストが持たされており、武士の具足のような形状や外骨格状の装甲などにそれが見受けられる[1]



バッフロン



















バッフロン No. 626

分類: ずつきうしポケモン

タイプ: ノーマル

高さ: 1.6m

重さ: 94.6kg

特性: すてみ/ そうしょく

かくれ特性: ぼうおん

進化前: なし

進化後: なし

バッファローのような姿をしたポケモン。同じく牛をモデルとするケンタロスと同じく荒々しい性格をしている。「ずつきうしポケモン」という分類の通り、見境なく突進しては誰かれ構わず頭突きを繰り出す。その威力は列車を突き飛ばすほどであり非常に危険。頭部にはアフロヘアーのような豊富な毛が生えており、これは頭突きの衝撃を和らげるクッションの役割を果たしている。雄のみのケンタロスとは違いバッフロンは雌雄ともに存在する。
『ブラック・ホワイト』から登場。プラズマ団のゲーチス(『ブラック2・ホワイト2』ではドラピオンに変更されている)やチャンピオンのアデクが使用してくる。


専用技として「アフロブレイク」を覚える。この技の効果はすてみタックルとほぼ同様で、敵に与えたダメージの1/4を反動で自分が受ける。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』にてアデクのポケモンとして登場。第52話ではサトシとのポケモンバトルで使用された。『シーズン2』ではジュニアカップに優勝したシューティーのジャローダとバトルし、桁違いの強さを見せ勝利した。声優は三宅健太。また、第66話では、野生の個体の群れが登場した。好戦的だがアフロヘアーを被っている者は仲間だと思い込み襲わない習性を持っている。声優は、鈴木恭輔、佐々木啓夫、倉持竜也。



ワシボン



















ワシボン No. 627

分類: ヒナわしポケモン

タイプ: ノーマル/ ひこう

高さ: 0.5m

重さ: 10.5kg

特性: するどいめ/ ちからずく

かくれ特性: はりきり

進化前: なし

進化後: ウォーグル

小さな鷲のヒナのような姿をしたポケモン。オスのみが存在しメスは存在しない。小型ながら脚の力はかなり強く、木の実を容易く砕くことができる。勇猛をよしとする気質で、強い相手にも見境無く戦いを挑む習性を持つ。飛ぶのはまだ慣れておらず頭から落下することが多いが、頭部を被う柔らかい羽毛のおかげで怪我をしない。


デザインは海野隆雄が開発初期に担当し、『ブラック・ホワイト』はアメリカが舞台(イッシュ地方は現実世界のニューヨークがモデル)ということでアメリカの国鳥・ハクトウワシをモデルにネイティブ・アメリカンのテイスト(額の羽根など)を加えてデザインした[2]


読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『武者修行・むしゃしゅぎょう』[6]がワシボンを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。



ウォーグル



















ウォーグル No. 628

分類: ゆうもうポケモン

タイプ: ノーマル/ ひこう

高さ: 1.5m

重さ: 41.0kg

特性: するどいめ/ ちからずく

かくれ特性: まけんき

進化前: ワシボン

進化後: なし

ワシボンの進化形。赤色と青みがかった黒色の体に白い鶏冠をもつハクトウワシのような姿をしたポケモン。分類どおり勇猛果敢な大空の戦士で、仲間のため危険を顧みず戦い、体の真正面の傷が多いほど仲間から尊敬されるが、後ろ傷が多いと臆病者と見なされバカにされるという。羽ばたく力や脚力は非常に強く、自動車をつかんだまま大空を舞うことができる。進化前と同じくオスしかいない。


ゲーム『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』では、春にサザナミタウンの別荘にやってくるシンオウ地方のチャンピオン・シロナが使用している(ブラック2・ホワイト2では使用せず、代わりにトゲキッスを使用する)。「ブラック2・ホワイト2」では元チャンピオンのアデク、「サン・ムーン」ではククイ博士がそれぞれ使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ シーズン2』第15話でタッグバトルを得意とする双子の兄弟の兄・ソラン(声 - 林原めぐみ)の手持ちとして初登場。声優は佐藤健輔。


デザインは、ワシボンと同様に海野隆雄が『ブラック・ホワイト』はアメリカが舞台(イッシュ地方は現実世界のニューヨークがモデル)ということでアメリカの国鳥・ハクトウワシをモデルに行い、開発のかなり初期から誕生していた。ネイティブ・アメリカンのテイストも加えられており、ウォーボンネットのような頭部の羽根のデザインに見受けられる。また、白・赤・青の体色は星条旗がモデルである[2]


読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『勇猛果敢・ゆうもうかかん』[7]がウォーグルを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。



バルチャイ



















バルチャイ No. 629

分類: おむつポケモン

タイプ: あく/ ひこう

高さ: 0.5m

重さ: 9.0kg

特性: はとむね/ ぼうじん

かくれ特性: くだけるよろい

進化前: なし

進化後: バルジーナ

ハゲワシのヒナような姿をしたポケモン。頭部と足はピンクで、羽根やとさかは黒や灰色をしている。性別はメスのみ。手ごろな骸骨を見つけて自分の尻を防御する習性があり、下半身にはおむつのように骸骨が付いている。


バニプッチやゴビット同様、3Dグラフィックデザイン担当のジェイミー(ジェイムス・ターナー)によるデザイン[5]



バルジーナ



















バルジーナ No. 630

分類: ほねわしポケモン

タイプ: あく/ ひこう

高さ: 1.2m

重さ: 39.5kg

特性: はとむね/ ぼうじん

かくれ特性: くだけるよろい

進化前: バルチャイ

進化後: なし

バルチャイの進化形。性別はメスのみ。進化前のバルチャイよりもハゲワシに一層近
い姿をしている。骨で着飾る習性があり、骨を簪のように利用することでトサカを束ねている。カラカラを主な獲物としているが、その進化系ガラガラに打ち落とされることもある。下半身には何かの下顎骨と見られるトゲの生えた骨を付けている。巣も骨で作っており、基部に使う上顎骨はタマゴから孵化したバルチャイが着る骸骨にそのまま転用されるらしい。地上の弱った獲物を探して捕らえ、自分の巣まで運んでいく。この巣にはほかのバルチャイとも一緒に暮らすのだが、1週間ほどで巣を捨てて飛び立ってしまうという。


ゲームでは『オメガルビー・アルファサファイア』で四天王のカゲツが強化後に使用する他、「サン・ムーン」で四天王のカヒリが使用する。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第43話にて野生の個体が2匹登場。一方が勝手に仲間のえさを食べてしまい、それが原因で追い出され、ズルズキンの住処を横取りする。また、第55話ではゲストキャラのコハルのポケモンとして登場。声優はたかはし智秋。


デザインはバルチャイと同様にイギリス人デザイナーのジェイムズ・ターナーが担当し、「ウォーグルと対を成す、あくタイプで女性的な鳥ポケモン」というオーダーを受けてデザインされたものである。ウォーグルとは逆に開発のかなり後半に誕生したポケモンだという。バルジーナ下半身の下顎骨はバルチャイ下半身の上顎骨と元々はセットで、バルチャイのタマゴを抱いている際には一つの頭蓋骨になっていたという設定である[2]



クイタラン



















クイタラン No. 631

分類: アリクイポケモン

タイプ: ほのお

高さ: 1.4m

重さ: 58.0kg

特性: くいしんぼう/ もらいび

かくれ特性: しろいけむり

進化前: なし

進化後: なし

アリクイのような姿をしたポケモン。体は赤と黄色で、頭部や足が茶色となっており、身体の表面各所にパイプやチューブ状の器官がある。目元が垂れ下がった、気だるそうな表情をしている。図鑑のナンバーの次の数字にあたるポケモンアイアントにとってクイタランは天敵であり、クイタランの高温で燃える炎の舌でアイアントの鋼の体を溶かして中身を食べてしまう。炎を放つ際は、パイプ状の尾から空気を吸い込んで体内の炎を燃焼させる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第77話でサトシのポカブの持ち主だったトレーナー、スワマ(声 - 福山潤)のポケモンとして登場。声優は三宅健太。


デザインは製鉄所をモデルとしており、吸気パイプになった尻尾や空気を循環させる体表のチューブがそのイメージである。表情は機械的・兵器的な外見と釣り合いを取るために、意図的に行われたデザインである[2]



アイアント



















アイアント No. 632

分類: てつアリポケモン

タイプ: むし/ はがね

高さ: 0.3m

重さ: 33.0kg

特性: むしのしらせ/ はりきり

かくれ特性: なまけ

進化前: なし

進化後: なし

アリのような姿をしたポケモン。鋼の鎧を身にまとっており、足と目を除く全身が銀色である。群れで生活して、山に巨大で複雑な構造のトンネルを掘り、天敵であるクイタランに対して集団戦法で対抗している。


『ブラック・ホワイト』から登場。バトルサブウェイのマルチトレイン・ダブルトレインのノーマルランクにて、サブウェイマスターのクダリが使用してくる。


デザイン段階からクイタランとセットで作られたポケモンで、初期のシリーズから「最小サイズのアリのポケモン」という構想が開発スタッフにはあったがアイアントはあえてアリらしさのフォルムを重視してデザインされた[2][注釈 5]



モノズ



















モノズ No. 633

分類: そぼうポケモン

タイプ: あく/ ドラゴン

高さ: 0.8m

重さ: 17.3kg

特性: はりきり

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: ジヘッド

青い体に、長い首と尾、黒い体毛をもつ四足歩行のドラゴン型のポケモン。この体毛は頭頂部に棘のように突き出ている部分もあり、髪の毛のように目のありそうな部分を覆っている。目が見えないため、体当たりや噛み付き行為によって辺りを探る。そのため、体中に生傷が絶えない。その習性から、ドラゴンポケモンの中でも育成が難しいという設定となっている[8]


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第56話で初登場。ボビー(声 - 白鳥哲)が経営する育て屋に3匹預けられており、その中で人見知りな1匹のモノズをアイリスが手懐けた。声優は福圓美里、たかはし智秋。



ジヘッド



















ジヘッド No. 634

分類: らんぼうポケモン

タイプ: あく/ ドラゴン

高さ: 1.4m

重さ: 50.0kg

特性: はりきり

かくれ特性: なし

進化前: モノズ

進化後: サザンドラ

モノズの進化形。頭部が2つになり、背中には2枚の翼が生えた。ただし飛行能力を得た訳ではない。頭部形状はモノズとほぼ同様だが、角のような部位が1本から2本に増え、下顎に犬歯が生えた。2つの頭部には独立した意思があり、いつも喧嘩ばかりしているなど仲は悪い。それぞれの頭は相手より多く食べることで主導権を握ろうとする習性があることから、食事の際も張り合い、必要以上に腹を膨らませてしまう。その結果縄張りにあるエサを食べ尽くしては、他の土地に移動していく習性を持つ。


モノズがジヘッドに進化するのに必要なレベルは50で、1段階目の進化に必要なレベルとしてはウルガモスに次ぐ高さである。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ シーズン2』第16話でアイリスの幼馴染・ショウブ(声 - 竹達彩奈)が引き取って育てているポケモンとして登場。その内1匹はサザンドラに進化した。声優は西村ちなみ、福圓美里、渡辺明乃、たかはし智秋。


草案段階ではドラゴンではなく、戦車のポケモンとなる予定で、足の付け根にある紫色をした梯子模様のラインはキャタピラの名残である[2]



サザンドラ



















サザンドラ No. 635

分類: きょうぼうポケモン

タイプ: あく/ ドラゴン

高さ: 1.8m

重さ: 160.0kg

特性: ふゆう

かくれ特性: なし

進化前: ジヘッド

進化後: なし

ジヘッドの進化形。双頭竜だったジヘッドから頭部の数がさらに増えて3つ首の竜となり、背中からは6枚の翼が生じた。前脚にあたる部分から左右の頭部が生えており、脚の数は4脚から2脚となった。頭部形状はモノズ・ジヘッドと大きく異なりトカゲのような「ドラゴンらしい」形状となるとともに、目が発生して進化前は無かった視覚を得た。また左右の頭部は中央の頭部よりも小さく、脳も存在しないので実際には腕でもある。「きょうぼうポケモン」の名の通り非常に凶暴な性質を持ち、視角に入った動くものに反応し、全て外敵か獲物と判断して襲撃し、3つの頭で食らい尽くす狂暴なポケモン。


レベルアップで2進化する全てのポケモン中、進化に必要なレベルが64と最も高い。


腹部に梯子模様のようなラインをもつが、これは「カイリューに相当するポケモンは戦車型にする」という初期案によるキャタピラの名残である。デザインは日本神話に登場する8つ首の大蛇・ヤマタノオロチをイメージとしており、細長い6枚の翼も4本目以上の首に見えるようデザインされたものである[2]


『ブラック・ホワイト』から登場。プラズマ団のゲーチスが切り札として使用してくる。さらに『ブラック2・ホワイト2』では、チャンピオンに昇格したアイリスが先発ポケモンとして繰り出す。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ シーズン2』第5話で初登場。野生の個体が登場し、カイリューとバトルしていた。第16話ではアイリスの友達のショウブのジヘッドが進化した形で登場し、自分が進化したことに驚いたため暴走する。


2011年公開の『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』にカリータのポケモンとして登場。これにあわせ、2011年6月17日 - 9月8日の期間限定で『ブラック』にニンテンドーWi-Fiコネクションで色違いのサザンドラが配信された。



メラルバ



















メラルバ No. 636

分類: たいまつポケモン

タイプ: むし/ ほのお

高さ: 1.1m

重さ: 28.8kg

特性: ほのおのからだ

かくれ特性: むしのしらせ

進化前: なし

進化後: ウルガモス

ケムシの顔が大きくなったような外見をした古代のポケモン。頭部は白い毛に包まれていて、5本の赤い角が生えている。火山の麓を生息域にしているとされ、敵に襲われると防衛のために角から火炎を放出する。イッシュ地方の古代文明では「太陽から生まれたポケモン」であるとされて、進化形であるウルガモスとともに信仰の対象にされていた。進化の際には全身が炎に包まれるとされている。


正確には伝説のポケモンである。


『ブラック・ホワイト』から登場。野生では出現せず、18番道路にいるトレジャーハンターからメラルバのタマゴを一つだけ貰うことができる。なお、このタマゴは18番道路近辺で発掘されたもので、タウンマップの説明文によるとメラルバとウルガモスが信仰されていたリゾートデザートは太古の時代において18番道路と陸続きだったとされている。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第41話にてルークの手持ちポケモンとして登場。声優は三木眞一郎。


デザインモチーフは太陽の塔[1]



ウルガモス



















ウルガモス No. 637

分類: たいようポケモン

タイプ: むし/ ほのお

高さ: 1.6m

重さ: 46.0kg

特性: ほのおのからだ

かくれ特性: むしのしらせ

進化前: メラルバ

進化後: なし

メラルバの進化形。蛾をモチーフ[9]とする古代のポケモンで、黒い斑点がある鮮やかなオレンジ色をした6枚の翅を持つ。バタフリーなど他のチョウ・ガ型ポケモンよりも腹部が非常に大きい。強力な炎や熱を操る力を持ち、翅からばら撒かれる高熱を帯びた鱗粉は火の粉のようになっており、戦いの時はこれをばら撒いて周囲を火の海にしてしまう。メラルバとともに古代文明において「太陽から生まれたポケモン」として信仰の対象とされており、極寒や火山の冬が訪れた際に出現し、自らを太陽の代わりとして人間やポケモンを救ったという伝説が残っている。


メラルバとともに伝説のポケモンである。


『ブラック・ホワイト』から登場。メラルバを進化させることで入手できるが、必要なレベルは59と 1進化の中で最も高い。野生のものは、エンディング後にリゾートデザートの「古代の城」最深部にシンボルエンカウントで登場する。レベルは70。トレーナーでは、イッシュ地方チャンピオン(『ブラック2・ホワイト2』では元チャンピオン)のアデクが切り札として使用してくるほか、『ブラック2・ホワイト2』ではアデクの孫であるバンジロウも使用してくる。


レベル100で専用技「ほのおのまい」を覚える。ほのおのまいはダメージを与え、50%の確率で自分の特攻を一段階上げる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第78話にて野生のポケモンとして登場。声優は林原めぐみ。


「むし・ほのおというタイプを持つポケモン」というアイデアから誕生したポケモンであり、それに「古代遺跡にいる」と「チャンピオンが用いる強力なポケモン」というイメージを加えて創られた開発経緯を持つ(そのため、デザインはチャンピオンのアデクと共通点が見られる)。オレンジ色の翅は太陽を、黒い斑点は黒点をイメージしている。なお、初期案では実際の蛾と同じく4枚翅だったが、外見の威厳を増すために6枚となった[9]



コバルオン



















コバルオン No. 638

分類: てっしんポケモン

タイプ: はがね/ かくとう

高さ: 2.1m

重さ: 250.0kg

特性: せいぎのこころ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方の伝説のポケモン。水色の体に白い体毛とギザギザとした金色の角などを持つ、有蹄類のような姿をしている。角は鋭利な刃として強力な武器となり、「せいなるつるぎ」などにおいて使用する。冷静沈着かつ心身ともに鋼鉄のような屈強さを持ち、どんな凶暴な相手でも睨みつけるだけで屈服させるという。テラキオンやビリジオンとは離れていても意思の疎通ができる。かつて人間が招いた戦乱で起こった森林火災で逃げ遅れたポケモンたちを導き救い、その後はテラキオンとビリジオンの3匹で元凶となった人間たちを制裁したといわれている。この人間がポケモンを暴力的に支配していた時代を生きてきた経緯のため、長きにわたって人間を信頼せず、イッシュ地方西部にある「フキヨセの洞穴」に潜んでいた。


『ブラック2・ホワイト2』では13ばんどうろに出現。洞穴を出てイッシュ中を駆け回っており、ロットやアクロマによればプラズマ団の悪事によりそれに対抗できるトレーナーを求めているのではないかとされている。『オメガルビー・アルファサファイア』ではなもなき平原にて水曜日、金曜日、日曜日に出現。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。


コバルオン、テラキオン、ビリジオン、ケルディオが共通に覚える技として「せいなるつるぎ」がある。せいなるつるぎは相手の能力ランク補正の影響を受けずに攻撃できるわざ。


2012年公開の『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』に登場。声優は山寺宏一。


コバルオン、テラキオン、ビリジオンの3匹は『三銃士』をモチーフとして作られており、コバルオンは銃士アトスをイメージソースとしている[1]



テラキオン



















テラキオン No. 639

分類: がんくつポケモン

タイプ: いわ/ かくとう

高さ: 1.9m

重さ: 260.0kg

特性: せいぎのこころ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方の伝説のポケモン。組を成すコバルオンとビリジオンの2匹と同様に有蹄類のような姿をしているが、細くしなやかなシルエットを持つ2匹に対しテラキオンは胴や脚ともに太く屈強な体躯を持つ。2本の角もコバルオンたちのような細長いものではなく、頭部側面から非常に太い角が前方に曲がって伸びており、体格とともに巨大な野牛のようなシルエットとなっている。体色は岩石を思わせる灰色を基調としている。凄まじい怪力を持ち、その突進は巨大な城壁もたやすく破壊すると言われている。かつて人間の戦乱が原因の森林火災が起きた際に、逃げ遅れたポケモンを救うべく怪力で岩を砕くことでコバルオンが誘導するポケモン達への退路を作って、その後はコバルオンとビリジオンの3匹で人間たちを制裁したという伝説が残っている。


『ブラック2・ホワイト2』では22ばんどうろに出現(ウェーブバッジ入手後) 。洞穴を出てイッシュ中を駆け回っており、ロットやアクロマによればプラズマ団の悪事によりそれに対抗できるトレーナーを求めているのではないかとされている。『オメガルビー・アルファサファイア』ではなもなきへいげんにて火曜日と土曜日に出現。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。


2012年公開の『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』に登場。声優は安元洋貴。


コバルオン・テラキオン・ビリジオンの3匹は『三銃士』をモチーフとして作られており、テラキオンは銃士ポルトスをイメージソースとしている。武器である角は斧をモチーフとしており、攻めの用途よりも、相手の攻撃を受け止めて押し返すカウンター用途が主だというイメージでデザインされた[1]



ビリジオン



















ビリジオン No. 640

分類: そうげんポケモン

タイプ: くさ/ かくとう

高さ: 2.0m

重さ: 200.0kg

特性: せいぎのこころ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方の伝説のポケモン。草のように鮮やかな緑の体色をしている。同じく伝説のポケモンであるコバルオンと同様にヤギやレイヨウなど有蹄類のようなシルエットを持つが、コバルオンよりも細身でしなやかな体躯で、顔つきなどとともに性別不明のポケモンであるが中性的なデザインをしている。鋭い刃になった2本の角が頭部側面から後ろに反って伸びており、戦いに際しては素早い動きで敵をすれ違いざまに切り裂く。過去に人間同士の戦いのためで森林火災が起きた際にコバルオンとテラキオンが逃げるポケモンを誘導する中、ビリジオンは素早い動きで降り注ぐ火の粉を振り払うことでポケモンたちを守り、3匹で人間たちを制裁して戦いを静めたという伝説が語られている。


『ブラック2・ホワイト2』では11ばんどうろに出現。森を出てイッシュ中を駆け回っており、ロットやアクロマによればプラズマ団の悪事によりそれに対抗できるトレーナーを求めているのではないかとされている。『オメガルビー・アルファサファイア』ではなもなきへいげんにて月曜日と木曜日に出現。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。


2012年公開の『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』に登場。声優は本田貴子。


コバルオン、テラキオン、ビリジオンの3匹は『三銃士』をモチーフとして作られており、ビリジオンは銃士アラミスをイメージソースとしている[1]



トルネロス



















トルネロス No. 641

分類: せんぷうポケモン

タイプ: ひこう

高さ: [注釈 6]1.5m

重さ: 63.0kg

特性: 本文参照

かくれ特性: まけんき

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方の伝説のポケモン。尻尾から放出するエネルギーで、周囲一帯にすさまじい暴風雨を発生させる能力を持つ。巻き起こす暴風は民家も吹き飛ばすほどであり、トルネロス自身も風を操ることで時速300kmで飛行できる。悪戯を好む性格で、数十年前にボルトロスと共にイッシュ地方の各地で嵐を起こし、農作物に甚大な被害をもたらしていたが、それに怒ったランドロスによって制裁を受け活動を停止していた。伝説のポケモンであるがオスの性別が存在する。現状唯一のひこうタイプ単独のポケモン。


「けしんフォルム」「れいじゅうフォルム」と呼ばれる2つの姿を持つ。



けしんフォルム

雲に乗った鬼のようなフォルム。高さは1.5m。特性はいたずらごころ。肌は斑点模様を持つ緑色で、顔にはうねる雲のようになった頭髪とひげらしきものを持ち、頭部には2本の角が生えている。下半身は雲状のエネルギー体で包まれており、側面に渦型の突起がついた袋やふいごのような形状の、輪のような形状をとって体を一周する長大な尾を持ち、鬼の姿とともに日本の伝承に登場する風神のような風貌となっている。

れいじゅうフォルム


鳥のようなフォルム。高さは1.4m。特性はさいせいりょく。緑色に斑点模様の皮膚や尾の形状はけしんフォルムと共通だが、両腕は巨大な翼に変化するとともに、下半身の雲状エネルギーも小型化して爪のついた強靭な両脚が出現している。顔つきも口吻が嘴のように伸びるとともに、額の2本角も巨大化したものとなっている。


『ブラック・ホワイト』から登場。『ブラック』のみに出現するポケモンで、時間の移り変わりに合わせてイッシュ地方を飛び回る。『オメガルビー』では手持ちにポワルンを入れた状態で「おおぞらをとぶ」を使うと出現する黒い雲の中に潜む。『ウルトラサン』では「にちりんのさいだん」からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。


ニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト『ポケモンARサーチャー』にて、れいじゅうフォルムのトルネロスが出現し、捕獲に成功すれば『ブラック2・ホワイト2』へと連れて行き使用することが可能になる。また、「うつしかがみ」を使うことによって、けしんフォルムとれいじゅうフォルムのチェンジは自由に行える。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第59話にて、けしんフォルムがミロス島に伝わる伝説のポケモンとして登場。ミロス島にある魔除けの楔が破壊されたことにより姿を現した。声優は佐藤健輔。これ合わせ、2011年12月16日 - 2012年1月10日の期間限定で『ホワイト』にニンテンドーWi-Fiコネクションで配信された(『ブラック』ではボルトロスになる)。おや名は「ミロスとう」。アニメに準じて「ふっかつそう」を持っている。『ベストウイッシュ シーズン2』第12話ではロケット団の「オペレーション・テンペスト」によってボルトロス・ランドロスと共にサカキに召喚される。うつしかがみの力でサカキの制御下に置かれれいじゅうフォルムに姿を変えて暴れるも、ロケット団が退散した後にメロエッタによって鎮められた。


デザインのモチーフは、上記のように日本の風神で、同時に初期案ではボルトロスと共に「赤鬼・青鬼」の「赤鬼」となる予定だった(上記のようにゲーム中のトルネロスは『風神雷神図』などで見られる緑色である)。原案者は増田順一で、開発初期から杉森建がデザインの依頼を受けていたが、実際にデザインが起こされたのは開発後半だったという[2]



ボルトロス



















ボルトロス No. 642

分類: らいげきポケモン

タイプ: でんき/ ひこう

高さ: [注釈 7]1.5m

重さ: 61.0kg

特性: 本文参照

かくれ特性: まけんき

進化前: なし

進化後: なし

トルネロスとともに悪戯を好み、大空を飛び回りながら自在に雷を発生させ、あちこちに雷雨や山火事を発生させてまわる。数十年前にトルネロスと共にイッシュ地方の各地で災害を起こし、農作物に甚大な被害をもたらしていたが、それに怒ったランドロスによって制裁を受け活動を停止していた。


「けしんフォルム」「れいじゅうフォルム」と呼ばれる2つの姿を持つ。



けしんフォルム

雲に乗った鬼のようなフォルム。高さは1.5m。特性はいたずらごころ。対になっているトルネロス同様に、下半身が雲状のエネルギー体に包まれた鬼のような容姿をしているが、頭部に生えた角は1本であり肌は水色をしている。輪のような形状をとって体を一周する尻尾を持つが、トルネロスのものとは異なり、細長く一定間隔ごとに球体がついた形状となっている。尻尾の各球体には強力な雷を放出する一本のトゲが生え、日本の伝承に登場する太鼓を背負った雷神のような風貌となっている。

れいじゅうフォルム


竜のようなフォルム。高さは3.0m。特性はちくでん。水色に斑点模様の皮膚や尾の形状はけしんフォルムと共通だが、全身が小さな脚の付加した細長い形状になり、両腕は下半身にあった雲状エネルギーと鋭い3本の鉤爪が付加した、より攻撃的な形状となっている。顔つきも口吻がより頑強な形状に伸びるとともに、額の1本角も巨大化したものとなっている。


『ブラック・ホワイト』から登場。『ホワイト』のみに出現するポケモンで、時間の移り変わりに合わせてイッシュ地方を飛び回る。『アルファサファイア』では手持ちにポワルンを入れた状態で「おおぞらをとぶ」を使うと出現する黒い雲の中に潜む。『ウルトラムーン』では「がちりんのさいだん」からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。


ニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト『ポケモンARサーチャー』にて、れいじゅうフォルムのボルトロスが出現し、捕獲に成功すれば『ブラック2・ホワイト2』へと連れて行き使用することが可能になる。また「うつしかがみ」を使うことによって、けしんフォルムとれいじゅうフォルムのチェンジは自由に行える。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第59話で、けしんフォルムがミロス島に伝わる伝説のポケモンとして登場。島にある魔除けの楔が破壊されたことによりミロス島にやってきた。この放送に合わせ、2011年12月16日 - 2012年1月10日の期間限定で『ブラック』にニンテンドーWi-Fiコネクションで配信された(『ホワイト』ではトルネロスになる)。おや名は「ミロスとう」。アニメに準じて「ふっかつそう」を持っている。『ベストウイッシュ シーズン2』第12話ではロケット団の「オペレーション・テンペスト」によってトルネロス・ランドロスと共にサカキに召喚される。うつしかがみの力でサカキの制御下に置かれれいじゅうフォルムに姿を変えて暴れるも、ロケット団が退散した後にメロエッタによって鎮められた。


デザインのモチーフは、上記のように日本の雷神で、トルネロスの初期案「赤鬼」に対する「青鬼」でもあり、トルネロスと異なり『風神雷神図』由来の配色でないのはこのためである。原案者は増田順一で、開発初期から杉森建がデザインの依頼を受けていたが、実際にデザインが起こされたのは開発後半だったという[2]



レシラム



















レシラム No. 643

分類: はくようポケモン

タイプ: ドラゴン/ ほのお

高さ: 3.2m

重さ: 330.0kg

特性: ターボブレイズ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方誕生の神話に登場する、伝説のドラゴンポケモンの1体。純白の体と腕と一体になった巨大な翼を持つ2足歩行のドラゴン(実際は翼竜に近い)のような外見。尾部はジェットエンジンのようになっており、ここから世界そのものを燃やし尽くせる規模の炎を吹き上げ、大気を動かし世界中の天気を変えてしまうほどの膨大な熱量を発生させる事ができるとされる。熱を発生させる際、頭部から伸びる二本の房と尾部が紅く発光する。この状態を「オーバードライブ」と呼ぶ。


対となるもう1体のドラゴンポケモン・ゼクロムとは、元は1体のポケモンであり、双子の英雄と協力して新しい国を作った。しかし双子が真実を求める兄と理想を求める弟に仲違いし、どちらが正しいか決めるべく争いを始めた事によりドラゴンポケモンも2つ(正確には「余り」として排出されたキュレムを含めた3つ)に別れ、真実を求めた兄の側についたのがレシラムである。その後双子の英雄は争いを収めるが、彼らの子孫が再び争いを始めてしまったため、ゼクロムとともにイッシュ地方を焼き尽くして姿を消したと云われている。上記の通り人の意志を見極めて主を選ぶポケモンであり、真実を追い求め善の世界を築く者を助けるが、善の心を持たない人間は焼き尽くしてしまう。


『ブラック・ホワイト』より登場した伝説のポケモン。『ブラック』ではパッケージを飾っており、同作にて「Nの城」最上階で遭遇する。初期レベルは50。従来の伝説のポケモンとは異なり倒しても即座に復活し、逃げても消えずにその場に居座り続けるため、下記の特例を除いては捕獲に成功しない限り先に進む事は出来ない[注釈 8]。捕獲後のNおよびゲーチス戦ではレシラムを手持ちに加えて挑むことができる[注釈 9]。『ホワイト』ではNが捕獲して、彼との決戦で先鋒として繰り出してくる為、プレイヤーが捕まえる事はできない。


『ホワイト2』ではエンディング後にNからライトストーンを譲り受けた後、リュウラセンの塔の最上階に出現する。『ブラック2』には出現しない。さらに『オメガルビー』にも登場、手持ちにレベル100のポケモンを1匹以上入れて「おおぞらをとぶ」を使うと行くことが出来る『おぼろのどうくつ』に出現する。『ウルトラサン』では「にちりんのさいだん」からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。


特性の「ターボブレイズ」は、レシラムとキュレム(ホワイトキュレム時)だけが持つ特性で、かたやぶりと同じく攻撃時、相手の特性の影響を受け付けない。専用技は「クロスフレイム」と「あおいほのお」。クロスフレイムはクロスサンダーの後に使うと威力が倍になる。クロスフレイムはキュレムも覚える。


TVアニメ版では『英雄伝説』という神話で語り継がれており「英雄がポケモンと心を一つにする時レシラムが力を貸す」とされる。『ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』では物語開始前にプラズマ団の破壊活動に利用されるが、レシラムの強大な力を制御しきれず失敗。その後はライトストーンに封印されていた。2年の時を経てアクロマによりポケモンコントロールマシンが完成されたことでプラズマ団によって解放・洗脳されるも、サトシのピカチュウの攻撃で洗脳が解けマシンを破壊した。当初はプラズマ団に利用され人間への怒りに満ちていたレシラムだったが、最後はNの「ポケモンと協力し悪に立ち向かった人間を信じてくれないか」という問いに答え、雲の中に去っていった。


劇場版では『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』で初登場。声優は特別出演の谷原章介、鳴き声は「ゴジラ×メガギラス G消滅作戦」に登場したメガギラスの流用。当時、同作を上映する映画館で、『ホワイト』限定でワイヤレス通信により配信された。2015年公開『光輪の超魔神 フーパ』にも登場した。


読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『真実一路・しんじついちろ』[10]が、レシラムを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。このほか『旗幟鮮明・きしせんめい』も。



ゼクロム



















ゼクロム No. 644

分類: こくいんポケモン

タイプ: ドラゴン/ でんき

高さ: 2.9m

重さ: 345.0kg

特性: テラボルテージ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方誕生の神話に登場する、伝説のドラゴンポケモンの1体。漆黒の体と巨大な翼を持つ2足歩行のドラゴンのような外見で、尾部はタービン式の発電機を思わせる形状になっており、実際にここで強大な電気を作り出し、世界そのものを焼き尽くす規模の稲妻を発生させる。腕部は翼と似た形状であり、内側に三本の爪が生えている。頭部から後方に伸びる一本の角の先端は常に青白く発光している。


対となるもう1体のドラゴンポケモン・レシラムとは、元は1体のドラゴンポケモンであり、双子の英雄と協力して新しい国を作った。しかし双子が真実を求める兄と理想を求める弟に仲違いし、どちらが正しいか決めるべく争いを始めた事によりドラゴンポケモンも2つ(正確には「余り」として排出されたキュレムを含めた3つ)に別れ、理想を求めた弟の側についたのがゼクロムである。その後双子の英雄は争いを収めるが、彼らの子孫が再び争いを始めてしまったため、レシラムとともにイッシュ地方を焼き尽くして姿を消し、雷雲に姿を隠してイッシュ地方の空を飛んでいると云われている。上記の通り人の意志を見極めて主を選ぶポケモンであり、理想を追究し希望の世界を作る者を補佐するが、理想を持たない人間には容赦なくキバをむく。


『ブラック・ホワイト』より登場した伝説のポケモン。『ホワイト』のパッケージを飾っており、同作にある「Nの城」最上階で遭遇する。初期レベルは50。他の伝説のポケモンとは異なり、倒しても即座に復活し、逃げても消えずにその場に居座り続けるため、捕獲に成功しない限り先に進むことはできない[注釈 8]。捕獲後のNおよびゲーチス戦ではゼクロムを手持ちに加えて挑むことができる[注釈 9]。『ブラック』ではNが捕獲して、決戦にて先鋒として繰り出してくる為、プレイヤーが捕まえる事はできない。


『ブラック2』ではエンディング後にNからダークストーンを譲り受けた後、リュウラセンの塔の最上階に出現。『ホワイト2』には出現しない。さらに『アルファサファイア』にも登場、手持ちにレベル100のポケモンを1匹以上入れて「おおぞらをとぶ」を使うと行くことが出来る『おぼろのどうくつ』に出現する。『ウルトラムーン』では「がちりんのさいだん」からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 平地の世界」に出現。


特性は「テラボルテージ」。ゼクロムとキュレム(ブラックキュレム時)のみが持つ特性で、効果はかたやぶりやターボブレイズと同じ。専用技は「クロスサンダー」と「らいげき」。クロスサンダーはクロスフレイムの後に使うと威力が倍になる。クロスサンダーはキュレムも覚える。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第1話に登場。イッシュ地方を訪れたサトシとピカチュウの前に突然現れ、ピカチュウをオーバーロードさせるほどの電撃を放ったうえ、アララギ研究所上空に現れ電撃を放っていずこかへと去った。その後、アララギパパやNの口からゼクロムが英雄に力を貸すという『英雄伝説』が語られ英雄がゼクロムと交信をしたという遺跡や交信に使う『黄金のダークストーン』も登場した。Nはサトシがゼクロムに出会ったことを「サトシの人生を変えるほどの意味がある」と語っていたが、ゼクロムが劇場版以外で直接登場することはなく各地で落雷を繰り出していた理由などが『ベストウイッシュ』本編内で明かされることはなかった[注釈 10]


劇場版では2011年公開の『ビクティニと黒き英雄 ゼクロム・白き英雄 レシラム』で初登場。声優は特別出演の高橋英樹。当時、同作を上映する映画館で、『ブラック』限定でワイヤレス通信により配信された。2015年公開『光輪の超魔神 フーパ』にも登場した。


『ポケットモンスター ReBurst』では、主人公リョウガがBurstするポケモンであり、当初はゼクロムの力を完全に発動する事が出来なかった。後に精神世界の中でゼクロムと心を通わせようとするリョウガの前に姿を現す。リョウガの力を認めた後は、時折リョウガに自分の力の使い方をアドバイスしている。



ランドロス



















ランドロス No. 645

分類: ほうじょうポケモン

タイプ: じめん/ ひこう

高さ: [注釈 11]1.5m

重さ: 68.0kg

特性: 本文参照

かくれ特性: ちからずく

進化前: なし

進化後: なし

イッシュ地方の伝説のポケモン。トルネロスとボルトロスとよく似た姿・特徴を持つが、この2体とは対立する存在。風や雷を吸収して、土壌の栄養分を増幅させるエネルギーへと変換する能力を持つ。悪戯好きなトルネロスとボルトロスとは異なり、他者へ恵みを与える穏健な性質であることから、農作物の育つ土地を訪れては、体内で変換したエネルギーを尻尾から放出し、作物の成長を促す習性がある。このことからドータクン同様に豊穣神・農耕神として信仰されてきた歴史があり、現在もイッシュ地方では「畑の神」として「ほうじょうの社」という祠に奉られている。数十年前に、イッシュ地方の各地で嵐を起こし農作物に甚大な被害をもたらしていたトルネロスとボルトロスに怒り、2体に制裁を加え活動を停止させていた。


「けしんフォルム」「れいじゅうフォルム」と呼ばれる2つの姿を持つ。



けしんフォルム

雲に乗った鬼のようなフォルム。高さは1.5m。特性はすなのちから。トルネロスやボルトロスと同様に雲に乗った鬼のような容姿をしており、体色はオレンジ色で赤褐色のまだら模様があり、頭髪と思しきものはハンマーヘッドのような形になっている。頭部には3本の角がある。体を一周して輪のような形をなす尻尾は岩石状の質感で、表面には火山のような形状の突起が無数に生じている。

れいじゅうフォルム


四肢動物のようなフォルム。高さは1.3m。特性はいかく。オレンジ色に斑点模様の皮膚や尾の形状はけしんフォルムと共通だが、手足は頑強な四肢へと変わり、下半身にあった雲状エネルギーと3本の鉤爪が付加される。顔つきも口髭が鼻や牙を模した形状となり、額の3本角も巨大化したものとなっている。


『ブラック・ホワイト』から登場。トルネロスとボルトロスを一緒に手持ちにいれて「ほうじょうの社」に行くことで遭遇する。『オメガルビー・アルファサファイア』では手持ちに同じソフトで捕まえたトルネロスとボルトロスを入れた状態で「おおぞらをとぶ」を使うと出現する黒い雲の中に潜む。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 崖の世界」に出現。こちらも手持ちにトルネロスとボルトロスを入れているという条件が必要。


ニンテンドー3DS専用ダウンロードソフト『ポケモンARサーチャー』にて、れいじゅうフォルムのランドロスが出現し、捕獲に成功すれば『ブラック2・ホワイト2』へと連れて行き使用することが可能になる。また、「うつしかがみ」を使うことによって、けしんフォルムとれいじゅうフォルムのチェンジは自由に行える。


なお、幻のポケモンではないにも関わらず、全国図鑑の完成には影響しない。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第60話で、けしんフォルムで初登場。ゲームとは奉られている場所や伝承の内容など、設定が変更されている。声優は三宅健太。『ベストウイッシュ シーズン2』第12話ではロケット団の「オペレーション・テンペスト」によってトルネロス・ボルトロスと共にサカキに召喚される。うつしかがみの力でサカキの制御下に置かれれいじゅうフォルムに姿を変えて暴れるも、ロケット団が退散した後にメロエッタによって鎮められた。


デザインは杉森建が担当し、「トルネロスとボルトロスにもう1匹を加えて、3匹セットにしたい」という依頼を受けて創られたポケモンであり、他の2匹よりも誕生が遅く、左右対称の頭部デザインも公式イラストで3匹を並べた際に中央を担当させること前提としたもの。イメージソースとしては「風神・雷神」のトルネロス・ボルトロスに対する「土の神」であり、特定の伝承や神話をモデルとしたわけではない[2]



キュレム



















キュレム No. 646

分類: きょうかいポケモン

タイプ: ドラゴン/ こおり

高さ: [注釈 12]3.0m

重さ: 325.0kg

特性: 本文参照

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

ドラゴン型の伝説のポケモン。首は長いが前傾姿勢で二足歩行し小さな2本指の前腕を持つという、ティラノサウルスのようなシルエットであり、背中には1対の小さな翼状の突起が存在する。灰色の体色を持ち、頭部・尾・背中の突起など身体の末端部は、氷塊のプロテクターのようなものに包まれ、尾部の装甲はプラグのような形状をしている。爪の色はいずれも透明である。ヘルメット状の頭部の中からは黄色い眼光が覗き、力を込める際は、透明な爪や体表の線の一部も黄色い発光を起こす[注釈 4]。自身の体内で膨大な冷凍エネルギーを作り出しており、周囲一帯を一瞬で豪雪と氷塊に包むほどの力を持つが、その冷気によって自身の身体をも凍りつかせてしまっており、この冷気が上記の翼とプロテクターを形成している。そのためプロテクターや氷の翼は左右非対称の形状であり、重量のバランスが悪いらしく、よろけるような仕草をする。


イッシュ地方誕生の神話に登場するドラゴンポケモンが、レシラムとゼクロムの2体に分裂した際に、「余り」として排出された出生を持つ3体目の伝説のドラゴンポケモン。誕生後カゴメタウン付近に隕石のように落下して、その衝撃でジャイアントホールを作り出したとされている。以来その場所をパワースポットとして住み着いており、カゴメタウンでは「晩になると冷たい風と共に人里に現れては人やポケモンを取って食らう」と伝承されているが、定かではない。身体と意志をレシラム・ゼクロムに持って行かれた「虚無」を司るドラゴンポケモンであり、その虚無の器を理想と真実で埋めてくれる英雄を待っているとされている。


『ブラック・ホワイト』で初登場した通常形態の他、『ブラック2・ホワイト2』のパッケージを飾るポケモンとして、新たに2つの形態が登場している。



ブラックキュレム

ゼクロムの遺伝子と力を取り込んだ形態。顔・両翼・両腕・尾部が、ゼクロムと酷似した黒い体色・ゴツゴツした質感のものへと変化しており、より筋肉質なシルエットとなっている。そして左半身の所々が、通常形態同様冷気によって凍りついており、キュレムが本来持つ氷の翼は、両肩を覆うプロテクター状へと変化している。ゼクロム同様にオーバードライブすることで、氷に覆われていない右ツノ・右腕・尾部が青く発光するとともに、両肩のプロテクターから青いコード状のエネルギーが発生し、これにより両肩と尾部が接続される。

ホワイトキュレム

レシラムの遺伝子と力を取り込んだ形態。顔・両翼・両腕・尾部が、レシラムと酷似した白い体色・フサフサした質感のものへと変化しており、より華奢なシルエットとなっている。そして右半身の所々が、通常形態同様冷気によって凍りついており、キュレムが本来持つ氷の翼は、両肩を覆うプロテクター状へと変化している。レシラム同様にオーバードライブすることで、氷に覆われていない左房・左翼・尾部が赤く発光するとともに、両肩のプロテクターから赤いコード状のエネルギーが発生し、これにより両肩と尾部が接続される。


『ブラック・ホワイト』では「ジャイアントホール」の最深部に潜んでいる。ランドロスと同じく登録しなくても全国図鑑は完成する。さらに『オメガルビー・アルファサファイア』にも登場、手持ちに同じソフトで捕まえたレシラムとゼクロムを入れて「おおぞらをとぶ」を使うと行くことが出来る『いびつなあな』に出現する。「いでんしのくさび」もそこで入手可能(『X・Y』でもキナンシティで、『サン・ムーン』でもエーテルパラダイスでそれぞれ、いでんしのくさびは入手できる)。『ウルトラサン・ウルトラムーン』では「にちりんのさいだん」(「がちりんのさいだん」)からウルトラワープライドで行ける「ウルトラスペースゼロ 水の世界」に出現。こちらも手持ちにレシラムとゼクロムを入れているという条件が必要。


『ブラック2・ホワイト2』ではプラズマ団によって捕らわれており、プラズマ団の戦艦「プラズマフリゲート」の冷気砲の原動力とされている。シナリオではNのゼクロムまたはレシラムと合体してフォルムチェンジしたキュレムと戦闘になるが、この時点ではゲーチスの細工によって捕獲できない。その後、『ブラック2』ではゼクロムを、『ホワイト2』ではレシラムを捕まえると、ジャイアントホール最深部に通常形態で出現し、捕獲できる。また、キュレムを捕まえた後に手に入る「いでんしのくさび」を使って手持ちにいるゼクロムと合体するとブラックキュレムに、レシラムと合体するとホワイトキュレムにそれぞれフォルムチェンジし、フォルムチェンジしている状態で手持ちポケモンが6体ではない時に「いでんしのくさび」を使うと分離できる。


特性は形態によって異なり、通常形態時はプレッシャー、「ブラックキュレム」形態時はテラボルテージ、「ホワイトキュレム」形態時ターボブレイズになる。


専用技は通常時は「こごえるせかい」、ブラックキュレムは「フリーズボルト」、ホワイトキュレムは「コールドフレア」と姿によって変化する。こごえるせかいは敵二体にダメージを与え、素早さランクを一段階下げるわざで、フリーズボルトとコールドフレアは2ターン後に攻撃するわざ。フリーズボルトは相手をまひ状態に、コールドフレアはやけど状態にする事がある。また、通常時の「こわいかお」も、ブラックキュレム時は「クロスサンダー」、ホワイトキュレム時は「クロスフレイム」に変化する。


2012年に公開された『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』で初登場。ゼクロムの遺伝子を備え雷を操るブラックキュレム、レシラムの遺伝子を備え炎を操るホワイトキュレムへとフォルムチェンジを行う。声優は特別出演の高橋克実。咆哮には同じ東宝配給作品であるゴジラのものが使用されている。2015年公開『光輪の超魔神 フーパ』にも登場し、当時の前売り券の特典の引換券でも入手できた。


通常形態のデザインについては『ブラック・ホワイト』の時点で吸収合体を想定して行われており、「本来の力が抑えられており、(氷のプロテクターによって)拘束されている」というイメージでデザインがなされた。なお、ブラックキュレムとホワイトキュレムのデザインは『ブラック・ホワイト』発売後に作られている[11]



ケルディオ



















ケルディオ No. 647

分類: わかごまポケモン

タイプ: みず/ かくとう

高さ: 1.4m

重さ: 48.5kg

特性: せいぎのこころ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

幻のポケモンの一種。美しい水辺に現れると言われる。セッカの湿原の森が戦で焼け落ちた時に親とはぐれ、コバルオン、テラキオン、ビリジオンに必要な知識や技を教えられたという。やがて、3匹をも凌ぐ力を得たケルディオは謎の失踪を遂げた。足の穴のような部分から水を発射することができる。
イメージソースは『三銃士』の主人公・ダルタニアンではないかと言われている。


「いつものすがた」と「かくごのすがた」と呼ばれる2つの姿を持つ。



いつものすがた

その名の通り、通常の姿。ケルピーやユニコーンのような姿をしており、赤い鬣と水色の体毛と尻尾を持ち、額からは白い角が生えている。

かくごのすがた

コバルオン・テラキオン・ビリジオンがサンギタウンの奥の森にある岩壁に刻んだ決意から「しんぴのつるぎ」を会得し、戦う覚悟を固めて変化した姿。通常に比べ、赤い鬣が伸び、そこからコバルオン・テラキオン・ビリジオンの3匹を示すかのような青、黄、緑の3色の毛が立っている。額の角も伸びて濃い青になり、剣のような形となる。


2012年2月15日にその存在が発表された[12]。『ブラック・ホワイト』より登場するが、通常のプレイ中では出現せず、後述する映画『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』の前売券の特典として、『ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』向けに配布された[13]。おや名は「しょこたん」。


条件を満たすとかくとうタイプの特殊技「しんぴのつるぎ」を覚える。これは『ブラック・ホワイト』ではコバルオン、テラキオン、ビリジオンと一緒に連れてセッカの湿原で、『ブラック2・ホワイト2』ではサンギタウンの奥にある『誓いの林』に連れて行くと習得するイベントが起こる。しんぴのつるぎは特殊技だが、相手の特防ではなく、防御に影響したダメージを与える。


『ブラック2・ホワイト2』ではしんぴのつるぎを覚えると「かくごのすがた」にフォルムチェンジするが、能力などに変化はない。一方、『ブラック・ホワイト』ではイベントを起こしてもフォルムチェンジしない。そのため、「かくごのすがた」のケルディオを『ブラック・ホワイト』に送ることはできない[14]


劇場版では2012年公開の『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』に登場。劇中では、聖剣士と呼ばれるコバルオン、ビリジオン、テラキオンの元で修行をしており、その後継者になるといわれているポケモンとして登場する。声優は特別出演の中川翔子。



メロエッタ



















メロエッタ No. 648

分類: せんりつポケモン

タイプ: ノーマル/ 本文参照

高さ: 0.6m

重さ: 6.5kg

特性: てんのめぐみ

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

幻のポケモンの一種。少女と擬人化した音符を合わせたような姿をしている。歌やダンスが得意なポケモンであり、その特殊な声から発せられる歌声には周囲の者の感情を操る程の力があり、メロエッタにインスピレーションを受けて作られた名曲は少なくないという。「ボイスフォルム」と「ステップフォルム」と呼ばれる2種類の姿を持つ。



ボイスフォルム

初めに発表されたフォルムでノーマル・エスパータイプ。五線譜をモチーフにした長い緑色の髪が伸び、顔の右側にはト音記号に似た飾りが付いている。

ステップフォルム

2012年4月13日に発表されたフォルムでノーマル・かくとうタイプ。髪の色が橙色に変化し、頭上に巻かれ、上記のト音記号状の飾りが髪留めとなっている。


2012年3月1日にその存在が発表された。『ブラック・ホワイト』より登場するが、通常のプレイ中では出現せず、後述する映画『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』が上映された映画館にて、『ブラック・ホワイト・ブラック2・ホワイト2』を対象としたワイヤレス通信によって配布された[15]。おや名は「えいがかん」[14]


条件を満たすとノーマルタイプの特殊技「いにしえのうた」を覚える。いにしえのうたは敵二体にダメージを与え、ねむり状態にする事もある技。さらに、この技を使うとメロエッタはボイスフォルムからステップフォルムにフォルムチェンジする(もう一度使うか、バトル後になると元に戻る)。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ』第1期の終盤から登場し、『ベストウイッシュ シーズン2』(第2期)では一時的にサトシ達とともに行動していた。声優は中島愛。アニメ版ポケットモンスターの登場人物#主なゲストポケモンも参照。


劇場版では『キュレムVS聖剣士 ケルディオ』と同時上映となる短編作品『メロエッタのキラキラリサイタル』の主役として登場。こちらも声優は中島愛。



ゲノセクト



















ゲノセクト No. 649

分類: こせいだいポケモン

タイプ: むし/ はがね

高さ: 1.5m

重さ: 82.5kg

特性: ダウンロード

かくれ特性: なし

進化前: なし

進化後: なし

幻のポケモンの一種。プラズマ団が3億年前(古生代)の化石を復元、機械的な改造を施して誕生したポケモン。プラズマ団は最強のポケモンとして運用するべくゲノセクトの製造計画を企てたが、プラズマ団のリーダーであるNがそれを良しとしなかったため、計画は中断された。


アリを人型にしたような姿をしており、紫色[注釈 13]の外殻に白いラインが走っていて、背中には砲塔を背負っている(プラズマ団の科学者陣が後付けで装備改造を施したもの)。生息していた当時は最強の捕食者として生態系に君臨していた。翅や外見上の推進装置を持つ様子はないが、砲台の砲身を格納して身体を折りたたむことで飛行形態となり、空を飛ぶことができる。映画版では、腕の先から糸状になる粘着質の液体を放出する能力が確認でき、巣の建造や相手の拘束に用いている。


『ブラック・ホワイト』から登場。通常のプレイでは入手できないが、ゲーム中の「P2ラボ」にゲノセクトを生み出した研究者のメモ書きが存在する。2012年8月11日から同年9月14日まで『ブラック2・ホワイト2』を対象にニンテンドーWi-Fiコネクションでおや名を「プラズマ」として配信が行われたが、それとは別に2013年1月11日から2月10日まで『ブラック・ホワイト』も対象に含めて全国のポケモンセンターでおや名を「P2ラボ」として配信が行われた[16]。後述の劇場版公開時は映画館でおや名「えいがかん」となった色違いの赤いゲノセクトが配信された。


専用技は「テクノバスター」。この技はゲノセクトに「カセット」という系統のアイテムを持たせると技のタイプが変化するという性質を持つ(技自体のタイプはノーマル)。配信されたゲノセクトをP2ラボに連れて行くとプラズマ団の研究員がいて、バトルに勝つと『ブラック』『ブラック2』では「ブレイズカセット(ほのおタイプ)」と「イナズマカセット(でんきタイプ)」、『ホワイト』『ホワイト2』では「フリーズカセット(こおりタイプ)」と「アクアカセット(みずタイプ)」がもらえる[17]。また、カセットを持たせると背中のカートリッジの色が変化するため、自他ともに何を持たせているかプレイヤーが判別することができる。


TVアニメ版では『ベストウイッシュ シーズン2 エピソードN』第26話でP2ラボのコンピューターデータとして映っていた形で登場。第35話では後述の劇場版に登場する5体のゲノセクトが、Nと野生のミルホッグが語った回想シーンに登場している。


劇場版では『神速のゲノセクト ミュウツー覚醒』に、通常とは異なる真紅の身体を持つ「赤いゲノセクト」と、それに付き従う4体のゲノセクトが登場。赤いゲノセクトの声優は特別出演の山寺宏一。通常配色の4体は装着されたカセット別に水・諸星すみれ、氷・渡辺明乃、炎・古島清孝、雷・佐藤健輔が担当。水ゲノセクトはストーリーのキーパーソンとなる。


読売新聞の連載ポケモン四字熟語では、『天下無敵・てんかむてき』[18]が、ゲノセクトを紹介するキャッチフレーズとして用いられた。



脚注



注釈




  1. ^ なお、『ブラック2・ホワイト2』のポケモンワールドトーナメントでも使用され、ここではツンベアーに代わって先鋒として出される。


  2. ^ 初戦時のみ、切り札だった。


  3. ^ 英語版の分類名は「Sword Blade Pokémon(Sword Blade:刀剣の刃)」である。

  4. ^ ab『ポケモン立体図鑑BW』などで確認できる。


  5. ^ なお、最小のポケモンはむしポケモンのバチュルとフェアリーポケモンのフラベベの0.1mである


  6. ^ 「れいじゅうフォルム」の時は1.4m


  7. ^ 「れいじゅうフォルム」の時は3.0m

  8. ^ ab手持ちとボックスが全て埋まっていて捕獲できない場合に限り、捕獲せずともストーリーが進み、エンディング後に「リュウラセンのとう」の最上階で再登場し、捕獲ができる。

  9. ^ ab捕獲時に既に6匹を持っている場合は、その内の1体と交換することになる。交換は必須条件ではないが、手持ちに加えた場合に限り、Nの台詞が若干変化する


  10. ^ BW2最終話のアイキャッチには登場していた(本編には登場していない)


  11. ^ 「れいじゅうフォルム」の時は1.3m


  12. ^ 「ブラックキュレム」形態時は3.3m、「ホワイトキュレム」形態時は3.6m


  13. ^ 映画版に登場した色違い個体は真紅。



出典



  1. ^ abcdefghij『ニンテンドードリーム』2011年4月号(NO.204)掲載のインタビュー記事より。

  2. ^ abcdefghijklmn『ニンテンドードリーム』205号(2011年5月号)における誌上インタビューより。


  3. ^ オカルトマニアに聞く!―ホントは怖いポケモンばかり!?― ポケモンだいすきクラブ(2017年8月24日閲覧)


  4. ^ 『ニンテンドードリーム』2011年1月号(NO.201)掲載のインタビュー記事より。

  5. ^ abゲームフリークスタッフボイス (2010年10月22日). “「ポケットモンスターブラック・ホワイト」のつくりかた 4” (日本語). 2010年10月23日閲覧。[リンク切れ]


  6. ^ [1][リンク切れ] - 2013年03月01日の読売新聞・朝刊


  7. ^ [2][リンク切れ] - 2013年03月02日の読売新聞・朝刊


  8. ^ ドラゴンポケモンずかん ポケモンだいすきクラブ(2017年8月24日閲覧)

  9. ^ abニンテンドードリーム204号(2011年4月号) p.73


  10. ^ [3][リンク切れ] - 2013年04月18日の読売新聞・朝刊


  11. ^ 『ニンテンドードリーム』VOL.221(2012年9月号)14ページ掲載の開発スタッフインタビューより


  12. ^ 新ポケモン「ケルディオ」発見!! Archived 2012年2月21日, at the Wayback Machine. - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2012年5月15日閲覧


  13. ^ 幻のポケモン 「ケルディオ」を『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』で手に入れよう!! Archived 2013年6月21日, at the Wayback Machine. - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2012年5月15日閲覧

  14. ^ ab“『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』ケルディオのもうひとつの姿“かくごの姿” メロエッタの“フェスミッション”も紹介”. ファミ通.com (2012年6月16日). 2012年9月13日閲覧。


  15. ^ 幻のポケモン 「メロエッタ」を映画館でプレゼント!! Archived 2013年5月10日, at the Wayback Machine. - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2012年5月15日閲覧


  16. ^ 幻のポケモン「ゲノセクト」、ポケモンセンターでプレゼント!! Archived 2013年6月22日, at the Wayback Machine. - ポケットモンスターオフィシャルサイト、2013年1月25日閲覧


  17. ^ 『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』紹介スペシャルムービー 完全版が公開 - ファミ通.com


  18. ^ [4][リンク切れ] - 2013年07月16日の読売新聞・朝刊





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