メリット勲章







海軍の軍服に文民用メリット勲章を着けたエディンバラ公


メリット勲章(メリットくんしょう、Order of Merit)は、イギリスおよびイギリス連邦の騎士団勲章(Order)で、イギリスの君主によって授けられる。軍事での功績または科学、芸術、文学等の文化の振興、若しくは公共の福祉へ貢献があった人物に贈られる。叙勲が功績のみで評価されることや、定員が24名しかいないことから、メリット勲章は大変な名誉と考えられ、現存する勲章の中で最も名誉なものであるとも言われている。




目次






  • 1 概要


  • 2 受章者


  • 3 脚注


  • 4 参考文献


  • 5 関連項目







概要




王立協会に飾られる、ドロシー・ホジキンの女性文民用メリット勲章





ライフガーズの制服に軍人用のメリット勲章を着けたマウントバッテン伯爵


1902年、エドワード7世の時代にプロイセン王国のプール・ル・メリット勲章に倣って制定された。当時のプール・ル・メリット勲章には軍事部門の“戦功章”(Militärklasse)と芸術・文化部門の“科学芸術章”(Wissenschaften und Künste)があったが、メリット勲章はバッジのデザインに違いがあるが同じ章とされる。そして、部門としては「公共の福祉への貢献」が加わり、政治家も対象となっている。


形式はプール・ル・メリット勲章や日本の文化勲章と同様に、中綬章の体裁を取った単一等級の勲章である。バッジは金色の王冠と赤い十字で飾られている。軍事功労者への記章には中央に2本の交差した剣の模様が入ることにより、他の功労者と区別される。リボンの色は赤と青であり、着用の際は、男性はこのリボンによって首から下げ、女性は蝶結びのリボンを左肩に付ける。


序列はバス勲章ナイト・グランドクロスと聖マイケル・聖ジョージ勲章ナイト・グランドクロスの間に位置するが[1]、ガーター勲章やシッスル勲章は身分、バス勲章は地位や役職が授与基準になっているのに対し、この勲章は個人の功績が基準とされている。そのため、王族の受章者が他のオーダーと比べて少ない。また、授与の決定権が君主に属しており内閣の助言を必要としない事も他の多くの勲章と異なる点である。そして、聖マイケル・聖ジョージ勲章以下のナイト・グランドクロス章やナイト・コマンダー章より上位にありながらナイト爵に叙されないため、英連邦王国に於いて爵位を認めていない国の中には最高勲章としている国もある。


上記のように、イギリスの勲章は種類により授与基準や対象がそれぞれ異なるため、フランスのレジオンドヌール勲章のように下位の章から順に勲位が上がっていくのではなく、貰える勲章の種類や等級は個人の経歴によって異なる。従って、種類が異なれば序列の低い勲章を後から受章することも珍しくなく、例えば、後述するマウントバッテン伯爵もバス勲章ナイト・グランドクロスより後にメリット勲章を受章している。一方、メリット勲章の対象者でも軍人以外の者がバス勲章(軍人・官僚)の対象となることは殆ど無く、聖マイケル・聖ジョージ勲章(外交官・行政官)やロイヤル・ヴィクトリア勲章(王族・王室関係の公職)と重なることもない。


文化部門と公共福祉部門(政治家)の功労者にとってメリット勲章の直接下位に位置付けられる勲章は、大英帝国勲章ナイト・グランドクロスとバス勲章ナイト・コマンダーの間に位置するコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章(Order of the Companions of Honour)である。コンパニオンズ・オブ・オーナー勲章は、軍事部門はないが、他の授与基準はメリット勲章に近く、定員が65名と多い。そのため、文化部門の功労者の殆どが、メリット勲章を受章する前にコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章を受章している。


一方公共福祉部門では、首相が退任するとメリット勲章を贈られるのが慣例となっており、首相経験者がガーター勲章を受章するために必要な勲位[2]と考えられていた。そして、その他の閣僚経験者がコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章を授与される。退職した際に首相でもコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章を贈られる場合があるが、これまで退職時にコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章を贈られた首相は、その辞職の経緯が円満なものではなかった場合が多いため、それらのこととの関係も推測されている。最近の例では、ジョン・メージャーが退職時にコンパニオンズ・オブ・オーナー勲章を授与された。彼は首相在職時にエリザベス2世女王の反対を押し切って王室ヨット「ブリタニア」(HMY Britannia)を売却したことから女王の恨みを買ったために、女王に決定権があるメリット勲章は授与されないとの憶測が流れた。その後、ジョン・メージャーはメリット勲章を受章せずにガーター勲章を受章している。



受章者




軍人用のメリット勲章を着けた山縣有朋


受章者はメリット騎士団へ加えられるが、定員は軍事・文化・公共福祉の全部門合わせて、国王と24人に限られている。但し、外国人へは定数外として授与される。軍事部門では海軍元帥ルイス・マウントバッテン伯爵に授与されたのが最後であり、現在の騎士団員は全員文化部門または公共福祉部門での受章者である。


この勲章は制定時より女性にも解放されており、1907年にフローレンス・ナイチンゲールが女性としては初めて受章した。日本人としては東郷平八郎や山縣有朋が受章している。


この勲章を受章することによってナイト爵には列せられないので、受章者に“Sir”や“Dame”の敬称は付かないが、名前の後にOMのポスト・ノミナル・レターズが付される。







































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































番号 国籍 氏名(職業等) 叙勲日 歿日 会員種別 備考
1
イギリス領インド帝国の旗 / イギリスの旗

フレデリック・ロバーツ(英語版)(初代ロバーツ伯、陸軍軍人)
1902年6月26日 1914年11月14日
2 イギリスの旗
ガーネット・ヴォルズリー(英語版)(初代ヴォルズリー子爵、陸軍軍人)
1902年6月26日 1913年3月25日
3 イギリスの旗
ホレイショ・ハーバート・キッチナー(初代キッチナー伯、陸軍軍人)
1902年6月26日 1916年6月5日
4 イギリスの旗
ジョン・ウィリアム・ストラット(第3代レイリー男爵、物理学者)
1902年6月26日 1919年6月30日
5 イギリスの旗
ウィリアム・トムソン(初代ケルビン男爵、物理学者)
1902年6月26日 1907年12月17日
6 イギリスの旗
ジョゼフ・リスター(初代リスター男爵、外科医)
1902年6月26日 1912年2月10日
7 イギリスの旗
ヘンリー・ケッペル(英語版)(海軍軍人)
1902年6月26日 1904年1月17日
8 イギリスの旗
ジョン・モーリー(英語版)(初代モーリー・オブ・ブラックバーン子爵、政治家)
1902年6月26日 1923年9月23日
9 イギリスの旗
ウイリアム・エドワード・ハートポール・レッキー(英語版)(歴史学者)
1902年6月26日 1903年10月22日
10 イギリスの旗
エドワード・ホバート・シーモア(英語版)(海軍軍人)
1902年6月26日 1929年3月2日
11 イギリスの旗
ウィリアム・ハギンズ(天文学者)
1902年6月26日 1910年5月12日
12 イギリスの旗
ジョージ・フレデリック・ワッツ(画家)
1902年6月26日 1904年7月1日
13 イギリスの旗
ジョージ・スチュアート・ホワイト(英語版)(陸軍軍人)
1905年6月30日 1912年6月24日
14 イギリスの旗
ジョン・アーバスノット・フィッシャー(海軍軍人)
1905年6月30日 1920年7月10日
15 イギリスの旗
リチャード・クレーヴァーハウス・ジェッブ(英語版)(古典学者)
1905年6月30日 1905年12月9日
16
オランダの旗 / イギリスの旗

ローレンス・アルマ=タデマ(画家)
1905年6月30日 1912年6月25日
17 イギリスの旗
ジョージ・メレディス(小説家)
1905年6月30日 1909年5月18日
18 イギリスの旗
ウィリアム・ホルマン・ハント(画家)
1905年6月30日 1910年9月7日
19 日本の旗
山縣有朋(日本の首相、陸軍軍人)
1906年2月21日 1922年2月1日 名誉メンバー
20 日本の旗
大山巌(日本の陸軍軍人)
1906年2月21日 1916年12月10日 名誉メンバー
21 日本の旗
東郷平八郎(日本の海軍軍人)
1906年2月21日 1934年5月30日 名誉メンバー
22 イギリスの旗
エブリン・ベアリング(初代クローマー伯、エジプト総督)
1906年6月29日 1917年1月29日
23 イギリスの旗
ジェームズ・ブライス(初代ブライス子爵、法律家、政治家)
1907年2月11日 1922年1月22日
24 イギリスの旗
ジョーゼフ・ドールトン・フッカー(植物学者)
1907年6月30日 1911年12月10日
25
Flag of the Grand Duchy of Tuscany (1848).gif / イギリスの旗

フローレンス・ナイチンゲール(看護師)
1907年5月12日 1910年8月13日
26 イギリスの旗
ヘンリー・ジャクソン(英語版)(古典学者)
1908年6月26日 1921年9月25日
27 イギリスの旗
アルフレッド・ラッセル・ウォレス(博物学者)
1908年6月26日 1913年11月7日
28 イギリスの旗
ウィリアム・クルックス(化学者、物理学者)
1910年7月8日 1919年4月4日
29 イギリスの旗
トーマス・ハーディ(詩人、作家)
1910年7月8日 1928年1月11日
30 イギリスの旗
ジョージ・オットー・トレヴェリアン(英語版)(第2代准男爵、歴史家)
1911年6月19日 1928年8月17日
31 イギリスの旗
エドワード・エルガー(作曲家)
1911年6月19日 1934年2月23日
32 イギリスの旗
アーサー・ナイヴェット・ウィルソン(英語版)(海軍軍人)
1912年3月8日 1921年5月25日
33 イギリスの旗
ジョーゼフ・ジョン・トムソン(物理学者)
1912年3月15日 1940年8月30日
34 イギリスの旗
アーチボルド・ゲイキー(地質学者)
1914年1月1日 1924年11月10日
35 イギリスの旗
ジョン・フレンチ(イーペル伯、陸軍軍人)
1914年12月3日 1925年5月22日
36 イギリスの旗
リチャード・ホールデン(英語版)(初代ホールデン子爵、政治家)
1915年5月26日 1928年8月19日
37
アメリカ合衆国の旗 / イギリスの旗

ヘンリー・ジェイムズ(作家)
1916年1月1日 1916年2月28日
38 イギリスの旗
ジョン・ジェリコー(英語版)(初代ジェリコー伯、海軍軍人)
1916年5月31日 1935年11月20日
39 イギリスの旗
アーサー・バルフォア(初代バルフォア伯、首相)
1916年6月3日 1930年3月19日
40 フランスの旗
フェルディナン・フォッシュ(フランスの陸軍軍人)
1918年11月29日 1929年3月20日 名誉メンバー
41 イギリスの旗
デビッド・ビーティ(初代ビーティ伯、海軍軍人)
1919年6月3日 1936年3月11日
42 イギリスの旗
ダグラス・ヘイグ(初代ヘイグ伯、陸軍軍人)
1919年6月3日 1928年1月29日
43 フランスの旗
ジョゼフ・ジョフル(フランスの陸軍軍人)
1919年6月26日 1931年1月3日 名誉メンバー
44 イギリスの旗
デビッド・ロイド・ジョージ(初代ドワィフォーのロイド・ジョージ伯、首相)
1919年8月5日 1945年3月26日
45 イギリスの旗
ジェームズ・マシュー・バリー(作家)
1922年1月2日 1937年6月19日
46 イギリスの旗
フランシス・ハーバート・ブラッドリー(哲学者)
1924年6月3日 1924年9月18日
47 イギリスの旗
チャールズ・シェリントン(生理学者)
1924年6月3日 1952年3月4日
48 イギリスの旗
ジェームズ・フレイザー(社会人類学者)
1925年1月1日 1941年5月7日
49
ニュージーランドの旗 / イギリスの旗

アーネスト・ラザフォード(物理学者)
1925年1月1日 1937年10月19日
50 イギリスの旗
チャールズ・アルジャーノン・パーソンズ(技術者)
1927年6月3日 1931年2月11日
51 イギリスの旗
ジョージ・エイブラハム・グリアソン(言語学者)
1928年6月4日 1941年3月9日
52 イギリスの旗
ロバート・ブリッジズ(桂冠詩人)
1929年6月3日 1930年4月21日
53 イギリスの旗
ジョン・ゴールズワージー(作家)
1929年6月3日 1933年1月31日
54
オーストラリアの旗 / イギリスの旗

サミュエル・アレクサンダー(哲学者)
1930年6月3日 1938年9月13日
55 イギリスの旗
モンタギュウ・ロウズ・ジェイムズ(古文書学者、小説家)
1930年6月3日 1936年6月12日
56 イギリスの旗
G・M・トレヴェリアン(歴史家)
1930年6月3日 1962年7月21日
57 イギリスの旗
チャールズ・マッデン(英語版)(初代准男爵・海軍軍人)
1931年1月1日 1935年6月5日
58 イギリスの旗
フィリップ・ウィルソン・スティーア(画家)
1931年1月1日 1942年3月18日
59 イギリスの旗
ヘンリー・ブラッグ(物理学者)
1931年6月3日 1942年3月10日
60 イギリスの旗
J・W・マッケイル(著述家)
1935年1月1日 1945年12月13日
61 イギリスの旗
ジョン・メイスフィールド(作家)
1935年6月3日 1967年5月12日
62 イギリスの旗
レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ(作曲家)
1935年6月3日 1958年8月26日
63 イギリスの旗
フレデリック・ホプキンズ(生理学者)
1935年6月3日 1947年5月16日
64 イギリスの旗
フィリップ・チェトウォード(英語版)(初代チェトウォード男爵、陸軍軍人)
1936年1月1日 1950年7月6日
65 イギリスの旗
ハーバート・フィッシャー(歴史家、政治家)
1937年2月1日 1940年4月18日
66 イギリスの旗
ロバート・ベイデン=パウエル(ボーイスカウト連盟総長)
1937年5月11日 1941年1月8日
67 イギリスの旗
アーサー・エディントン(天体物理学者)
1938年6月9日 1944年11月22日
68 イギリスの旗
アルフレッド・チャットフィールド(海軍軍人)
1939年1月2日 1967年11月15日
69 イギリスの旗
ジェームズ・ジーンズ(物理学者、天文学者、数学者)
1939年1月2日 1946年9月16日
70
イギリス領インド帝国の旗 / イギリスの旗

シリル・ニューオール(英語版)(初代ニューオール男爵、空軍軍人)
1940年10月29日 1963年11月30日
71
オーストラリアの旗 / イギリスの旗

ギルバート・マレー(古典学者)
1941年1月1日 1957年5月20日
72 イギリスの旗
エドウィン・ラッチェンス(建築家)
1942年1月1日 1944年1月1日
73 イギリスの旗
オーガスタス・ジョン(画家)
1942年6月11日 1961年10月31日
74 イギリスの旗
エドガー・エイドリアン(電気生理学者)
1942年6月11日 1977年8月4日
75 イギリスの旗
ウィリアム・ホールズワース(法学者)
1943年1月1日 1944年1月2日
76 イギリスの旗
ダドリー・パウンド(海軍軍人)
1943年9月3日 1943年10月21日
77 イギリスの旗
シドニー・ウェッブ(初代パスフィールド男爵、政治家)
1944年6月8日 1947年10月13日
78 イギリスの旗
ヘンリー・ハレット・デール(脳科学者)
1944年6月8日 1968年7月23日
79 イギリスの旗
ジャイルズ・ギルバート・スコット(建築家)
1944年6月8日 1960年2月8日
80
イギリスの旗 / アメリカ合衆国の旗

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッド(数学者、哲学者)
1945年1月1日 1947年12月30日
81 アメリカ合衆国の旗
ドワイト・D・アイゼンハワー(アメリカの大統領、陸軍軍人)
1945年6月12日 1969年3月28日 名誉メンバー
82 イギリスの旗
ウィンストン・チャーチル(首相)
1946年1月1日 1965年1月24日
83 イギリスの旗
チャールズ・ポータル(英語版)(初代ハンガーフォードのポータル子爵、空軍軍人)
1946年1月1日 1971年4月22日
84 イギリスの旗
アラン・ブルック(初代アランブルック子爵、陸軍軍人)
1946年6月13日 1963年6月17日
85 イギリスの旗
アンドルー・カニンガム(初代ハインドホープのカニンガム子爵、海軍軍人)
1946年6月13日 1963年6月12日
86 イギリスの旗
エドワード・ウッド(初代ハリファックス伯爵、政治家)
1946年6月13日 1959年12月23日
87 南アフリカの旗
ヤン・スマッツ(南アフリカ連邦首相)
1947年1月1日 1950年9月11日
88 アメリカ合衆国の旗
ジョン・ワイナント(在イギリスアメリカ合衆国大使)
1947年1月1日 1947年11月3日 名誉メンバー
89 カナダの旗
ウィリアム・ライアン・マッケンジー・キング(カナダ首相)
1947年11月17日 1950年7月22日
90
アメリカ合衆国の旗 / イギリスの旗

T・S・エリオット(作家)
1948年1月1日 1965年1月4日
91 イギリスの旗
ロバート・ロビンソン(化学者)
1949年6月9日 1975年2月8日
92 イギリスの旗
バートランド・ラッセル(第3代ラッセル伯、数学者、哲学者)
1949年6月9日 1970年2月2日
93 イギリスの旗
アレクサンダー・カドガン(外務次官)
1951年1月1日 1968年7月9日
94 イギリスの旗
ヒュー・トレンチャード(初代トレンチャード子爵、空軍軍人)
1951年1月1日 1956年2月10日
95 イギリスの旗
ジョージ・エドワード・ムーア(哲学者)
1951年6月7日 1958年10月24日
96 イギリスの旗
クレメント・アトリー(初代アトリー伯、首相)
1951年11月5日 1967年10月8日
97
イギリスの旗 / カナダの旗

ワイルダー・ペンフィールド(神経外科医)
1953年1月1日 1976年4月5日
98 イギリスの旗
ウォルター・デ・ラ・メア(作家)
1953年6月1日 1956年6月22日
99 フランスの旗
アルベルト・シュヴァイツァー(神学者、哲学者、医師)
1955年2月25日 1965年9月4日 名誉メンバー
100 イギリスの旗
マルコム・ヘイリー(英語版)(初代ヘイリー男爵、イギリス領インド帝国行政官)
1956年5月31日 1969年6月1日
101 イギリスの旗
ジョン・コッククロフト(物理学者)
1957年1月1日 1967年9月18日
102 イギリスの旗
ジョン・アンダーソン(英語版)(初代ウェヴァレイ子爵、政治家)
1957年12月8日 1958年1月4日
103 オーストラリアの旗
フランク・マクファーレン・バーネット(ウイルス学者)
1958年6月12日 1985年8月31日
104 イギリスの旗
ハーバート・サミュエル(政治家)
1958年11月21日 1963年2月2日
105 イギリスの旗
ハロルド・アレグザンダー(初代チュニスのアレクザンダー伯、陸軍軍人)
1960年4月23日 1969年6月16日
106 イギリスの旗
シリル・ヒンシュルウッド(物理化学者)
1960年4月23日 1967年10月9日
107 イギリスの旗
グレアム・サザーランド(芸術家)
1960年4月23日 1980年2月17日
108 イギリスの旗
ジェフリー・デ・ハヴィランド(英語版)(航空技術者)
1962年11月23日 1965年5月21日
109
イギリス領インド帝国の旗 / イギリスの旗

バジル・スペンス(建築家)
1962年11月23日 1976年11月19日
110 オーストラリアの旗
オーウェン・ディクソン(英語版)(オーストラリアの裁判官)
1963年5月29日 1972年7月7日
111 インドの旗
サルヴパッリー・ラーダークリシュナン(インドの大統領、哲学者)
1963年6月12日 1975年4月17日 名誉メンバー
112 イギリスの旗
ジョージ・ピーボディ・グーチ(歴史家)
1963年8月16日 1968年8月31日
113 イギリスの旗
ヘンリー・ムーア(彫刻家)
1963年8月16日 1986年8月31日
114 イギリスの旗
ベンジャミン・ブリテン(音楽家)
1965年3月23日 1976年12月4日
115
エジプトの旗 / イギリスの旗

ドロシー・ホジキン(化学者)
1965年3月23日 1994年7月29日
116 イギリスの旗
ルイス・マウントバッテン(初代バーマのマウントバッテン伯爵、海軍軍人)
1965年7月15日 1979年8月27日
117
オーストラリアの旗 / イギリスの旗

ハワード・フローリー(フローリー男爵、生理学者)
1965年7月15日 1968年2月21日
118 イギリスの旗
パトリック・ブラケット(ブラケット男爵、物理学者)
1967年11月20日 1974年7月13日
119 イギリスの旗
ウィリアム・ウォルトン(作曲家)
1967年11月20日 1983年3月8日
120 イギリスの旗
ベン・ニコルソン(画家)
1968年4月23日 1982年2月6日
121
南アフリカの旗 / イギリスの旗

ソリー・ズッカーマン(動物学者)
1968年4月23日 1993年4月1日
122
ギリシャの旗 / イギリスの旗
フィリップ (エディンバラ公) 1968年6月10日 現騎士団員
123 イギリスの旗
E・M・フォースター(作家)
1969年1月1日 1970年6月7日
124 イギリスの旗
マルコム・マクドナルド(英語版)(政治家)
1969年7月14日 1981年1月11日
125
ジブラルタルの旗 / イギリスの旗

ウイリアム・ペニー(物理学者)
1969年7月14日 1991年3月3日
126 イギリスの旗
G.I.テイラー(数学者、物理学者)
1969年7月14日 1975年6月27日
127 イギリスの旗
C.ヴェロニカ・ウェッジウッド(歴史家)
1969年7月14日 1997年3月9日
128 ニュージーランドの旗
ジョン・ピーグルホール(歴史家)
1970年3月21日 1971年10月10日
129 カナダの旗
レスター・B・ピアソン(カナダ首相)
1971年5月20日 1972年12月27日
130
ラトビアの旗 / イギリスの旗

アイザイア・バーリン(哲学者)
1971年5月20日 1997年11月5日
131 イギリスの旗
ジョージ・ロバート・フリーマン・エドワーズ(航空技術者)
1971年5月20日 2003年3月2日
132 イギリスの旗
アラン・ロイド・ホジキン(生理学者)
1973年4月17日 1998年12月20日
133 イギリスの旗
ポール・ディラック(理論物理学者)
1973年4月17日 1984年10月20日
134 イギリスの旗
ハロルド・マクミラン(初代ストックトン伯爵、首相)
1976年4月2日 1986年12月29日
135 イギリスの旗
クリストファー・ヒントン(英語版)(バンクサイドのヒントン男爵、核技術者)
1976年4月2日 1983年6月22日
136 イギリスの旗
ケネス・クラーク(作家)
1976年4月2日 1983年5月21日
137
ニュージーランドの旗 / イギリスの旗

ロナルド・セイム(歴史家)
1976年4月2日 1989年9月4日
138 イギリスの旗
アレグザンダー・トッド(生化学者)
1977年10月24日 1997年1月10日
139 イギリスの旗
オリヴァー・フランクス(フランクス男爵、哲学者)
1977年10月24日 1992年10月15日
140
エクアドルの旗 / イギリスの旗

フレデリック・アシュトン(バレエダンサー)
1977年10月24日 1988年10月18日
141 イギリスの旗
J・B・プリーストリー(作家)
1977年10月24日 1984年8月14日
142 イギリスの旗
ローレンス・オリヴィエ(俳優)
1981年2月6日 1989年7月11日
143
ブラジルの旗 / イギリスの旗

ピーター・メダワー(生物学者)
1981年2月6日 1987年10月2日
144 イギリスの旗
レナード・チェシャー(英語版)(空軍軍人)
1981年2月6日 1992年7月31日
145 イギリスの旗
オーウェン・チャドウィック(歴史神学者)
1983年11月11日 2015年7月17日
146 イギリスの旗
アンドルー・フィールディング・ハクスリー(生物学者)
1983年11月11日 2012年5月30日
147 オーストラリアの旗
シドニー・ノーラン(画家)
1983年11月11日 1992年11月28日
148 イギリスの旗
マイケル・ティペット(作曲家)
1983年11月11日 1998年1月8日
149
アルバニアの旗 / インドの旗

アグネス・ゴンジャ・ボヤジュ(マザー・テレサ、修道女)
1983年11月18日 1997年9月5日 名誉メンバー
150 イギリスの旗
グレアム・グリーン(小説家)
1986年2月11日 1991年4月3日
151 イギリスの旗
フレデリック・サンガー(生化学者)
1986年2月11日 2013年11月19日
152 イギリスの旗
フランク・ホイットル(技術者)
1986年2月11日 1996年8月9日
153
アメリカ合衆国の旗 / スイスの旗 / イギリスの旗

ユーディ・メニューイン(メニューイン男爵、音楽家)
1987年2月25日 1999年3月12日
154
オーストリアの旗 / イギリスの旗

エルンスト・ゴンブリッチ(美術史家)
1988年2月15日 2001年11月3日
155
オーストリアの旗 / イギリスの旗

マックス・ペルーツ(化学者)
1988年2月15日 2002年2月6日
156 イギリスの旗
シシリー・ソンダース(内科医)
1989年11月30日 2005年7月14日
157 イギリスの旗
ジョージ・ポーター(化学者)
1989年11月30日 2002年8月31日
158 イギリスの旗
マーガレット・サッチャー(サッチャー女男爵、首相)
1990年12月7日 2013年4月8日
159 オーストラリアの旗
ジョーン・サザーランド(ソプラノ歌手)
1991年11月27日 2010年10月10日
160
イギリスの旗 / アメリカ合衆国の旗

フランシス・クリック(生物学者)
1991年11月27日 2004年7月28日
161 イギリスの旗
ニネット・ド・ヴァロア(バレエダンサー)
1992年11月17日 2001年3月8日
162 イギリスの旗
マイケル・アティヤ(数学者)
1992年11月17日 2019年1月11日
163 イギリスの旗
ロイ・ジェンキンス(ヒルヘッドのジェンキンス男爵、政治家)
1993年12月6日 2003年1月5日
164 イギリスの旗
ルシアン・フロイド(画家)
1993年12月6日 2011年7月20日
165 南アフリカ共和国の旗
ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国大統領)
1995年3月21日 2013年12月5日 名誉メンバー
166
リトアニアの旗 / イギリスの旗

アーロン・クルーグ(化学者)
1995年10月23日 2018年11月20日
167 イギリスの旗
ジョン・ギールグッド(俳優)
1996年12月9日 2000年5月21日
168 イギリスの旗
アルフレッド・デニング(法律家)
1997年11月25日 1999年3月5日
169 イギリスの旗
ノーマン・フォスター(建築家)
1997年11月25日 現騎士団員
170 イギリスの旗
デニス・ルーク(技術者)
1997年11月25日 2008年9月2日
171 イギリスの旗
テッド・ヒューズ(桂冠詩人)
1998年8月10日 1998年10月28日
172 イギリスの旗
バジル・ヒューム(枢機卿)
1999年5月25日 1999年6月17日
173 イギリスの旗
ジェームズ・ブラック(薬理学者)
2000年5月9日 2010年3月22日
174 イギリスの旗
アンソニー・カロ(彫刻家)
2000年5月9日 2013年10月23日
175 イギリスの旗
ロジャー・ペンローズ(物理学者)
2000年5月9日 現騎士団員
176
チェコの旗 / イギリスの旗

トム・ストッパード(劇作家)
2000年5月9日 現騎士団員
177 イギリスの旗 チャールズ (プリンス・オブ・ウェールズ) 2002年6月27日 現騎士団員
178 オーストラリアの旗
ロバート・メイ (オックスフォードのメイ男爵、生物学者)
2002年10月28日 現騎士団員
179 イギリスの旗
ジェイコブ・ロスチャイルド(第4代ロスチャイルド男爵、銀行家)
2002年10月28日 現騎士団員
180 イギリスの旗
デイヴィッド・アッテンボロー(ドキュメンタリー作家)
2005年6月10日 現騎士団員
181 イギリスの旗
ベティー・ブースロイド(庶民院議長)
2005年6月10日 現騎士団員
182 イギリスの旗 マイケル・ハワード (歴史学者) 2005年6月10日 現騎士団員
183 イギリスの旗
ロビン・イームズ(宗教家)
2007年6月13日 現騎士団員
184 イギリスの旗
ティム・バーナーズ=リー(計算機科学者)
2007年6月13日 現騎士団員
185 イギリスの旗
マーティン・リース(天文学者)
2007年6月13日 現騎士団員
186 カナダの旗
ジャン・クレティエン(カナダ首相)
2009年7月13日 現騎士団員
187 イギリスの旗
ニール・マクレガー(美術史家)
2010年11月4日 現騎士団員
188 イギリスの旗
デイヴィッド・ホックニー(画家)
2012年1月1日 現騎士団員
189 オーストラリアの旗
ジョン・ハワード(オーストラリア首相)
2012年1月1日 現騎士団員
190 イギリスの旗
サイモン・ラトル (指揮者)
2014年1月1日 現騎士団員
191 イギリスの旗
マーチン・リッチフィールド・ウエスト (西洋古典学学者)
2014年1月1日 2015年7月13日
192 イギリスの旗
マグディ・ヤコブ (胸部外科医者)
2014年1月1日 現騎士団員
193 イギリスの旗
アラ・ダルジ (政治家)
2015年12月31日 現騎士団員
194 イギリスの旗
アン・ドーリング (技師)
2015年12月31日 現騎士団員
195 イギリスの旗
ジェームズ・ダイソン (デザイナー)
2015年12月31日 現騎士団員


脚注




  1. ^ イギリスの騎士団勲章の序列は、ガーター勲章(最高位)→シッスル勲章→バス勲章ナイト・グランドクロス→メリット勲章→聖マイケル・聖ジョージ勲章ナイト・グランドクロス→ロイヤル・ヴィクトリア勲章ナイト・グランドクロス→大英帝国勲章ナイト・グランドクロス→コンパニオンズ・オブ・オーナー勲章→バス勲章ナイト・コマンダー→(以下略)となっている。


  2. ^ 他の例としては、軍人や官僚のバス勲章ナイト・グランドクロス、王族や外国君主のロイヤル・ヴィクトリア剄飾が挙げられる。



参考文献



  • 小川賢治 『勲章の社会学』 晃洋書房、2009年3月。ISBN 978-4-7710-2039-9。


  • 君塚直隆 『女王陛下のブルーリボン-ガーター勲章とイギリス外交-』NTT出版、2004年。ISBN 4-7571-4073-8。



関連項目


  • ニュージーランド・メリット勲章




Popular posts from this blog

サソリ

広島県道265号伴広島線

Accessing regular linux commands in Huawei's Dopra Linux