週刊少年ジャンプ


































































週刊少年ジャンプ

WEEKLY JUMP

Shōnen Jump first issue.jpg
1968年8月1日号(創刊号)

愛称・略称
ジャンプ・WJ
ジャンル
少年向けコミック誌
読者対象
少年
刊行頻度
週刊(毎週月曜日 ただし月曜日が祝日の際は土曜日発売)
発売国
日本の旗 日本
言語
日本語
出版社
集英社
編集部名
第3編集部 週刊少年ジャンプ編集部
編集長
中野博之
雑誌名コード
993
刊行期間
1968年7月11日(1968年8月1日号) -
発行部数
175万部(2018年4月 - 6月日本雑誌協会調べ)
レーベル
ジャンプ・コミックス
ウェブサイト
週刊少年ジャンプ 公式サイト (日本語)

週刊少年ジャンプ』(しゅうかんしょうねんジャンプ、WEEKLY JUMP) は、集英社が発行する日本の週刊少年漫画雑誌。略称は『ジャンプ』、『WJ』 など。1968年に『少年ジャンプ』として月2回刊誌として創刊、翌1969年より週刊となり『週刊少年ジャンプ』に改名。
2018年7月に創刊50年を迎える。




目次






  • 1 概要


  • 2 歴史


    • 2.1 1968年創刊 - 1970年代


    • 2.2 1980年代


    • 2.3 1990年代


    • 2.4 2000年代


    • 2.5 2010年代




  • 3 特徴


    • 3.1 読者層


    • 3.2 掲載作品


    • 3.3 装丁




  • 4 編集方針


    • 4.1 新人の登用と専属契約制度


    • 4.2 アンケート至上主義




  • 5 作品のメディアミックス


    • 5.1 テレビアニメ化


      • 5.1.1 放送中の新作テレビアニメ


      • 5.1.2 過去にアニメ化された作品




    • 5.2 アニメ映画化


    • 5.3 VOMIC化


    • 5.4 FLAShアニメ


    • 5.5 レコード・CD化


    • 5.6 小説化


    • 5.7 実写化


    • 5.8 舞台化


    • 5.9 リアル脱出ゲーム化




  • 6 編集者


    • 6.1 歴代の編集長




  • 7 連載作品


  • 8 増刊号・派生誌


  • 9 発行部数


  • 10 価格の変遷


  • 11 ロゴマークの変遷


  • 12 サブコーナー


    • 12.1 読者コーナー


    • 12.2 ゲーム紹介コーナー




  • 13 新人漫画家の募集企画


  • 14 愛読者賞


  • 15 イベント


  • 16 日本国外の少年ジャンプ


  • 17 週刊少年ジャンプ事件史


    • 17.1 打ち切り・回収


      • 17.1.1 『ハレンチ学園』性的いたずらブーム事件


      • 17.1.2 『私立極道高校』実在学校無断掲載事件


      • 17.1.3 『燃える!お兄さん』職業差別事件


      • 17.1.4 『世紀末リーダー伝 たけし!』作者逮捕事件




    • 17.2 脅迫被害・著作権侵害


      • 17.2.1 『黒子のバスケ』脅迫事件


      • 17.2.2 ネタバレサイト逮捕






  • 18 東日本大震災と週刊少年ジャンプ


  • 19 復刻版 週刊少年ジャンプ


  • 20 関連ゲーム


    • 20.1 コンピュータゲーム


      • 20.1.1 家庭用ゲーム機向けソフト


      • 20.1.2 携帯ゲーム機向けソフト


      • 20.1.3 その他のゲーム媒体




    • 20.2 ボードゲーム




  • 21 脚注


  • 22 参考文献


  • 23 関連項目


  • 24 外部リンク





概要


1968年7月11日に『少年ジャンプ』の名称で同年の8月1日号として創刊。創刊時は月2回(第2・第4木曜日)発売、1969年10月から週刊化された。2003年5月までは毎週火曜日発売、2018年現在は毎週月曜日発売[1]。シンボルマークは海賊マーク(ジャンプパイレーツ)。1995年に653万部という漫画雑誌の最高発行部数を記録した。


雑誌キーワードは「友情」「努力」「勝利」。すべての掲載作品のテーマにこの要素または繋がるものを最低1つ、必ず入れることが編集方針になっている[2][3]。これは同誌の前身とも言える月刊漫画雑誌『少年ブック』の編集方針から受け継いだものであり、元は小学校4年生・5年生を対象にしたアンケート(「一番心あたたまる言葉」「一番大切に思う言葉」「一番嬉しい言葉」)によって決められたものである[4]。雑誌の名称である「ジャンプ」は、「ホップ・ステップ・ジャンプ」に掛けたもの[5]


2014年9月以降は電子書籍版でも紙媒体と同日配信しており、「少年ジャンプ+」のアプリケーションをインストールすれば有料で購入することができる[6]


紙面を超えた活動にも積極的で、『週刊少年ジャンプ』関連のオリジナルグッズを販売する店舗(ジャンプショップ)やウェブコミック配信サイト(ジャンプデジタルマンガ・少年ジャンプ+)、テーマパーク(J-WORLD TOKYO)、テレビ番組(サキよみ ジャンBANG!・特捜警察ジャンポリス)などを擁している。



歴史



1968年創刊 - 1970年代



創刊

1968年創刊。創刊号の公称発行部数は10万5000部。当初は男気がある劇画調の作品が盛んに登場していた。

「ハレンチ学園」・「男一匹ガキ大将」(1968年 -)などがヒット。

1970年代前半

1971年、公称発行部数が100万部を突破。1973年8月に『週刊少年マガジン』を抜いて雑誌発行部数で首位。

「ど根性ガエル」・「トイレット博士」(1970年 -)、「侍ジャイアンツ」・「荒野の少年イサム」(1971年 -)、「アストロ球団」・「マジンガーZ」(1972年 -)、「包丁人味平」・「プレイボール」(1973年 -)などがヒット。

1970年代後半


ギャグ漫画分野の強化に乗り出し、その結果「1・2のアッホ!!」(1975年 -)、「東大一直線」(1976年 -)、「すすめ!!パイレーツ」(1977年 -)、「キン肉マン」(1979年 -)などがヒットし、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(1976年 -)は連載が40年続くロングラン作品となった。それ以外にも「サーキットの狼」・「ドーベルマン刑事」(1975年 -)、「リングにかけろ」(1977年 -)、「コブラ」(1978年 -)などがヒット。

1978年、公称発行部数が200万部を突破。



1980年代



1980年代前半

1980年、公称発行部数が300万部を突破。「北斗の拳」(1983年 -)による格闘アクション路線が発行部数を急激に伸ばし、他にも「3年奇面組(のちの「ハイスクール!奇面組」)」(1980年 -)、「キャプテン翼」・「ブラック・エンジェルズ」(1981年 -)、「風魔の小次郎」・「よろしくメカドック」(1982年 -)、「シェイプアップ乱」「銀牙 -流れ星 銀-」(1983年 -)などがヒット。一方で「Dr.スランプ」(1980年 -)、「ストップ!! ひばりくん!」・「キャッツ♥アイ」(1981年 -)、「キックオフ」(1982年 -)、「ウイングマン」(1983年 -)など、少女や女性キャラクターに重きを置いて人気を博した作品が多く登場した。

1980年代中期

この時期から漫画雑誌としての側面が強くなり、アイドル・スポーツ選手などのグラビアは掲載されなくなった。1984年1・2号より、創刊以来使用されていた誌名ロゴを角ばった形に一新する。1984年12月の年末最終号(1985年3・4合併号)で公称発行部数が400万部を突破。

「ドラゴンボール」・「きまぐれオレンジ☆ロード」(1984年 -)、「魁!!男塾」・「ついでにとんちんかん」・「シティーハンター」(1985年 -)、「聖闘士星矢」・「県立海空高校野球部員山下たろーくん」(1986年 -)などがヒット。

1980年代後半

1988年13号で創刊号から1000号を達成し、この年に創刊20周年を迎える。さらには1988年12月の年末最終号(1989年3・4合併号)で公称発行部数が500万部を突破。

この頃に発売したファミリーコンピュータのゲームソフト紹介コーナーが登場。ゲーム紹介コーナーはゲーム機の主役が変わった現在でも続いている。

「ジョジョの奇妙な冒険」・「燃える!お兄さん」(1987年 -)、「BASTARD!! -暗黒の破壊神-」・「ろくでなしBLUES」・「ジャングルの王者ターちゃん」・「まじかる☆タルるートくん」(1988年 -)、「DRAGON QUEST -ダイの大冒険-」・「電影少女」(1989年 -)などがヒット。



1990年代




1991年のマクラーレンのF1カー。フロントノーズに「ジャンプ」のロゴが貼ってある。



1990年代前半

「花の慶次」・「SLAM DUNK」・「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」・「幽☆遊☆白書」(1990年 -)、「BØY」(1992年 -)、「地獄先生ぬ〜べ〜」・「NINKU -忍空-」・「とっても!ラッキーマン」(1993年 -)などがヒット。

1990年から1992年までF1チーム『マクラーレン』のスポンサーになり、巻頭のカラーページに特集記事が組まれる。同時にF1を題材とした作品が数点掲載された。

1993年31号で創刊25周年を迎える。記念イベントとしてこの年の夏休みに、創刊以来最大規模となるイベント「週刊少年ジャンプ創刊25周年特別企画 ジャンプマルチワールド」を東京後楽園で開催。19日間の開催期間で約16万人を動員した。公称発行部数は1991年3・4号で602万部を突破。週刊誌が全国紙の発行部数を抜いたとして一般メディアも報道する。

1990年代中期

「るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-」・「みどりのマキバオー」(1994年 -)、「陣内流柔術武闘伝 真島クンすっとばす!!」「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」(1995年 -)、「封神演義」・「遊☆戯☆王」(1996年 -)などがヒット。

1994年12月の1995年3-4号で653万部の歴代最高部数を達成するが、その後1995年25号で「ドラゴンボール」、1996年27号で「SLAM DUNK」と、看板作品が立て続けに終了し、公称発行部数が減少に転ずる。この時期は長年行われていなかったアイドルグラビアの掲載と『愛読者賞』の復活があった。1996年52号で、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が本誌初の連載1000回に到達した。

1990年代後半

発行部数がこれまでの公称から印刷証明付部数(実際に発行した証明のある部数)に切り替わる。その結果、1997年48号で『週刊少年マガジン』に発行部数を抜かれる。その一方で、「ONE PIECE」(1997年 -)・「NARUTO -ナルト-」(1999年 -)が新たな看板作品として登場。前者は日本の漫画で史上最高発行部数を誇る大ヒット作に成長し、後者は国内に増して海外で極めて高い支持を得、共に2000年代のジャンプの牽引役となった。その他に「花さか天使テンテンくん」・「I"s」・「世紀末リーダー伝たけし!」(1997年 -)、「ROOKIES」・「ホイッスル!」・「HUNTER×HUNTER」・「シャーマンキング」(1998年 -)、「ヒカルの碁」・「テニスの王子様」(1999年 -)などもヒットし、部数の降下傾向は続くものの、『週刊少年マガジン』についで2位は維持。また、1998年からは14年間使用した誌名ロゴの変更、経済面を考慮し表紙のギミックを廃止するなどの試行錯誤が続いた。



2000年代



2000年代前半

「BLACK CAT」・「ピューと吹く!ジャガー」(2000年 -)、「ボボボーボ・ボーボボ」・「Mr.FULLSWING」・「BLEACH」(2001年 -)、「いちご100%」・「アイシールド21」(2002年 -)、「DEATH NOTE」・「銀魂」(2003年 -)、「家庭教師ヒットマンREBORN!」・「D.Gray-man」・「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」(2004年 -)などがヒット。

漫画業界全体の発行部数が落ち込む中、2002年(平成14年)8月に『週刊少年マガジン』を抜いて再び漫画誌の発行部数1位となる。この時期から誌面を越えた活動が多く見られるようになる。1998年(平成10年)から開設した公式サイト「POP WEB JUMP」が拡張を続け「デジタルマンガ部門」が新設、サイト上で漫画を連載させるなど新しい試みが行われた。


2000年からはジャンプフェスタが毎年開催され、イベント限定グッズの販売や連載作家を招待するなどして盛況を続けている。

2000年代後半

「魔人探偵脳噛ネウロ」(2005年-)、「To LOVEる -とらぶる-」(2006年 -)、「SKET DANCE」(2007年 -)、「ぬらりひょんの孫」・「トリコ」・「バクマン。」・「いぬまるだしっ」・「黒子のバスケ」(2008年 -)、「べるぜバブ」・「めだかボックス」(2009年 -)などがヒット。


2008年の34号で創刊40周年を迎え、同年48号にて創刊号から通算2000号を達成。連載作品の単行本売り上げは好調に推移している一方、グロテスクな表現、生命倫理違反等で日本PTA全国協議会メディアランキング雑誌部門で少女コミックを抜き、1位にランキングされた。

誌面を越えた活動の一環として2009年4月3日から、テレビ東京系列毎週金曜日18:00〜18:30に週刊少年ジャンプ・ジャンプスクエア・Vジャンプ共同のジャンプ専門情報番組「サキよみ ジャンBANG!」を放送した(2014年3月28日に放送終了)。



2010年代



2010年代前半

「ニセコイ」(2011年 -)、「ハイキュー!!」・「斉木楠雄のΨ難」・「暗殺教室」・「食戟のソーマ」(2012年 -)、「ワールドトリガー」・「磯部磯兵衛物語~浮世はつらいよ~」(2013年 -)、「火ノ丸相撲」・「僕のヒーローアカデミア」(2014年 -)などがヒット。


2010年の2号で印刷証明付発行部数が300万部に復帰。


2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)の影響で17号が臨時休刊(発売延期)。この出来事が発行と連載作品の発表方法に大きな影響を与えたと同時に、週刊少年ジャンプの根強い人気を世に見せた。詳細は東日本大震災と週刊少年ジャンプを参照のこと。


2013年、創刊45周年を記念してテーマパーク「J-WORLD TOKYO」(東京サンシャインシティ)を開園。2013年33号(創刊45周年記念号)では史上初めてデジタル版が発売同日に電子書籍で有料配信された[7]


2014年9月22日、マンガ雑誌アプリ「少年ジャンプ+」を創刊[6]。これ以降、発売当日に電子版が有料配信されるようになる。



2010年代後半

「ブラッククローバー」(2015年 -)、「ゆらぎ荘の幽奈さん」・「鬼滅の刃」・「約束のネバーランド」(2016年 -)、「ぼくたちは勉強ができない」・「Dr.STONE」(2017年 -)などがヒット。


2016年、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が40年に渡る長期連載に幕を閉じた。少年漫画雑誌最長の連載記録であり、マスメディアにも大きく取り上げられ、最終話が掲載された42号は1週間も経たず完売状態となり[8]、12月31日に創刊以来初の重版[注 1]が発売された。


2017年1~3月の印刷部数(電子版含まず)にて1978年に突破して以来、維持していた200万部を割った[9]

2017年、翌2018年に創刊50周年を迎えることを記念して、「週刊少年ジャンプ展」が2018年にかけて3回に分けて開催[10]される他、『復刻版 週刊少年ジャンプ』が発売。

2018年、同年7月に発生した平成30年7月豪雨の影響により、7月9日発売分の週刊少年ジャンプ32号の配送が被災地を中心に大幅な遅延、未配達という事態が発生したため、インターネット上で同号の無料配信を同年7月17日から31日にかけて実施することを発表した[11][12]



特徴



読者層



























週刊少年ジャンプの読者層(2012年)

9歳以下
  
5.1%
10〜15歳
  
63.0%
16歳以上
  
31.9%


編集部は小中学生男子を主な読者対象として想定している[13]。現在、読者構成は中学生を中心として小学校高学年から高校生が主であり、『週刊少年マガジン』(講談社)・『週刊少年サンデー』(小学館)・『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)よりも低年齢寄りである[14]。2012年9月時点では男女比が約8対2、年齢層は9歳以下が5.1%、10〜15歳が約63.0%、16歳以上が31.9%となっている[15]。また、集英社広報によると2009年時点で読者アンケートのうち7割を10代が占めているという[16]



掲載作品


創刊時の小学館との関係から、連載作品は建前上はない(全部読み切りで、第○話・終わり、という形式になっている)。


基本的に掲載作品はバトル漫画・スポーツ漫画・ギャグ漫画などの少年漫画が主流である。SF・ファンタジーや冒険物、ラブコメディ、社会派・ドキュメンタリー作品なども数多く掲載されている。


人気の低下した連載作品はすぐに打ち切りの対象にされるため、10〜20週前後(単行本1-3巻分の分量)で終了となる作品が多く、作品・作家の間で連載枠を巡る激しい生存競争が毎週誌上で起きている。連載一周年を超えた作品などは、本誌連載が打ち切られても他誌に完結編を掲載する場合がある[注 2]



装丁


表紙は基本的に連載漫画作品が担当している。表紙に選ばれる作品は新連載や周年を迎えた作品が多い。2018年14号時点で表紙を飾った回数が最も多いキャラクターは『ONE PIECE』のモンキー・D・ルフィで、計336回飾っている[17]。2018年36・37号の表紙は、同号掲載の漫画作品のキャラクターに加え、ロックバンド・サザンオールスターズのイラストが表紙を飾る[18]


背表紙も基本的に表表紙の作品が飾っている。連載10周年などを迎えた作品が1年を通じて背表紙イラストを独占することもある。


かつては他の週刊少年漫画誌と同じくスポーツ選手やアイドルのグラビアが表紙・巻頭を飾っていた(1970年代後半から1980年代前半までと1990年代の一時期)が1996年以降はほぼない[注 3]。現代では2色の情報ページなどでスポーツ選手の特集やインタビュー記事が行われている。



編集方針


以下に挙げられている新人契約制度やアンケートシステムに関する詳細は、『少年ジャンプ』草創期に編集長を務めた西村繁男の著した書籍「さらばわが青春の『少年ジャンプ』」内に詳しい記述がある。



新人の登用と専属契約制度


創刊以来、新人作家を積極的に登用し続けている。これは創刊時に後発の少年漫画誌として、当時の人気漫画家を確保出来なかったためで、連載作家のほぼ全員を新人で揃えることになった。この方針は、週刊少年漫画雑誌で最大部数を誇るようになってからも継承されており、現在でも編集部は新人育成に力を入れている[19]


本誌でデビューした作家は必ず集英社と専属契約を結ぶ[注 4]。この契約が結ばれている間、作家は原稿料と別に契約料を貰える代わりに、他の出版社での仕事や専属契約終了後を見越した交渉をすることすらできない[注 5]。各作品の欄外における「○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!」などの煽りはこの契約によるものである。「ハレンチ学園」の作者・永井豪が他誌でも連載を開始し、危機感を持った編集長(当時)長野規が発案した。「男一匹ガキ大将」を連載していた本宮ひろ志と最初に契約が結ばれた。


本誌3代目編集長・西村繁男は集英社退社後に自著で「漫画家に対する執筆保証の項目がない他、契約期間中は他誌との執筆交渉すらできないという点で、極めて編集部に有利な契約である」と指摘している[20]。甲斐谷忍、キユ(現・松井勝法)、濱田浩輔など、本誌ではヒット作を出せなかった作家が他誌・他社へと活動の場を移して成功した例がある。



アンケート至上主義



週刊少年ジャンプは他誌と比較しても、読者アンケートを参考にして編集の方針を定める傾向が強い。アンケートによる評価は作家の実績・経歴に関係なく平等に適用され、「アンケート至上主義」と呼ばれる。このため、一世を風靡した作品・作家でもアンケートが悪いと打ち切られることがある。ただし、アンケート結果が厳格に運用されて全誌面の構成が決定するわけではなく、編集部の販売戦略やデータマイニングも加味して誌面・作品の構成が左右されることがある[注 6]



アンケート至上主義は「アストロ球団」を連載していた中島徳博の「大御所というだけで人気もない漫画が載っているのはおかしい。アンケートの結果を1週で出すようにして、サバイバルにせよ」という提案が発端だが、提唱者の中島も何度か打ち切りにあっている。真倉翔・岡野剛は「アンケートの結果に基づき作品の内容を変えたり、あらゆる創意工夫が求められ、いつ連載を打ち切られるか、常に心配していた」と言及(「地獄先生ぬ〜べ〜」文庫版)。西村繁男は「アンケートが2位以下の作品はすべて終了候補である」と言い切っている[21]。2度の連載経験がある濱田浩輔のようにアンケート至上主義が合わないと感じ他誌へ移籍する者もいる[22]


前述のように、掲載順も基本的にアンケート上位の作品であるほど誌面の前面に掲載される傾向にある。



作品のメディアミックス


集英社は自らメディア化に関与をすることは少なく、特に映像化に関しては良い条件でオファーが来て初めて映像化する方針を採っている[23]。一方で小説化・VOMIC化などは自社媒体で行われている。



テレビアニメ化


人気作品の大半はテレビアニメ化され、2010年代以降から地上波に代わる全国放送としてBSでも放送されている。


劇場映画・OVAで展開される作品もあり、『ドラゴンボール』、『ONE PIECE』、『NARUTO』などのように日本国外でも高い人気を誇る作品もある。


最初期を除く1970年代までのジャンプ編集部は、作品をテレビアニメで無料放送すると、読者が満足して雑誌・単行本が売れなくなると懸念していた[24]。しかし、連載作品の『Dr.スランプ』に対して複数のテレビ局からオファーがあり、フジテレビ編成局長[注 7](当時)・日枝久が何度も集英社を訪ね、その熱烈な要望に集英社が折れてアニメ化が許諾された。『Dr.スランプ アラレちゃん』(1981年放映開始)の放送により販売促進・版権など予想を超える収益を得たため、これより集英社は自社作品のアニメ化に積極的になる。


他誌のアニメ・ドラマ化作品に比べて全日帯アニメが多い。しかし、近年は少子化の影響で全日帯アニメ枠が減り、4大キー局でのゴールデンタイム帯放送作品は2006年10月に枠移動となった『ONE PIECE』が最後となった[注 8]。そのため、2010年代以降は、内容を問わず深夜枠で放送されることが多くなっている[注 9]


全てのキー局で作品をアニメ化した実績があり、2010年代に入るとTBSの在阪局であるMBS制作でのアニメ化が増えているが、一部はUHFアニメとしてTOKYO MXなどの地方局やBS11にて放送される作品もある。『ハイキュー!!』や『食戟のソーマ』のように、第1期はTBS系で放送されたのに対し、第2期はUHFアニメとして放送されたりと、シーズン毎のネット形態が異なることもあるが、BSでは全国放送が可能であるため、ネット局や時間帯の変更はあまり問題にならない。


NHKでは2010年に初めてジャンプの新作アニメ作品である『バクマン。』が放送された。



放送中の新作テレビアニメ


































































作品 放送開始日 放送局 アニメーション制作 備考
ONE PIECE 1999年10月20日 FNS 東映アニメーション
BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS- 2017年4月5日 TXN ぴえろ
遊☆戯☆王VRAINS 2017年5月10日 TXN ぎゃろっぷ 『遊☆戯☆王』の派生作品
原作本編は既に連載終了
ブラッククローバー 2017年10月3日 TXN ぴえろ
キャプテン翼 2018年4月3日 TXN david production 第4作
原作本編の続編はグランドジャンプにて連載中
火ノ丸相撲 2018年10月5日 MX・BS11 GONZO
ジョジョの奇妙な冒険 2018年10月6日 MX・BS11 david production
4th
原作本編の続編はウルトラジャンプにて連載中
約束のネバーランド 2019年1月10日 FNN CloverWorks


過去にアニメ化された作品


アニメ放送開始が早い順に記載する。なお、週刊少年ジャンプ公式で初のTVアニメ化作品と称されている『紅三四郎』は実質的にはコミカライズ作品である為、除いている。



アニメ映画化


主にテレビアニメの劇場版として放映。『ONE PIECE』『NARUTO -ナルト-』『ドラゴンボール』などシリーズ化したものもある。



VOMIC化


近年、人気作品の多くは集英社のヴォイスコミック「VOMIC」で展開された。『サキよみ ジャンBANG!』でテレビ放送された作品も多い。



FLAShアニメ


FLAShアニメを製作して、インターネット上に配信することがある。



レコード・CD化


1978年に、ビクターから当時の連載作品のイメージソングを収録したLPレコード『スーパー・サウンド・コミックス「少年ジャンプ」』(規格番号はJBX-188)が発売された。


また、集英社のドラマCDレーベル「集英社ドラマCD」で展開された作品もある。



小説化


近年、人気作品の大半はライトノベル系新書レーベル『ジャンプ ジェイ ブックス』でノベライズされている。



実写化


テレビドラマ化された作品は、昭和期には「ハレンチ学園」 (1970年・東京12チャンネル)、「キャッツ♥アイ」(1988年・日本テレビ 土曜スーパースペシャル内)が放送された程度であるが、平成に入ると2000年代後半から2010年代にかけて数多くの作品がドラマ化されるようになった。主なものとして、「ろくでなしBLUES」(日本テレビ水曜24時59分)、「地獄先生ぬ〜べ〜」・「ど根性ガエル」(土曜ドラマ)、「DEATH NOTE」(日曜ドラマ)、「アストロ球団」(テレビ朝日水曜27時10分)、「ROOKIES」・「こちら葛飾区亀有公園前派出所」(TBSの土曜8時枠)、「電影少女」(テレビ東京日曜24時20分)、「風魔の小次郎」(独立放送局ほか)などがある。海外でも同様で、「テニスの王子様」(中国)や「シティーハンター」(韓国)といった作品がドラマ化されている。


前述のテレビドラマ「ROOKIES」「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の劇場版のほか、「魁!!男塾」、「テニスの王子様」、「DEATH NOTE」、「ピューと吹く!ジャガー」、「るろうに剣心」、「究極!!変態仮面」、「DRAGON BALL」、「暗殺教室」、「バクマン。」、「珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-」、「銀魂」、「ジョジョの奇妙な冒険」、「斉木楠雄のΨ難」、「BLEACH」、「ニセコイ」などが実写映画化されている。




2018年1月13日から3月24日までテレビ東京で、少年ジャンプをテーマにしたテレビドラマ『オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜』が放送された。このドラマはジャンプ編集部が全面協力している。2018年6月13日にBlu-ray BOXとDVD BOX発売。



舞台化


「WILD HALF」「NARUTO-ナルト-」など。「テニスの王子様」、「BLEACH」「DEATH NOTE」「るろうに剣心」はミュージカル化されている。



リアル脱出ゲーム化


「DEATH NOTE」(東京原宿・大阪心斎橋にある常設スタジオヒミツキチオブスクラップ限定)や「ONE PIECE」(2014年は全国のZeppを巡回するライブハウスツアー形式。2015年は全国を巡回する野外ツアー形式。2016年は東京ドームシティアトラクションズとひらかたパークで街歩き型形式)や「暗殺教室」がリアル脱出ゲーム(東京・大阪での常設スタジオ(東京道玄坂ヒミツキチラボ・大阪心斎橋ヒミツキチオブスクラップ)同時開催を皮切りに全国を巡回するツアー形式)化されている。



編集者



『少年ジャンプ』の編集者は、創刊当初こそ嘱託・アルバイトなどの非正規雇用も存在したものの、現在は基本的に正規雇用(正社員)のみで構成されている。そのため集英社発行の他雑誌はもちろん、総務部や人事部など全く畑違いの部署へと異動することもある。一方で『ジャンプ』系列誌から全く異動がない者もおり、第4代以降の編集長は全て、入社以来一貫して『ジャンプ』系列誌の編集者だった者が就任している。


部署内異動や『ジャンプ』系列誌相互間での異動は頻繁にあり、打ち切り・新連載がなくとも、担当が変更になることも多く、結果として漫画家が困惑することもある。実際に、尾田栄一郎は本誌の巻末コメントで、「また担当交代。最低3年はやって欲しいです」と書いたこともある[26]


編集者は漫画家または作品の担当を割り当てられ、その漫画家と一緒になって作品づくりを行ってゆく。編集者によっては連載作品2作品以上担当することもある。持ち込み、未デビュー、次作品制作中の漫画家も担当するため、実際はそれ以上の数を担当する。こういったことから漫画の方向性・内容にも影響を与える大きな力を持つ。『週刊少年ジャンプ』には担当編集者にすべて任せるという伝統があり、編集の方法にマニュアルは存在しない。ある漫画家を引継ぐときも、前任の編集者から今までの編集方法を指導することはなく、引継ぎも一日で終わる[27]


他方で、週刊連載の漫画家の労働環境は過酷と言われるが、編集者・編集部の勤務も多忙を極め、プレッシャーやストレスも多い激務であると言われている。中でも入社以来ジャンプ編集部一筋の叩き上げである『週刊少年ジャンプ』編集長(当時)・高橋俊昌は、2003年東京湾内の船上で行われていた同誌『ONE PIECE』のアニメ映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』の製作発表会見の席においてクモ膜下出血を発症して倒れ突然死した。


作品づくりの際に漫画家と非常に緊密な関係を築くことから、『少年ジャンプ』の担当編集者をモデルにしたキャラクターが作中に登場することも少なくない。実例としては、「トイレット博士」のスナミ先生(角南攻)や、「キン肉マン」のアデランスの中野さん(中野和雄)や、「Dr.スランプ」のDr.マシリト(鳥嶋和彦)や、「シェイプアップ乱」のマッチ茨木および「ついでにとんちんかん」の茨木氏(茨木政彦)などが挙げられる。前述の2003年に急逝した高橋俊昌をモデルにしたキャラクターを登場させていた(下ネタギャグ要員的なキャラクターにしていた)「ついでにとんちんかん」、「幕張」においては、故人の名誉を尊重するため、該当キャラクターの登場回を文庫版や、ペーパーバック版ではカットしている。



歴代の編集長































































氏名 期間
1

長野規
1968年 - 1974年
2

中野祐介
1974年 - 1978年
3

西村繁男
1978年 - 1986年
4

後藤広喜
1986年 - 1993年
5

堀江信彦
1993年 - 1996年
6

鳥嶋和彦
1996年 - 2001年31号、2003年11号
7

高橋俊昌
2001年32号 - 2003年10号[注 12]
8

茨木政彦
2003年12号 - 2008年17号
9

佐々木尚
2008年18号 - 2011年29号[28]
10

瓶子吉久
2011年30号[29] - 2017年30号
11

中野博之
2017年31号[30] - 在職中[注 13]


連載作品



以下、2018年12月17日(2019年3号)現在連載中の作品。不定期掲載作品や、短期集中連載も含む。






















































































































































作品名 作者(作画) 原作など 開始号 備考

わんひいすONE PIECE

おた えいいちろう尾田栄一郎
1997年34号

はんたあはんたあHUNTER×HUNTER

とかし よしひろ冨樫義博
1998年14号 2006年11号以降、不定期連載

はいきゆうハイキュー!!

ふるたて はるいち古舘春一
2012年12号

しよくけきのそおま食戟のソーマ

さえき しゆん佐伯俊(作画)

つくた ゆうと附田祐斗(原作)
もりさき ゆき森崎友紀(協力)
2012年52号

ひのまるすもう火ノ丸相撲

かわた川田
2014年26号

ほくのひいろおあかてみあ僕のヒーローアカデミア

ほりこし こうへい堀越耕平
2014年32号

ふらつくくろおはあブラッククローバー

たはた ゆうき田畠裕基
2015年12号

ゆらきそうのゆうなさんゆらぎ荘の幽奈さん

みうら たたひろミウラタダヒロ
2016年10号

きめつのやいは鬼滅の刃

ことうけ こよはる吾峠呼世晴
2016年11号

ほるとなるとねくすとしえねれえしよんすBORUTO -ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-

いけもと みきお池本幹雄(漫画)

きしもと まさし岸本斉史(原作・監修)
こたち うきよう小太刀右京(脚本)
2016年23号 月1連載

やくそくのねはあらんと約束のネバーランド

てみす ほすか出水ぽすか(作画)

しらい かいう白井カイウ(原作)
2016年35号

ほくたちはへんきようかてきないぼくたちは勉強ができない

つつい たいし筒井大志
2017年10号

とくたあすとおんDr.STONE

ほういちBoichi(作画)

いなかき りいちろう稲垣理一郎(原作)
2017年14号

あくたあしゆアクタージュ act-age

うささき しろ宇佐崎しろ(漫画)

まつき たつやマツキタツヤ(原作)
2018年08号

しゆしゆつかいせん呪術廻戦

あくたみ けけ芥見下々
2018年14号

ししゆんきるねさんすたひてくん思春期ルネサンス!ダビデ君

くろき ゆうしん黒木雄心
2018年42号

しもとかしやはんジモトがジャパン

はやし せいし林聖二
2018年42号

ちえんそおまんチェンソーマン

ふしもと たつき藤本タツキ
2019年01号

ねおれいしよんne0;lation

よた みすき依田瑞稀(漫画)

ひらお ともひて平尾友秀(原作)
2019年02号

こくていひくま獄丁ヒグマ

ほかみ なつき帆上夏希
2019年03号


増刊号・派生誌



隔週の間を埋めるという目的から創刊の翌年から発行されている。


派生誌


  • ジャンプスクエア

  • Vジャンプ


  • 週刊ヤングジャンプ


    • グランドジャンプ・グランドジャンプPREMIUM

    • ウルトラジャンプ



  • 最強ジャンプ

  • 少年ジャンプ+


廃刊になった派生誌


  • 別冊少年ジャンプ→月刊少年ジャンプ

  • フレッシュジャンプ

  • スーパージャンプ

  • オースーパージャンプ

  • ビジネスジャンプ



発行部数


1990年代半ばまでの発行部数は印刷証明付発行部数ではなく、集英社による自社発表である。




  • 1968年創刊号 10万5000部

  • 1969年 最高24万部

  • 1971年新年号 115万8000部

  • 1974年 最高165万部

  • 1977年新年号 188万部

  • 1978年新年号 210万部

  • 1979年新年号 280万部

  • 1980年新年号 304万5000部

  • 1981年新年号 308万部

  • 1982年 342万部(年間平均)

  • 1983年 371万部(年間平均)

  • 1984年 390万部(年間平均)

  • 1985年4-5号 403万部 37号 405万部 年間平均 450万部

  • 1986年5号 435万5000部

  • 1987年5号 450万部

  • 1988年5号 485万部

  • 1989年3-4号 500万部

  • 1990年5号 530万部 21-22号 503万部 37号 520万部





  • 1991年3-4号 602万部 21-22号 585万部 36-37号 615万部

  • 1992年3-4号 618万部

  • 1993年3-4号 638万部 36-37号 643万部

  • 1994年3-4号 648万部 36-37号 650万部

  • 1995年3-4号 653万部 歴代最高部数を記録 (ギネスブックに登録)。

  • 1996年新年号 588万部

  • 1997年 405万部(年間平均)

    • この年より発行部数が集英社の公称から印刷証明付発行部数に変更

    • 1997年11月『週刊少年マガジン』に発行部数で抜かれる。



  • 1998年 360万部(年間平均)

  • 1999年 363万部(年間平均)

  • 2000年 363万部(年間平均)

  • 2001年 340万部(年間平均)

  • 2002年 320万部(年間平均)
    • 2002年8月再び『週刊少年マガジン』の急降下で首位奪還。


  • 2003年 300万部(年間平均)

  • 2004年 300万部(年間平均)

  • 2005年 295万部(年間平均)

  • 2006年 2,953,750部(一月下記サイトにて確認)

  • 2007年3月 2,839,792部

  • 2008年1月 2,778,750部(社団法人日本雑誌協会)

  • 2010年2号 3,000,000部(05年8月以来の300万部復帰)[31]




2018年13号時点での本誌累計発行部数は75億部以上である[32]


























































































発行部数(2008年(平成20年)4月以降)社団法人日本雑誌協会
1〜3月 4〜6月 7〜9月 10〜12月

2008年(平成20年)
2,785,833 部 2,790,834 部 2,793,334 部

2009年(平成21年)
2,800,000 部 2,806,667 部 2,840,000 部 2,879,167 部

2010年(平成22年)
2,872,500 部 2,878,334 部 2,875,834 部 2,935,000 部

2011年(平成23年)
2,964,546 部 2,825,000 部 2,841,667 部 2,845,000 部

2012年(平成24年)
2,837,500 部 2,831,167 部 2,838,334 部 2,827,693 部

2013年(平成25年)
2,835,455 部 2,809,167 部 2,779,231 部 2,745,000 部

2014年(平成26年)
2,715,834 部 2,677,500 部 2,665,834 部 2,605,000 部

2015年(平成27年)
2,422,500 部 2,395,000 部 2,376,667 部 2,321,667 部

2016年(平成28年)
2,238,333 部 2,168,333 部 2,151,667 部 2,005,833 部

2017年(平成29年)
1,915,000 部 1,852,500 部 1,840,833 部 1,813,333 部

2018年(平成30年)
1,760,833 部 1,750,000 部 1,768,333 部


価格の変遷


()は特別定価、あるいはサービス定価。消費税導入以降は税込み価格。



  • 創刊時 - 1970年1月 90円(90円)

  • 1970年2月 - 1971年7月 80円(90円)

  • 1971年7月 - 1973年3月 90円(100円)

  • 1973年3月 - 1973年11月 100円(100円)
    • (1973年11月16日 第一次オイルショックに伴う「石油緊急対策要綱」を閣議決定)


  • 1973年12月 - 1974年2月 120円(130円)

  • 1974年3月 - 1976年6月 130円(150円)

  • 1976年7月 - 1980年6月 150円(170円)

  • 1980年7月 - 1989年3月 170円(180円、または190円)

  • 1989年4月 - 1990年8月 180円(190円、または200円)
    • (1989年4月1日に消費税3%が導入された)


  • 1990年9月 - 1996年1月 190円(200円、または210円)

  • 1996年2月 - 1997年8月 200円(210円、または220円)

  • 1997年9月 - 1998年4月 210円(220円、または230円)
    • (1997年4月1日に消費税税率が5%に変更)


  • 1998年5月 - 2004年4月 220円(230円)

  • 2004年5月 - 2008年8月 230円(240円、または250円)

  • 2008年9月 - 2014年3月 240円(250円、または260円[注 14]、さらに230円[注 15]

  • 2014年4月 - 2017年9月 255円(260円、または270円、さらに280円[注 16]
    • (2014年4月1日に消費税税率が8%に変更)


  • 2017年10月 - 260円(270円)



ロゴマークの変遷



  • 初代:1968年創刊号 - 1969年15号

  • 2代目:1969年16号 - 1971年53号

  • 3代目:1972年1号 - 1974年38号

  • 4代目:1974年39号 - 1983年52号

  • 5代目:1984年1・2合併号 - 1997年52号

  • 6代目:1998年1号 - 現在



サブコーナー



読者コーナー



































































































名称 期間 備考
1 読者コーナー 1968年
2 ハレハレ笑学校 1969年 - 1978年

3 ホップ・ステップ・ジャンプ 1969年 「ハレハレ笑学校」と並行連載。6回で終了
4 びっくりプレイタウン
1979年 - 1980年

5 ジャンプ海賊ワールド 1980年 - 1982年

6 ジャンプ放送局
(JBS)
1982年 - 1995年
1レース(半年)ごとにポイント集計し優勝者を決める方式。読者コーナーとしては珍しく、単行本化(全24巻)された
レギュラーはさくまあきら、土居孝幸、榎本一夫、横山智佐ら
7 ジャンポスト 1996年 地方別のリーグ戦形式。人気低迷で1レースのみ(半年)で打ち切り
- - 1996年 - 1997年 (数か月間、読者コーナーのない状態が続いた)
8 ハガキ戦士ジャンプ団
1997年 - 2001年
ハガキ紹介に漫画の要素をプラス。シーズンごとに設定されたノルマをクリアできればシーズン終了
出演は井沢ひろし(JBSに投稿経験あり)、石塚祐子など
9 じゃんぷる 2001年 - 2005年
「ジャンプ団」終了の数週間後、スタッフの一部を変更してリニューアルスタート。「JBS」に近い形式で、単行本化もされた
井沢・石塚は引き続き出演
10 ジャンプ魂
2006年10号 - 2009年24号
「じゃんぷる」をリニューアルさせてスタート
正規メンバーは井沢(前作から継続)・山下慎一郎(「じゃんぷる」ではアルバイトを務めた)
アシスタントは中川翔子 [注 17]( - 2008年)→林未紀(2008年 - 2009年)→佐藤栞里(2009年 - )
11 ジャン魂G! 2009年25号 - 2014年29号 「ジャンプ魂」をリニューアルスタート。「ジャン魂」をほぼそのまま引き継いでいる
- - 2014年 - 2015年 (数か月間、読者コーナーのない状態が続いた)
12 バトよん!!!!
2015年19号[33] - 2016年17号

4コマ漫画の投稿コーナー
13 スクールオブジャンプ 2016年23号[34] - 2017年43号
TwitCastingを使用した番組配信が行われる。最後の読者コーナーとなり、スクジャンの終了で読者コーナー廃止


ゲーム紹介コーナー




  • ファミコン神拳(1985年 - 1988年[注 18]

  • ファミコン怪盗芸魔団(ファミコンかいとうげ〜まだん)(1989年 - 1992年)

  • V-NET(1992年 - 1998年)

  • ジャンG堂(ジャンゲどう)(1998年 - 1999年)

  • ジャンG塾(ジャンゲじゅく)(1999年 - 2003年?)

  • チームG59上!!(チームゲコクジョー)(2003年? - 2011年)

  • G人道!!(ゲーにんどう)(2011年 - 2015年)

  • 英雄ゲー+(ひーろげーぷらす)(2005年 - 2015年)
    • ジャンプの漫画を原作とするゲームを紹介するコーナー


  • WJゲーム特捜班 ジャンG部!(ジャンゲーぶ)(2015年 - )

  • 週刊少年ドラクエ!!(2016年 - )

    • ドラゴンクエストシリーズのゲームを紹介するコーナー




新人漫画家の募集企画



現在行われている企画




  • JUMP新世界漫画賞(2017年 - )


  • 手塚賞 - 『ジャンプスクエア』(旧『月刊少年ジャンプ』)と共同募集


  • 赤塚賞 - 『ジャンプスクエア』(旧『月刊少年ジャンプ』)と共同募集


  • 金未来杯(2004年 - 2005年・2007年 - 2012年・2014年 - )

  • ストキンPro

  • Gカップ(2011年 - )

  • スカウトキャラバン



愛読者賞


1973年 - 1983年、1997年に行われた。読者アンケートで選ばれた10人の作家が45ページの読切作品を執筆する。掲載する順番はクジで決める。1位に選ばれた作家は海外旅行のプレゼントがあった。また、1位に選ばれた作品の感想文を募集し、優秀な感想文を書いた読者には、作家と一緒に海外旅行に行けるというイベントも行われていた。


週刊少年ジャンプだけでなく、他誌でプロとして活動している漫画家全てにエントリー資格があるが、基本的にはジャンプ内での人気投票的な色合いが強いため、通常は本誌に執筆している作家が選ばれている。ただし、読者アンケートの性質上、ジャンプとはほとんど接点のない作家が選ばれる場合もあり、過去には松本零士やあだち充などの作家がノミネートされている[35]。なお、あだち充は2度選ばれているが、「スケジュールの都合がつかない」という理由からいずれも辞退しているものの、そのためのお詫びのコメントとイラストを寄稿している。



イベント



  • ジャンプフェスタ

  • ジャンプ検定

  • ジャンプアニメカーニバル

  • ジャンプ・アニメツアー



日本国外の少年ジャンプ


2015年現在、『少年ジャンプ』は日本国外でも発行され、「ONE PIECE」・「BLEACH」・「ハイキュー!!」・「暗殺教室」などの人気作が翻訳されている。



BANZAI!


カールセン出版社よりドイツで発行(2001年10月 - 2005年12月)。公式サイト(ドイツ語)

SHONEN JUMP Magazine


VIZ Media(旧VIZ Comminucation Inc.)よりアメリカで発行。


2002年11月26日創刊、2012年3月書籍出版終了公式サイト(英語)。電子書籍『WEEKLY SHONEN JUMP ALPHA』を2012年1月30日より創刊[36]

宝島少年


東立出版社より台湾で発行。1992年9月19日創刊。2014年2月現在、台湾で最も人気のある漫画雑誌である[37]

もう一つの『少年ジャンプ』台湾バージョンとして『熱鬥少年TOP』(大然出版社)があったが、2003年5月、集英社は大然出版社との出版契約を解約し、『宝島少年』に一本化した。

漫画行

翻訳漫画より中国で発行。2014年2月創刊。隔週刊[36]



週刊少年ジャンプ事件史



打ち切り・回収


漫画表現の過激さや作者の不祥事により連載作品が打ち切りに至ったり、本誌が回収されたケースがある。それらの原因となった作品とそれぞれの詳細について以下に示す。



『ハレンチ学園』性的いたずらブーム事件


「ハレンチ学園」(永井豪)が問題となった現象。


1968年の創刊号から連載したこの作品の影響で、全国の学校でスカートめくりなどの性的な行為が流行したことにより、PTAや教育委員会から猛抗議が来た。しかし『ジャンプ』は漫画表現の多様性という名の下に連載を続行。編集長(当時)長野規は教育評論家の阿部進と連携し、自ら積極的にテレビ番組やPTAの会合などに出向き『ハレンチ学園』を擁護した。


この件に関する限りは、編集部はむしろ権力に負けずに連載を続けたことを誇りにしている節があり、『ジャンプ』30周年の時の特集でそのようなコメントが見られた。



『私立極道高校』実在学校無断掲載事件


「私立極道高校(しりつきわめみちこうこう)」(宮下あきら)が問題となった事件。


滋賀県湖東地方ある実在の5つの中学校名と校章、4名の卒業生の名前や校章を無断で作品内に掲載して滋賀県の近江八幡市、四日市市、蒲生郡安土町の教育委員会と各校から抗議を受けた[38]。宮下のアシスタントがそのうちの1つの中学校の卒業生であり、友人の名前を無断借用したという[38]。この中学校は被差別部落民が多く通う学校であった[39][40][出典無効]。1980年1月29日発行の第9号が回収された[41]。また、翌週の第10号は滋賀、京都、岐阜では修正したものを販売することとなった[注 19][41]


この騒動を受けて、「私立極道高校」は第11号で打ち切りとなった。ストーリーは41話まで連載され、単行本は読み切り版の1話と連載最初の6話を収録した1巻が発売されていたが、事件がきっかけで絶版となる。なお、回収に協力した人には、アドレス帳が送られた。


宮下はしばらくの謹慎期間を経て「激!!極虎一家」で連載復帰。「激!!極虎一家」には「私立極道高校」のキャラクターが多数登場している。また、連載から32年後の2012年には、問題となった箇所を修正し、書き下ろしを追加した単行本が「復活版」として刊行されている[38]



『燃える!お兄さん』職業差別事件


1990年第45号の「燃える!お兄さん」(佐藤正)が問題となった事件。


主人公国宝憲一の担任教諭、早見姿郎が仕事上の失敗から担任を外され同校の用務員をすることになり[注 20]、それに対して憲一が「先生ではなく用務員になったのだから何をしても構わない」という理屈の元に、「ただの働くおっさん」「先生じゃなきゃタダの人だからなにをいってもかまわない」「バカ職員」などと侮辱し、その用務員の早見にやりたい放題し、さらにその用務員が過激な方法で反撃するという内容だった(結局、憲一が用務員にこき使われる立場のオチで終わる)。


この号が発売された直後、用務員が加入する労働組合(主に自治労)や読者から「用務員を馬鹿にしている」などの抗議が殺到した。自治労大阪府本部が「学校用務員に対し、本コミックは全編において用務員の仕事と存在を否定しており、全国の用務員及びその家族に侮辱を与えている」と抗議し、



  1. この作品に対する社の見解の提示

  2. 当該号の回収

  3. 誌上での謝罪及び全国紙五紙への謝罪広告の掲載

  4. 連載の中止

  5. 社の人権・差別問題への認識、取り組みについて明らかにする


の5項目を要求。自治労本部、大阪府本部の現場指導者8名、出版社側5名で確認会の場が設けられ、比較的冷静に会は進行するも途中、日教組が抗議に加わり、さらに東京法務局人権擁護部からの事情聴取、マスコミの取材攻勢が続いたため、事態を重く見た本誌編集部側は幾度かの協議の結果、



  1. 正式文書による謝罪

  2. 謝罪文の本誌掲載と回収の呼びかけ

  3. 連載は続行するが当該作品は単行本に収めない

  4. 全国紙一紙の自社広告の一部を使って「お詫び」の掲載

  5. 社内研修会の開催

  6. 関西での懇親会開催


の6点を出版社側が提示して合意に至る。


掲載号を集英社に郵送すると、“記念品”として本誌のマークが入ったシャープペンシルが貰えた。回収を行った処置費用は約1億円、回収した部数は約8万部で、本社ビルの地下2階、3階が当該号で埋め尽くされた。[42][43]


なお、その後作中では早見はしばらく登場しなくなり、後に他の学校の教諭として再登場し、用務員への職種変更はなかったものとされた。その事情は作中の登場人物によって「謎の転勤」と説明された。



『世紀末リーダー伝 たけし!』作者逮捕事件



2002年8月7日、「世紀末リーダー伝たけし!」の作者の島袋光年が児童買春禁止法違反で逮捕された事件。


この事件を受け「世紀末リーダー伝たけし!」は打ち切られ、単行本は発売中止となる。また、本誌では1ページを使い編集部からの謝罪文が掲載された。その後、島袋は謹慎期間を経て漫画家として『ジャンプ』に復帰する。



脅迫被害・著作権侵害



『黒子のバスケ』脅迫事件



「黒子のバスケ」(藤巻忠俊)の関係者らが脅迫された事件。


2012年10月以降、「怪人801面相」などを名乗る人物から、藤巻や「黒子のバスケ」の関係者・関係団体などに殺害を予告する脅迫状などが届き、一部ではイベントや販売の自粛も見られた。2013年12月15日、犯人が逮捕されたため終息した。



ネタバレサイト逮捕


2017年9月、熊本県警察、秋田県警察、鳥取県警察は雑誌発売前の「ONE PIECE」などの漫画作品に掲載された絵、台詞、あらすじなどをネタバレサイトを通じて無断配信し、多額の広告収益を得ていた管理者を著作権法違反(公衆送信権侵害、出版権侵害)の疑いで逮捕したと発表した[44]。漫画ネタバレサイトの検挙はこれが初の事例。



東日本大震災と週刊少年ジャンプ




週刊少年ジャンプ』の臨時休刊を案内する貼り紙(2011年3月、兵庫県尼崎市)


2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)で印刷工場が被災し、3月14日発売の15号が被災地を中心に大幅な遅れや未配送となったため、緊急措置として3月23日から4月27日までYahoo! JAPAN特設サイトで本誌漫画部分が無料配信された[45]。3月28日発売の17号も地震による資材と輸送燃料の不足の影響を受けて、発売延期となり4月4日に発売された[46]


物流が混乱している最中、被災地で新刊が入荷未定ながら3月14日に再開した宮城県仙台市青葉区五橋の書店に、山形県まで買出しに行った男性客から3月21日に16号が寄付された[47][48]。その後、募金箱と共に「少年ジャンプ3/19発売16号 読めます!! 一冊だけあります」との貼り紙を出したところ、停電や未配送により最新刊を読むことが出来ない多数の少年たちが募金して回し読みをした[47][48]。この出来事が報道されると全国から漫画雑誌約30冊が届き、4月10日の配本再開まで募金と回し読みがされた[47]。この事を知った集英社は、5月に回し読みされた16号を引き取り、額装して編集部に保管した[47]。少年たちの募金約4万円は仙台市教育委員会に贈られ[47]、回し読みされた16号は「あの少年ジャンプ」として、2012年4月22日、第16回手塚治虫文化賞で特別賞を受賞した[49][50]



復刻版 週刊少年ジャンプ


2017年、翌年に創刊50周年を迎えることを記念して、歴史の中で記念、記録、記憶に残った過去の『ジャンプ』を、内容そのままに復刻したもの[注 21]。広告も当時の物をそのまま掲載[注 22]しているが、諸事情により掲載が見送られているものもあり、また読者アンケート葉書が再録されたページでは郵送先の郵便番号・住所・係名の部分が黒塗りされていたり、懸賞のページでも同様に郵送・問い合わせ先が記載されていた部分が「この懸賞は既に終了しており、現在は行われていません。ご了承ください」といった注意書きに差し替えられたりしている[注 23]



パック1

2017年7月15日発売。

創刊号と、最大発行部数653万部を記録した1995年3・4合併号のセット。

パック2

2017年8月12日発売。

『ジョジョの奇妙な冒険』の連載開始号である1987年1・2合併号と、『ONE PIECE』の連載開始号である1997年34号のセット。

パック3

2017年9月16日発売。

『北斗の拳』においてラオウの「わが生涯に一片の悔いなし!!」の台詞が登場した1986年26号と、『ドラゴンボール』において孫悟空の「クリリンのことかーっ!!」の台詞が登場した1991年21・22合併号のセット。



関連ゲーム



コンピュータゲーム


以下に挙げるのは、週刊少年ジャンプをテーマに扱ったコンピュータゲームである。



家庭用ゲーム機向けソフト







































タイトル 対応機種 発売日 発売元
ファミコンジャンプ 英雄列伝 ファミリーコンピュータ
1989年2月15日

バンダイ
ファミコンジャンプII 最強の7人
1991年12月2日
バトルスタジアム D.O.N
PlayStation 2/GC

2006年7月20日

バンダイナムコゲームス
ジェイスターズ ビクトリーバーサス PlayStation 3
2014年3月19日
PlayStation 4
2015年6月26日
JUMP FORCE(ジャンプフォース) PlayStation 4/Xbox One

2019年2月14日

ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ

2018年7月7日には、ファミリーコンピュータの小型復刻版モデル「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」のバリエーションとして、週刊少年ジャンプ創刊50周年を記念し、上記『ファミコンジャンプ』2作を含む連載作品を原作としたゲーム及び編集部が制作に関わった『ドラゴンクエスト』など20作品を収録した「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ週刊少年ジャンプ50周年記念バージョン」が発売されている[51]



携帯ゲーム機向けソフト































タイトル 対応機種 発売日 発売元
カルトジャンプ ゲームボーイ
1993年9月10日
バンダイ
ジャンプスーパースターズ ニンテンドーDS
2005年8月8日

任天堂
ジャンプアルティメットスターズ 2006年11月23日
ジェイスターズ ビクトリーバーサス PS Vita 2014年3月19日 バンダイナムコゲームス


その他のゲーム媒体


スマートフォン向けゲーム























タイトル 配信開始日 配信元
週刊少年ジャンプ オレコレクション!
2017年7月6日

バンダイナムコエンターテインメント
ジャンプチ ヒーローズ
2018年3月28日

LINE
週刊少年ジャンプ 実況ジャンジャンスタジアム 2018年8月2日

コナミデジタルエンタテインメント


ボードゲーム


  • 週刊少年ジャンプ 人生ゲーム(タカラトミー、2018年7月28日)


脚注


脚注




  1. ^ 2016年8月16日発売の「週刊少年ジャンプ増刊・こち亀ジャンプ」とセットになった「こち亀 爆売れ御礼!! 両さん特別アニバーサリーパック」として発売


  2. ^ 「聖闘士星矢」・「みどりのマキバオー」・「武装錬金」・「ぬらりひょんの孫」など。


  3. ^ 例外として2009年27号で『こちら葛飾区亀有公園前派出所』両津勘吉役香取慎吾が表紙になった。2014年39号では18年ぶりに『ニセコイ』のコスプレ姿のグラビアページが登場した[1]。2017年32号・2018年38号では『銀魂』坂田銀時役小栗旬が、2017年46号では『斉木楠雄のΨ難』斉木楠雄役山﨑賢人が表紙になった。


  4. ^ 他誌でデビューした作家に関しては、ジョージ秋山が作品(浮浪雲)を集英社以外の出版社で執筆しながら、並行して別作品をジャンプへ連載している等の実例があり、専属契約を結ばないケースもある。


  5. ^ 1960 - 1970年代にジャンプに連載を持っていた小室孝太郎はこの契約のためにしばらく作品発表の場が持てなかったことをインタビューにて語っている(洋泉社、1997年)。


  6. ^ 連載開始直後の「キン肉マン」が、アンケート順位の低迷にもかかわらず、低年齢層からの人気が高い傾向が見られたため打ち切りを猶予して推移を見守った結果、後の大ヒットにつながった。


  7. ^ テレビ局の「局長」は、一般的な企業の「部長級」と「取締役」の間に位置する「上級管理職」に相当し、「(代表取締役)社長」とは異なる。


  8. ^ 4大キー局以外のテレビ東京系列(TXN)では2017年3月に放送終了した『NARUTO -ナルト- 疾風伝』が最後となった。


  9. ^ 『ぬらりひょんの孫』・『黒子のバスケ』・『HUNTER×HUNTER』(日テレ版、2013年秋以降)・『ハイキュー!!』(第2期以降)・『銀魂』(第4期)など


  10. ^ 1話〜66話


  11. ^ 67話〜


  12. ^ 高橋が在職のまま急死した際には、後任の茨木への引継ぎが遅れ、2003年11号のみ鳥嶋和彦が編集長兼発行人として仕切った。


  13. ^ 2017年7月現在


  14. ^ 2014年4・5合併号のみ


  15. ^ 2011年の上半期(3月11日)に東日本大震災が発生して、しばらくしてから、1号分だけ価格が10円減少した。


  16. ^ 2016年42号のみ


  17. ^ イラストが描けることと「アイシールド21」で声優を務めていることから登用された


  18. ^ 1988年発売の1989年1・2合併号で終了。


  19. ^ ただし、流通の問題から修正版への差し替えは不徹底に終わり、さらにまた別の学校名が掲載されるなど、これも物議を醸した。


  20. ^ 教員と職員は別の職種であり、指導力不足教員が事務に配置換となる例はあるが、同じ学校でこのような人事はあり得ない。


  21. ^ 創刊号復刻版の場合、現在では不適切とされる表現も含まれているが、修正されずそのまま掲載されている。P.46には「そのような表現の多くは、作品が描かれた時代、あるいは作品の背景となっている社会の偏見や差別を反映したものであり、そうした事実を知り、その後の人権意識の変化を考えることもまた復刻版の意義の1つと考えた」とする集英社および『ジャンプ』編集部のメッセージが掲載されている。


  22. ^ 「掲載商品は生産を終了しています」「社名は当時のものです」といった注釈がつけられている部分もある。


  23. ^ 創刊号復刻版の場合、懸賞の景品の1つに金属製モデルガンが使用されており、「現在では法で規制されており、所持は違法であり、製造・販売もされておりません」という旨の注意書きが付記されている。



出典

[ヘルプ]




  1. ^ 2003年5月19日発売の2003年25号より。


  2. ^ 西村(1994年)pp.31 - 32


  3. ^ ただし、サクライタケシ「ジャンプの正しい作り方!」(少年ジャンプ+連載)の21話(2015年2月配信)において、編集が「少なくとも今はそんなテーマはないと思う」「少年マンガを作っていればそんなテーマは自然発生的に出てくる」という発言がある[2]


  4. ^ 斎藤(1996年)pp.11 - 12


  5. ^ 後の新人漫画賞ホップ☆ステップ賞や、読者コーナーのホップ・ステップ・ジャンプの名称もこれに由来する。

  6. ^ ab“ジャンプをスマホやPCで!少年ジャンプ+創刊” (2014年9月22日). 2014年9月22日閲覧。


  7. ^ 「週刊少年ジャンプ」にデジタル版 7月13日発売33号で紙雑誌と同時リリースアニメ!アニメ! 2013年7月13日


  8. ^ 「[こち亀]最終話掲載の週刊少年ジャンプが完売状態に 増刷予定なし」ー マイナビニュース


  9. ^ 「週刊少年ジャンプ」、200万部割れ - ITmedia ビジネスオンライン


  10. ^ 創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展


  11. ^ “週刊少年ジャンプ32号特別配信について|集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト”. 集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイト. https://www.shonenjump.com/j/2018/07/17/oshirase_wj32sp.html 2018年7月18日閲覧。 


  12. ^ “週刊少年ジャンプ32号を期間限定で公開、西日本を中心とした豪雨の影響で”. コミックナタリー (2018年7月17日). 2018年7月23日閲覧。


  13. ^ 読売新聞 ジュニアプレス2003年6月16日。


  14. ^ 社団法人日本雑誌協会 JMPA読者構成データ


  15. ^ “週刊少年ジャンプ”. 2014年11月9日閲覧。


  16. ^ “「少年ジャンプ」卒業する年齢 「男・35歳説」は信じられる?” (2009年8月16日). 2014年11月9日閲覧。


  17. ^ 1日があっという間に過ぎそう……! ジャンプ50年分のほとんどが読める「ジャンプ図書館」が六本木に期間限定でオープン、ねとらぼ、2018年2月26日 5時0分公開


  18. ^ サザン『少年ジャンプ』表紙に“漫画キャラ”で登場 創刊50年で初の試み、ORICON NEWS、2018年8月1日 12:06。


  19. ^ “「ジャンプLIVE」が踏み出す、電子コミック界への新しい一歩(前編)” (2013年10月17日). 2014年5月23日閲覧。


  20. ^ 西村(1994年)pp.158 - 159


  21. ^ 「少年ジャンプというジャンル!」『STUDIO VOICE』2008年2月号 22、24ページ


  22. ^ コミックナタリー - 「はねバド!」濱田浩輔インタビュー、週刊少年ジャンプからgood!アフタヌーンへ


  23. ^ “編集者は作品をずっと出し続けることを請け負わないといけないと思います。-『ジャンプSQ.』矢作康介編集長”. HONZ (2014年10月13日). 2014年11月8日閲覧。


  24. ^ 中山基編「伝説超人インタビュー (3) ゆでたまご」『フィギュア王 No.119』ワールドフォトプレス、2008年1月30日、ISBN 978-4-8465-2701-3、57頁。


  25. ^ 当時はJNN系列


  26. ^ 週刊少年ジャンプ・2007年49号の尾田栄一郎による巻末コメント


  27. ^ 夏目房之介の「で?」


  28. ^ 週刊少年ジャンプ2011年29号裏表紙


  29. ^ 週刊少年ジャンプ2011年30号裏表紙


  30. ^ 週刊少年ジャンプ2017年31号裏表紙


  31. ^ 週刊少年ジャンプ:300万部に復帰 朝日新聞を「ワンピース」キャラクターがジャック(2010年3月10日閲覧)


  32. ^ 「ジャンプ図書館」開催 50年分のジャンプが無料で読める、ITmedia NEWS、2018年2月26日16時37分公開。


  33. ^ 2015年14号及び16号から18号まで事前募集の告知あり。


  34. ^ 2016年18号から21・22合併号まで事前募集の告知あり。


  35. ^ ただし、松本零士に関しては、過去に『光速エスパー』が掲載されているので、全く接点がなかった訳ではない。

  36. ^ ab北米で電子版週刊少年ジャンプ来年発売 紙出版は終了へアニメ!アニメ!ビズ 2011年10月15日


  37. ^ 『ジャンプLIVE』「世界「ジャンプ」編集長座談会」

  38. ^ abc赤田祐一、ばるぼら 『定本 消されたマンガ』 彩図社、2016年5月11日、第1刷、113-114頁。


  39. ^ 仲尾俊博『「人間に光」人を求めて: 部落解放と念仏者』p.133


  40. ^ 部落差別について | 雁屋哲の今日もまた

  41. ^ ab京都新聞 1980 2.1 夕刊 p.15 暴力マンガに実名で登場 湖東の5中学校、京都新聞 1980.2.2 朝刊 p.12 教育の場になぜ"暴力" マンガの実名掲載、京都新聞 1980.2.3 朝刊 p.19 連載中止を約束 "暴力マンガ"問題、京都新聞 1980.2.6 朝刊 p.19 学校名 削除もれ 暴力マンガ最新号


  42. ^ 堀田貢得 『実例・差別表現』 大村書店、2003年7月。ISBN 4-7563-3021-5。 『三 なぜメディアは週剰に自主規制するのか』より。


  43. ^ “漫画「燃える!お兄さん」事件”. ザッツ・学校用務員 (2010年1月3日). 2013年11月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年7月17日閲覧。


  44. ^ “発売前の漫画「ネタバレ」サイト、運営者ら5名を逮捕”. コンピュータソフトウェア著作権協会 (2017年9月7日). 2017年9月29日閲覧。


  45. ^ 少年ジャンプ15号無料配信「1人でも多くの人に届けたい」ニコニコニュース 2011年3月23日


  46. ^ 震災で少年ジャンプが発売延期 輸送燃料や資材不足に 47NEWS 2011年3月18日

  47. ^ abcde伝説の「ジャンプ」 仙台の書店主が集英社に譲渡(河北新報 2011年12月30日)

  48. ^ abジャンプ1冊、笑み100人 仙台の書店「読んでいい」(朝日新聞 2011年3月26日)


  49. ^ 異文化の交わり鮮やかに マンガ大賞「ヒストリエ」 朝日新聞デジタル 2012年4月22日 2012年4月24日閲覧


  50. ^ 第16回手塚治虫文化賞 特別賞 朝日新聞インフォメーション 2012年4月24日閲覧


  51. ^ 勝田哲也 (2018年5月14日). “「ファミコンミニ」に「週刊ジャンプ50周年記念バージョン」が!”. GAME Watch. 2018年5月14日閲覧。




参考文献



  • 西村繁男 『さらばわが青春の『少年ジャンプ』』


    • 飛鳥新社、1994年5月。ISBN 4870311720


    • 幻冬舎、1997年11月。ISBN 4877285253

    • 創刊から立ち会った元編集長が綴った内幕。

    • この作品を原案とした漫画が「少年リーダム 〜友情・努力・勝利の詩〜」(作・次原隆二)として週刊コミックバンチ(コアミックス/新潮社)にて2009年に連載された。



  • 西村繁男 『漫画王国の崩壊』 ぶんか社、1998年3月。ISBN 482110606X
    • 『さらばわが青春の『少年ジャンプ』』の続編的物語。前作より生々しい内容なので、登場人物は全員仮名になっている。


  • 本宮ひろ志 『天然まんが家』 集英社、2001年10月。ISBN 408780335X
    • 『週刊少年ジャンプ』黎明期の看板作家の自伝。漫画家側から見た『少年ジャンプ』史としても読める。


  • 「少年ジャンプというジャンル!」『STUDIO VOICE』2008年2月号、INFASパブリケーションズ

  • 斎藤次郎『「少年ジャンプ」の時代』岩波書店〈子どもと教育〉、1996年10月。ISBN 9784000039536

  • 洋泉社『まんが秘宝Vol.2 つっぱりアナーキー王』 洋泉社、1997年 ISBN 978-4896912777



関連項目



  • 週刊少年ジャンプ連載作品の一覧

  • ジャンプ・コミックス

  • J-WORLD TOKYO

  • ジャンプショップ

  • ジャンプランド

  • サキよみ ジャンBANG!

  • 特捜警察ジャンポリス

  • 集英社

  • 打ち切り


  • サンドウィッチマンの週刊ラジオジャンプ(TBSラジオ 本誌創刊50周年記念事業として協賛)


  • オー・マイ・ジャンプ! 〜少年ジャンプが地球を救う〜(テレビ東京)



外部リンク




  • 週刊少年ジャンプ公式サイト shonenjump.com (日本語)


  • ジャンプ - 公式YouTubeチャンネル


  • 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) - Twitter





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