ダンスホール





ダンスホール (Dance hall) とは、ダンスを楽しむための場所、またはその場所を提供する店舗をいう。ダンス教室やダンス練習場を兼ねたものもある。




目次






  • 1 アメリカ


    • 1.1 歴史


    • 1.2 主なダンスホール




  • 2 フランス


    • 2.1 歴史


    • 2.2 主なダンスホール




  • 3 中国


    • 3.1 歴史


    • 3.2 主なダンスホール




  • 4 日本


    • 4.1 歴史


    • 4.2 主なダンスホール




  • 5 脚注


  • 6 関連項目





アメリカ



歴史







主なダンスホール


  • サヴォイ・ボールルーム(en:Savoy Ballroom)

    ニューヨークには1926年から1958年まで約4000人収容のダンスホール「サヴォイ・ボールルーム」(Savoy Ballroom)が存在した[1]



フランス



歴史




主なダンスホール



  • ムーラン・ド・ラ・ギャレット

    モンマルトルにはアンリ・ド・トゥールーズ=ロートレックらも絵画に描いた著名なダンスホール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」が存在した[2]。建物は内装が一新されレストランとなっている[2]



中国



歴史







主なダンスホール


  • パラマウント(zh:百乐门舞厅)

    上海には1932年にオープンしたアールデコ建築のダンスホール「パラマウント」がある[3]。20世紀前半には上流階級の社交場として極東一のダンスホールと称されていた[3]



日本



歴史




東京四谷にあった国華ダンスホール。1920年代末




人形町のユニオンダンスホール。1920年代末







営業ダンスホールとしては、1918年(大正7年)に花月園(現在の横浜市鶴見区)に開設されたダンスホールが最初である。その後、ダンスの流行と共にダンスホールは徐々に増加し1933年(昭和8年)には全国で約50箇所まで増えたが、太平洋戦争開戦間際の1940年(昭和15年)にダンス禁止令が出され戦時中はダンスホールも閉鎖状態となった[4]。終戦後まもなく駐留軍兵士向けのダンスホールが開業したものの、一般の日本人は入ることができなかった。1945年(昭和25年)10月に埼玉県さいたま市に戦後初のボールルーム「ルーフ・ガーデン」がオープンすると、以降日本人専門のダンスホールが続々と開設されるようになった。しかし、風俗営業の増加とともにダンスホールとキャバレーの区別が曖昧になっていき、ダンスホールも規制の対象になった。東京都の条例でも1954年(昭和29年)にはダンスホールとキャバレーの区別がなくなったが、1959年(昭和34年)にはダンスホールとキャバレー・ナイトクラブの区別が復活している[5]。昭和の時代には社交ダンスの流行などとともにダンスホールが全国に数多くあったが、近年では社交ダンス人口が減ったことでダンスホールも減少傾向にあり、東京都内にはダンスバンドが出演するダンスホールが2軒残るのみである。また、映画『Shall we ダンス?』のロケ地となった大阪市・梅田のダンスホール「ワールド」も2001年1月末に閉館している。



主なダンスホール




  • 東宝ダンスホール(東京、有楽町)
    創業は1969年(昭和44年)5月。東宝株式会社の関連会社、株式会社東宝エンタープライズが経営するダンスホールとして誕生した。日比谷劇場街の一等地にある。半世紀近い歴史を持つ日本を代表する格式あるダンスホールとして有名である。



  • ダンスホール新世紀(東京、鶯谷)
    1969年(昭和44年)6月に鶯谷に移転開業した。東宝ダンスホールと共に半世紀近い歴史を持つが、東京都内のダンスホールはこの2軒を残すのみとなっている。また、映画『Shall we ダンス?』の舞台モデルになったことでも知られる[6][7][8]。かつてはSFCGの創業者であった大島健伸の父、大島正義が経営していた。



  • ダンスホール ムーンリバー(名古屋)
    かつて名宝会館内にあった「ムーンリバー」が2002年末に名古屋朝日会館(朝日新聞名古屋本社が入っているビル)内へ移転し、以降は「ウインターガーデン」として営業していた。しかし、2013年10月28日にCBCテレビ放送の『ゴゴスマ -GO GO!Smile!-』においてキンタロー。が同店の再移転をリポートしており、同年12月23日に名古屋朝日会館での営業を終了した。2014年1月6日には名古屋市中区の名古屋広小路伏見中駒ビル8階にてダンスショップをオープンし、さらに同年2月上旬に同ビル9階でかつての名称であるダンスホール「ムーンリバー」として営業を再開した[9]




脚注


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  1. ^ サヴォイ・ボールルーム跡地 JTB、2017年5月29日閲覧

  2. ^ abムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット JTB、2017年5月29日閲覧

  3. ^ abパラマウント JTB、2017年5月29日閲覧


  4. ^ ボールルームダンス(社交ダンス)の資料室:ダンスの歴史 (2)[リンク切れ]


  5. ^ ボールルームダンス(社交ダンス)の資料室:ダンスの歴史 (3)


  6. ^ ダンスホール新世紀:ホールについて(公式サイト)


  7. ^ ダンスホール新世紀(出没!アド街ック天国 2006年10月7日放送)


  8. ^ 東京右半分:日暮里ダンス・ダンス・ダンス1(roadside diaries 2010年5月26日)


  9. ^ 愛知県選挙区参議院議員 安井美沙子:活動報告2014年2月




関連項目



  • 社交ダンス

  • 競技ダンス

  • タクシーダンスホール




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