バロー (チェーンストア)



































































株式会社バロー

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多治見市の本部

種類
株式会社
略称
バロー
本社所在地
日本の旗 日本
507-0062
岐阜県多治見市大針町661-1
北緯35度22分16秒
東経137度4分46秒
座標: 北緯35度22分16秒 東経137度4分46秒
設立
2015年4月1日
業種
小売業
法人番号
8200001031520
事業内容
スーパーマーケット事業
代表者
田代正美(代表取締役社長)
資本金
1億円(2015年10月1日現在)
決算期
3月31日
主要株主
バローホールディングス 100%
関係する人物
伊藤喜美
外部リンク
http://valor.jp/
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バローも入居していた岐阜県多治見市のエバショッピングセンター




旧バロー恵那店(現在は改築されている)


株式会社バローは、東海地方を拠点にスーパーマーケットを店舗展開する株式会社。本項では、持株会社化以前の株式会社バロー(現商号 株式会社バローホールディングス)および持株会社化に際し新設された事業会社である株式会社バローについて記す。


伊藤喜美が岐阜県恵那市で主婦の店として創業。現在の社名の由来は「勇気ある者」を意味する英語の古語から(wikt:en:valor参照)。


日本のスーパーの中でも最も販売管理費比率の低いチェーンストアとして知られ、週刊東洋経済は「日本のウォルマート」であると評している[1]




目次






  • 1 展開する店舗


  • 2 沿革


    • 2.1 株式会社バロー(初代 現・バローホールディングス)


    • 2.2 株式会社バロー(2代)




  • 3 POSシステム


  • 4 大型店舗


    • 4.1 Vタウンの店舗




  • 5 プライベートブランド


  • 6 セシウム汚染牛肉問題


  • 7 脚注


  • 8 関連項目


  • 9 外部リンク





展開する店舗



  • 岐阜県(70店)・愛知県(59店)・静岡県(22店)・三重県(8店)・滋賀県(14店)・福井県(24店)・石川県(14店)・富山県(14店)・新潟県 (3店) ・山梨県(2店)・長野県(9店)・京都府・大阪府(各1店)(2018年12月現在)[2]

    • 2000年代に入り、近隣店舗に対抗するような参入展開で急速に店舗数を伸ばしている。

    • 静岡県の菊川店・掛川店・袋井店・磐田店は、かつてのバロー・オカノで、2011年まで株式会社オカノから店舗を賃借して運営していた。

    • 2013年、当時株式会社バローの完全子会社となっていた株式会社ユースの吸収合併と同時に同社にあった30店舗(旧称:ユース、セリオガーデン。滋賀県2店・福井県25店・石川県3店)をバローへ変更。




沿革



株式会社バロー(初代 現・バローホールディングス)




  • 1958年7月 - 伊藤喜美が株式会社主婦の店を資本金450万円で岐阜県恵那市大井町251-1に設立。

  • 1958年9月 - スーパーマーケット恵那店営業開始。


  • 1974年11月 - 岐阜県恵那市大井町270-1に本店を移転するとともに、社名を株式会社バローに変更。


  • 1977年10月 - 岐阜県多治見市東町1-9-3に本部を移転。


  • 1984年2月 - 中部薬品株式会社(ドラッグストア)設立。


  • 1989年1月 - 物流センターを開設。


  • 1993年10月 - 名古屋証券取引所2部上場。


  • 1994年6月 - 伊藤喜美の娘婿である田代正美が2代目代表取締役社長に就任。


  • 1996年6月 - 岐阜県多治見市大針町661-1に本部および物流センターを移転。


  • 2003年12月 - 東京証券取引所2部上場。


  • 2005年3月 - 東京証券取引所、名古屋証券取引所各1部上場。

  • 2005年4月 - 株式会社ユースを子会社化。


  • 2006年 - 株式会社オカノを子会社化。


  • 2007年

    • 5月 - 株式会社サンフレンドを子会社化。

    • 10月 - 山成商事株式会社を関連会社化。




  • 2010年3月 - 株式会社ビックポンドストアーを子会社化。


  • 2011年

    • 3月 - 中部開発株式会社を子会社化。

    • 4月 - 株式会社オカノを吸収合併。

    • 7月 - 株式会社ファミリースーパーマルキを子会社化。

    • 9月 - VARO CO.,LTD.を子会社化。




  • 2013年10月 - 株式会社ユースを吸収合併。


  • 2015年

    • 5月 - 兵庫県を地盤とする株式会社トーホーストアと資本提携。

    • 10月 - 持株会社体制に移行し、株式会社バローホールディングスに商号を変更。吸収分割により、スーパーマーケット事業を(新)株式会社バローに、ホームセンター事業及びペットショップ事業を株式会社ホームセンターバローに、それぞれ継承[3]





株式会社バロー(2代)



  • 2015年

    • 4月 - 株式会社バロー(初代)100%出資により、株式会社スーパーマーケットバロー分割準備会社設立[4]

    • 10月 - 株式会社バロー(初代)よりスーパーマーケット事業を継承し、株式会社バロー(2代)に商号変更。




POSシステム


東芝TEC製を使用。一部店舗(大型店舗)ではセルフレジも導入している。クレジットカードはVISA・Master・JCBが使える。
AMEXもJCBとの提携関係で利用可能。



大型店舗


通常は、スーパーマーケットバローのみ(北欧倶楽部含む)の店舗が多いが、一部店舗では、フードコートを設けている店舗も存在する。


また、Vタウンというショッピングセンターもある。これらは、中にホームセンターバローや、あかのれんなどのテナントを導入し、フードコートも設けている。Vタウンは現在次の3店舗



Vタウンの店舗




  • 芥見店(岐阜県岐阜市)


  • 長良店(同上)

  • 大口店(愛知県丹羽郡大口町)


2017年11月10日には、岐阜県中津川市に「ルビットタウン中津川」[5]がオープンした。



プライベートブランド


バローではプライベートブランド(PB)の開発・販売が活発で、2008年4月より新規PBの導入・切り替えを進めており、現在ではPB商品は1000品目を超えている。PB商品の一部はバローグループ内だけでなく、他社にも外販されている。ピーコックストアでもイオングループによる買収までは販売されていた[6]。これら商品は特性ごとに以下の3つのブランドに分けられている。




  • 「V select」(V セレクト) - 「味のクオリティ」のコンセプトを継承するもので、毎日の暮らしに欠かすことのできない商品が提供されている。バローは安心・安全に求めやすい価格で提供している、としている。


  • 「V Quality」(V クオリティ) - 「バロープレミアム」のコンセプトを継承するもので、おいしさ、製法、素材がこだわられた商品が提供されている。こちらも同様に求めやすい価格で提供している、としている。


  • 「V organic」(V オーガニック) - 変更に当たって新たに設定された、有機認定商品専用ブランドで、有機農法によって収穫された材料が使用されており、有機JAS認定を取得した商品が提供されている。バローは食生活において欠かすことのできない「健康・安心・安全」をテーマにしているとしており、バローおすすめのアイテムを品揃えしている。


なお、バローのプライベートブランドとよく似た名称のプライベートブランド「Vマーク(バリュープラス)」を展開する八社会は、当然ながら同社と関係は全くない。


2008年に変更される以前のPBは、以下の4種類であった。




  • 味のクオリティ バロー・プレミアム - 原材料や産地、生産者を厳選し、昔ながらにじっくりと手間と時間をかけて、本来の味をそこなわないように製造されている。おいしさはそのままに塩分、脂肪分を出来る限り減らして出来る限り添加物は使用せず、自然の味に仕上げられている。


  • 味のクオリティ - 牛乳や食パン、豆腐、食用油など生活必需品をおいしさや安全性にこだわっている。バローは求めやすい価格で毎日提供している、としている。


  • バロー・ベーシック - シンプルな使いやすさ、基本を大切にした日用品のブランドで、バローによるとリーズナブル価格になっているようだ。


  • バロー・オリジナル - バローが使う人のことを考えてクオリティにこだわった商品。



セシウム汚染牛肉問題


2011年7月、福島第2原子力発電所から飛散した放射性物質による牛肉の汚染が発覚した。バローでは、魚津店で該当する個体の牛肉約20kgの取扱があったことが2011年7月18日に判明。



脚注


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  1. ^ 週刊東洋経済 2003年8月23日号。なお、ウォルマートは2005年に西友を子会社化した。


  2. ^ [1]


  3. ^ “会社分割による持株会社体制への移行に伴う吸収分割契約締結及び商号の変更に関するお知らせ” (PDF) (プレスリリース), 株式会社バロー, (2015年5月8日), http://valorholdings.co.jp/wp/wp-content/uploads/2015/09/news20150508-5.pdf 2015年10月24日閲覧。 


  4. ^ 会社分割による持株会社体制移行及び子会社(分割準備会社)の設立に関するお知らせ (PDF)”. 株式会社バロー (2014年11月5日). 2014年12月14日閲覧。


  5. ^ ルビットタウン 中津川


  6. ^ 『日本経済新聞』 2012年11月5日付、2013年3月5日付




関連項目



  • 日本の企業一覧 (小売業)

  • 日本のスーパーマーケット一覧


  • 主婦の店全国チェーン - バローの開業時は「株式会社主婦の店」を社名としていた(1958-74年)。なお、同社のグループ会社「株式会社主婦の店商事中部本社」は、もともとは「主婦の店全国チェーン」の市場清算業務窓口会社であったが、「主婦の店全国チェーン」の解散時に営業権を同社に譲渡した。


  • のうりん - ライトノベル。作中に岐阜県一のスーパーマーケットとして、「パローフーズ」が登場する。



外部リンク






  • 公式ウェブサイト








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