月曜日










月曜日(げつようび)は、日曜日と火曜日の間にある週の1日。




目次






  • 1 各言語での名称


  • 2 月曜日に起きた出来事


  • 3 日本


    • 3.1 振替休日


    • 3.2 ブルーマンデー症候群


    • 3.3 休業とする業種


    • 3.4 交通


    • 3.5 発売日




  • 4 月曜日に関する作品


  • 5 記号


  • 6 脚注


  • 7 関連項目





各言語での名称


日本語の名称は七曜の1つである月の日にちなむ。同様に英語のMondayも月にちなむ。


ベトナム語では第二を意味する「thứ hai」が月曜日の意味にも使われる。現代中国語では「星期一」もしくは「礼拜一」と言うが、古典中国語では日本と同じく「月曜日」と言った。



月曜日に起きた出来事


ニューヨーク株式相場が大暴落した1987年10月19日は月曜日であったので、ブラックマンデーと呼ばれる。



日本



振替休日



日本では、前日の日曜日が国民の祝日である場合は振替休日となる[1]。また、特定の月の特定の週の月曜日と定められている国民の祝日(一部のみ)もある(現在は、成人の日、海の日、敬老の日、体育の日)。これは、土曜日・日曜日と併せて3連休になることを見込んで日付を変えられたもので、月曜固定祝日・月曜強制休日・ハッピーマンデー(月曜固定祝日に限る)と呼ばれているが、月曜日を強制的に休日にさせる反動で前週金曜日・3連休翌日の負担が増大するため、一部の人々や企業は月曜固定祝日に関しては祝日として認めないケースがある(カレンダーも当然平日表記扱い・月曜固定祝日反対派における祝日給や代休の付与を拒否。トヨタカレンダーも参照)など現状と違う不利益が生じている。行事の関係で日曜日に出校日や休日出勤だった場合は、振替休業となる。



ブルーマンデー症候群



月曜の朝(月曜固定祝日も含む)に現れる憂鬱から心身に不調が現れるトラブルをブルーマンデー症候群と呼ぶ。1週間のうち最も自殺者が多いのは月曜日である。



休業とする業種


プロ野球においては月曜日は原則として予備日であるため、休養日としている。なお、パ・リーグでは2001年から2005年までマンデーパ・リーグが行われた。


組合に加盟している理容店のほとんどは月曜日を定休日としていた[2]ので、組合主催の講習会などが開かれる事もある。ハッピーマンデー制度や適正化規定の廃止によって事情が変わってきた。


銭湯も月曜日は利用者が少ないため、月曜定休が多い。東京都浴場組合ではオイルショック以降、燃料が入手しづらい時期が続き、週1回の休みが義務づけられた[3]


飲食店では土日が書き入れ時となるため、それを過ぎた月曜日を定休日にしているところがある[4]


公共図書館は月曜日を休館日とすることが多い。『図書館読本』(本の雑誌社、2000年、ISBN 4-938463-85-7)が行なったアンケートによれば、1998年時点で月曜日を休館日としている公共図書館は426館、割合にして全体の75%に上っている[5]。なお、次点で火曜日(44館)、日曜日(27館)と続く[6]。これは、一般社会では休業することの多い日曜日に開館する代わりに翌日を振替休日として休館とするためである[7]。ただし、指定管理者制度の導入で休館日の削減を図っている図書館も存在しており[8]、「月曜日すなわち休館日」は過去のものになりつつある[7]。公共図書館の休館日をまとめた逐次刊行物として『日本の図書館 統計と名簿』があり、CD-ROM版も発売されている。


博物館の多くも月曜日を、休館日としている。ただし月曜日が国民の祝日や振替休日の時は開館して火曜日とか次の平日が休館日になるところが多い[7]



交通


鉄道においては朝の通勤ラッシュが激しい曜日である。これは出社するビジネスマンが多く、他の曜日に比べて出張や外出のために直接会社に出社しない人がいないからである[9]。これに合わせて月曜の早朝には単身赴任者向けの臨時列車が運転されることがある(ビジネスサンダーバードなど)。道路交通においても同様に前記した事情や物流業にとって休み明けであるため、道路が混雑する傾向があると言われるが、最も混雑する日はむしろ金曜日であり、実際のところは日を追うごとに混雑する傾向にある[10][11][12]



発売日


週刊誌では週刊ポスト・週刊現代・週刊大衆・週刊プレイボーイといった男性向け週刊誌と週刊ダイヤモンド・週刊東洋経済・エコノミストといった経済週刊誌の発売日である。漫画週刊誌では週刊少年ジャンプと週刊ヤングマガジンとビッグコミックスピリッツの発売日である。



月曜日に関する作品



  • 映画

    • 『月曜日のユカ』(1964年、日本)

    • 『MONDAY』(2000年、日本)

    • 『月曜日に乾杯!』(2002年、フランス=イタリア)

    • 『シグナル〜月曜日のルカ〜』(2012年、日本)



  • 音楽


    • 哀愁のマンデイ(歌:ブームタウン・ラッツ)


    • After the rain ~月曜日も会いたい(歌: Le Couple)

    • 雨の月曜日(歌:アグネス・チャン)


    • 雨の日と月曜日は(歌:カーペンターズ、オリビア・ニュートン=ジョン、作詞・作曲:Roger Nichols/Paul Williams)

    • 月曜日にはバラを(歌:稲垣潤一)

    • Monday(歌:THE COLLECTORS)

    • 月曜日の朝(歌:内田有紀)


    • 月曜日の朝(歌:山崎まさよし)


    • 月曜日の週末(歌:ゆず)


    • 月曜日の失踪(歌:工藤静香)


    • 月曜日のロボット(歌:松任谷由実)

    • 先週の月曜日(歌:奥田民生)


    • 冷たい月曜日(歌:原由子)


    • ブルー・マンデー(歌:ニュー・オーダー)英国で最も売れた12インチシングル。

    • マニック・マンデー(歌:バングルス)作曲:プリンス

    • MONDAY BLUE(歌:山下達郎)

    • MONDAY MORNING(歌:ブレッド&バター)


    • マンデー・モナリザ・クラブ (歌:ピンク・レディー)

    • ミスター・マンデイ(歌:オリジナル・キャスト)オリジナル・キャストの日本での最大のヒットシングル。


    • Lundi(歌:松任谷由実)


    • BLUE MONDAY(歌:桑田佳祐)

    • New Moon On Monday(歌:デュラン・デュラン)

    • Monday Morning(歌:フリートウッド・マック)


    • 星期一天氣晴我離開你(歌:孫燕姿)



  • テレビ番組


    • 月曜ロードショー(1969年~1987年、TBS)


    • 月曜ワイド劇場(1982年~1986年、テレビ朝日)


    • 月曜ドラマランド(1983年~1987年、フジテレビ)


    • 月曜ドラマスペシャル(1989年~2001年、TBS)


    • 月曜ドラマ・イン(1991年~2000年、テレビ朝日)


    • 月曜ミステリー劇場(2001年~2006年、TBS)


    • 月曜エンタぁテイメント(2004年~2006年、テレビ東京)


    • 月曜ゴールデン(2006年~2016年、TBS)


    • 月曜プレミア!(2010年~2012年、テレビ東京)


    • 月曜ミステリーシアター(2013年~2015年、TBS)


    • 月曜名作劇場(2016年~、TBS)



  • ドラマ


    • 月9ドラマ(フジテレビ)


    • ブラッディ・マンデイ(2008年・2010年、TBS。ただし、放送されていたのは土曜日である)



  • バラエティ


    • がっちりマンデー!!(TBS。ただし、放送されているのは日曜日である)


    • 月曜から夜ふかし(日本テレビ)


    • ちゃちゃ入れマンデー(関西テレビ。ただし、放送されているのは火曜日である)[13]





記号
























記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+322A -


全角括弧付き月
PARENTHESIZED IDEOGRAPH MOON
U+328A -


丸月
CIRCLED IDEOGRAPH MOON


脚注





  1. ^ 但し、2005年に祝日法が改正されて、2007年からゴールデンウィークの5月4日が祝日・みどりの日になったので、5月4日、ないしは前日の5月3日(憲法記念日)が日曜と重なるときは、曜日に関係なく5月6日が振替休日となる


  2. ^ 理美容の項参照。


  3. ^ 業種ごとに決まっている!?定休日のナゾとルーツに迫る! - webR25


  4. ^ 不動産・美容院・病院・飲食……業界ごとに異なる「休業日」 - PARAFT


  5. ^ 『図書館読本』 本の雑誌編集部、本の雑誌社〈別冊本の雑誌13〉、2000年1月30日、初版、51頁。ISBN 4-938463-85-7。


  6. ^ 『図書館読本』 本の雑誌編集部、本の雑誌社〈別冊本の雑誌13〉、2000年1月30日、初版、52頁。ISBN 4-938463-85-7。

  7. ^ abc“博物館美術館なぜ月曜休み?”. 天才工場 (2017年1月2日). 2017年1月9日閲覧。


  8. ^ “大学図書館職員長期研修 講義資料”. 筑波大学. p. 45(PDF頁番号47). 2017年1月9日閲覧。


  9. ^ 通勤ラッシュがキツイ!東京の満員電車 混雑率ランキング・混雑時間帯 - マンションくらし研究所。


  10. ^ 渋滞が起きやすい時間帯を避ける! − 首都高ドライバーズサイト


  11. ^ 大阪府域における曜日別・月別交通渋滞発生状況 (PDF) - 大阪府


  12. ^ 熊本市中心部の交通渋滞実態調査 (PDF) - 地方経済総合研究所


  13. ^ 2015年3月までは月曜日に放送されていた。




関連項目






  • マンデーナイトフットボール




Popular posts from this blog

サソリ

広島県道265号伴広島線

Accessing regular linux commands in Huawei's Dopra Linux