ヘンク・ブラウアー・ロジャース






ヘンク・ブラウアー・ロジャース(2010年)


ヘンク・ブラウアー・ロジャースHenk B.Rogers、1953年 - )はインドネシア系オランダ人のゲームクリエイター、企業家、再生可能エネルギーを推進する環境運動家で、米国法人株式会社ブループラネットソフトウェア社の代表取締役を務め、テトリスカンパニー等複数の会社を経営。日本のゲーム業界に多大な影響を与えた、事実上の日本初のファンタジーコンピュータRPGである、ザ・ブラックオニキス、およびその続編であるザ・ファイアクリスタルの作者。




目次






  • 1 略歴


  • 2 携わった作品


  • 3 関連項目


  • 4 その他


  • 5 脚注


  • 6 外部リンク





略歴


オランダのアムステルダム[1]に生まれた後、オランダに11年、ニューヨークに8年、ハワイに4年、日本に18年、サンフランシスコに7年、ハワイに7年と、様々な場所に居住していた。スタイヴェセント高校にてコンピュータプログラミングに出会い、ハワイ大学にてコンピュータ・サイエンスおよびRPG形ゲームの勉強をした。


1983年、日本の横浜市に株式会社ビーピーエス(Bullet-Proof Software)を創設し、日本初のファンタジーコンピュータRPGである『ザ・ブラックオニキス』を発売。大ヒットとなる。


1989年にはゲームボーイ版『テトリス』(任天堂)の権利を取得する為、ソビエト連邦へと渡る。その後、1995年にロジャースはハワイ州のホノルル市を本拠地にブループラネットソフトウェアを設立、1996年にテトリスの制作者アレクセイ・パジトノフと共にテトリス・ホールディングおよびザ・テトリス・カンパニーを設立し、世界中のテトリスの著作権とライセンスを管理している。


現在はハワイに在住。オンラインカジュアルゲーム、デジタル写真マネージメント、そしてバーチャルワールドの会社を各設立し(Tetris Online、Blue Lava Technologies、Avatar Reality)新しいテクノロジーを革命化するプロジェクトに関わっている。その上ハワイに化石燃料依存を無くすための非営利団体、Blue Planet Foundationを設立し、太陽光発電、風力発電等のクリーンエネルギーベースの100%供給を目指す活動も行なっている。



携わった作品



  • ザ・ブラックオニキス

  • ザ・ファイアクリスタル

  • スーパーブラックオニキス

  • テトリス

  • ハットリス

  • ウェルトリス


  • カイズパワーツールズ (Kai's Power Tools)



関連項目



  • ウィザードリィ

  • コンラッド・龍弥・小沢

  • アレクセイ・パジトノフ


  • ビーピーエス(Bullet-Proof Software)

  • ブループラネットソフトウェア

  • テトリスオンラインジャパン

  • スコット津村



その他


  • テトリスで4列を消す技を「テトリス(Tetris)」と呼ぶが、これは元々Quadruple(4倍)と地味な名称で呼ばれていたのを、ロジャースのアイディアで改名したものである。


脚注





  1. ^ Interview with Henk Rogers, video game visionary, on saving the planet VentureBeat 2018年9月4日閲覧。




外部リンク



  • Henk Rogers, Founder and Board Chair Blue Planet Foundation


  • Blue Planet Energy Systems 再生可能エネルギー推進の為のバッテリー販売会社、同社CEO












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